子育て中におすすめの仕事や働き方は?仕事選びのポイントや育児との両立のコツを解説

子育て中におすすめの仕事や働き方は?仕事選びのポイントや育児との両立のコツを解説

2023年に行われた厚生労働白書*1によると、共働き世帯は増加傾向にあり、子育て中も働きたいという想いを持つママが増えていることがわかります。

子育て中も働きたい方のななかには、「フルタイム正社員のまま働き続けられる?」「パートタイムやアルバイトなどの働き方に切り替えるべき?」「転職を検討する場合、どんな職種が働きやすい?」といった悩みや疑問を抱える方もいるでしょう。

本記事では、時間の融通がつけやすい、あるいは在宅ワークなどの子育てしながら働きやすい仕事や、子育てと仕事を両立するコツを紹介します。ぜひ、子育てと両立しながら働くためのヒントにしてみてください。

CONTENTS
  1. 子育て中におすすめの働き方は?
  2. 【在宅あり】子育て中におすすめの仕事12選
  3. 子育てしながらでも働きやすい仕事を選ぶ際のポイント
  4. 子育て中に仕事をするメリット
  5. 子育て中に仕事をするママ・パパが気を付けたいポイント
  6. 【働くママ・パパ必見】子育てと仕事を両立するためのコツ
  7. 子育て中に新しい仕事を始めるための3ステップ
  8. 子育て中に新しい仕事に挑戦したいならSHElikes(シーライクス)がおすすめ!
  9. 子育てと仕事を両立させているママの事例を紹介!
  10. 自分に合った仕事と働き方で、子育てと仕事を両立させよう!

子育て中におすすめの働き方は?

子育て中におすすめの働き方は?

リモートワークやワーケーションなど新たなワークスタイルが普及している近年、子育て中のママの働き方も多種多様になっています。正社員やフルタイムではなくても、在宅ワークや時短勤務など、育児と仕事の両立がしやすい働き方を選択しているママ・パパも多いでしょう。以下には、子育て中の方におすすめな働き方をまとめました。

特に仕事と子育てを両立させるためにキャリアの見直しを考えている方は、時間の調整がしやすい働き方にどんな種類があるのか確認しておくのがおすすめです。それでは、一つずつ解説していきます。

在宅ワーク

在宅ワークは、その名の通り自宅で仕事をする働き方です。通勤の時間がなく、朝晩の時間に比較的余裕ができる点から、子育てとの両立がしやすいといえるでしょう。

特にコロナ禍以降、あらゆる企業で在宅ワークが普及しました。フルタイム正社員以外に、アルバイトや時短勤務でも在宅ワークができる職場も増えてきています。

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フレックスタイム制のある企業での勤務

フレックスタイム制は、働く時間をある程度自由に調整できる働き方です。月の規定労働時間のみ決められており、月の中で完全に自由に調整できる場合もあれば、必ず働かなければならないいわゆる「コアタイム」が決められている場合もあります。

このように、フレックスタイム制とひと言でいっても細かい運用ルールはいろいろです。具体的な勤務体系については、就業規則や企業のコーポレートサイトを通して確認すると良いでしょう。

時短勤務

時短勤務は、育児・介護休業法により定められている制度で、1日の所定労働時間を原則1日6時間に短縮する働き方です。基本給をベースに、短縮した労働時間に応じて給与が支払われます。

また、時短勤務をすることで、子どもや家庭の都合に合わせて出勤時間を遅らせたり、退勤時間を早めたりすることも可能です。時短勤務ができる期間は子どもの年齢によって定められており、会社ごとに異なります。詳しくは就業規則で確認しておきしょう。

パートタイマー・アルバイト

結婚や出産を機に、正社員からパートタイマー、アルバイトへと働き方を変えるケースも少なくありません。正社員で働いていた会社に在籍したまま、パートタイマーやアルバイトに切り替えて働く方もいます。

パートタイマー、アルバイトといっても、企業や職種によって待遇はさまざま。なかには在宅ワークやフレックス制、社員と同等程度の福利厚生を使える企業もあります。パート・アルバイトの仕事を探すときには、具体的にどういった働き方ができるかを確認しておくことが大切です。

独立・起業

今までの経歴を生かして、独立・起業することも一つの手段です。企業に属する正社員やアルバイトと比べると自宅で自分のペースで仕事ができ、育児との両立がしやすい働き方といえるでしょう。

自分の得意な分野や業務で独立し、自分のペースに合わせて働くことも不可能ではありません。「自分にはどうせできない」と諦めず、広い目で今後の働き方を考えてみるのもおすすめです。

【在宅あり】子育て中におすすめの仕事12選

働き方は理解できたけど、「どんな職種に転職したら理想の働き方が叶えられるのかわからない」という方もいるでしょう。できれば、子育てとの両立がしやすく、かつ始めやすい職種を選びたいものです。ここでは、ママ・パパが子育てしながら働きやすい仕事12選を理由とともに紹介します。

  1. Webデザイナー
  2. Webライター
  3. 動画編集
  4.  SNS運用代行
  5. イラスト・写真販売
  6. オンライン秘書
  7. コールセンター
  8. 事務員
  9. 保育士
  10. 翻訳者
  11. カスタマーサポート
  12. ITエンジニア

上記の職種から、自分の好きなことや得意分野を生かして始められる仕事を探してみましょう。

1. Webデザイナー

Webデザイナーは、ロゴデザインやバナー作成、またWebサイト制作などをするのが仕事です。フリーランスやリモートワークが可能な場合が多く、働く場所や時間を比較的自由に選べる傾向にあります。

デジタル化が進む現代において、Webデザイナーの需要は高まる一方です。スキルの習得と実績の積み上げにより、長期的に働くことができるでしょう。子育て以外のライフイベントにも柔軟に対応できる仕事のひとつといえます。

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2. Webライター

Webライターの仕事は、そのほとんどが在宅やリモートでの作業が基本となるため、育児や家事の合間を縫って働きやすい職種のひとつです。クライアントから提示される納期さえ守れば自分のペースで進められるプロジェクトも多く、子育て中のママ・パパにおすすめの仕事といえるでしょう。

また、育児や暮らしにフォーカスした記事の執筆の場合、家事・子育ての経験を生かせることも。これまでの経験を生かしながら柔軟に働きたいと考える方におすすめな職種といえます。

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3. 動画編集

動画編集者の主な仕事は、撮影した映像素材を加工したり繋ぎ合わせたりして動画を制作することです。編集業務のみであれば、パソコンひとつで在宅ワークができます。近年は動画コンテンツの需要が高まり続けており、特に育児や家事に関するコンテンツは育児中のママ・パパから高い共感を得られる傾向にあります。

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4. SNS運用代行

SNS運用代行は、企業や個人がSNSマーケティングの手段として活用するSNSを代わりに運用する仕事です。InstagramやX(旧Twitter)のほか、TikTokなどのプラットフォームに精通している必要がありますが、日常的にSNSを使うママ・パパであればスキル習得のハードルも下がるかもしれません。

特にSNSマーケティングが盛んな昨今では、SNS運用スキルを持つ人材の需要が高まっています。家事や育児のすきま時間でできる業務も多いので、まずは副業から始め、転職や独立へとキャリアチェンジを図るのもおすすめです。

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5. イラスト・写真販売

イラストや写真の制作は、自宅でパソコンやタブレット・カメラなどを使ってできる仕事です。こどものお昼寝中や学校に行っている間など、自分や家族のスケジュールに合わせた働き方ができ、子育て中のママにもおすすめといえます。

また、イラストのテーマによっては、育児中のママ・パパならではの視点を活かせることもあるかもしれません。下記記事では副業イラストレーターになった女性の事例を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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6. オンライン秘書

オンライン秘書は、基本的にリモートでクライアントとやり取りしながら進める仕事のため、子育てとの両立が可能です。具体的には、スケジュール管理やメール対応のほか、データ入力や資料作成など幅広い業務があります。

子育て中のママはマルチタスクをこなすことも多いため、タスクを処理する能力をそのまま仕事に活かせるのも魅力のひとつです。秘書経験がある方や、事務スキルがある方にもおすすめの職種といえるでしょう。

7. コールセンター

近年では、コールセンター業務をリモートで行うための環境が整ってきています。自宅で電話対応やチャットサポートができるため、子育て中のママ・パパでも挑戦しやすいでしょう。

コールセンターは24時間対応でシフト制のところが多く、自分や家族の生活スタイルに合わせて勤務できるのもおすすめといえます。電話やチャットでのお客様対応が主な業務のため、相手の話をよく聞く傾聴力など、子育て含む日々の生活で培うコミュニケーションスキルを活かせるのも魅力的なポイントです。

8. 事務員

事務員の仕事は、最低限のパソコンスキルがあれば始められます。特にパートタイムの働き方なら専門的な知識や経験が必須ではないケースも多く、手軽に始められるのが特徴です。

もちろん、データ入力といったExcelなどのパソコンスキルがあれば収入アップも期待できます。稼働時間に厳密な制限のない場合も多く、会社によってはパートタイマーでも在宅ワークができることも。始めるハードルが比較的低い点、柔軟な働き方ができる点から、事務員は子育てとの両立がしやすい職種といえます。

9. 保育補助

保育士資格がなくても働ける「保育補助」という仕事があることをご存じでしょうか。その名から想像できる通り、クラスは受け持たず、掃除や行事の準備など保育士の補助を行う仕事です。

子育て中の方はこどもの世話に慣れていることが予想されるので、比較的始めやすい仕事といえるでしょう。短時間勤務やパートタイムの求人も多いようなので、ぜひ探してみてください。

10. 翻訳者

翻訳者は、英語などの言語が堪能な人におすすめの職種です。文芸や映像などの翻訳業務もあれば、ビジネスに必要なマニュアルや契約書、ホームページなどの翻訳を行う場合もあります。書面で完結する翻訳であれば自宅で仕事ができるため、子育てと両立しやすいでしょう。

働き方としては、翻訳部署のある会社に就職する場合と、個人事業主として翻訳会社に登録して案件を獲得する方法があります。専門分野に特化すれば、高報酬が期待できることも。企業からの需要も高く、求人も比較的見つけやすいといえるでしょう。

11. カスタマーサポート

カスタマーサポートも子育て中の方におすすめの職種です。主にコールセンターや企業に勤め、お客様からの電話やオンライン上の問い合わせに応対します。

最近では幅広い企業でカスタマーサポートを設置しており、電話だけではなくメッセージ上の応対も増えているのが現状です。在宅で仕事ができる場合も多く、基本的にシフトなどで応対時間が決まっているため、子育てと両立しやすい職種といえるでしょう。

12. ITエンジニア

ITエンジニアは、情報技術に関する専門的なスキルを生かして、システムやITインフラの設計、構築、管理運用をする職種です。細かく分けると、プログラマーやシステムエンジニア、インフラエンジニアなどさまざまな職種があり​​ます。

一見難しそうな職種に感じるかもしれませんが、通学・オンライン含めスクールも充実しており、初心者でもスキル習得が可能です。在宅ワークの求人も多く、収入も高い傾向にあるため、子育てと両立させながら高報酬も期待できるでしょう。

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以下の表は、今回紹介した職種の仕事内容をまとめたものです。

職種名 仕事内容
Webデザイナー ロゴデザインやバナー制作、
Webサイト制作といったWeb媒体でのデザイン制作
Webライター ブログやオウンドメディアといった
Web媒体の記事執筆
動画編集 撮影した映像素材をトリミングし動画を制作
SNS運用代行 企業や個人のSNS運用を代行
イラスト・写真販売 イラストの制作や撮影した写真を販売
オンライン秘書 リモートでクライアントの業務をサポート
コールセンター 電話やチャットによるお客様対応
事務員 リモートでの事務作業
保育補助 掃除や行事の準備といった保育士の補助業務
翻訳者 映像やマニュアルなどの翻訳業務
カスタマーサポート オンライン上でのお客様対応
ITエンジニア システムやITインフラの設計から構築

子育て中に新たな仕事を見つけたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

子育てしながらでも働きやすい仕事を選ぶ際のポイント

子育てをしながらでも働きやすい仕事を選ぶなら、以下のポイントを意識してみてください。

それぞれ詳しく解説していきます。

無理なく働ける条件か

子育て中のママ・パパが子育てと仕事を両立させるためには、無理なく働ける条件かどうか確認しておく必要があります。特に就業時間と収入のバランスについてはよく考慮し、職探しを進めると良いでしょう。

また、こどもが小さいうちは急な体調不良への対応が多くなることが予想されます。休暇やフレックスタイム制度の有無など、柔軟に対応できる環境かどうかを事前にリサーチしておきましょう。

子育てに理解のある企業か

育児をしながら働く場合、「子育てに理解のある企業かどうか」という視点を持つことも大切です。特に転職を考えている場合は、産休・育休の取得実績はどのくらいか、育児中の社員がどのくらい在籍しているかをリサーチすることをおすすめします。

子育てに理解のある企業の場合、家庭と仕事のバランスが保ちやすく、長期的に働き続けやすいでしょう。企業のコーポレートサイトにデータを記載していたり、育児中の社員のインタビュー記事が公開されているケースもあるので、ぜひ調べてみてください。

将来性があるか

将来的にも需要がある職種か、あるいは自分がその仕事を通してキャリアを発展させていけるかどうかも重要な要素です特に子育て中は直近の働き方などにフォーカスしがちですが、可能であれば将来的にも成長が期待できる仕事を選ぶと、長期的なキャリア形成がしやすくなります。

たとえば、業界や職種の将来性のほか、キャリアアップやリスキリングの機会があるかといった点を押さえるようにしましょう。長期的な目線でキャリアを構築できるよう、将来性も考えつつ仕事を選んでみてください。

自分の経験や得意なことが生かせるか

新しい職種・業界に挑戦するにしても、自分のこれまでの経験やスキル、得意なことを生かせる仕事を選ぶと良いでしょう。まったくのゼロから始めるよりも結果を出しやすく、モチベーションも維持しやすくなります。

たとえば、過去の仕事や育児経験が役立つ職種か、未経験でも自分の得意分野やスキルの掛け合わせが期待できる職種か、といったポイントを考慮してみてください。自分の強みを生かせる仕事を選べると、即戦力として起用される可能性が高まるだけでなく、仕事へのやりがいを感じやすくなります。

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子育て中に仕事をするメリット

子育てと両立しながら仕事をするメリットは、以下の通りです。

ここでは、各メリットについて詳しく紹介します。

経済的余裕が生まれる

1つ目のメリットは、経済的余裕が生まれることです。食料品や生活インフラの値上げが目まぐるしい昨今、夫婦共働きで収入を得ることで、経済的に安定した生活が叶えやすくなります。

コロナ禍の影響もありさまざまな働き方が浸透しているので、生活スタイルに合わせて、子育てと両立できる方法を模索してみるのも良いかもしれません。

社会との繋がりを持てる

育児に専念していると、どうしても家族や家庭内の活動が多くなり、外部との交流が減ってしまうことがあります。子育て中に仕事をすれば社会との繋がりを持てるので、孤立感を防いだり自分の役割やアイデンティティを保てたりできるでしょう。

また、職場の同僚やクライアントと関わりを持つことで、家庭内だけでは得られない経験ができます。視点を広げたいという人は、子育て中に仕事を始めてみても良いかもしれません。

仕事を通じて得られるスキルや人脈が、子どもの将来に役立つ可能性がある

3つ目のメリットは、母親が仕事を通じて得たスキルや人脈が、子どもの将来のために役立つ可能性があるという点です。子どもは、身近な大人の姿を見て成長していきます。

たとえば、母親が勉強のために使用している書籍やソフトなども、子どもが自分の将来の仕事を考えるきっかけになるでしょう。また、母親が仕事をする姿や新たなスキルを得ようと努力する姿は、のちに子どもの将来の選択肢を広げることに繋がるかもしれません。

子育て中に仕事をするママ・パパが気を付けたいポイント

子育て中に仕事をすることが、収入面や母親と子どもの情緒面などにプラスに働く一方、注意しておきたい点もあります。具体的には以下の通りです。

これから紹介するポイントを押さえ、子育て中の仕事に関する心配ごとを上手に回避していきましょう。

育児や家事との両立が大変に感じることがある

時間や体調管理の大変さという観点からみると、育児と家事の両立が難しく感じることもあります。特に小さなこどもがいる場合は、体調不良など予測不可能な出来事も多く、計画通りに進められないこともあるでしょう。また、育児や家事の疲れに加え、仕事によるエネルギーの消耗があると、体調を崩すリスクも高まります。

具体的な解決策としては、家事や仕事のスケジュールを細かく可視化し、家族やパートナーと役割分担するといった方法がおすすめです。各タスクの優先順位を見直し、無理のない範囲で両立を考えるのも良いでしょう。

残業や出張が難しくなる

育児中は、決まった時間にこどものお迎えや食事の準備をしなければならないケースが多く、仕事の残業や急な出張に対応するのが難しくなることもあるかもしれません。その場合、育児中であることを職場に伝え、急な残業や出張は難しいことを理解してもらうことが大切です。

職場に配慮してもらう分、日中の勤務時間内で効率よく仕事をこなしたり、時間内で成果を出せるよう工夫したりなど、業務効率化を図れると良いでしょう。

睡眠不足や身体的疲れを引き起こす可能性も

家事と育児にプラスして仕事をすることで、休息時間が足りず、睡眠不足や身体的疲れを引き起こすことがあるかもしれません。やるべきことに追われそうなときは1人で抱え込まず、周囲の助けを借りながら解決していくことも大切です。

たとえば、時短家電に頼る、一部の家事を外注する、家族での協力体制を見直すなどが挙げられます。家族全員で心身ともに余裕のある生活を叶えるために、できることを考えてみてください。

【働くママ・パパ必見】子育てと仕事を両立するためのコツ

子育て中の仕事に慣れないうちは、「家事や育児との両立が難しい」などネガティブな一面もあるかもしれません。しかし、コツを押さえれば子育てと仕事を両立することは可能です。

ここでは、子育てと仕事を両立しながら働くコツを具体的な事例とともに紹介します。

カレンダーでスケジュールを管理する

子育てと仕事を両立させるには、家族のスケジュールをカレンダーで一括管理する方法もおすすめです。たとえば、Googleカレンダーなどを家族で共通のツールを使って、それぞれのスケジュールを色分けして登録するといった方法が挙げられます。

ママ・パパの仕事のスケジュールはもちろん、子どもの行事や病院の予定なども管理することで、お互いのタスクを見える化できるのがメリットです。可能であればスケジュールの管理ルールを決めておくと、どちらかにタスクが偏らないように調整しやすくなるでしょう。

働き方に自分なりのルールを作る

子育てと仕事を両立させるためには、時間の切り替えを工夫することもポイントの一つです。そのためには、働き方に関して自分なりのルールを決めておきましょう。

たとえば、「始業を早くして16時には仕事を終える」「夜ご飯は昼のうちに作っておく」「18時以降は仕事しなくていいように業務量を調整する」などの方法があります。試行錯誤しつつ自分の中でベストなルールを決めておくと、仕事のスケジュールに振り回されずに働きやすくなるでしょう。

家族とのコミュニケーションを大切にする

育児と仕事の両立という難しい問題を、1人で解決しようとすると限界がきてしまうかもしれません。1人で抱え込まずに、育児の協力者である家族とのコミュニケーションをとることを心がけましょう。

たとえば、子育てと仕事の両立が始まる前に大まかなタスクの割り振りをするだけでなく、数ヶ月ごとに見直してそのときの生活スタイルにあった分担方法に再調整するなど、こまめなすり合わせが大切です。頻繁にコミュニケーションをとれば、家族の絆がより深まることもあるかもしれません。

行政や民間の支援サービスを利用するのもあり!

子育てと仕事を両立することに注力しすぎて、ママやパパが心身のバランスを崩してしまうことも少なくありません。「最近少し疲れてきたな」と感じることがあれば、家事代行やベビーシッターなど、行政や民間の支援サービスを活用するのもおすすめです。

ベビーシッターサービスでは、育児に関する専門知識を持った保育士やスタッフによる専門的なケアを受けられます。支援サービスでは、病児保育など急な事態に対応してもらえることも。子育て中の仕事を上手に両立させていくためには、お住まいの行政や民間支援サービスについて調べておくと安心です。

子育て中に新しい仕事を始めるための3ステップ

子育て中に新しい仕事を始めるには、以下の3ステップを意識してみましょう。

「どのような流れで仕事を始めるべきか良いかわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ステップ1. やりたい仕事と理想の働き方を明確にする

まず、自分が何をやりたいか、どんな働き方がしたいかという理想を明確にすることが重要です。子育て中はどうしても就業時間が限られてしまうことが多いため、自分や家族のライフスタイルに合った働き方を選び、長期的に両立していける環境を整えると良いでしょう。

興味のある分野や得意なことをリストアップしたり、働き方の希望を整理したりなど、具体的なアクションを起こしていくと、やりたい仕事や理想の働き方が明確になりやすいのでおすすめです。

ステップ2. 必要なスキルを身につける

次に、目指す仕事に必要なスキルを確認し、身につけるためのアクションを起こしていきましょう。子育て中に新しいことを学ぶ場合は、オンライン学習ができるスクールなどのプラットフォームを活用すると効率よくスキルを身につけられるでしょう。

ちなみに、「【在宅あり】子育て中におすすめの仕事12選」でも紹介したWebデザイナーやWebライターなどのIT・クリエイティブ系の仕事では、案件へ応募する際にポートフォリオが必要なことが多くあります。そういった職種を目指す場合は、学びながら実際の案件にチャレンジし、実績を積み上げられるスクールを選ぶのがおすすめです。

ステップ3. 案件に応募して実績を作る

特にIT・クリエイティブ系の仕事はまず副業として実績を積むのがおすすめである旨を記載したのち、フリーランスになるならその実績を武器に継続案件を、転職するなら面接の際のアピールとして活用できることを説明する。

スキルを身につけたら、実際の案件に応募して実績を作っていきましょう。特に、フリーランスの道に進みたい場合は実績の有無が採用や評価につながることが多いため、まずは副業で経験を積むのがおすすめです。

副業として実績を積み上げたら、ポートフォリオを作成しましょう。フリーランスになる場合は作成したポートフォリオが継続案件を獲得するための武器に、転職の場合は面接の際のアピール材料として活用できるでしょう。

子育て中に新しい仕事に挑戦したいならSHElikes(シーライクス)がおすすめ!

子育て中のママが新しい仕事に挑戦するためにスキルを習得するなら、女性向けオンラインキャリアスクールSHElikes(シーライクス)がおすすめです。

SHElikesでは、在宅ワークにおすすめなWebデザインやWebライティングのほか、SNSマーケティングなど全45以上の職種スキルが学べます。各分野のプロ講師による動画教材でのオンライン学習のため、自分のペースで複数のスキルを並行して学ぶことも可能です。

また、育児や家事の合間で学習するママが交流できるママコミュニティや、コーチや受講生とともに目標設定できるコーチング*など、受講生のモチベーション維持のためのサポートも充実しています。

さらに、月額制による価格設定のため、家計の支出を考慮したい方にも続けやすいのもメリットのひとつ。フリーランスや副業のためのスキルや実績作りのための環境も整っています。「子育て中でもフレキシブルな環境で新たなスキルを習得し仕事に繋げたい!」という方には、非常におすすめなスクールといえるでしょう。

*夢や理想に近づくために、コーチと一緒に目標設定・振り返りを行う場。

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子育てと仕事を両立させているママの事例を紹介!

ここからは、女性向けオンラインキャリアスクールSHElikesを利用して、子育てと仕事を両立させているママたちの事例を紹介します。

各受講生がどのように両立させていったのか、新たなスキルを習得するまでの様子をぜひご覧ください。

パート勤務の2児の母、1年でスキルと自信をつけて自由に働くフリーデザイナーに!

「子育てが落ち着いたら、また正社員になろう」と考え、接客業のパート勤務をしていた2児の母・吉田美月さん。経済的な不安が大きくなり仕事探しを始めましたが、やりたい仕事が見つからず自信を失ってしまったそうです。それでも「自分を変えたい!」という強い思いがあり、なりたい自分を見つけるためにSHElikesへ入会。未経験からWebデザインを学び始めました。

学びの途中で急や不安に襲われたときには、月に一度のコーチングがチューニングの機会となり「こどもとの時間を大切にしたくて、働き方を変えたかった自分」に気付き乗り越えられたといいます。こうして未経験から学び始めて1年後、フリーランスのWebデザイナーへ転身しました。

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本音に蓋をしていた専業主婦から、子育てと両立しながら自由に働くフリーライターへ

なりーさんは、妊娠と会社の組織変更が重なり、キャリアに悩んだ末に退職後、専業主婦の道を選んだ1児のママでした。転職しても現状のキャリアでは悩みを打開できないと考え、ライティングの仕事にチャレンジするためSHElikesへ入会します。

入会後は、自分のペースで受講を進めながら、ライターコンペ*へ積極的に参加し入賞。その経験が自信になり、ポートフォリオを作成して外部案件にもチャレンジしたそうです。現在は、子育てと両立しながら自由に働くフリーライターとして活躍しています。

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*毎月開催されるライティング練習案件。SHElikes受講生なら誰でも参加できます。

子どものそばで働ける母親になりたい!未経験からみんなに愛されるロゴデザイナーに

大手メーカー勤務だったせきさんは、自分にしかない価値を発揮して子どものそばで働ける母親になるため、スキルを習得すべくSHElikesへ入会しました。入会当初はとにかくスキルを身につけるべく、全コースをつまみ食い受講。そのなかでWebデザインコースと出会い、ロゴデザインの道に進むことを決意したそうです。

妊娠中、つわりの影響で勉強や家事ができないときは、そのつらい気持ちをX(旧Twitter)で共有。すると、たくさんのシーメイトからの共感や励ましがあり、つらいときを乗り越えたそうです。仲間と交流しモチベーションを保ちながら、未経験からロゴデザイナーへの道を叶えたと話します。

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自分に合った仕事と働き方で、子育てと仕事を両立させよう!

自分に合った仕事と働き方で、子育てと仕事を両立させよう!

全国的な共働き世帯の増加により、子育てと仕事を両立しやすい働き方が普及しつつあります。子育てと仕事の両立は困難なこともあるかもしれませんが、自分なりのルールを決めたり、行政の支援サービスなどを受けたりしながら、そのときの状況に合った仕事と働き方で子育てと両立させていきましょう。

「今は在宅ワークができるスキルがない」「転職するにはまだ自信がない」という方も、スキルを身につけることで子育てと両立しやすい働き方を叶えるのも夢ではありません。女性向けオンラインキャリアスクールSHElikesなら、「Webデザインコース」や「ライティングコース」など、全45以上の職種スキルを自分のペースで学び習得できます。

家事や育児のすきま時間で多様な職種スキルを学べるだけでなく、学びを共有したり相談し合ったりできる仲間に出会えるSHElikesは、子育て中のママにぴったりです。「スクールの詳しい様子を見てみたい!」という方は、ぜひ無料体験レッスンへ参加してみてはいかがでしょうか。

※出典
*1:「令和5年度厚生労働白書」共働き等世帯数の年次推移より

ABOUT ME
ライター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。
エディター 工藤 梨央

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。