クリエイティブな仕事に就きたい女性必見!おすすめの職業や将来性とは

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デザイナー KAORI
アパレル業界でキャリアをスタートするも、時間と場所に縛られない働き方を実現すべくWeb業界へ転職。2019年に独立し、デザイナーとして働きながらデザイン初心者さんのために発信・活動中。
ライター momoka
ライターを中心に活動中|HR業界営業→人事担当→ポータルサイト原稿制作を経てフリーランスに|最近はインタビュー・採用広報が中心。エッセイも書きたいです|SHElikesキャリアプランナー&ファシ, 広報 , 撮影

なんとなく華やかでかっこいいイメージがあるクリエイティブな仕事。

  • 憧れがあるけど、自分にもできるのか?
  • そもそもクリエイティブな仕事って何があるの?
  • 経験がないと挑戦できない?未経験から実績を作るには?

と気になる人は多いのではないでしょうか。今回は、女性におすすめのクリエイティブな仕事や将来性、どんな人に向いているのかについて解説します。

クリエイティブな仕事とはどのような職業か

クリエイティブな仕事とは

クリエイティブな仕事とは、新しく何かを生み出したり作ったりする仕事です。芸術家のように、個性的な感性で新しいものを生み出す仕事もクリエイティブな仕事と言えますが、何かを企画したり要件に沿って形にしたりする仕事もクリエイティブな仕事と言えます。デザイナーなどをイメージすると想像が付きやすいのではないでしょうか。

特にIT・Web業界には、WebデザイナーやWebライターなど、クリエイティブな仕事ができる職業が多いです。ITサービスの普及に伴いこの業界は今後も需要が拡大し続けると考えられるため、将来性もあると言えます。

未経験からでもクリエイティブな仕事に就けるのか?

クリエイティブ系の求人を見ると、「◯◯のスキルがある人」「実務経験◯年以上」など専門的なスキルや実務経験を求められることが多く、実務経験者が有利な傾向にあります。しかし、必要なスキルをしっかり身につけ、作品づくりの経験を積むことで、未経験でも仕事に就ける可能性があります。

また、スキルや経験を重視される傾向にあるからこそ、実務経験を積んでいくことで、学歴に関係なくキャリアアップや昇進を狙える可能性が十分にあると言えるでしょう。

クリエイティブな仕事は女性にもおすすめ

クリエイティブな仕事は、出産や育児などライフイベントの変化に伴って、キャリアを柔軟に変えていきたい方にもおすすめの職業です。理由は大きくふたつあります。

ひとつ目は、一度スキルを身につけると長く活躍できる仕事だからです。専門的なスキルを持っていることで、出産や育児などでブランクができた場合でも仕事に復帰しやすくなると考えられます。

ふたつ目は、柔軟な働き方を実現できる可能性が高いからです。たとえばWebデザイナーなど、パソコン1台でできる仕事も多いため、在宅ワークなど場所に縛られない働き方が可能です。そのため、家庭と両立しながら働き続けたい方におすすめの職業と言えます。

クリエイティブ職の適性とは?向いているタイプの特徴を解説

クリエイティブな仕事に向いている人

1.しっかりコミュニケーションが取れる人

クリエイティブな仕事に対して、「自由な発想や感性のままに何かを作り出す仕事」というイメージを持つ人は少なくないかもしれません。

しかし、実際はクライアントの「こんなものを作りたい」という意図を汲み取って、目的に合った提案をしていくことが重要です。またチームメンバーとも調整を行うなど、コミュニケーションを取りながら制作を進めていくことがほとんどです。そのため、相手とコミュニケーションを取る力が必須だと言えます。

2.細部までこだわることができる人

ゼロから新しいものを生み出すにあたって、細部までこだわりが持てる性格の人には向いている仕事だと言えます。

たとえばWebデザイナーの場合、1px *単位で配置をきれいに整えたり、色合いの微妙な調整をしたり、細かいところまで気を配って作業をしていきます。細かい部分まで妥協せず、コツコツと取り組むことができる人には向いている仕事だと言えるでしょう。

*px(ピクセル):デジタル画像を構成する最小単位のこと

3.常にアンテナを張ることができ、知識を貪欲に習得できる人

常にアンテナを張り、新しい情報をキャッチしていくことができる人にも向いている仕事です。クリエイティブな仕事をしている人は、日頃からトレンドやさまざまな情報に触れ、アイデアの引き出しを増やしています。

また、クリエイティブな仕事は変化のスピードが早いという特徴があります。そのため、現状に満足せずに自身のスキルアップをし続ける姿勢が大切です。

日頃から情報や自身のスキルをアップデートし、変化していくことにやりがいを感じる人には向いている仕事だと言えるでしょう。

4.スケジュール管理ができる人

クリエイティブな仕事には、納期の管理が欠かせません。納期を守ることはもちろん、必要に応じた進捗報告やスケジュール調整をしっかり行うことができる人には、チームメンバーやクライアントも安心して仕事を任せることができます。

また、急な変更や修正が発生した場合でも臨機応変な対応が必要です。そのため、自身の作業工数をしっかり把握した上で余裕を持ったスケジュール管理をすることが大切です。

クリエイティブな仕事に向いていない人

1.粘り強く作業をすることが苦手な人

新しいものを生み出すクリエイティブな仕事に、華やかなイメージを持つ人は少なくないと思います。

しかし、実際には地道な作業も多く発生します。修正のやりとりを何度もしたり、ミスがないか細部まで確認したりなど、コツコツと最後までやり遂げる姿勢が必要となります。

そのため、細かい確認や修正がめんどくさいと感じる人には向いていない仕事です。華やかな部分だけをイメージして仕事にすると、きついと感じてしまうかもしれません。

2.正解がないものを考えることが苦手な人

新しいものを生み出すことに、マニュアルや正解はありません。決まった正解がない中でアイデアを出していくことや、形にしていく過程を楽しむことができる人にはやりがいのある仕事だと言えます。

反対に、マニュアルに沿って決まった仕事をすることの方が得意な人にとっては向いていない仕事と言えるかもしれません。

クリエイティブな仕事に挑戦するときに注意したいこと

1.スキルアップ・知識のアップデートのために勉強が必要

プロのクリエイターとしてクライアントの要望に応え、いいものを生み出し続ける努力が必要です。

クリエイティブな仕事は、クリエイターのアイデアやスキルが制作物のクオリティを左右します。そのため、一定以上のクオリティのものを作り続けなければならないというプレッシャーが伴うこともあるでしょう。

クリエイティブな仕事で成果を出し続けるには、常にアンテナを張り自身のスキルを磨き続ける姿勢が必要となります。

2.納期に追われ、長時間労働になる可能性があるということ

クリエイティブな仕事では、納期に追われることが少なくありません。

「何時間作業をすれば終わり」といった時間の区切りがない仕事も多く、アイデアを考え続けたり修正を繰り返したりすることも。そのため、納期直前になるとどうしても長時間労働になることもあります。

自由に働くことができるイメージを持つ人も多いクリエイティブな仕事ですが、実際には納期に追われる中でいいものを生み出さなければなりません。そのため、体力的・精神的にきついと感じる人もいるでしょう。

【将来性あり】女性におすすめのクリエイティブ系職種一覧

では、女性におすすめのクリエイティブな仕事にはどのようなものがあるか、紹介していきます。

Webデザイナー

仕事内容ホームページやECサイトなど、Web上で表示するコンテンツのデザインを行います。
SNSや広告に掲載されるバナーなどの制作をすることもあります。
給与目安年収約474万円 *1
必要なスキル・デザインの基礎知識・デザインソフトスキル(Photoshop・Illustratorなど)
・コーディングスキル(HTML・CSSなど)

場所や時間に縛られない働き方がしやすいことやおしゃれなイメージから、女性から人気が高いWebデザイナー。ホームページやSNSアカウントを持つ企業が増えていることや、ITサービスの普及が加速していることから、今後も需要が高まっていく職種だと言えます。

最近ではWebデザインを学べるスクールも増えており、未経験からでもWebデザイナーを目指すことが可能です。ちなみに、SHElikesでWebデザインの勉強を始めた方の中には、未経験からデザイナーへの転職を叶えた方がいます。会社員と両立しながら勉強し、現在はフルリモートで憧れだったデザインの仕事をしているそうです。

受講生事例

グラフィックデザイナー

仕事内容文字や写真、イラストなどを組み合わせたデザインを行います。
主にポスターやチラシ、名刺、雑誌などといったものの制作をします。
給与目安年収約449万円 *2
必要なスキル・デザインの基礎知識
・デザインソフトスキル(Photoshop・Illustrator・InDesignなど)

グラフィックデザイナーは、文字や写真、イラストなどを組み合わせてデザインを生み出す仕事です。Webデザイナーと同様、デザインの基礎知識やIllustratorなどのツールを使いこなせるスキルが必要です。

Webデザイナーと混同されることが多いですが、グラフィックデザイナーはWebコンテンツだけでなく、ポスターやチラシなどの紙媒体を制作することが多いのが特徴です。グラフィックデザイナーに必要なデザインの知識はWebデザイナーに比べて幅広い傾向にあり、Webデザインと掛け合わせることで活躍の幅を広げることも可能です。

動画クリエイター

仕事内容企画から動画の撮影、編集などといった動画制作に関わる仕事を行います。
テレビ番組やCMの制作、近年ではYoutubeなどの制作なども含まれます。
給与目安年収約402万円 *3
必要なスキル・撮影スキル
・デザインソフトスキル(Photoshop・Illustratorなど)
・動画編集ソフトスキル(Premiere Pro・After Effectsなど)

Youtubeなどのイメージから親しみやすさや楽しそうなイメージを持つ人も多く、近年人気が高まっている動画クリエイター。動画広告の市場規模も年々拡大していることから、今後も需要が高まっていく仕事だと考えられます。

実際には華やかな側面だけでなく、長時間にわたる細やかな編集作業など、体力と時間を要する作業も多くあります。ただ、編集作業などは基本的にパソコンで場所を選ばずできるため、リモートワークをする人やフリーランスとして活動する人も多く、柔軟な働き方が実現しやすい職種と言えます。

ライター

仕事内容クライアントからの依頼や企画に沿って記事を書きます。
執筆に必要な情報を検索したり、実際に足を運んで調べたりといった作業を行う
こともあります。
給与目安年収約449万円 *4
必要なスキル・正しい日本語の知識
・文章力
・情報リサーチ力

ライターにはさまざまなジャンルがあります。各媒体コンセプトに合わせた記事を書くWebライター、端的に商品やサービスの特徴を伝えるコピーライター、物語やコンテンツのシナリオを生み出すシナリオライターなど、ジャンルは多岐に渡ります。

その中でも人気があり、需要も伸びているのがWebライターです。柔軟な働き方が実現しやすく案件数も多いため、未経験からスキルを身につけ仕事にする人も増えています。

たとえば旅行業界の会社員から、コロナをきっかけにSHEkikesでスキルを身につけ、未経験からフリーライターに転身された方がいらっしゃいます。時間と場所にとらわれない働き方になり、憧れの多拠点生活を実現されたそうです。

受講生事例

イラストレーター

仕事内容クライアントの依頼に応じてイラストを制作します。
雑誌やポスターの挿絵、Web媒体に掲載するイラストなどを制作します。
給与目安年収約369万円 *5
必要なスキル・イラストを描くデッサンスキル
・デザインソフトスキル(Photoshop・Illustratorなど)

自分が描きたいものを表現するアーティストとは違い、クライアントの意図を汲み取りコンセプトにあったイラストを提供するイラストレーター。書籍や雑誌といった紙媒体の挿絵や、Webサイトに掲載するイラスト、ゲームのキャラクターなど多くの分野で活躍している人がいます。特に、Web上やアプリなどで公開されるイラストは今後も需要があると考えられます。

また、近年では個人の発信を通して仕事につなげている人も増えています。たとえば、LINEのオリジナルスタンプの作成やグッズの販売など、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。このように、型にとらわれない働き方が可能なので、興味がある人はまず副業として始めてみてもいいかもしれません。

アニメーター

仕事内容アニメーションの制作において、ストーリーに沿った絵を1枚1枚描いていく
仕事です。「原画」を描く仕事と「動画」を描く仕事の大きくふたつに分け
られます。
給与目安年収約423万円 *6
必要なスキル・イラストを描くデッサンスキル
・アニメーションソフトスキル(Maya・After Effectsなど)

アニメーション制作において、主に作画を担当する人のことをアニメーターと言います。キャラクターや背景などを1枚1枚描き、動きをつけていく細かい仕事ではありますが、自身の携わった作品が動いているところを見たときには、このうえない達成感が味わえる仕事なのではないでしょうか。

日本のアニメ業界は世界的に高い評価を受けていることもあり、近年大きな盛り上がりを見せています。そのため、今後も国内のアニメーターの需要がなくなることはないと考えられます。特に、デジタルスキルを持ったアニメーターは多くの現場から求められるでしょう。

未経験でもクリエイティブ系の仕事にチャレンジできる

女性におすすめのクリエイティブな仕事を紹介しましたが、気になる職業はありましたか?

クリエイティブな仕事は、地道な作業やスキルを磨き続ける努力といった泥臭い一面もある一方、自分の手でゼロから新しいものを作り出す楽しさもあります。努力すればするほど、完成した時のやりがいは計り知れないものになるでしょう。

経験年数や実績がものをいう職業もありますが、必要なスキルをしっかり身につけることで未経験からでも仕事に挑戦することができます。

SHElikesでは、WebデザインやWebライティング、動画編集をはじめとした38の職種スキル*から、好きなものを選んでスキルを身につけることができます。またスキル習得だけでなく、コーチングやお仕事チャレンジの機会など、身につけたスキルを活かして仕事につなげていくまでのサポートも受けられるため、未経験からお仕事獲得の第一歩を踏み出している受講生がたくさんいます。

「楽しそう!」「やってみたい!」という気持ちが何よりのきっかけです。何かを生み出すことにやりがいを感じる人や、本記事で紹介したクリエイティブな仕事に心が踊った人は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

*2023年6月時点のコース数です。今後もコースは増設していきます。

女性向けキャリアスクールSHElikes無料体験レッスンはこちら

※出典

*1:「求人ボックス給料ナビ」Webデザイナーの平均年収より
*2:「求人ボックス給料ナビ」グラフィックデザイナーの平均年収より

*3:「求人ボックス給料ナビ」動画編集の平均年収より
*4:「求人ボックス給料ナビ」ライターの平均年収より
*5:「求人ボックス給料ナビ」イラストレーターの平均年収より

*6:Indeed「給与調査」内、「日本でのアニメーターの平均給与」より

※各職種の給与目安は2023年5月時点の数値です。現在の数値と差異が生じる場合があります。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。