スマートフォンの普及が拡大し、SNSの利用者が増加している近年、SNSマーケティングへの注目が高まっています。しかし、SNSマーケティングを始めたいと思っていても「何をすればいいのかわからない」「自分にもできるのだろうか」と不安がある方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、SNSマーケティングの始め方や具体的なやり方、個人で仕事をするコツなどを紹介します。SNSマーケティングについて詳しく知りたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
SNSマーケティングとは?
SNSマーケティングとは、SNSを活用したマーケティング手法のことです。SNSを通じて情報を発信したり、ユーザーとコミュニケーションを取ったりすることで、商品やサービスの販売促進や、ブランディングの強化を目指します。
SNSは、プラットフォームごとに特徴があります。それぞれの特徴を活かした施策を打つことで、コストを抑えながら目的を達成することなどが可能です。また、SNS利用者数は増加傾向にあるという観点からも、SNSマーケティングは今後も重要性が高まると考えられるでしょう。
SNSマーケティングが活発化している背景
SNSマーケティングが活発化している背景は、主に下記の2つです。
- スマートフォン普及率が高まっているため
- SNS利用率の上昇傾向にあるため
総務省の「令和4年通信利用動向調査」によると、令和4年における個人のスマートフォン保有率は77.3%*1となっており、増加傾向にあることが明らかになりました。
また、個人のSNS利用状況を見てみると、8割の人がSNSを活用していることがわかります*2。
このように、スマートフォンおよびSNSの利用が日常化していることから、SNSマーケティングの重要性が高まっているといえるのではないでしょうか。
【個人向け】SNSマーケティングを行うメリット・デメリット
ここでは、個人がSNSマーケティングを行うメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
- 初期費用があまりかからない
- ターゲティングしやすい
- 収益化につながる
- セルフブランディングができる
- 働き方の選択肢が増える
SNSは基本的に無料で利用できるものが多いため、初期費用を抑えてアカウントを立ち上げることができます。SNSマーケティングの知識を活用して効果的なアカウント運用ができれば、低コストで収益化につなげられるのが大きなメリットです。そのためには、各SNSの特徴を押さえてターゲットに刺さる施策を実施するのがよいでしょう。
実際のアカウント運用を通して収益化ができたら、SNSマーケターとして個人で報酬を得るスキルが身についたといえます。実績の1つになり、企業のSNS運用代行のお仕事につながるなど、働き方の選択肢が増えるのもメリットの1つです。
デメリット
- 炎上リスクがある
- 成果が出るまでに時間がかかる
- 継続的な運用リソースが必要
SNSマーケティングを行うメリットがある一方で、注意しておくべきポイントもいくつかあります。SNSで投稿した内容は不特定多数のもとに届くため、炎上リスクがつきものです。SNS運用時はトラブルが起きないよう注意しましょう。また、収益化などの成果が出るまでに時間がかかることが多く、継続的なリソースが必要とされています。
目的を果たすには長期的視点が大切なため、運用開始時はすぐに結果が出なくても、粘り強く続けることを心がけてみてください。またSNS運用は個人だけでなく、企業も積極的に行っています。企業側のメリット・デメリットは下記の記事にて詳しく解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
SNSマーケティングの始め方7ステップ
ここからは、SNSマーケティングの始め方を7つのステップで解説します。SNSマーケティングは、ただアカウントを開設して投稿すればいいというわけではありません。適切な手順で進めていくことが重要です。
- ゴールやターゲットを設定する
- ターゲットにアプローチしやすいSNSを選択する
- SNSの特性やアルゴリズムを理解する
- 具体的な施策や戦略を決める
- 施策ごとにKPIを設定する
- アカウント運用体制を整える
- 施策の効果検証と改善を繰り返す
また、SNSマーケティングのスキルは個人アカウントではもちろん、企業アカウントの運用でも活かせます。最近ではSNS運用代行の副業も増えているため、スキルを身につけておけば発揮できる場が多いのが特徴です。
1.ゴールやターゲットを設定する
まずはSNSマーケティングを行う目的を明確にし、ゴールやターゲットを設定しましょう。たとえば「半年後に10代〜20代の売上を◯%向上させる」など、具体的なターゲットや目標数値を設定すると、効果的な施策を検討しやすくなるのでおすすめです。
ターゲットや商品の特性によって、運用するSNSの選定や効果的な手法、戦略の立て方が変わります。現状や今後の展望を踏まえて、なるべく具体的なゴールを設定してみてください。
2.ターゲットにアプローチしやすいSNSを選択する
SNS運用のゴールやターゲットが明確になったら、次に効果的にアプローチできるSNSを選択しましょう。SNSとひと言でいってもInstagramやX(旧Twitter)など種類はさまざまです。各媒体によって主な利用者層や性別の割合、投稿の表示形式や機能など特徴が異なります。
各SNSの特徴を理解し、目的に合ったものを選択しましょう。また、特徴の異なるSNSを併用して運用することでより効果が見込める場合があります。ただし、投稿するコンテンツの質が維持できるよう、管理が行き届く数に抑えて運用することが大切です。
3.SNSの特性やアルゴリズムを理解する
運用するSNSが決まったら、次にSNSの仕組みや機能、アルゴリズムを理解しましょう。SNSにおけるアルゴリズムとは、どのユーザーにどのコンテンツを表示するのかなど投稿を評価して分類するためのルールのことを指します。
アルゴリズムを理解して運用しないと、投稿がターゲットに届かず、施策が失敗に終わることも。アルゴリズムはSNSによって異なるため、対象となるSNSのアルゴリズムを理解して運用をすることが重要です。
4.具体的な施策や戦略を決める
運用するSNSの特性が理解できたら、次にゴールを見据えて具体的な施策や戦略を決めていきます。目的に合わせて、投稿するコンテンツの方向性やどの手法を活用するかなどを検討しましょう。
たとえばSNS広告を活用する、ハッシュタグキャンペーンを実施する、インフルエンサーに商品やサービスのPRを依頼するなど、SNSマーケティングにはさまざまな手法があります。目的やターゲット、商品やサービスの特性に応じて使い分けてみてください。
5.施策ごとにKPIを設定する
具体的な施策や戦略が決まったら、次に施策ごとにKPIを設定します。KPI(Key Performance Indicator)とは「重要業績評価指標」のことです。目標を達成するための各プロセスの行動指標を意味します。
たとえば、フォロワー数やコンテンツの閲覧数、CTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)などの数値をKPIの指数として設定するのが望ましいです。ハッシュタグキャンペーンを実施する場合は、オリジナルハッシュタグの件数をKPIに設定するなど、施策との関連性が高いものを選びましょう。
6.アカウント運用体制を整える
SNSマーケティングは結果が出るまでに時間がかかる傾向にあります。軌道に乗る前からアカウントの運用体制を整えておくと、長期的に運用しやすくなるのでおすすめです。下記の3つのポイントを押さえて運用体制を整えましょう。
- アカウントの方向性を明確にする
- 運用のためのマニュアルを制作する
- 炎上発生時の対応フローを作成する
SNS運用の業務は多岐にわたります。個人での運用なら一貫して管理できますが、企業アカウント運用時には担当ごとに必要な人員を確保して運用することが多いです。その際は、メンバー間で方向性を統一するために、定期的に情報共有を行いましょう。
7.施策の効果検証と改善を繰り返す
運用体制が整ったら、施策や戦略を実行していきます。実行した施策ごとにユーザーの反応を分析し、施策の効果検証と改善を繰り返しましょう。狙ったターゲットがフォロワーになっているか、どの投稿のエンゲージメント率(投稿に反応したユーザーの割合)が高いのかなどを分析し、改善策を検討していきます。
何度もいうように、SNSの運用は結果が出るまでに時間がかかる場合が多いです。しかし、検証と改善を繰り返すことで、徐々に結果が期待できるかもしれません。アカウント運用の目的が達成されるまで、粘り強く改善を繰り返してみてください。
SNSマーケティングで使用される5つのプラットフォーム
SNSマーケティングを始める際には、目的に合ったプラットフォームを選択することが大切です。ここではSNSマーケティングで使用される5つのプラットフォームを紹介します。各SNSの特徴を理解する際の参考にしてください。
媒体名 | 特徴 | 活用方法(例) |
---|---|---|
画像やショート動画などビジュアルに 特化したSNS |
統一された世界観を視覚的に 訴求する投稿でブランディングを行う |
|
X(旧Twitter) | 140字に制限された文字での投稿が 特徴的なSNS |
フォローとリポストによる キャンペーン施策で認知拡大を目指す |
LINE | 幅広い世代で利用されている、 コミュニケーションに特化したSNS |
公式アカウントを活用して 定期的な情報配信により、 ユーザーへの認知拡大を目指す |
TikTok | 若い世代を中心に利用されている、 ショート動画の作成・投稿に特化したSNS |
拡散力の高さを活かしてユーザー参加型の キャンペーン施策を実施する |
実名性が高くリアルなつながりが 特徴的なSNS |
数ある配信先からターゲットへの アプローチが可能なものを選択し、 広告を出稿する |
Instagramは、画像や動画などのビジュアル要素をメインに情報を伝える点が強みのSNSです。投稿方法はフィード投稿、ストーリー、リールの3つで、これらを使い分けながら運用していきます。
投稿された画像を数タップするだけで商品購入ページへ移動できるショッピング機能があるため、購買へつなげやすいのが特徴です。ファッションや美容、グルメなど、画像や動画で魅力を伝えやすい商品やサービスを扱うジャンルとの相性が良く、ブランディングにも活用しやすいSNSだといえるでしょう。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は、テキストでの投稿がメインのSNSです。リポストという再投稿機能があり、拡散力が高いという特徴があります。企業公式アカウントなどでは「フォローとリポストをした人の中から抽選で賞品が当たる」といったキャンペーンが行われることも。
情報が素早く拡散されることから、タイムリーな情報を発信ができる点がメリットです。拡散力が高いのと同時に、炎上のリスクもあるので注意して運用していきましょう。
LINE
LINEは日頃の連絡手段として多数の利用者がおり、日本での⽉間アクティブユーザーは約9,600万人*3にのぼるSNSです。LINEは年代にかかわらず利用者が多いため、アプローチできるユーザーが幅広いという特徴があります。
また、公式アカウントを設置することでユーザーと「友だち」としてつながることが可能です。ユーザーと1対1のコミュニケーションが取りやすいのはLINEならではでしょう。クーポンの配布や定期的な情報発信により、ユーザーの興味を引く施策が打ちやすいのも魅力です。
TikTok
TikTokは、短い動画を作成・投稿できるSNSです。ほかのSNSと比べてアルゴリズムに独自性があり、フォローしていないユーザーの投稿もタイムラインに表示されるのが特徴の1つです。
拡散力の高さを生かしてユーザー参加型のキャンペーンを行ったり、広告を出稿したりすることで、幅広いユーザーにリーチできます。注意点としては、コンテンツが魅力的だとしても売上に直結するとは限らないことです。アカウントの運用目的に合わせて、InstagramやX(旧Twitter)など別媒体に誘導するなどの施策も検討してみてください。
Facebookは、友人や知り合いなどリアルなつながりを中心に交流を行う実名登録制のSNSです。実名登録制であることから、精度の高いターゲティングができる点が魅力といえます。情報発信やユーザーとの交流を行い、「予約をする」「お問い合わせ」といったCTAボタンを表示させることで、ユーザーの行動を促す施策が可能です。
FacebookだけでなくInstagramやMessengerなどにも配信できる「Facebook広告」や、Facebook上にオンラインショップを開設できる「Facebookショップ」という機能も活用できます。
SNSマーケティングの主な手法5つ
ここでは、SNSマーケティングを始める際に知っておくべき主な手法を5つ紹介します。商品やサービスの特性や、目的に応じて使い分けられるよう、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
SNSマーケティングの手法 | 特徴 |
---|---|
SNSアカウント運用 | 継続的な投稿やユーザーとの コミュニケーションを通して、 認知拡大や商品購入などの 目的達成につなげられる。 |
SNS広告運用 | 各SNSの利用者層を考慮して、 狙ったターゲットに届けたい 内容を発信できる。 |
SNSキャンペーン | SNSの拡散力を活かして、 認知拡大や既存ユーザーの ロイヤリティ向上が期待できる。 |
インフルエンサーマーケティング | インフルエンサーの影響力を 活用して、フォロワーやファンに 届けたい情報を届ける。 |
ソーシャルリスニング | ユーザーの本音を知ることで、 ユーザーファーストな戦略・施策 の考案ができる。 |
SNSアカウント運用
SNSアカウント運用では、商品やサービス、自社ブランドなどについての情報発信や、ユーザーとのコミュニケーションを行うのが一般的です。
テキストや画像、動画などのコンテンツを投稿するのはもちろん、コメントへの返信やいいねなどを通じてユーザーと直接コミュニケーションを取ることも意識してみてください。信頼関係の構築やアカウントへのファン化により、商品の購入などの目的達成につなげましょう。
SNS広告運用
SNSには、プラットフォームごとに独自の広告配信サービスがあります。地域や年齢、性別などターゲティングの設定ができるため、広告を届けたいユーザーに的確にリーチできる点がSNS広告の魅力です。
また、雑誌広告や検索結果に表示されるリスティング広告などと比べると費用が抑えられるメリットもあります。ターゲティングにより効率的にリーチできることから、費用対効果が見込めるでしょう。
SNSキャンペーン
SNSキャンペーンとは、ユーザー参加型のイベント施策のことです。具体的には、下記のようなキャンペーンの事例があります。
- オリジナルハッシュタグをつけて投稿すると抽選に参加できる
- フォローとリポストをすると抽選に参加できる
- フォトコンテストや大喜利コンテストなどで投稿を促す
多くのユーザーがキャンペーンに参加し投稿することで、認知拡大や販売促進が期待できます。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサーに商品やサービスを紹介してもらったり、コラボ商品を開発したりする施策のことです。インフルエンサーは数万人から数百万人のフォロワーやファンがいることが多く、高い影響力が期待できます。
また、インフルエンサーという第三者が訴求することで広告感を拭い、信憑性の高い口コミをユーザーに届けられるメリットも。ただし、インフルエンサーの選定には細心の注意が必要です。インフルエンサー自身に炎上の危険はないかなどを見極めて依頼しましょう。
ソーシャルリスニング
ソーシャルリスニングとは、SNSを通してユーザーの声を収集・分析し、マーケティングに活用する手法です。SNSにはユーザーのリアルな声が集まるという特性があります。そのため、アンケートで収集した結果よりも、率直な声を知れるのがソーシャルリスニングのメリットです。
たとえば、商品名やサービス名、アカウント名などをハッシュタグで検索し、ヒットしたユーザーの検索を分析してみるなどの方法があります。ユーザーの本音から投稿内容の改善や今後の戦略の立案を行うことで、ユーザーファーストなアカウント運用が目指せるでしょう。
個人でSNSマーケティングの仕事を始める2つの方法
ここでは、個人でSNSマーケティングの仕事を始める方法を2つ紹介します。
- 個人のアカウントを運用して収益化する
- スキルを身につけ、企業のSNS運用代行の副業をする
個人のアカウントを運用して収益化する
1つ目は、個人のアカウントを運用して収益化する方法です。個人のアカウントを立ち上げ、継続的に投稿し、アカウントを育てていきましょう。
運用が軌道に乗れば、アフィリエイトで広告収入を得たり、自身の商品やサービスを販売したり、自身がインフルエンサーとしてPR活動を行ったりするなど、安定的な収益化へとつながることも。結果が出るまでに時間を要することが多いですが、趣味や得意を活かしたアカウントなら好きなことが仕事になるメリットがあります。
スキルを身につけ、企業のSNS運用代行の副業をする
2つ目は、スキルを身につけて企業のSNS運用代行の副業をする方法です未経験からでも、勉強次第でSNSマーケティングのスキルは身につけられます。そのため、スキルを活かして企業案件を獲得し、副業を始めたい方におすすめの方法です。
SNS運用はデザイン、投稿文作成、分析など業務が多岐にわたるため、網羅的にスキルを身につけておくと仕事の幅が広がるでしょう。
個人でSNSマーケティングの仕事をするときのコツ
ここでは、個人でSNSマーケティングの仕事をするときのコツを5つ紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
分析機能の使い方を把握する
各SNSの分析機能の使い方を把握しておくと、ユーザーの反応がわかり、施策の改善に役立てられます。分析機能はSNSによって異なりますが、投稿のインプレッション数やプロフィールへのアクセス数、フォロワー数の増減、エンゲージメント率など、施策改善に生かせる数値が確認できるものがほとんどです。
運用するSNSにどのような分析機能があるのかをひと通り確認し、日々の運用に役立ててみてください。
継続してSNSの最新動向をチェックする
SNSマーケティングの仕事を始めたら、新機能の追加や仕様変更、アルゴリズムの変更など、それぞれのSNSの最新動向をチェックする習慣をつけましょう。新機能の追加や仕様変更については、各SNSの公式ページからチェック可能です。
アルゴリズムの変更についてはすべてが公開されているわけではありませんが、一部公式発表されることもあります。SNSのトレンドは常に追いかけ、分析や施策改善に生かすとよいでしょう
企業が求めていることを理解する
SNSの運用代行やインフルエンサーとしてPR活動を行う際は、企業が求めていることを理解して取り組む姿勢が重要です。SNSマーケティングのゴールをどのように設定しているのか、依頼の目的は何かといった点は、最初にきちんと理解しておきましょう。
企業が求めていることへの理解が曖昧なまま仕事を始めてしまっては、求める成果を出すことはできません。疑問点は質問を通して解消し、理解を深めた状態で仕事をスタートさせましょう。
実務に役立つ資格を取得する
SNSマーケティングを仕事にするなら、実務で役立つ資格を取得するのもおすすめです。最近ではSNSマーケティングの注目度が上がり、資格試験の種類も増えてきています。たとえば、SNSマーケティングに関するおすすめの資格は下記の通りです。
資格 | 学べること |
---|---|
SNSマーケティング検定 | ・マーケティングの基礎知識 ・各種SNSの特性 ・投稿作成 ・広告キャンペーン ・ユーザーコミュニケーション ・プロジェクトマネジメント |
SNSエキスパート検定 | 【初級】 ・SNSの基礎知識 ・SNSの活用方法 【上級】 ・目的に合わせたSNSの選定方法 ・効果測定 ・運営体制の構築方法 ・リスクマネジメント |
初級SNSマネージャー | ・SNS運用の基本 ・戦略や企画の立案方法 ・各種SNSの特性 ・広告運用 ・キャンペーンとインフルエンサー活用 ・レポートの活用方法 |
資格取得を通して身につけた知識は、アカウントの運用を通して実務と結びつけると定着が早くなります。実践で活かせるよう、アウトプットを積極的に行うことを意識してみてください。
スキルのかけ算を意識する
SNSマーケティングの知識やスキルにそのほかの周辺スキルをかけ合わせることで、SNSマーケターとしての仕事の幅が広がる可能性もあります。たとえばWebデザインスキルをかけ算すると、企業や商品、サービスのブランディングをより効果的に行えることも。ライティングスキルをかけ合わせれば、投稿文作成に生かせます。
女性向けキャリアスクールの「SHElikes(シーライクス)」は、SNSマーケティングコースをはじめとした全40の職種スキル*が学び放題です。WebデザインコースやSNS動画制作コース、ライティングコースなど、SNSマーケティングの仕事に関連した職種スキルが学べる点が魅力です。
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*2024年2月時点のコース数です。今後もコース数は増設予定です。
未経験からSNSマーケターとして活躍している人の事例を紹介!
ここでは、実際に未経験からSNSマーケターとして活躍している方々の事例を3つ紹介します。
「接客業からSNSマーケターに転身」りさちょんぬさん
テーマパークで接客業をしていたりさちょんぬさんは、SHElikes(シーライクス)を活用し、マーケティングやWebデザインを中心に、SNS運用で活かせるスキルを習得しました。学習開始から約1年半で未経験からSNSマーケターへの転職に成功したそうです。
「営業職から副業SNSマーケター&ライターに」シホさん
営業職に就いていたシホさんは、今後のキャリアに活かせるスキルを身につけるべく、SHElikesに入会します。Webマーケティングコースの受講をきっかけに、分析が好きな自分にはマーケターが向いていると気づき、学びを深めることに。その結果、未経験から副業でSNSマーケティングの案件を獲得するまでになりました。
「事務職からたった半年でデザインもできるSNSマーケターに」ゆかりさん
前職ではハードな働き方から休職を経験したゆかりさん。現状を変えるためにスキルを身につけるべく、SHElikesに入会します。複数のコース動画を視聴するなかで、マーケティングとWebデザインに興味があることに気づいたそうです。学習を進めた結果、SNSマーケターへのキャリアチェンジに成功しました。
SNSマーケティングのスキルを学び、SNSマーケターとしての仕事を始めてみよう
SNSマーケティングの始め方や具体的な手法、未経験からSNSマーケターとして活躍する方々の事例などを紹介しました。SNSマーケティングは未経験でも習得可能なスキルです。「SNSマーケティングの仕事を始めたい」「SNS運用で副業をしてみたい」という方は、ぜひ必要な知識を学ぶところから始めてみてください。
効率的にSNSマーケティングを学びたい方は、女性向けのキャリアスクールSHElikes(シーライクス)のSNSマーケティングコースがおすすめです。SHElikesではSNSマーケティングのほか、Webデザインやライティング、動画編集などのスキルもあわせて学べます。SNSマーケターとして企業やブランド、個人アカウントのSNS運用を始めたい方は、一度無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。
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※出典
*1:総務省「令和4年通信利用動向調査」内、2 インターネットの利用動向より
*2:総務省「令和4年通信利用動向調査」内、3 SNSの利用動向(個人)より
*3:LINE for Business「LINE広告」より