データアナリストとは?仕事内容や年収、必要なスキルを徹底解説!

データアナリストとは?仕事内容や年収、必要なスキルを徹底解説!
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ライター kobayashi_osushi
看護系高等専門学校卒業。看護師として大学病院やクリニックなどで従事。結婚や子育てをきっかけに多様な働き方を求め、2021年からフリーライターとして活動を開始。キャリア支援や転職関連の記事執筆に携わり、自分らしい働き方を発信している
エディター Kakuhata Kyosuke
同志社大学 生命医科学部医情報学科卒。在学中、基礎科学や生体情報の取得・制御、プログラミングについて学ぶ。大学院進学後Pythonデータ解析や生体化学を学んだあとライター業を開始。現在はフリーランスとして活動し、キャリア領域のメディアを中心にSEO記事を編集・執筆している。

データアナリストとは、主にデータ分析の専門スキルを使ってクライアントや企業の経営課題を解決する職業のことです。具体的な仕事内容や年収、未経験から目指せる方法があれば知りたい方もいるのではないでしょうか。

この記事では、データアナリストの仕事や年収、求められるスキルや資格、向いている人の特徴などについて紹介します。データアナリストへの理解を深め、自分に合う仕事か判断するためにも、ぜひ最後までご覧ください。

CONTENTS
  1. データアナリストとは?
  2. データアナリストの仕事に将来性はある?
  3. データアナリストの具体的な仕事内容
  4. データアナリストの主な働き方
  5. データアナリストのキャリアパス
  6. データアナリストの平均的な年収
  7. データアナリストに向いている人の特徴
  8. 未経験からデータアナリストになるには?
  9. データアナリストに求められる6つのスキル
  10. データアナリストになりたい人におすすめの資格6選
  11. データアナリストを目指すならSHElikesの活用がおすすめ!

データアナリストとは?

データアナリストとは?

データアナリストとは、クライアントや自社の課題解決のためにデータ分析を行い、解決策を提案する仕事です。一般的にデータアナリストは日々の業務のなかでビッグデータと呼ばれる大量のデータ群を分析し、課題解決に向けた施策をさぐります。

ちなみにビッグデータとは、日々蓄積される大量かつ多様なデータのこと。実際に、さまざまな目的でビッグデータを使った分析が行われています。以下はその一例です。

データ分析目的用いるビックデータの例
公共交通の利便性をさぐりたい・GPSの位置情報
・交通系ICカードの乗車履歴
ECサイトの販売利益を増やしたい・顧客情報
・購入履歴
市場ニーズを確かめたい・SNSの投稿に対する反応
・ユーザーの口コミ内容

ビッグデータを正確に分析するためには、専門的な知識や技術をもつデータアナリストが欠かせませんその需要は高く、さまざまな業界・企業から求められています。

データサイエンティストとの違い

データアナリストとよく混同されるのが、データサイエンティストです。データアナリストは分析したデータをもとに課題の解決方法を提案します。一方でデータサイエンティストは、ビッグデータからの情報抽出やデータ分析の最適化を行うのが主な仕事です。

どちらもデータ分析に関わる職種ですが、担当する作業が異なります。ただし、実際の現場では作業分担が明確に分かれておらず、線引きがあいまいなことも多いです。

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データアナリストの仕事に将来性はある?

近年、国の政策としてDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されていることから、今後ますますデータ活用が注目されていくと考えられます。専門的なスキルや知識を用いてデータ分析ができる人材は需要が増加していくでしょう。

つまり、データ分析を行い課題を解決するデータアナリストは、将来性がある仕事といえます。未経験でも挑戦できる仕事なので、20代はもちろん、30代・40代からスキルを身につけ、データアナリストを目指すのもおすすめです。

「データアナリストはやめとけ」といわれる理由

一方、「データアナリストはやめとけ」という意見も散見されます。テクノロジーの進化にともない、定型的な業務やシュミレーションなどはAIや分析ツールにより自動実行できるようになりました。そのため、データアナリストの仕事は将来的になくなると考える人もいるようです。

データ分析の業務の一部が自動化されつつあるぶん、今後は「分析したデータをどう生かすか」など、別の部分で価値を発揮することが重要となるでしょう。

データアナリストの具体的な仕事内容

データアナリストの主な仕事内容は以下の通りです。

  • ビッグデータをもとに顧客の行動や心理をさぐる
  • ユーザーの将来的なニーズを予測する
  • クライアントや自社の経営課題を解決する
  • 解決策を実証した後の結果を再分析する

データアナリストは、データマイニングなどで得られた分析結果をどのように業務で活かすかで「コンサルタントタイプ」「エンジニアタイプ」の2種類に分類されます。現場では両方の役割を求められる場合もあるので、それぞれどんな役割があるのかチェックしておきましょう。

コンサルタントタイプの場合

コンサルタントタイプのデータアナリストは、経営課題を解決するための仮説を立て、データ分析をし、具体的な施策を提案します。

主な勤務先はコンサルティング会社(コンサルティングファーム)やマーケティング企業などです。コンサルタントタイプには、データ分析スキルはもちろん、コンサルティングやマーケティングに関する知見も求められるでしょう。

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エンジニアタイプの場合

エンジニアタイプのデータアナリストは、データ分析でユーザーの行動心理や規則性、ニーズをさぐり、品質向上や売上アップに向けた施策を提案します。主な勤務先は、IT企業やWeb系企業、SNSゲーム専門会社、アプリやサイト制作会社などです。

エンジニアタイプはデータ分析だけでなく、システム開発やプログラミングなどの業務に携わることがあるため、幅広い知見が求められます。

データアナリストの主な働き方

データアナリストの働き方は、主に以下の2種類です。

  • クライアントワーク
  • インハウス

それぞれの特徴を解説します。

クライアントワーク

特にフリーランスのデータアナリストの場合、クライアントワークが中心であることがほとんどでしょう。特定の企業に属しているわけではないので、自分で案件を選べることがメリットです。また、自身のスキルや提供できる価値によっては高収入を目指せるかもしれません。

自分の得意分野や興味に合わせて案件を選びたい、あるいはさまざまな業界を経験してみたい人におすすめの働き方です。案件は自分で獲得する必要があるため、ある程度の実績や営業スキルが必要になると認識しておきましょう。

インハウス

派遣社員や正社員として企業に属し、インハウスのデータアナリストとして働く方法もあります。主な仕事は、自社の商品やサービスに関わるデータ分析や課題解決の提案です。企業が持つデータには社外に流出させたくない重要なデータも多くあるため、自社でデータアナリストを雇いたいと考える企業も少なくありません。

インハウスのデータアナリストの場合、特定の業界や企業のデータに深く取り組むことになるでしょう。ひとつのことにじっくり向き合いたい人はインハウス型の働き方を検討するのもおすすめです。

データアナリストのキャリアパス

データアナリストとして目指せるキャリアパスには、以下のようなものがあります。

マネージャーとしてのキャリア

まずは、マネージャーとして自社のデータ分析チームをまとめるポジションになる道があります。プレーヤーとして積んだデータ分析の経験を生かし、戦略を策定したり、チームメンバーのマネジメントをしたりするのが主な仕事です。

チームをまとめる立場であるため、データアナリストとして必要な知識やスキルに加え、プロジェクトマネジメントのスキルも必要となるでしょう。

プレーヤーとしてのキャリア

プレーヤーとして、データ分析やそれにともなう業務をさらに極める道もあります。プレーヤーとしてのキャリアを歩む場合、データアナリストに加えてデータサイエンティストとしても活躍できるよう領域を広めるのが一般的です。

データサイエンティストの業務である情報抽出やデータ分析の最適化から、データアナリストの業務であるデータ分析や課題解決策の提案までまとめて担うことができれば、多方面から求められる人材になれるでしょう。

フリーランスとしてのキャリア

フリーランスのデータアナリストとして独立するのも、選択肢のひとつです。あらゆる業界でデータ活用の重要性が高まっていることにともない、データアナリストに業務を任せたいと考える企業は増えています。

幅広い業界でデータ分析のスキルを発揮してみたい、自由な働き方を実現したい人のなかには、フリーランスとして独立し活躍の場を広げる人もいます。フリーランスとして独立する前に、スモールスタートとしてまずは副業で案件に挑戦してみるのもおすすめです。

データアナリストの平均的な年収

働き方給与目安
正社員年収696万円
派遣社員時給2,133円
フリーランス年収500〜700万円

求人ボックス給料ナビによると、正社員データアナリストの平均年収は696万円*1、派遣社員の平均時給は2,133円*1でした。正社員の給料分布は416〜1,164万円*1と幅広く、フリーランスの場合の平均年収は500〜700万円程度といわれています。

どの働き方も比較的年収が高い傾向にありますが、経験やスキルによる個人差が大きいようです。より高年収を目指す場合は、以下の方法をおすすめします。

  • 企業に就職し実務経験を積む
  • スキル習得のために勉強する
  • 専門性がアピールできる資格を取る

最初は年収が低くても、経験やスキルを積むことでより評価されるようになるでしょう。

データアナリストに向いている人の特徴

以下の特徴をお持ちの方は、データアナリストに向いているでしょう。

当てはまる特徴がある人は、データアナリストの仕事に適性があるかもしれません。とはいえ、上記の特徴に該当しないからといって必ずしも向いていないということではありません。あくまで参考までにチェックしてみてください。

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数学が好き

数学が好きな方は、データアナリストに向いています。データアナリストは日々多くの数字と向き合いながら仕事するため、数学に抵抗があると仕事を苦に感じてしまう可能性があるでしょう。

それに付随して、複雑な計算方式に興味があったり、規則性を見つけたりすることが好きな方も、データアナリストに向いているといえます。

客観的に物事を捉えられる

客観的に物事を捉えられる方も、データアナリストの素質があるといえます。なぜなら、膨大なデータを正確に分析するためには、客観的な視点が欠かせないからです。

仮に自分の主観や感情をもとにデータ分析してしまうと、的確な課題解決策を見い出せず、クライアントに適切な提案ができなくなるかもしれません。クライアントや企業が有益な結果を得るためにも、客観的に物事を捉えられる方が求められるのです。

几帳面で地道な作業が苦にならない

几帳面で地道な作業を苦に感じない方も、データアナリストに向いています。というのも、データアナリストが分析する情報は膨大かつ細かなものが多く、地道に作業しなくてはならない場面が多々あるからです。

毎日行う作業を苦痛に感じると、仕事自体が嫌になってしまうかもしれません。正確性が求められるデータアナリストだからこそ、几帳面で地道な作業が苦ではない方が向いているのです。

知的好奇心が強い

知的好奇心が強い方は、データアナリストに向いているでしょう。なぜなら、高度なデータ分析スキルを習得するためには、さまざまな知識と技術を学ぶ必要があるからです。また、多様なデータに興味をもって分析できるのも、知的好奇心がある方の強みともいえます。

データアナリストは専門分野を勉強するだけでなく、最新情報をキャッチアップできるようなアンテナを張り、チェックすることも必要です。まさに知的好奇心が強い方にぴったりの仕事といえるでしょう。

未経験からデータアナリストになるには?

未経験からデータアナリストになるためには、主に以下の方法があります。

自分に合った方法で、データアナリストへの道を切り開きましょう。

未経験者歓迎の企業へ転職する

一つ目は、未経験者歓迎の企業へ転職する方法です。転職サイトを覗いてみると、データアナリストの求人の中には「未経験歓迎」「未経験OK」と書かれているものもあります。企業のデータアナリストとして実践経験が積めるため、スピード感を持ってスキルアップができるでしょう。

しかし、データ分析のスキルや知識がまったくない状態で採用されるケースはほとんどありません。業務に必要な最低限のスキルを身につけたうえでエントリーするようにしましょう。

独学で必要なスキルを身につけたのちに挑戦する

未経験からデータアナリストになるためには、まずはデータアナリストに必要なスキルや資格を習得することをおすすめします。勉強の方法はいくつかありますが、独学で勉強するのもひとつです。

独学の場合、YouTubeなどの動画コンテンツ、書籍などを用いてスキルや知識を身につけましょう。データアナリストに必要なスキルや知識は記事後半の「データアナリストに求められる6つのスキル」で解説しているので、ぜひご覧ください。

スクールに通う

未経験から最短でデータアナリストになりたい場合は、データ分析やプログラミングを学べるスクールに通うことをおすすめします。カリキュラムが整っているスクールを利用すれば、必要なスキルを効率よく学べるでしょう。

たとえば、女性向けキャリアスクールSHElikesでは、データ分析コースプログラミング入門コースなどを開講しています。気になる方はぜひ一度無料体験レッスンへ参加してみてください。

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データアナリストに求められる6つのスキル

データアナリストに求められる6つのスキル

データアナリストに求められる主なスキルは、以下のとおりです。

データアナリストになりたい方は、具体的にどんなスキルなのかチェックしてみてください。

数学・統計学の基礎知識

統計学の基礎知識は、データアナリストに欠かせません。なぜなら各データの分析には、統計学をもとにしたさまざまな手法が用いられているからです。データ集計や可視化するための方法なども、統計学を通して学べます。

いままで統計学を学んだことがない方には、勉強をしながら資格取得ができる統計検定への挑戦がおすすめです。詳しい内容は「データアナリストになりたい人におすすめの資格」にて後述しているので、ぜひお読みください。

仮説思考・論理的思考

課題解決を行うデータアナリストには、仮説思考や論理的思考が求められます。仮説思考とは、データをもとに問題点や解決策を見い出す考え方のことです。論理的思考は物事を順序だてて整理し、矛盾のない考え方ができることを指します。

いずれも、データ分析から最適解を求めるデータアナリストには重要な思考法です。苦手意識のある方は、日頃から物事に疑問を持つようにしたり、改めてロジカルシンキングを学んだりしましょう。

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データベースを扱うスキル

データアナリストは、膨大なデータがあるデータベースから、情報の抽出や検証を行います。そのため、データベースに関する知見は必要不可欠です。

具体的な操作にはSQLという言語の知識が求められます。また、データの構造化や解析に関するアプリケーション操作などの知見も必要です。初心者の場合は難しく感じることもあるかもしれませんが、データアナリストとして活躍するために根気強く学んでいきましょう。

プログラミングスキル

データ分析では、機械学習やディープラーニングで必要なプログラミング言語も扱います。使用される機会が多いプログラミング言語は、PythonやRです。

プログラミング言語を習得することで、データアナリストとして活躍の幅が広がり、システム開発などに携われる可能性もあります。プログラミング言語に抵抗がない人は学んでみると良いでしょう。

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マーケティングスキル

マーケティングスキルを持つデータアナリストは、サービス品質の向上や売上アップを目指す企業において活躍できる可能性が高まります。マーケティングとは、企業が売りたい商品やサービスを買ってもらうための仕組みづくりのことです。

マーケティングスキルは汎用性が高く、データ分析の専門性とかけ合わせもできます。より幅広い視点から提案ができるデータアナリストになれるかもしれません。

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分析ツールを扱う力

データアナリストには、データ分析に必要な分析ツールを操作するスキルも欠かせません。分析ツールには、データ収集に用いるWebスクレイピングツールや、データの可視化に役立つBIツールなどがあります。分析ツールの種類は、以下の通りさまざまです。

企業によって使用するツールが異なる傾向にあるため、幅広く学んでおくと良いでしょう。

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データアナリストになりたい人におすすめの資格6選

ここでは、データアナリストを目指す方におすすめの資格を6つご紹介します。

資格/試験名特徴受験方法試験範囲受験料
統計検定統計に関する知識を習得できる1級:PBT方7式(紙の問題用紙と回答用紙を使った試験)
1級以外:CBT方式(コンピュータ上で行う試験)
1級の場合:
・確率と確率変数
・種々の確率分布
・統計的推測(推定)
・統計的推測(検定)
・データ解析法の考え方と各種分析手法
級によって異なる
(一般化価格:5,000円〜)
オラクルマスター(ORACLE MASTER)「Oracle Database」の知識と技術が得られる選択式問題ブロンズ:Oracle Database管理の概要、Oracle Databaseのインストールおよびデータベースの作成など
シルバー:Oracle Databaseアーキテクチャの理解、データベース、インスタンスの管理、ユーザー、ロールおよび権限の管理など
ゴールド:CDBと通常のPDBの作成、アプリケーションPDBの管理、CDBおよびPDBの管理など
プラチナ:プラガブル・データベースの作成・管理、ネットワーク環境の構成及び複数のデータベースへの接続など
レベルによって異なる
(34,300円〜)
ビジネス統計スペシャリストExcelと統計を使ってデータ分析を実際に行う能力が身につくCBT方式(コンピュータ上で行う試験)エクセル分析ベーシック:ビジネスデータ把握力(平均、中央値、標準偏差など)、ビジネス課題発見力(度数分布表、標準化、移動平均など)ビジネス仮説検証力(集計、散布図、相関分析など)
エクセル分析スペシャリスト:ビジネスデータ把握力(分析データ理解、変量データのまとめ方)、ビジネスデータ仮説検証力(さまざまな仮説の検定)、ビジネス課題発見・予測力(回帰分析の応用)
エクセル分析ベーシック:6,600円
エクセル分析スペシャリスト:10,780円
OSS–DB技術者認定資格「PostgreSQL」の基本的な知識・スキルを習得できるCBT方式(コンピュータ上で行う試験)シルバー:一般知識、運用管理、開発・SQLなど
ゴールド:運用管理、性能監視パフォーマンスチューニング、障害対応など
16,500円(税込)
情報処理技術者試験総合的な情報処理知識・スキルが身に付くCBT方式(コンピュータ上で行う試験)テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系より7,500円(税込)
データベーススペシャリスト試験(DB)システムの計画から運用、保守までのスキルを習得できるCBT方式(コンピュータ上で行う試験)テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系より7,500円(税込)

データアナリストに必要な知識や技術の習得につながるので、ぜひご覧ください。

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1. 統計検定

受験方法1級:PBT方7式(紙の問題用紙と回答用紙を使った試験)
1級以外:CBT方式(コンピュータ上で行う試験)
試験範囲1級の場合:
・確率と確率変数
・種々の確率分布
・統計的推測(推定)
・統計的推測(検定)
・データ解析法の考え方と各種分析手法
受験料級によって異なる
(一般化価格:5,000円〜)
公式サイトURLhttps://www.toukei-kentei.jp/

統計学の基礎から応用まで学べる統計検定は、データアナリストを目指す方におすすめです。データアナリストとして仕事するのであれば、2級以上の取得が望ましいでしょう。

2級を取得すれば大学基礎科目レベルの統計学について理解していることの証明となり、就職・転職活動でのアピールポイントとなります。難しいと感じる方は難易度の易しい4級から挑戦し、着実に知識を身につけていきましょう。

2. オラクルマスター(ORACLE MASTER)

受験方法選択式問題
試験範囲ブロンズ:Oracle Database管理の概要、Oracle Databaseのインストールおよびデータベースの作成など
シルバー:Oracle Databaseアーキテクチャの理解、データベース、インスタンスの管理、ユーザー、ロールおよび権限の管理など
ゴールド:CDBと通常のPDBの作成、アプリケーションPDBの管理、CDBおよびPDBの管理など
プラチナ:プラガブル・データベースの作成・管理、ネットワーク環境の構成及び複数のデータベースへの接続など
受験料レベルによって異なる
(34,300円〜)
公式サイトURLhttps://www.oracle.com/jp/education/index-172250-ja.html

オラクルマスターは、世界でトップクラスのシェア率を誇る「Oracle Database」の知識と技術が得られる資格です。

オラクルマスターの資格があれば、世界でシェア率の高いオラクル社製品が扱える証明にもなります。企業の中には資格手当がもらえる場合もあるため、業務で使う可能性がある方は取得を検討してみても良いかもしれません。

3. ビジネス統計スペシャリスト

受験方法CBT方式(コンピュータ上で行う試験)
試験範囲エクセル分析ベーシック:ビジネスデータ把握力(平均、中央値、標準偏差など)、ビジネス課題発見力(度数分布表、標準化、移動平均など)ビジネス仮説検証力(集計、散布図、相関分析など)
エクセル分析スペシャリスト:ビジネスデータ把握力(分析データ理解、変量データのまとめ方)、ビジネスデータ仮説検証力(さまざまな仮説の検定)、ビジネス課題発見・予測力(回帰分析の応用)
受験料エクセル分析ベーシック:6,600円
エクセル分析スペシャリスト:10,780円
公式サイトURLhttps://stat.odyssey-com.co.jp/

ビジネス統計スペシャリストは、データ分析の知識やスキルを用いた実践力が評価できる資格です。Excelを使用する企業は多いため、ビジネス統計スペシャリストの資格を取得してExcelを用いたデータ分析の実践スキルを証明できれば、有利になる場面が出てくるかもしれません。

試験対策に必要な教材は市販でも購入できるため、気になる方は一度試験問題を確認してみてはいかがでしょうか。

4. OSS–DB技術者認定資格

受験方法CBT方式(コンピュータ上で行う試験)
試験範囲シルバー:一般知識、運用管理、開発・SQLなど
ゴールド:運用管理、性能監視パフォーマンスチューニング、障害対応など
受験料16,500円(税込)
公式サイトURLhttps://oss-db.jp/

LPI-Japanが2011年7月にリリースした、オープンソースデータベースソフトウェア「PostgreSQL」の基本的な知識やスキルが問われるのが、OSS-DB技術者認定試験です。合格するとOSS-DB技術者として認定されます。

IT関連企業への就職やシステムエンジニアを目指す方も取得するため、エンジニアタイプのデータアナリストを目指したい方におすすめです。

5. 情報処理技術者試験

受験方法CBT方式(コンピュータ上で行う試験)
試験範囲テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系より
受験料7,500円(税込)
公式サイトURLhttps://www.ipa.go.jp/shiken/index.html

情報処理技術者試験は、情報技術の原理や基礎を踏まえ、実務で通用する総合的な情報処理知識・スキルを評価する試験です。

情報処理に関する知識に加え、関連法規や経営学用語なども試験範囲に含まれます。コンサルタントタイプのデータアナリストとして活躍したい人におすすめです。実際の業務に役立つ知識やスキルを身につけられるでしょう。

6. データベーススペシャリスト試験(DB)

受験方法CBT方式(コンピュータ上で行う試験)
試験範囲テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系より
受験料7,500円(税込)
公式サイトURLhttps://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/db.html

データベーススペシャリスト試験は、情報処理技術者試験のひとつです。データベースの専門家としてシステムの計画から運用、保守までのすべてを適切に行える能力を証明できるとされています。

情報処理技術者試験の中でもレベル4と難易度が高く、合格するとデータアナリストとしての評価が高まる可能性があります。よりレベルの高い知識を身につけたい方におすすめの資格試験です。

データアナリストを目指すならSHElikesの活用がおすすめ!

データアナリストを目指すならSHElikesの活用がおすすめ!

データアナリストは、データ分析の専門家としてクライアントや自社の課題を解決する役割を持っています。専門性が求められる仕事ではありますが、さまざまな業界・企業から需要が高く、今後活躍の場が広がっていく職業といえるでしょう。

未経験から始める場合は、この記事で紹介したスキルや資格を参考に勉強から始めることをおすすめします。また、オンラインで学べる講座を受講してみるのも一つの手です。

女性向けキャリアスクールSHElikesは、全45以上の職種スキルが学び放題です。データ分析やマーケティング、プログラミングの基礎知識について学べるコースもあり、プロの解説を聞きながら勉強できます。気になる方はぜひ一度SHElikesの無料体験レッスンへ参加してみてはいかがでしょうか。

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※出典
*1:「求人ボックス給料ナビ」データアナリストの平均年収より

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。