「AIに奪われにくい仕事を、私は手放そうとしている」

「AIに奪われにくい仕事を、私は手放そうとしている」

AIでなんでもできる時代。どんどん仕事が自動化され、「いつか仕事がなくなる」という言葉が現実味を帯びてきた。

私は「理学療法士」の資格を持っている。最近では「リハビリテーション」という単語がだいぶ世の中に広まったから、「リハビリの人」でわかる人も増えただろう。

理学療法士の仕事は、患者さんの体を評価・考察し、治療計画を立て、治療行為を行うこと。そして再評価しながら、また次の治療計画につなげていく。どんなにAIの技術が進歩しても、身体に直接触れる「治療行為」はできないだろう。

それでも、私は「理学療法士」の仕事を手放そうとしている。そして「ライター」という、一番AIに奪われそうな仕事を選ぼうとしている。

「もったいない」と言う人もいるだろう。私もそう思う。理学療法士の仕事は好きだし、楽しい。

一方で、週5日間全力で頑張れたのは20代までで、最近は体力と精神力の限界を感じている。だから私は、自分が無理なく働くための手段として「ライター」を目指そうと考えたのだ。

AIと競争するより、仲良くなりたい

ライターを目指すと決めてから、真っ先に向き合ったのが「AIとどう付き合うか」という問いだった。

今年に入り、私もAIを使う機会が増えた。自分が書いた文章を添削してもらったり、アイデア出しの壁打ち相手になってもらったり。

ある日、友人が手の写真を撮影してAIに手相占いをお願いしているのを見て、

「なるほど、仕事がなくなるわけだ」

とAIの可能性に感心した。AIに役割を与えると面白い。私はよく「編集者」「ディレクター」といった役割を設定して、文章の構成を議論してもらう。

すると、まるで実際に会議をしているような感覚になって、自分では気づかなかった視点をもらえることがある。それが思いのほか楽しく、ライティングに対する発見も多い。

AIは確かに優秀だ。誤字脱字のチェックは正確だし、構成の提案も豊富。でも実際に使いながら、ひとつ、確かなことに気がついた。

AIは「平均的な答え」は出せても

「私の答え」

は出してくれない。私が何を届けたいのか。どんな人に、どんな気持ちになってほしいのか。

AIはそこまで決めてはくれない。そこに「私らしさ」が出ると感じた。

理学療法士の経験が、意外な場所で活きる

私は理学療法士として働く中で、ずっと大切にしてきたことがある。患者さんの顔を見ながら話を聞いて、言葉にならない不安や感情を汲み取ること。

患者さん自身も気づいていない本音を、会話や表情、声色や何となくの雰囲気から少しずつ拾っていく。この経験はライティングにも通じる、と今は思っている。

誰かの経験に寄り添った文章。読んだ人が「これ、今の私かもしれない」と感じられる文章。そういう「温度」はきっと人だからこそ生み出せる。

AIはインターネット上の膨大な情報から文章を生成できる。でも、実際の体験や感情により生まれる言葉の重みは、そこには宿らない。私の強みは、その「温度」を文章に載せることだと思っている。

「原石」に気づけたのは、新しい挑戦のおかげ

正直に言えば、ライターを目指しはじめた頃、「自分に何か強みがあるのか」という不安は常にあった。

「何かスキルを身につけなければ」と焦り、知識を詰め込もうとしていた時期もある。でも学びを進める中で、少しずつ考え方が変わっていった。

ある時、オンラインのイベントで一緒になった人から、「あなたと話していると、自分の考えが整理されていく」「言いたかったことを言葉にしてもらえた気がした」と言われた。

気づけば私は、その人が話しながら本当に伝えたかったこと、まだ言葉になっていない本音を、自然に拾い上げていた。理学療法士として培ってきた「傾聴力」「共感力」が、全く別の場面で機能していたのだ。

自分にとって当たり前だった経験や感覚が、誰かにとっての価値になることがある。そのことを、私ははじめて実感した。

AI時代だからこそ、「自分らしさ」が強みになる

AI時代に必要なのは「AIに負けないスキル」ではなく、「自分にしかない考え方や経験」を育てることだと、今は感じている。

そう思えるようになったのは、SHElikesに入学したことがきっかけだと思う。

「何かスキルを身につけなければ」

そう焦っていた私は、SHElikesの無料体験に参加した。

はじめのうちは、知識を身につけることに必死で、毎日色んなコース動画を受講したくて、時間が足りないくらいだった。でも今は、自分がこれまで経験してきたこと、感じてきたことにも価値があるのかもしれないと思えるようになった。

AIが進化する時代だからこそ、「人らしさ」「自分らしさ」が、強みになる。そして、その強みは新しい挑戦を通して磨いていけるのだと思う。

私自身、まだ模索の途中だ。それでも、AIを怖がるのではなく、上手に力を借りながら、自分にしかできない表現を見つけていきたいと思っている。

SHElikesは「スキルを学ぶ場所」だけじゃなかった

多分、SHElikesの特徴と言えるのが、コミュニティの存在だと思う。コミュニティはいくつかあるのだけれど、定期的にオンラインイベントを開催している。

そこではより学びを深める内容があったり、受講生同士の交流の機会が設けられていたり。コース受講だけのスクールだったら、私は自分の強みを見つけられなかったと思う。

イベントで同じように新しい挑戦をしている人たちと話す中で、自分一人では気づけなかった視点をもらえることも多かった。そこで私は気づいたのだ。

その人が話している中で、本当に伝えたいこと、言葉にできない本音を、私なら拾い上げることができるのではないか、と。

自分の中にある「原石」に気づけた

SHElikesは、キャリアオンラインスクールでありながら生き方の学校。ただ、知識を身につけるだけじゃない。

自分の中にすでにある原石を見つけてくれた場所。AI時代になって、

「何を学べばいいんだろう」
「自分に強みなんてあるのかな」

と不安になることもある。自分では当たり前だと思っていた経験や感覚が、誰かにとって価値になることもあるのだと、私はSHElikesで知った。

もし今、少しでも新しい働き方や生き方が気になっているなら。「自分には何もないかもしれない」そう感じているなら。

SHElikesの無料体験は、新しいスキルだけではなく、まだ自分でも気づいていない「可能性」に出会うきっかけになるかもしれない。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 ふちこさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。