「送信」ボタンから見えたもの。完璧主義だった私が動き出すまで

「送信」ボタンから見えたもの。完璧主義だった私が動き出すまで

「きちんと準備しなければ」「完璧にしなければ」

以前の私は、いつもこのような考えに囚われていた。そのせいで一歩も前に進めず、結局断念する。その繰り返し。

しかし、あのとき勇気を出してX(旧:Twitter)の「送信」ボタンを押したことで、世界が変わっていった。

「完璧でなくていい。小さくてもいいから、動くことが大切なんだ」と心から思えたのだ。そして、今まで挑戦できなかったこともできるようになった。

今回は、そのときの体験についてお話したい。この話が、あなたの背中を後押しすることを願って。

私の人生、ずっとこのまま?

2年前、私は自身の体調不良と母の介護で、7年間勤めた会社を退職した。その後は、体調の回復と母の介護に専念する日々を送っていた。

しばらくして母の介護が落ち着くと、私は仕事を探し始めた。しかし、どれもハードルが高いものばかり。というのも、まだ体調に波があり、決められた時間と場所に出勤するのが難しかったからだ。

在宅でできる仕事も探してみたが、求人数も少なく、「やってみたい」と心から思えるものがなかった。

無情に時間ばかりが過ぎていく。「このまま何もできずに終わるのかな」

そんな漠然とした不安を抱えながら、毎日を過ごしていた。ある日、たまたま見ていたインスタグラムで、SHElikesの広告が流れてきた。

気になって調べてみると、SHElikesは50種類以上のスキルが学べる女性向けのキャリアスクールだという。このとき、スキルを身につけて、在宅で働く選択肢もあることを知った。

「もう一度頑張ってみよう」こうして、無料体験に参加したのち、SHElikesに入会した。

SHElikesに入会したけれど……

SHElikesに入会して数日後。私は入学式に出席していた。学習の進め方などについて説明があり、その中でXの学習用アカウントを作ることを勧められた。

理由は、同じ受講生と繋がることでモチベーションが上がり、学習を頑張れるからとのこと。

私はXのアカウントを持ってはいたが、情報収集がメイン。たまに投稿するのがせいぜいだった。

さらに、昔から1人でもくもくと勉強するのが好きなタイプ。それに加えて、人付き合いに苦手意識がある。「アカウントなんて作らなくてもいいだろう」と考えた。

しかし、「何かしないとサボってしまうかも」と思い直した。そして、自分を管理するためにアカウントを作って、進捗を投稿することに。

こうして私の学習生活はスタートしたのだった。

SNSで世界が変わった

その後、何とか毎日学習を続けるもモチベーションは下がる一方。

「頑張ると決めたのに、このままじゃだめだ」

そんな思いを抱えながら、毎日コース内の動画を観て、Xに進捗と感想を投稿する日々を送っていた。

その日も進捗を投稿しようと、Xを開いた。そのとき、目に飛び込んできたのは、お仕事獲得をテーマとした、コミュニティイベントの告知だった。

コミュニティイベントとは、SHElikesの受講生が企画・運営するイベントのこと。

以前から案件獲得について興味があったため、気分転換を兼ねて参加することにした。オンラインでカメラ、マイクともにオフで参加できることも、参加の決め手になった。

当日、緊張しながらzoomに入室した。チャットは、想像していたよりも盛り上がっていた。そして何より、リアルな話はどれも参考になるものばかり。

イベントも終盤に差し掛かったころ、Xでハッシュタグを付けて感想を投稿してほしいと、司会者から呼びかけがあった。

「本当に参加してよかった!この気持ちをぜひ投稿したい」

私はこのように思い、Xを開いて文章を打ち始めた。しかし、書いては消し、また書いては消すことを繰り返していた。

的外れなことや失礼なことを書いていないか、もし反応がなかったらどうするのか。そればかり気になって投稿することができないのだ。

このままでは一生投稿できないと、意を決して「送信」ボタンを押した。しばらくすると、イベントを担当していた受講生の方から返信が来た。

そこには、イベント参加へのお礼の言葉とともに、「一緒にがんばりましょう」という温かい言葉があった。

「よかった。変なことを書いていなかった」と安堵しつつ、嬉しくて涙が出そうになった。

この投稿をきっかけに、「1人で頑張らなくてもよかったんだ」と気づいた。誰かが見てくれている。応援してくれている。それだけで不思議なくらい気持ちが軽くなった。

「もう少し頑張ってみようかな」そんな前向きな気持ちが自然と湧いてきたのだ。

発信や人付き合いは苦手だと思っていた。しかし、勇気を出して投稿した先には、温かい言葉が待っていた。

あのときはじめて、小さな行動でも世界は変わるのだと実感した。そして、私の中に新しい価値観が生まれた。「完璧でなくていい。小さくてもいい。まずは動いてみることを大切にしたい」

完璧じゃなくていいんだ

振り返ってみると、SHElikesに入会したこと、コミュニティイベントの感想を投稿したことは、どれも小さな行動だった。

当時の私は、「もっと準備してから」「もっと自信がついてから」と考えてばかりいた。けれど、実際は準備万端だったわけではない。それでも、一歩踏み出したことで世界が変わっていった。

そして、数々のアクションを起こすことができた。学習面では課題や実技試験への挑戦、プライベートでは10数年ぶりの一人旅。今は、ライティングのスキルは完璧ではないけれど、SHElikes内のコンペに挑戦している。

完璧になってから動くのではなく、今の自分のまま動いてみる。そんな小さな一歩でも十分だった。

私が「挑戦してみよう」と思えたのは、一緒に頑張る仲間、応援してくれる仲間がいたから。SHElikesはスキルを学ぶ場所であるだけでなく、挑戦を後押ししてくれる場所でもあった。

「送信」ボタンは入口

あの日勇気を出して押したのは、ただの「送信」ボタンではなかった。完璧じゃなくてもいい。1人で抱え込まなくていい。そんな新しい価値観への入り口だった。

きっかけはどこに転がっているか分からない。まずは小さな行動で大丈夫。

もし今、何かを変えたいと思いながらも動けずにいるなら、できることから始めてみてほしい。

新しい本を読む。自分の思いをSNSで発信する。SHElikesの無料体験に参加する。

きっと、その一歩が思いがけない未来に繋がっていることがある。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 みささん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。