「YouTubeやTikTokを見て動画編集に興味を持ったものの、いきなり高額なソフトを購入するのはハードルが高い」と感じている方も多いのではないでしょうか。これから動画制作を始める場合は、無料で使える動画編集ソフトやアプリからスタートするのがおすすめです。
しかし、無料ソフトの中には、書き出した動画にロゴが入るものもあり、作品のクオリティに影響する可能性があります。そこでこの記事では、無料かつロゴなしで利用できる動画編集ソフト・アプリを、スマホ・PC別にわかりやすく紹介します。
それぞれのメリット・デメリットや選び方のポイントも解説しているため、自分に合ったソフトを見つけたい方はぜひ参考にしてください。
ロゴ(ウォーターマーク)とは?
ロゴ(ウォーターマーク)とは、動画の画面端などに表示される透かし状のマークのことです。無料版のソフトで動画を書き出す際に、自動的に挿入されるケースが多く見られます。これは主にコンテンツ保護を目的としており、第三者が無断で動画を転用することを防ぐために表示されるものです。
あわせて、SNSなどで動画が拡散された際に「このソフトで作られた動画だ」と認知度を向上させる、広告塔としての役割も担っています。しかし、ロゴが入っていると、視聴者の注意が逸れてしまい、せっかく作り込んだ動画の世界観を損なう可能性があります。
また、「無料版で作成した動画」という印象を与えやすいため、商用利用には不向きといえるでしょう。
【スマホ向け】無料・ロゴなしの動画編集アプリ4選
まずは、パソコンを持っていなくてもスマホ一台で手軽に始められる、無料・ロゴなしの動画編集アプリを4つご紹介します。
通勤時間やカフェでの隙間時間を活用して、まずはSNS向けの短い動画編集から始めてみたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
1.CapCut
「CapCut」は、手軽に高品質な動画を制作できる動画編集アプリです。基本無料で多彩な機能を利用できるため、TikTokやInstagramなどのコンテンツ制作で広く活用されています。現在は長時間の動画編集にも対応しており、短尺から中長尺まで幅広い動画を制作できる点が特徴です。
ただし、ロゴを非表示にするには、書き出し時や設定画面で手動で削除する必要があります。また、アプリ内で提供される音楽や素材については、商用利用が制限されている場合があるため、企業のPR動画などに使用する際は事前に利用規約を確認することが重要です。
| 対応OS | パソコン版:Windows、Mac スマホ版:Android、iPhone |
| 機能 | ・トリミング・カット ・テロップ挿入 ・BGMの挿入 ・音声の調整 ・エフェクト追加 ・フィルター追加 ・スタンプ追加 ・動画サイズの変更 ・色調の調整 ・背景の削除 ・テキスト読み上げなど |
2.VLLO
「VLLO」は、初心者でも直感的に操作しやすく、必要な機能がバランスよく揃っている動画編集アプリです。Vlogの編集に適しており、BGMや効果音、テキストテンプレート、ステッカーなどの素材が豊富に用意されています。
また、動画から音声だけを抽出できる「音声抽出」機能も搭載しており、映像と音声を分けて編集したり、不要な音声を削除してBGMを差し替えたりといった調整もスマホだけで可能です。ただし、モザイクの追従機能や一部の高度なアニメーション、デザイン性の高いテロップ機能などは有料版で利用可能な場合があります。
そのため、まずは無料版で基本操作に慣れたうえで、必要に応じてプレミアム版へのアップグレードを検討するとよいでしょう。
| 対応OS | Android、iPhone |
| 機能 | ・カット ・テキスト挿入 ・BGM追加 ・ステッカー追加 ・フィルター追加 ・SNSへのシェアなど |
3.InShot
「InShot」は、全世界で多くのユーザーに利用されている、iOS・Android両対応の動画編集アプリです。アイコンが大きく、初心者でも直感的に操作しやすい設計が特徴です。Instagramのストーリーズやリール、TikTok向けに、アスペクト比を簡単に変更できる機能も充実しています。
一方で、複数の動画を重ねるなどの編集を行う場合、スマホの性能によっては動作が重くなる可能性があります。また、書き出し時に表示されるロゴを削除するには、広告の視聴や有料版へのアップグレードが必要です。手軽に編集を始めたい初心者には適していますが、より高度なレイヤー編集がしたい方には少し不向きかもしれません。
| 対応OS | Android、iPhone |
| 機能 | ・トリミング ・カット ・テキスト挿入 ・BGM、効果音挿入 ・回転、拡大、縮小 ・フィルター、エフェクト追加 ・速度調整や逆再生 ・トランジション ・モザイク追加など |
4.Videoleap
「Videoleap」は、スマホアプリでありながら高度な編集機能を備えた動画編集アプリです。レイヤーの概念を採用しており、複数の動画や画像を重ねた自由度の高い表現が可能です。また、トリミングやカット、テキスト入力などの基本操作は直感的に行える設計となっており、初心者でも扱いやすい点が特徴です。
一方で、クロマキー合成やキーフレームを使ったアニメーション、モザイク加工などの一部の高度な機能は有料版で提供される場合があります。また、無料版では同時に使用できるレイヤー数に制限があるほか、利用できる素材が限られる場合があります。
とはいえ、基本的なカット編集やトランジション機能は無料かつロゴなしで利用できるケースも多く、スマホでクリエイティブな動画編集に挑戦したい方におすすめのアプリです。
| 対応OS | Android、iPhone |
| 機能 | ・トリミング ・カット ・テキスト挿入 ・トランジション ・グリッジ ・モザイク加工 ・クロマキー合成など |
【PC・初心者向け】無料・ロゴなしの動画編集ソフト5選
ここでは、PCの大きな画面を使って、初心者でも扱いやすい無料・ロゴなしの動画編集ソフトを5つご紹介します。
本格的に動画クリエイターを目指すなら、やはりPCでの編集が基本となります。まずは使いやすいツールで動画を完成させる楽しさを味わってみてください。
1.VideoProc Vlogger
「VideoProc Vlogger」は、初心者から中級者へのステップアップを目指す方に適した動画編集ソフトです。完全無料で利用でき、書き出し時のロゴ表示や使用期限の制限がない点が特徴です。GoProやドローンなどで撮影したアクション動画の編集にも対応しており、手ぶれ補正機能や音声に合わせてカットを行うビート検出機能など、実用的な編集機能も備えています。
一方で、テキストスタイルやトランジション、ステッカーなどのデザイン素材はやや少ない傾向があります。また、自動字幕生成機能は標準搭載されていないため、テロップ量の多い動画制作では手作業が必要になる場合があります。そのため、素材の豊富さよりも編集機能の充実度を重視したい方や、無料で本格的な動画編集を始めたい方におすすめです。
| 対応OS | Windows:Windows 7/Windows 8.1/Windows 10(64bit)またはそれ以降 macOS:Mac OS X 10.11またはそれ以降 |
| 機能 | ・テキスト ・タイトル挿入 ・エフェクト ・結合、分割、クロップ ・トランジション ・逆再生 ・スケール ・録音 ・ピクチャーインピクチャー ・クロマキー合成 ・レンズ補正 ・4K動画編集など |
2.Adobe Express
「Adobe Express」は、Adobeが提供する、ブラウザ上で利用できるデザイン・動画作成ツールです。豊富なテンプレートが用意されているため、デザインに不慣れな方でも短時間で見栄えのよい動画を制作できます。また、ブラウザで動作するため、ソフトをインストールする必要がありません。
同一アカウントでログインすればスマホアプリと連携でき、デバイスをまたいでの編集が可能です。一方で、Adobe Expressはグラフィックデザインや簡易的なSNS動画制作に特化したツールであり、タイムラインベースの高度な編集や、キーフレーム・マスクを用いた本格的な映像編集機能には対応していません。
ただし、カット編集やBGM追加、自動字幕生成などの基本機能は備わっているため、SNS向けのショート動画を手軽に作成したい方に適しています。
| 対応OS | ブラウザツール(スマホアプリあり) |
| 機能 | ・結合、分割、クロップ ・テキスト追加 ・アニメーション追加 ・速度変更 ・共同編集 ・背景リムーバ ・フィルター ・SNSへの投稿スケジュールを設定など |
3.Canva
「Canva」は、バナーやプレゼン資料、Instagramの投稿画像などのデザイン制作に広く利用されているオンラインツールで、近年は動画編集機能も強化されています。豊富なテンプレートに動画素材を当てはめることで、短時間で見栄えのよい動画を制作可能です。
また、グラフィック素材やフリー音源、ステッカーなどがツール内に多数用意されているため、外部サイトから素材を探す手間を軽減できます。基本的なカット編集やテロップ挿入、自動字幕生成などの機能には対応しているものの、細かなカラーグレーディングや、高度な音声編集など、本格的な映像編集機能には対応していません。
そのため、長尺の動画制作や細部までこだわった編集を行いたい場合は、専用の動画編集ソフトの併用も検討するとよいでしょう。動画編集の入門として、デザイン性を重視したい方に向いています。
| 対応OS | ブラウザツール(Chromアプリ・スマホアプリあり) |
| 機能 | ・結合、分割、クロップ ・リサイズ ・キャプションの自動生成 ・背景ノイズの取り除き ・テンプレート ・音声補正 ・テキスト追加 ・SNSへの投稿スケジュールを設定など |
4.iMovie
「iMovie」は、MacやiPhone、iPadで利用できるApple公式の動画編集ソフト・アプリで、ロゴなしで使用できます。直感的に操作できる編集画面が特徴で、テンプレートも用意されているため、短時間で見栄えのよい動画を制作できます。カットやテロップ、エフェクトなどの基本機能が備わっており、簡単な動画編集であれば十分に対応可能です。
一方で、iMovieに内蔵されている音楽やサウンドエフェクトについては、用途によって商用利用に制限がある場合があるため、利用規約の確認が必要です。広告収入を目的とした動画やクライアントワークで使用する場合は、別途ライセンスが明確な素材を用意するのが安心です。
そのため、まずは趣味や学習目的で動画編集を始めたい方に適したツールといえるでしょう。
| 対応OS | Windows:非対応 macOS:12.6以上 |
| 機能 | ・テロップ挿入 ・エフェクト ・結合、分割、クロップ ・トランジション ・ピクチャーインピクチャー ・クロマキー合成 ・サウンドトラック作成 ・グリーンスクリーンエフェクト ・レンズ補正 ・4K動画編集など |
5.Clipchamp
「Clipchamp」は、Microsoftが提供する動画編集ツールで、Windows 11では標準アプリとして利用できます。また、ブラウザ版が提供されているため、Macなどの環境からも利用可能です。
現在は無料プランでもフルHDでロゴなしの書き出しに対応しており、初心者でも扱いやすい動画編集ツールとして利用されています。テキストの読み上げ機能や、テンプレート・自動生成機能などの補助機能も用意されており、直感的なドラッグ&ドロップ操作で編集できます。
一方で、プレミアムなフィルターやブランドキットなど、一部の高度な機能は有料プランで提供される場合があります。とはいっても、無料版で十分すぎるほど実用的なため、Windowsユーザーが最初に触るソフトとして、とてもおすすめです。
| 対応OS | Windows 10/11(Windows 11には標準搭載) ブラウザツール(MacでもChromeでも利用可能) |
| 機能 | ・トリミング、分割、クロップ、結合 ・テキスト ・タイトルの挿入 ・AIによる自動文字起こし(キャプション) ・豊富な無料ストック素材(動画・画像・音楽) ・画面録画、カメラ録画 ・トランジションの追加 ・音声のテキスト読み上げ(多言語対応) ・フルHD(1080p)でのロゴなしエクスポートなど |
【PC・経験者向け】無料・ロゴなしの動画編集ソフト3選
ここからは、「もっと本格的な編集スキルを身につけたい」「将来はプロの動画クリエイターとして独立したい」と考えている方に向けて、経験者・本格派におすすめのPC版ソフトを3つご紹介します。
動画編集に慣れてきた人は、ここで紹介するソフトの利用を検討してみてください。
1.DaVinci Resolve
「DaVinci Resolve」は、映画やテレビドラマの制作現場でも使用されている、高機能な動画編集ソフトです。最大の特徴は、映像の色味を細かく調整できるカラーグレーディング機能が充実している点です。さらに、無料版でありながら、音声編集やモーショングラフィックスの作成など、映像制作に必要な機能が統合されています。ロゴが入ることもなく、使用期限の制限もありません。
ただし、これらの機能を快適に利用するためには、GPUを搭載した高性能なパソコンが推奨されます。一般的な事務用ノートパソコンでは、動作が重くなる可能性があります。また、一部の高度なAI機能や特定のフォーマット対応などは、有料版で提供される場合があります。本格的に動画編集スキルを習得したい方におすすめのソフトです。
| 対応OS | Windows:10以上 mac:OS13 Ventura以降 |
| 機能 | ・結合、分割、クロップ ・トリミング ・テロップの追加 ・トランジションの追加 ・カラーグレーディング ・オーディオ編集 ・モーショングラフィックス ・3DCG合成 ・8K動画編集など |
2.AviUtl
「AviUtl」は、Windows向けに提供されている無料の動画編集ソフトです。ソフト単体ではシンプルな機能が中心ですが、有志が公開しているプラグインを導入することで、テロップのアニメーションや3D表現など、多彩な編集機能を追加できます。用途に応じて柔軟にカスタマイズが可能です。
また、完全無料で利用でき、書き出し時にロゴ(ウォーターマーク)が表示されない点もメリットです。一方で、AviUtlは開発から年数が経過しているため、ユーザーインターフェースがやや独特で、操作に慣れるまで時間がかかる場合があります。また、初期設定やプラグインの導入には、ファイル管理や拡張子に関する基本的な知識が求められるため、初心者にはややハードルが高い点に注意が必要です。
そのため、自分で調べながら環境構築を進められる方や、細かくカスタマイズして編集したい方に向いています。
| 対応OS | Windows:10以上 macOS:非対応 |
| 機能 | ・トリミング ・カット、結合 ・リサイズ ・音声の加工、調整 ・再生速度変更、逆再生 ・エフェクト ・他ソフトとの連携など |
3.Shotcut
「Shotcut」は、Windows・Mac・Linuxに対応したオープンソースの無料動画編集ソフトです。無料でありながら4K解像度の編集に対応しており、カラーグレーディングや音声エフェクトの調整など、実用的な編集機能を備えています。書き出し時にロゴも表示されません。
一方で、操作画面のレイアウトや設定項目がやや多く、直感的な操作だけで使いこなすには慣れが必要です。タイムラインやエフェクトの扱いに慣れるまで、一定の学習コストがかかる点はデメリットといえます。
ただし、解説動画やブログ記事などの情報が豊富に公開されているため、高機能なソフトを無料で活用したい方に適した選択肢といえるでしょう。
| 対応OS | Windows:7/8/8.1/10(64 bit / 32bit) macOS: X 10.10以上 |
| 機能 | ・結合、分割、クロップ ・回転 ・反転 ・再生スピード変更 ・字幕追加 ・エフェクト ・トランジション ・透かし ・逆再生 ・音声加工など |
無料・ロゴなしの動画編集ソフトの選び方
ここまで12個のソフトをご紹介してきましたが、いざ選ぶとなると「どれが自分に合っているのかわからない」と迷ってしまうかもしれません。
ここでは、失敗しないための動画編集ソフト・アプリの選び方のポイントを4つに分けて解説します。
使用するデバイス(PC・スマホ)で絞り込む
動画編集を始めるにあたって、まずは「PC」か「スマホ」のどちらをメインの作業環境にするかを決めることが重要です。PCを使う最大のメリットは、大画面でタイムライン全体を把握でき、テロップの配置や音声波形の調整など、細かな編集作業を行いやすい点です。また、処理性能が高いため、長時間の動画や複雑なエフェクトを使用した編集にも対応できます。
一方で、持ち運びがしにくい点や、一定以上のPCスペックが求められる点はデメリットです。スマホにおいては、場所を選ばず手軽に編集でき、撮影から編集、SNSへの投稿まで一台で完結できるアプリも多くあります。そのため、スピードが求められるショート動画制作に適しています。
ただし、画面が小さいため長時間の作業では負担がかかりやすく、細かな調整には限界がある点に注意が必要です。そのため、「外出先で手軽に編集する場合はスマホ」「本格的な動画制作はPC」といったように、用途やライフスタイルに合わせて使い分けるのが効果的です。
仕事で使用するなら「商用利用」が可能かチェックする
無料で使えるロゴなしの動画編集ソフトの中には、商用利用が制限されている場合があります。企業から依頼された動画編集案件だけでなく、収益化を目的とした個人のYouTube動画制作に使用する場合も、規約違反となる可能性があります。
商用利用の可否は、公式サイトや利用規約で確認できます。動画編集ソフトを使用する前に、利用範囲や条件を事前に確認しておくことが重要です。
パソコンのスペックに見合っているか確認する
PCで動画編集を行う場合は、使用するソフトの推奨スペックを満たしているかを事前に確認することが重要です。たとえば、「DaVinci Resolve」のようなプロ向けのソフトは、高いグラフィック性能や大容量のメモリが求められます。
スペックが不足していると、プレビューが滑らかに再生されない、編集中に動作が不安定になるといった問題が発生する可能性があります。各ソフトの公式サイトには推奨動作環境が記載されているため、インストール前に確認しておくと安心です。

日本語対応とユーザー数の多さを調査する
動画編集ではカットや書き出し、エフェクト設定など覚える操作が多いため、ソフトが日本語に対応しているかは重要なポイントです。メニューやヘルプが日本語で表示されることで、初心者でも操作を理解しやすくなります。また、ユーザー数の多いソフトを選ぶことも重要です。
利用者が多いツールは、トラブルが発生した際にも検索すれば解決方法やチュートリアルが見つかりやすい傾向があります。そのため、Adobe ExpressやCapCutのように、操作が直感的で情報が豊富なソフトから始めれば、学習のハードルを下げやすくなります。
無料・ロゴなし動画編集ソフトを利用する際の注意点
無料ソフトはコストをかけずに始められる素晴らしいツールですが、有料ソフトと全く同じように使えるわけではありません。実務や本格的な運用を見据えるなら知っておくべき、無料ソフトならではの注意点を3つ解説します。
それぞれの注意点を見ていきましょう。
収益化・案件獲得には「商用ライセンス」の壁がある
先述の商用利用と関連しますが、無料の動画編集ソフトで副業案件を獲得する際、大きな課題となるのが「ライセンス」の確認です。たとえば、クライアントから特定のフォントや素材の使用を求められた場合でも、その素材が個人利用のみに制限されていれば、商用利用として使用できない可能性があります。
このようなケースで適切な確認を行わずに納品すると、規約違反やトラブルにつながるリスクがあります。そのため、案件を受注する場合は、商用利用が明確に許可されているソフトや素材を選ぶことが重要です。
たとえば、Adobe Premiere Proのような有料ソフトは、利用条件が明確で安心して業務に活用できます。無料ソフトは、学習やポートフォリオ制作の段階で活用し、用途に応じて使い分けることがポイントです。
高画質での書き出しや高度なAI機能は有料なケースも
「無料・ロゴなし」をうたうソフトでも、すべての機能が無料で利用できるとは限りません。多くの場合、動画を書き出す際の画質や機能には制限が設けられています。
現在はフルHD(1080p)での書き出しに対応する無料ソフトも増えていますが、4Kなどの高解像度で書き出す場合は有料プランが必要となることがあります。また、AIによる音声補正やノイズ除去などの高度な機能は、有料版で提供されるケースが一般的です。基本的な編集は無料版で対応しつつ、作業効率や仕上がりを重視する段階で有料機能を検討しましょう。
海外製のソフトはフォントや日本語サポートにムラがある
海外製の動画編集ソフトの中には、日本語に完全対応していない、または翻訳が不自然な場合があります。メニューやチュートリアルが英語中心の場合、初心者は操作の理解に時間がかかる可能性があります。
そのため、動画編集をこれから始める方は、日本語に対応しており、直感的に操作できるソフトを選ぶのがおすすめです。
無料のロゴなし動画編集ソフト・アプリについてよくある質問
最後に、無料のロゴなし動画編集ソフト・アプリについてよくある質問の回答を紹介します。
- 無料ソフトを使うと「ロゴ」は必ず入る?
- 無料ソフトで作成した動画をYouTubeに投稿しても大丈夫?
- スマホで編集した動画をPCに移して続きを編集できる?
- 有料版のロゴなし動画編集ソフトとの違いは?
- 無料の動画編集ソフトの安全性は問題ない?
気になる項目があれば、確認しておきましょう。
無料ソフトを使うと「ロゴ」は必ず入る?
必ずしも無料ソフトを使うとロゴが入るわけではありません。本記事で紹介した動画編集ソフト・アプリのように無料でもロゴが入らないものもあります。
また「CapCut」のように、初期設定ではロゴが入りますが、機能や操作で非表示にできるアプリもあります。ロゴが入るかどうかはソフトやアプリによって異なるため、利用前に確認しておきましょう。
無料ソフトで作成した動画をYouTubeに投稿しても大丈夫?
無料ソフトで作成した動画は、基本的にYouTubeに投稿しても問題ありません。ただし、以下の点には注意しましょう。
- 商用利用の可否
- BGMや素材の著作権
投稿するYouTubeチャンネルで収益化を検討している方は、必ず商用利用できる無料ソフトを選んでください。また、ソフト内で提供されるBGMや素材がYouTubeで利用できるかも確認が必要です。
スマホで編集した動画をPCに移して続きを編集できる?
スマホで編集した動画をPCに移して編集することは、一部のソフトやアプリで可能です。たとえば、「Canva」や「CapCut」では同一アカウントにログインすれば、スマホで行った編集の続きをPCで行えるプロジェクト同期機能があります。
「iCloud Drive」や「Google ドライブ」に編集した動画素材をアップロードして、それをPCでダウンロードして編集を引き継ぐ方法もあるので、状況に合った方法を選択しましょう。
有料版のロゴなし動画編集ソフトとの違いは?
有料版と無料版のロゴなし動画編集ソフトの大きな違いは、機能の多さとサポート体制です。無料版では基本的な編集機能しか使えないことが多いですが、有料版ではエフェクトや効果音、テンプレートといった素材が充実しており、編集に幅を加える機能が豊富にあります。
また、無料版はソフトのサポート体制があまりないことがあり、自分で調べて解決しなければならないことも。一方で有料版では、マニュアルやメール・チャットでのサポート機能が充実していることが多いです。
無料の動画編集ソフトの安全性は問題ない?
公式サイトからソフトをダウンロードする限りは、安全である可能性が高いです。また、利用者が多い有名なソフトであれば、より信頼性は上がるでしょう。
しかし、開発者が不明なソフトや個人ブログといった非公式サイトからダウンロードする際は注意が必要です。ウイルスが仕込まれている可能性もあるので、必ず公式サイトからダウンロードしてください。
まずは無料・ロゴなしのソフトで動画編集に挑戦してみよう
動画クリエイターは、パソコンやスマホがあれば今日からでも始められる、自由度の高い職種です。「難しそう」「自分には向いていないかもしれない」と感じる方もいるかもしれませんが、最初から完成度の高い動画を制作できる人は多くありません。まずは、本記事で紹介した無料・ロゴなしの動画編集ソフトを活用し、身近な動画素材を使って編集に挑戦してみましょう。
効率的に動画編集スキルを身につけるなら、スクールを活用して効率的に学ぶのがおすすめです。女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、動画編集の基礎から実践的なスキルまで学べる動画編集コースやSNS動画制作コースを受講できます。
動画編集以外にもマーケティングやWebデザインを勉強できるコースも受けられるので、多方面で活躍するクリエイターを目指せます。動画編集に興味のある方は、ぜひ一度無料体験レッスンに参加してみてください。






