【2024年最新版】日本語で使える無料の動画編集ソフト7選!選び方や注意点も解説

日本語で使える無料の動画編集ソフト7選!選び方や注意点も解説

日本語に対応していない無料の動画編集ソフトでは、操作方法がわかりにくかったり日本語でテロップを作れなかったりする可能性があります。動画の長さや種類によっては、使いにくさを感じるかもしれません。

そこで本記事では、日本語に対応している無料の動画編集ソフトおすすめ7選を紹介します。ソフトの選び方についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

日本語で使用できる無料の動画編集ソフト7選

日本語で使用できる無料の動画編集ソフト7選

ここでは、日本語で使用できる無料の動画編集ソフトを7つ挙げました。各ソフトの機能やメリット・デメリットについては以下の表に一覧でまとめています。特徴を比較し、自分にあったソフトを見つけましょう。

動画編集ソフト 対応OS 機能 メリット デメリット
Video Vlogge Windows:7以上
macOS:10.11以上
・テロップ挿入
・エフェクト
・結合、分割、クロップ
・トランジション
・ピクチャーインピクチャー
・クロマキー合成
・レンズ補正
・4K動画編集
など
簡単に操作できる
高品質な作品を作れる
テンプレート素材が比較的少ない
iMovie Windows:非対応
macOS:12.6以上
・テロップ挿入
・エフェクト
・結合、分割、クロップ
・トランジション
・ピクチャーインピクチャー
・クロマキー合成
・レンズ補正
・4K動画編集
など
簡単に操作できる
高品質な作品を作れる
テンプレート素材が比較的少ない
Canva ブラウザツール
(Chromアプリ・スマホアプリあり)
・背景リムーバ
・テンプレート
・テキスト追加
・SNSへの投稿スケジュールを設定
素材が充実している
直感的に操作できる
素材・機能は一部有料
動画編集機能が少ない
Adobe Express ブラウザツール
(スマホアプリあり)
・テキスト追加
・背景リムーバ
・トリミング
・テンプレート
など
画像編集にも対応
テンプレートが充実している
動画編集機能が少ない
DaVinci Resolve Windows:10以上
macOS:10.13.6以上
・トリミング
・テロップの追加
・トランジションの追加
・カラーグレーディング
・3DCG合成
など
高度な動画編集まで可能
カラーグレーディングに特化している
操作方法が難しい機能がある
スペックの高いパソコンが必要
AviUtl Windows:10以上
macOS:非対応
・トリミング
・動画や音声の合成
・カット編集
・エフェクト
など
動作が軽い
無料で使える
操作が難しい機能がある
macOSでは使えない
OpenShot Windows:7以上
macOS:10以上
・トリミング
・キーフレームアニメーション
・トランジション
・テキスト追加
・クロマキー合成
など
直感的に操作できる
動画素材が充実している
動作がやや重たい
無料版はロゴが入る

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1. Video Vlogger

ソフト名 https://jp.videoproc.com/video-editor/
対応OS Windows:7以上
macOS:10.11以上
機能 ・テロップ挿入
・エフェクト
・結合、分割、クロップ
・トランジション
・ピクチャーインピクチャー
・クロマキー合成
・レンズ補正
・4K動画編集
など
メリット 簡単に操作できる
高品質な作品を作れる
デメリット テンプレート素材が比較的少ない

本格的な作品を手軽に作ってみたい方には、Video Vloggerをおすすめします。Video Vloggerは完全無料でありながら、クロマキー合成やモーショングラフィックスなどの本格的な機能を搭載した動画編集ソフトです。直感的に操作できるため、これから動画編集を始める方にもおすすめのツールといえます。

一方、エフェクトやトランジション、テンプレートなどの動画素材は少ない傾向にあります。短時間で動画を作りたい方には不向きかもしれません。しかし、前述した通り無料で実践的な機能を使用できる点は魅力です。気軽に高品質な作品を作ってみたい方は、Video Vloggerを試してみましょう。

2. iMovie

ソフト名 https://www.apple.com/jp/imovie/
対応OS Windows:非対応
macOS:12.6以上
機能 ・トリミング
・テロップ挿入
・音楽の挿入
・トランジョン
・動画素材の追加
・ビデオクリップの追加
など
メリット macユーザーなら無料で使える
テンプレートが充実している
デメリット テキスト編集には不向き
一部商用利用不可

iMovieは、直感的に使用できるMac専用の動画編集ソフトです。編集画面が非常にシンプルなので、初心者でも使いやすいでしょう。また、おしゃれなテンプレートが充実しているため、高品質な作品を短時間で作成できます。エフェクトやトランジション機能もあるので、編集作業に慣れると高品質な動画を作れるかもしれません。

ただし、iMovieに内蔵されている音楽やサウンドエフェクトは商用利用が禁止されています。SNSなどに動画を投稿する場合は、外部音源を用意しなければなりません。テキストの細かい編集に対応していない点も注意が必要です。iMovieは、とりあえず動画編集を試してみたい方におすすめのソフトといえます。

3. Canva

ソフト名 https://www.canva.com/ja_jp/
対応OS ブラウザツール
(Chromアプリ・スマホアプリあり)
機能 ・背景リムーバ
・テンプレート
・テキスト追加
・SNSへの投稿スケジュールを設定
など
メリット 素材が充実している
直感的に操作できる
デメリット 素材・機能は一部有料
動画編集機能が少ない

動画素材を集めながら作品を作りたい方は、Canvaを試してみましょう。Canvaは無料で使用できる動画・画像・グラフィック素材が充実しています。一部有料ではありますが、図形やグラフなども作成できるため、あらゆるジャンルの作品作りで活用できるツールといえるでしょう。

しかし、Canvaはデザインツールのため一般的な動画編集ソフトと使用方法が異なります。モーショングラフィックスなどの実践的な機能は使用できないため、本格的な作品を作りたい方には物足りなさを感じることも。多くの素材を活用できることはCanvaの魅力なので、動画編集機能に加えて、クリエイティブ制作も試したい方にはおすすめします。

4. Adobe Express

ソフト名 https://www.adobe.com/jp/express/
対応OS ブラウザツール
(スマホアプリあり)
機能 ・テキスト追加
・背景リムーバ
・トリミング
・テンプレート
など
メリット 画像編集にも対応
テンプレートが充実している
デメリット 動画編集機能が少ない

Adobe Expressは、テンプレートが充実している動画編集ツールです。高品質な動画素材が揃っているため、おしゃれな動画を手軽に作りたい方におすすめします。フォントも豊富で、スマホアプリと連動して使用できることも魅力の一つです。画像編集もできるため、汎用性の高いツールといえるでしょう。

ただし、Adobe Expressはグラフィックデザインに特化したツールであり、キーフレームやマスクなどの実践的な動画編集機能は使用できません。高品質な動画作品を1から作りたい方には不向きといえます。とはいえ、カットやエフェクトなどの基本的な機能は使用できるので、テンプレートを使って映像作品を作りたい方は試してみる価値があるでしょう。

5. DaVinci Resolve

ソフト名 https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
対応OS Windows:10以上
macOS:10.13.6以上
機能 ・トリミング
・テロップの追加
・トランジションの追加
・カラーグレーディング
・3DCG合成
など
メリット 高度な動画編集まで可能
カラーグレーディングに特化している
デメリット 操作方法が難しい機能がある
スペックの高いパソコンが必要

DaVinci Resolveは、無料版でも実践的な機能が利用できる動画編集ソフトです。ハリウッドでも使用されている動画編集ソフトの一つであり、細かいカラーグレーディングや美しいグラフィック編集に特化しています。

高性能なソフトのため、使用するにはスペックの高いパソコンが必要です。また、中級者以上を対象にした動画編集ソフトなので、操作方法がやや複雑な傾向にあります。しかし、無料で本格的な動画編集ができるソフトはそう多くありません。ゲーミングPCなどを持っている方は、ぜひDaVinci Resolveをお試しください。

6. AviUtl

ソフト名 https://aviutl.softonic.jp/
対応OS Windows:10以上
macOS:非対応
機能 ・トリミング
・動画や音声の合成
・カット編集
・エフェクト
など
メリット 動作が軽い
無料で使える
デメリット 操作が難しい機能がある
macOSでは使えない

AviUtlは、完全無料のWindows専用ソフトです。プラグインを導入すれば実践的な機能を追加できるため、コストを抑えて本格的な映像作品を作りたい方におすすめといえます。高いスペックのパソコンを必要とせず、趣味で動画編集をする方々から人気を集めているソフトの一つです。

ただし、AviUtlにプラグインを実装するには、ファイルを正しいフォルダに格納しなければなりません。加えて、編集画面が古いデザインとなっているので、人によっては使いにくいと感じることも。しかし、完全無料でオリジナル機能を追加できることは魅力です。パソコンの操作に慣れている方は、ぜひAviUtlを利用してみましょう。

7. OpenShot

ソフト名 https://www.openshot.org/ja/
対応OS Windows:7以上
macOS:10以上
機能 ・トリミング
・キーフレームアニメーション
・トランジション
・テキスト追加
・クロマキー合成
など
メリット 直感的に操作できる
動画素材が充実している
デメリット 動作がやや重たい
無料版はロゴが入る

OpenShotは、手軽に動画作成できるソフトの一つ。テンプレートや動画素材が充実しており、わかりやすい編集画面が特徴です。高いスペックのパソコンを必要としないため、初期コストを抑えて動画編集を楽しめます。高解像度での書き出しにも対応しているため、グラフィックにこだわった作品も作れるでしょう。

OpenShotは無料ですべての機能を利用できる一方で、作成した動画にロゴが入るデメリットがあります。したがって、無料版で動画編集の仕事をするには不向きでしょう。しかし操作性に優れているソフトではあるので、動画編集を体験してみたい方はOpenShotで作品を作ってみてください。

日本語で使用できる無料の動画編集ソフトの選び方

無料で使用できる動画編集ソフトについて理解できたものの、「結局どれを選べばいいの?」と悩む方もいるかもしれません。ここでは、自分にあった動画編集ソフトの選び方を見ていきましょう。

使用するOSに対応しているか

動画編集ソフトによっては、パソコンとの互換性を求められることがあります。たとえば「iMovie」はMac専用の動画編集ソフトである一方、「AviUtl」はWindows専用のソフトです。

また、パソコンのスペックによっても動作環境が異なります。互換性の低いパソコンでも動画編集ソフトは起動するかもしれませんが、操作に不具合が生じて編集作業ができないことも。パソコンにソフトをインストールする前に、推奨スペックを確認しておきましょう。

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利用する目的に合った機能があるか

無料の動画編集ソフトは、種類によって使用できる機能が異なる傾向にあります。有料版を契約しない場合、一部の機能が制限されることも。ソフトをインストールする前に、利用できる機能は確認しておきましょう。

カットやテロップなどの基本的な機能であれば無料ソフトでも問題ないですが、キーフレームやマスクなど高度な機能が使用できないこともあります。作りたい作品に必要な機能を理解したうえで、適切なソフトを選んでください。

ロゴ(ウォーターマーク)の有無

無料の動画編集ソフトで制作した作品には、ロゴ(ウォーターマーク)が入る可能性があります。ソフトによってはロゴなしで使えたり削除したりもできますが、ロゴを消せない無料ソフトも多いです。自分の作品を作る場合は、可能な限りロゴなしで使える動画編集ソフトを活用しましょう。

下記の記事では、ロゴなしで利用できる無料の動画編集ソフトを紹介しています。気になる方はこちらも参考にしてみてください。

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ユーザー数は多いか

動画編集ソフトを選ぶときは、ユーザー数が多いかどうかもチェックしておきましょう。使用者が多いソフトは、WebやSNSなどで情報をキャッチしやすいメリットがあります。たとえば、編集時に疑問点が出たとき、ユーザーが多いソフトであれば、解決方法を検索して参考にできるかもしれません。

特に初めて動画編集ソフトを利用する場合は、キャッチアップできる情報が多いほうが安心して作業できるでしょう。動画編集ソフトを選ぶときは、ユーザー数も確認してみてください。

操作性は良好か

動画編集ソフトを選ぶ際は、操作のしやすさも重要です。操作性はそれぞれ異なるため、一度お試ししてから実際に使用するソフトを選んでみてください。

気になるものはいくつかインストールして、操作性を確かめてみると良いでしょう。操作方法がわからない場合は、YouTubeなどの動画配信プラットフォームから実際の使用画面を見てみるのもおすすめです。

日本語に対応している無料の動画編集ソフトを使用する際の注意点

無料の動画編集ソフトでも、魅力的な作品を作る方は多く見られます。しかし、次のデメリットがあることは理解しておきましょう。

フリーソフトならではのデメリットもあるため、使用前に確認しておくと安心です。

仕事として使うには不向きな可能性がある

無料ソフトでは、動画編集の仕事を受注できない可能性があります。なぜなら、依頼主によっては編集ソフトを指定されることがあるからです。

また、無料で使えるソフトは使用できる機能が少ない傾向にあるので、依頼主が求めるクオリティの作品を作ることが難しいケースもあると考えられます。動画編集を仕事にしたい場合は、本格的な機能を搭載している動画編集ソフトをおすすめします。

動画編集の仕事におすすめのソフトについては、以下の記事にまとめました。選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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商用利用できないソフトがある

無料版の動画編集ソフトのなかには、商用利用が禁止されているものも多いです。動画編集の仕事はもちろん、広告動画やYouTube動画の収益化なども違反行為に抵触する可能性があります。

「それってバレるの?」と考える方もいるかもしれませんが、使用するフォントやテンプレートなどから発覚するケースは少なくありません。後にトラブルにならないためにも、動画を作って収入を得たい方は、商用利用できるか事前に確認しておきましょう。

「無料体験」としてフリーで使える期間が限られていることも

無料で使用できる動画編集ソフトのなかには、トライアル期間が設定されているケースがあります。期限を超えると使用できない、もしくは利用できる機能に制限があることも。

完全に無料で使えるのではなく、「無料体験」ができる動画編集ソフトの場合は、トライアル期間を確認しておきましょう。期限内で使用感を確認し、ソフトの契約を決めると安心です。

日本語で使用できる無料の動画編集ソフトに関するよくある質問

ここからは、日本語に対応している無料の動画編集ソフトに関するよくある質問を紹介します。ソフトをインストールする前に参考にしておきましょう。

無料の動画編集ソフトは安全?

動画編集ソフトによって異なりますが、本記事で紹介したソフトは比較的安全性が高いといえます。ただし、無料の海外ソフトなどはインストールと同時にウイルスが混入したり、ソフト内でフィッシング広告が表示されたりすることも多いです。

無料ソフトを利用する際は口コミやレビューを確認し、安全性の高いソフトを使用してください。

無料ソフトでもYouTube動画の編集はできる?

無料ソフトでも、YouTube動画の編集は可能です。ただし、ソフトによっては商用利用が禁止されているものもあります。

無料の動画編集ソフトを使いながらYouTubeチャンネルの収益化を目指す場合は、使用前に商用利用可能か確認しましょう。

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動画編集の仕事におすすめの無料ソフトは?

動画編集の仕事では、有料ソフトが使用されることが多い傾向にあります。Adobe Premiere Pro」や「Final Cut Pro」が多く使用されており、どちらも無料体験版が用意されているので試してみるとよいでしょう。

未経験から動画編集のスキルを身につけるならSHElikesがおすすめ!

日本語に対応した無料の動画編集ソフトは多数ありますが、ソフトによって特徴は異なります。使用する機能や動画編集の目的を明確にし、自分に合ったソフトを使用してください。

動画編集スキルを身につけるには、一定の時間と労力が必要です。独学で習得するとなると、学習方法に迷ってしまい効率的なスキルの習得ができないことも。未経験から動画編集スキルを身につけたい方は、スクールの活用がおすすめです。

女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、動画編集の基礎から実践的なスキルを学べるコースを用意しています。デザインやマーケティングなどの周辺スキルも学習できるため、多方面で活躍するクリエイターになれるチャンスがあるでしょう。動画編集スキルを身につけて自分の可能性を広げてみたい方は、ぜひ一度無料体験レッスンにお越しください。

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ライター KeitoKurisu
埼玉県の美容学校を卒業後、銀座の美容室での経験を経て、雑誌・広告業界のヘアメイクとして活動。その後、SEOメディア事業や映像制作会社を立ち上げ、脚本とディレクター業務を行う。現在は、アート作品の個展を行いながら、フリーライターとして活動中。
エディター Kakuhata Kyosuke
同志社大学 生命医科学部医情報学科卒。在学中、基礎科学や生体情報の取得・制御、プログラミングについて学ぶ。大学院進学後Pythonデータ解析や生体化学を学んだあとライター業を開始。現在はフリーランスとして活動し、キャリア領域のメディアを中心にSEO記事を編集・執筆している。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。