フリーランスのWebデザイナーは、場所や時間にとらわれず自由に働くことができるため、人気のある職業の一つです。Webデザイナーの仕事が気になるけれど、
「未経験からでもフリーランスWebデザイナーに独立できる?」
「どんなスキルを身につけたら良いのかわからない」
「そもそも、何歳までに独立したら良いの?」
などと、お悩みの方も多いのではないでしょうか。結論からいえば、未経験でもスキルを身につけることで、フリーランスWebデザイナーとして独立することは可能です。本記事では、会社員Webデザイナーとの違いや、フリーランスとして独立することのメリット、また仕事の取り方などの疑問にお答えしていきます。
- フリーランスWebデザイナーとは?
- フリーランスWebデザイナーとして働くメリット・デメリット
- 未経験からフリーランスWebデザイナーへの独立は可能?
- フリーランスWebデザイナーに向いている人
- フリーランスWebデザイナーの仕事内容
- フリーランスWebデザイナーの年収相場は?
- 未経験からフリーランスのWebデザイナーになるための3ステップ
- フリーランスWebデザイナーになるために必要なスキル
- フリーランスWebデザイナーになるための勉強方法3つ
- フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方
- フリーランスWebデザイナーによくある失敗と気をつけるべき点
- フリーランスのWebデザイナーとして活躍し続けるための戦略
- フリーランスのWebデザイナーとして独立した人の参考例を見てみよう!
- 未経験でも努力次第でフリーランスWebデザイナーになれる!
フリーランスWebデザイナーとは?
まずは、フリーランスWebデザイナーの仕事内容や会社員Webデザイナーとの違いについて解説していきます。
フリーランスWebデザイナーとは、企業などの組織に属さず、個人事業主としてWebデザインの仕事を受注する人のことです。フリーランスWebデザイナーの主な仕事先としては、下記が挙げられます。
- 企業
- 学校
- 官公庁
- 個人
多様な取引先を相手に、ニーズや目的に沿ったクリエイティブ・Webサイトの企画やデザイン、制作を行います。
会社員との違い
企業に雇用される立場の会社員Webデザイナーは、就業規則や細やかなルールに則って勤務しなければなりません。一方で、フリーランスWebデザイナーは働く時間や場所、休日などをすべて自分の意思で決めることができます。たとえば、「長期休みで海外旅行に行くために、仕事の受注を増やそう」など、自分のライフワークバランスに合わせて仕事をすることが可能です。
フリーランスのWebデザイナーは働き方や収入を調整しやすいメリットはありますが、会社から雇用されない働き方のため、固定給や福利厚生などの恩恵は受けられないという点も。優先したいことは何か整理したうえで、会社員が良いのか、フリーランスが良いのかを判断することをおすすめします。
フリーランスWebデザイナーとして働くメリット・デメリット
ここでは、フリーランスWebデザイナーとして働くことのメリット・デメリットについてくわしく解説します。
メリット
フリーランスWebデザイナーとして働くメリットは下記の通りです。
- 自身の裁量で案件を選べる
- 案件によっては大幅な年収アップを見込める
- スケジュール管理をすれば、自由に休日を設けられる
- 就労規則がないため、自由な働き方ができる
フリーランスという働き方を選択した場合、自分の裁量で仕事の量を調整できます。理想とする働き方や収入に合わせて、自分で仕事を選べることもメリットの一つです。スケジュール管理と納品を滞りなく行えれば、縛りのない自由な働き方を手に入れられるでしょう。
デメリット
一方で、フリーランスWebデザイナーとしての働き方にはデメリットもあります。
- 固定給がなく収入が不安定
- 社会保険は個人で支払必要あり
- デザインと並行して営業活動・事務・経理処理を行わなければならない
フリーランスWebデザイナーは、固定給がない分、案件の数や内容によっては収入が不安定となることもあるでしょう。また、会社員であれば企業特有の分業性から、Webデザイナーはデザイン作業に集中することができます。
しかし、フリーランスWebデザイナーは、営業活動や事務・経理処理などもすべて自分で行わなくてはなりません。
Webデザイナーの将来性や必要なスキルについて知りたいとお考えの方は、下記の関連記事もあわせてご覧ください。
未経験からフリーランスWebデザイナーへの独立は可能?
未経験からフリーランスWebデザイナーとして独立するのは、20代から30代に多いといった印象を持つ方もいるでしょう。結論からいうと、40代、50代からでも、フリーランスWebデザイナーへの独立を目指すことは可能です。
しかし、インターネット上で「未経験からの独立は厳しい」「独学では難しい」などとマイナスな言葉を目にして、不安に思う方も多いはず。フリーランスWebデザイナーとして独立を考えている方は、どのような準備やスキルが必要なのかをしっかりと理解し、着実に実行することが大切です。
フリーランスWebデザイナーに向いている人
フリーランスWebデザイナーとして活動していくには、Webデザインの知識やスキルにあわせ、以下のような素質が必要です。
スケジュールの自己管理能力が高い
クライアントから提示された納期を守れない場合、信頼を失い仕事を任せてもらえなくなるリスクがあります。スケジュールの自己管理能力が高い人は、クライアントとの信頼関係を構築することができ、仕事が円滑に進むでしょう。
変化を楽しめる
フリーランスは、プロジェクトごとに業務委託契約を締結する働き方が一般的です。クライアントが変われば仕事内容も変わるため、常に環境の変化がある働き方となります。このような環境変化に対し、前向きに楽しむことができる人は、フリーランスWebデザイナーの仕事に向いているといえます。
事務・経理処理などの作業が苦にならない
会社員Webデザイナーであれば、事務・経理作業は担当部門のスタッフが請け負うことが多いでしょう。しかし、フリーランスとなれば、すべての事務・経理作業は自分で管理していかなくてはなりません。社会保険の手続きや支払い、また確定申告等の管理が苦にならない人は、フリーランスの働き方に向いているでしょう。
コミュニケーション能力が高い
自分で営業活動を行い、仕事を獲得していくには、コミュニケーションは必須です。コミュニケーション能力が高い、もしくは向上させる意欲のある人がフリーランスWebデザイナーに向いているといえます。
スキルアップに貪欲である
Webデザイナーに限らず、フリーランスという働き方を選ぶのなら、スキルアップに貪欲であることが大切です。Webデザインのトレンドは日々変化し、クライアントによって求めるものも異なるでしょう。クライアントの要望に応えるためには、常に勉強し続けることを意識する必要があります。
フリーランスWebデザイナーの仕事内容
フリーランスWebデザイナーが携わる業務は、Webデザインの仕事だけではありません。ここでは、フリーランスWebデザイナーが知っておきたい代表的な業務内容を5つご紹介します。
営業
企業に勤めていれば営業担当者が案件をとってきてくれますが、フリーランスの場合はそうもいきません。フリーランスWebデザイナーにとって、営業活動は必要不可欠なのです。
企業への直接営業やクラウドソーシングの利用、SNSの活用や知人の仕事を紹介など、営業方法はさまざま。仕事の人脈を広げるために、交流会に参加するのも良いでしょう。自分に合った営業方法を見つけ、仕事の獲得につなげてみてください。
LP/バナー制作
LP(ランディングページ)とは、広告などをクリックした人が最初にアクセスするページを指します。ユーザーが求める情報を1ページに集約し、デザインする仕事です。LP制作のみで活動しているフリーランスもいます。クリック率の高いクリエイティブを作れるデザイナーは、LP制作においても重宝されるでしょう。
バナーとは、Webページ上で別の商品・サービスのWebサイトを紹介する役割をもつ画像のことです。これらの素材は、Illustrator・Photoshopなどのデザインツールを用いて作ります。バナー制作は、初心者Webデザイナー向けの案件も多数あるため、最初のお仕事としておすすめです。
Webサイト制作・更新
Webサイト制作とは、新規のWebサイト作りや既存サイトのリニューアル作業を指します。企業や飲食店のホームページ・ECサイトなどは一般的に目にする機会も多く、未経験者でもイメージしやすいWebサイト制作の例ではないでしょうか。
ちなみに、Webデザイナーの仕事には、サイト制作の他にサイトの更新作業が含まれることも。Webサイトは定期的な内容の更新が必要であるため、バナーの差替えなどコンテンツ追加作業込みで受注されるケースもあります。
コーディング
コーディングとは、HTML/CSS/JavaScriptなどの言語を用いてソースコードを記述し、ブラウザ上にWebサイトを構築することです。その作業を担う人のことをコーダーといいます。
Web制作会社では、コーダーとデザイナーはそれぞれ配置されることが多いですが、フリーランスの場合はすべてひとりで担うことも。もちろんコーディングをせず、デザイン業務だけを行うフリーランスのWebデザイナーも多くいます。適性などを加味したうえで、コーディングスキルを身につけるかどうか決めると良いでしょう。
ディレクション
ディレクターとしてひとつのプロジェクトの全体統括をすることもあります。デザイナーやコーダーへの指示出しやスケジュール管理が主な仕事です。
企画や提案もこなし、制作の全工程に深く関わるため、デザイナーとして経験を積んだのちにディレクターへ転身する人も多い傾向にあります。フリーランスWebデザイナーのキャリアのひとつといえるでしょう。
フリーランスWebデザイナーの年収相場は?
フリーランスWebデザイナーの仕事内容のほかに気になるのが、収入面です。一体年収相場はどのくらいなのでしょうか。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会による「フリーランス白書2022」によると、クリエイティブ・Web系フリーランスにおける年収のボリュームゾーンは、200〜400万円程度*1とされています。
上記の相場はあくまでも平均値のため、単価の高い案件を獲得することで、平均年収を超えることも十分可能です。
未経験からフリーランスのWebデザイナーになるための3ステップ
フリーランスWebデザイナーの仕事内容や年収相場についてご紹介しました。ここからは、未経験からフリーランスWebデザイナーになるための3ステップについてご紹介します。
必要なスキルを身につける
未経験からフリーランスWebデザイナーとして仕事をしていくためには、Webデザインにまつわるスキルを身につけることが重要です。例えば基本的なデザインスキル、マーケティングスキル、営業スキルなどが挙げられます。
そのほか案件に応じて必要なスキルを身につけることで、フリーランスのWebデザイナーとしてより活躍できるようになるでしょう。日々勉強し続ける意欲を持つことが大切です。
ポートフォリオを作成する
ポートフォリオとは、いわば自分が制作した作品集です。ポートフォリオがなければ、仕事を依頼する側にとって判断材料がなく、決め手に欠けてしまいます。そのため、フリーランスWebデザイナーとして活動するうえで、ポートフォリオは必須です。
未経験者でWebデザインの実績がない場合は、模擬案件としてのポートフォリオを作成しましょう。その際、単にオシャレなデザインを作るのではなく、想定するクライアントニーズに沿った制作を意識することが大切です。ペルソナなどの詳細設定や注力した箇所を記述し、目的を反映させたデザイン作りができる点をアピールしていきましょう。
案件を獲得して実績を積み重ねる
ポートフォリオを作成したら、積極的に案件を獲得し、実績を積み重ねていきましょう。実績を重ねれば重ねるほど、次の案件を獲得するための材料となります。
例えばクラウドソーシングの利用、知人からの紹介、SNSの活用など案件を獲得し、スキルアップを目指していきましょう。クライアントによって要望が異なるため、自分の作品の幅を広げたり専門性を高めたりするには継続的な案件獲得が必要不可欠です。
フリーランスWebデザイナーになるために必要なスキル
ここでは、フリーランスWebデザイナーになるために必要な4つのスキルについてご紹介していきます。
- デザインツールスキル
- 簡単なプログラミングスキル
- マーケティングスキル
- 営業スキル
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ツールスキル
バナー・ロゴ・LP・デザインカンプ制作など、Webデザイナーとして仕事をするには、まずAdobe社が提供しているIllustratorやPhotoshopの知識やスキルを身につけることが必要です。なかには無料で使用できるデザインツールもあるので、チェックしてみてください。
これらのデザインツールは、反復練習をすることで徐々に使いこなせるようになります。バナーやLPを模写したり、架空のサイトを作ったりするなどして、ツールに慣れていきましょう。
簡単なプログラミングスキル
フリーランスのWebデザイナーには、基本的なプログラミングスキルも求められます。代表的なプログラミング言語として挙げられるのは、Webページを作成するための言語であるHTMLやWebページを装飾するためのマークアップ言語であるCSS、HTMLやCSSだけでは表現できない動きを設定できるJavaScriptなどです。
HTMLやCSS、JavaScriptは数多くあるプログラミング言語のうちの一部でしかありません。そのほか豊富にあるプログラミングスキルを習得していると、案件の幅が広がったり関連職種との円滑な仕事ができたりと、メリットがたくさんあります。
マーケティングスキル
マーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みをつくることをいいます。マーケティング手法にはいくつか種類がありますが、WebデザイナーはWebマーケティングのスキルを習得しておくと良いでしょう。
Webマーケティングでは、自社サービスの認知拡大や商品の購入を促すためにWebサイトのデータを分析し、検証・改善を行います。Webマーケティングの知識があれば、ユーザーの行動分析を反映させたページ作りが可能です。その結果、サイトの閲覧数や回遊率アップにつながり、認知拡大が見込めます。
営業スキル
フリーランスWebデザイナーとして活動するには、営業スキルは必要不可欠です。仕事を獲得するための方法にはいくつかの種類がありますが、特に個人経営の企業へ営業を行うスキルは、フリーランスとして働くすべての人々が習得しておくと良いでしょう。
仕事を獲得するチャンスはいつどんな形でやってくるかわかりません。突然のチャンスをすぐに掴めるよう、いつでも自己アピールできる営業スキルを身につける必要があります。
フリーランスWebデザイナーになるための勉強方法3つ
フリーランスWebデザイナーになるためには、Webデザインについてただ学ぶだけでなく、学びを実践に活かしていくことが非常に重要です。
ここからは、フリーランスWebデザイナーになるための勉強方法について解説します。どのような環境で学びたいか、何を優先するかなどを考慮し、適切な学習方法を選択しましょう。
独学でスキルを身につける
Webデザイナーにまつわる情報は、書籍・YouTube・SNS・購入型のオンライン学習プラットフォームなどから得ることができます。独学はスクールに比べると費用が抑えられ、自分のペースで学習できるのが特徴です。
学習のタイミングは自分で決められるため、目的のためにモチベーションを保てる人や分からないことを自分で調べ尽くせる人にはおすすめの勉強方法といえるでしょう。
会社員から始める
はじめからフリーランスになるのではなく、会社員Webデザイナーとしてキャリアをスタートさせるのもおすすめです。社内で研修をしたり、上司からフィードバックをもらったりすることで、デザインスキル向上が期待できます。コンスタントに案件に着手できるため、安定した環境で学びながら実績を積み重ねられるでしょう。
ただし、未経験から会社員のWebデザイナーとして入社するのは簡単なことではありません。デザインに関する一定のスキルが必要となるため、事前の学習は欠かせないといえます。
スクールを活用する
短期間で効率的に学びたい人にはスクールでの勉強がおすすめです。自力では調べ尽くせないところや疑問点を質問できるのは、講師がいるスクールならではのサービスだといえるでしょう。練習環境にありながらフィードバックをもらえるなど、独学では気付けない視点を得ることができ、ブラッシュアップの速度が上がります。
初心者からフリーランスWebデザイナーの道を目指すのであれば、Webデザイナーの現場を熟知しているプロの講師からフィードバックをもらうことは、非常に効果的といえるでしょう。
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方
未経験の方にとって、最初の案件獲得はハードルが高そうに感じる方も多いかもしれません。ここからは、未経験の方におすすめしたい案件獲得方法をご紹介します。
クラウドソーシングを利用する
「クラウドソーシングサイトの案件=単価が安い」など、ネガティブイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。しかし、未経験の方にクラウドソーシングの利用をおすすめするのには2つの理由があります。
1つ目は未経験でも応募可能な案件が多数あることです。Webサイト制作から紙媒体のグラフィックなど、内容やジャンルも多岐に渡るため、幅広く経験を積めます。
2つ目は、依頼内容に対する相場がわかることです。案件獲得や単価アップのために、どの程度のスキルが必要なのかを把握する機会となるため、今後の単価交渉にも役立つでしょう。以上のことから、クラウドソーシングの利用は、実績作りや現場を知るための良い手段といえます。
友人・知人から仕事を受注する
練習案件として、ヒアリングしやすい友人・知人の依頼を引き受けるのもおすすめです。ポートフォリオに載せる実績作りになるうえ、新規の仕事紹介につながる可能性もあります。
実際にフリーランスとして活動しているWebデザイナーのなかには、友人・知人からの紹介で仕事を獲得した方も多くいます。友人・知人からの紹介であれば、実績やスキルセットを細かく確認せずとも一定の信頼が担保されるため、発注する側のコストも下げられるでしょう。
オンラインセミナーやオフ会などの交流会に参加する
交流会のつながりから、仕事をいただけることもあります。未経験の方への直案件オファー(仲介サイトを通していない案件)は多くないため、オンラインセミナーやオフ会には積極的に参加し、コネクションを増やして置くことが大切です。
また、フリーランスWebデザイナーは個人ワークになりがちという点もあります。働き方の特性上、外部と交流を持つことで有益な情報や仕事を得られる、協業して制作できるなどと参加するメリットは大きいといえるでしょう。
SNSを活用する
自身のスキルや作品をSNSで発信し、仕事を得ているフリーランスWebデザイナーは多く存在します。投稿内容自体が自身のポートフォリオ的な役割を担うため、定期的な情報発信を積み重ねることでファンの獲得や信頼感の向上にも影響するでしょう。
また、SNSから得る案件は仲介業者の手数料がかからないため、報酬が高い傾向にあります。コスパ的にも良いといえるので、案件獲得に悩むWebデザイナーにはおすすめの仕事獲得手段です。
個人経営の企業にへ営業をする
個人経営の企業へ営業する方法も有効的です。個人経営の企業は、Webサイトをリニューアルもしくは新規制作したいと考えていても、時間や予算がなく手が回らないといった状況になることがあります。
そのような個人経営の企業に向けて、フリーランスWebデザイナーへ制作を依頼することのメリットをアピールできると良いでしょう。企業が望むクオリティの仕事ができれば、継続受注につながる可能性もあります。
スクールのお仕事紹介を使用する
スクール内のお仕事紹介サービスを活用し、学びながら実績を積み重ねていくこともおすすめです。女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、フリーランスWebデザイナーになるために必要な知識を学びながら、お仕事チャレンジの機会*2に応募してスキルを身につけることができます。
大手企業の案件募集もあり、採用されると大きな実績になるのも嬉しいポイントです。このようなスクール内のお仕事紹介のサービスを活用し、案件獲得や実績向上を図ると良いでしょう。
*2:一定のスキルが身についた方向けに、お仕事に挑戦できる機会の提供を行っています。ただし、すべての受講生のお仕事獲得を保証するものではありません。
フリーランスWebデザイナーによくある失敗と気をつけるべき点
フリーランスWebデザイナーの道は厳しいからやめとけといわれることが多いですが、どのような理由があるのでしょうか。フリーランスWebデザイナーによくある失敗と気をつけるべき点についてご紹介します。
単価がなかなか上がらない
フリーランスWebデザイナーは個人ワークがほとんどであるため、意識しなくては単価がなかなか上がりにくい側面があります。自分にとって完璧なデザインを目指すのは良いことですが、あくまでクライアントニーズを汲んだ完成度を目指してみてください。
常にペース配分と単価を意識し、フィードバックをもらったら次の案件にチャレンジすることが大切です。PDCAを回すなかで、自分のスキルや経験に基づき、定期的に単価を見直していくと良いでしょう。
スキル不足
WebデザインをはじめとしたITスキルは、日々新しい技術が発展し、トレンドも移り変わっています。会社員Webデザイナーと違い、フリーランスWebデザイナーは自発的に変化を追い続けなければなりません。
スキルアップに対して積極的でなければ、クライアントニーズを汲み取った制作をすることが難しくなります。クライアントから信頼され求められるWebデザイナーであるために、デザインに関する高いスキルやトレンド、AIに関する知識、マーケティングのスキルなど、幅広いインプットを行っていきましょう。
著作権の侵害
著作物を著作者の許可なく利用することは、権利を侵害することになります。著作権侵害によるトラブルは「知らなかった」ではすまされず、法的措置が取られる可能性もあることを念頭におかなくてはなりません。
最悪の場合、仕事もクライアントからの信頼も一気に失ってしまうことも。自分の知らないうちに著作権違反しないためにも、基本的な知識は必須です。
フリーランスのWebデザイナーとして活躍し続けるための戦略
フリーランスWebデザイナーになっても、安定した収入を得られるよう戦略的に活動していくことが大切です。ここでは、フリーランスWebデザイナーとして活躍し続けるための方法についてご紹介します。
Webデザイン以外のスキルを身につける
フリーランスWebデザイナーとして継続的に活躍していくためには、Webデザイン以外のスキルを身につけて独自性を打ち出すことが大切です。例えば、Webサイト制作にはWebデザインスキル以外にも画像・動画編集スキル、ライティングスキルなどが関わってきます。自分にしか提供できないスキルを持つことで、唯一無二の強みとしてアピールできるでしょう。
女性向けキャリアスクールSHElikesでは、50種類以上の職種スキルが学び放題です。Webデザインに活かせるWebスキルを学ぶことができるため、フリーランスのWebデザイナーとして自分にしかない強みをアピールしていきたい方におすすめといえます。
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時給換算への意識を持つ
フリーランスWebデザイナーとして活躍し続けていくには、制作のクオリティとペース配分について考えていくことが大切です。
「単価は5万円だけど、実際にかかった時間から時給換算すると1,000円にも満たなかった……」なんて悲しい自体を避けるためにも、制作にかける時間と案件単価から時給換算する意識を持ち続けましょう。ペース配分における改善点が明確になり、パフォーマンスの向上にもつながります。
継続案件を獲得する
継続案件を獲得すると、新たな営業活動に割ける時間が減るため、制作に時間をかけられるようになります。単発の案件のみでは、先々の仕事のめどがつかず、精神的にも経済的にも負担がかかってしまうでしょう。
継続案件によりある程度安定した収入を確保することで、フリーランスを継続しやすくなります。安定性が見込めるリピーター顧客や継続案件を獲得できるよう、スキルアップし続けていくことが必要です。
フリーランスのWebデザイナーとして独立した人の参考例を見てみよう!
SHElikesを活用し、未経験からフリーランスWebデザイナーとして独立された受講生の例をご紹介します。Webデザイン未経験の30代からでも独立できた、リアルな物語をご覧いただけるので、ぜひ参考にしてみてください。
「中学校教師だった私が半年で入会金を回収し、フリーランスWebデザイナーに」Himawariさん
新卒で中学校教師の道を選んだものの、「私には合っていないかも」と違和感を持っていたHimawariさん。「自分には教師以外の選択肢がない」と悩んでいたなか、パートナーから「Webデザインが向いていそう」と背中を押されてSHElikesで学び、フリーランスのWebデザイナーに転身しました。
「安定志向の公務員からフリーランスWebデザイナーに」紗季さん
公務員だった紗季さんは、今後自分の仕事がAIに代わってしまうのでは、と焦りを抱えていました。そんなとき、SHElikesの体験レッスンへ参加し、「ここなら自分のやりたいことが見つかるかもしれない」と入会を決意。デザイン以外にも掛け合わせのスキルを身につけ、フリーランスWebデザイナーとして活躍しています。
「パート勤務の2児の母、1年でスキルと自信をつけて自由に働くフリーデザイナーに!」吉田美月さん
「働く=生き抜くための試練」だと感じていたと言う吉田美月さんは、育児と仕事の両立で悩んでいたそうです。スキルも経歴もない自分と働いている友人を比べて、こどもとの時間を楽しめなかったと話します。自分を変えるためにSHElikesに入会し、わずか3ヶ月ほどでフリーランスWebデザイナーとして仕事を始めました。
未経験でも努力次第でフリーランスWebデザイナーになれる!
未経験からフリーランスWebデザイナーとして独立したいのであれば、Webデザインにまつわる基礎知識はもちろんのこと、Webデザインに役立つその他のWebスキルやビジネススキルを習得しておくことが望ましいでしょう。
女性向けキャリアスクールSHElikesでは、Webデザインのほか、Webデザインに活かせる写真・動画編集やライティング、またWebマーケティングコースなど、全45以上の職種スキルが学び放題です。
Webデザイナーとしての基礎知識以外にも、複数のスキルを持ち自分の強みにしたいとお考えの方は、ぜひ一度無料体験レッスンに参加されてみてはいかがでしょうか。
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※出典
*1:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会|「フリーランス白書2022」より