子どもの頃の私は、時が経てば、大人になれると思っていました。平日は働いて、結婚して、子どもがいる、そんな人生が自然と待っているものだと思っていました。だからこそ、「大人になれば、今できないことも、いつかはできるようになる」と信じていたのです。
同時に、「子どものうちは、いい子でいなければいけない」という思いもありました。親や周りの大人に言われた通りの道を歩くことが正解で、自分の意思よりも「周囲の期待に応えること」が私の中の当たり前でした。
振り返ると、人生の選択は自分でしているように思っていましたが、親がくれた選択肢の中から選んでいました。進路選択も同じです。「資格があれば仕事に困らない」という親の教えを聞き、どの資格を取りたいかを基準に、栄養士の資格が取れる大学を選びました。
でも、心の奥には違和感がありました。
本当は、大学で資格を取ることにこだわらず、経営学部や社会学部で学んでみたい気持ちがあったからです。実際の大学生活でも、私は専門的な知識ばかりを学ぶことに、どこか面白さを見出せずにいました。
違和感を感じながらも、どうしたらいいかわからなかった私は、自分の気持ちに蓋をしたまま、就職するまで過ごしていました。
社会人となり、実家を離れたときの私は、「数年お金を貯めて、夢だった自分のカフェを開こう」と考えていました。
しかし、お金はいくら貯めればいいのかわからないし、社会人になったばかりのお給料では、大きな資金をつくるのも難しい。そして何より、お店の開業の仕方も知りませんでした。
就職した会社で身に付くスキルもその会社でしか通用しないと感じ、将来のキャリアも描けませんでした。
だから、「お金を貯める」も「カフェを開く」も現実味のない、夢のままでした。
「このまま何もできないまま、大人として生きていくのかもしれない」
そんなときに出会ったのが、女性向けキャリアスクールSHElikesでした。
正直、キャリアスクールに入って夢を叶えるなんて、最初は胡散臭いと思っていました。そのため、入会までの半年間、広告を開いては閉じることを何度も繰り返していました。できるかわからないことに、決して安くはないお金を払うことへの迷いもありました。
それでも気になり続けていたのは、「このまま何も変えなければ、この先何も変わらない」と思ったからです。まずは1歩踏み出そうと、無料体験レッスンに申し込みました。
体験レッスンでは、シーメイトの先輩(SHElikes受講生)に私の夢を打ち明けました。そして、実際にカフェを開業している人がいると知り、「ここなら叶えられるかもしれない」と即入会を決めました。
しかし、入会しただけでは何も変わりませんでした。
入会当初の私はひたすら1人でコース受講を進め、仕事が忙しくてコース受講が進められないと何もできていないと自分を責めていました。
そんな状況が続いたある日、私は「SHElikesを活用し倒して、理想を叶える」とXで宣言しました。
すると、少しずつ変化が生まれました。
応援してくれる人、わからないことを教えてくれる人、同じように悩みながらも前に進んでいる人。そんなたくさんのシーメイトさんと出会うことができたのです。
入会時は誰もがモヤモヤを抱えています。でも、行動し続けることで、そのモヤモヤを少しずつ形に変えていく、その姿を間近で見られる環境がそこにはありました。
リアルな交流を求めて東京へ
4月に行われたSHE AWARDS 2026に、私は現地で参加しました。SHE AWARDSとは、SHEを通して生まれた変化を起点に、新たな挑戦の連鎖を目指す、年に1度の祭典です。
正直なところ、私はSHE AWARDSについて何も知りませんでした。ただ、Web上で出会ったシーメイトさんに実際に会ってみたいと思い、飛行機に乗りました。
webで受けられるキャリアスクールのはずなのに、気づけば会いたいと思う仲間に出会えたのです。
SHE AWARDSでは、1年で特に変化があった4名のシーメイトさんが表彰されました。
表彰されたシーメイトさんのスピーチを聞き、最初は誰しも苦悩があったことを知りました。今結果を出されている方も、そこに辿り着くまでの思うように進まなかった時期や、試行錯誤しながら進んできた過去がありました。
その積み重ねが、今の結果につながっているのだと感じました。
また、ゲストとして登壇された鈴木愛理さんのトークも印象に残っています。いつも画面越しでキラキラしていて、完璧なパフォーマンスをしている鈴木愛理さんの内面を少し知れたような気がしたからです。
「アニソンをカバーするときは、そのアニメを見てからカバーする」とおっしゃっていました。
曲を聞いて歌うだけなら、誰だってできるかもしれません。でも、忙しい中でも、アニメを全部観て、作品の背景までを理解してカバーしているから、完成度の高いパフォーマンスを私たちに見せてくれているのだと思いました。
これまでの私は、受賞されたシーメイトさんも、鈴木愛理さんも、心のどこかでは「最初からできる、自分とは違う世界の人」だと思っていました。
でも実際は、目にみえる結果の裏には、地道な努力や積み重ねがありました。だからこそ、今の姿があるのだと気づきました。
SHElikesに入会することがゴールではない
私は知らず知らずのうちに、「大人になれば今できないことも、自然とできるようになる」と思っていました。でも、できるようになるのを待っていても、何も変わらない。未来は、わからないままでもいいから、自分で動きながら、切り開いていくものだったのです。
SHElikesには、続けられる環境が整っています。宣言をすれば応援してくれる人がたくさんいます。だからこそ、私はここで頑張りたいと思います。
最後に、SHE AWARDSで最も印象に残ったのが、鈴木愛理さんのお母様からの教えです。
「今の自分が幸せだと思えているなら、それは3年前の自分が頑張ってくれたご褒美。逆に今、自分が頑張れないと思っているなら、3年後の未来の自分が笑顔でいられるために頑張りなさい」
これまでの私は、「いつかできるようになる」と、未来の自分に任せている部分がありました。でもそうではなく、「未来は今の行動でしかつくれない」のだと気づいたのです。
私も未来の自分には、キラキラ笑っていて欲しいと心から思います。3年後、夢を叶えた自分でいるために、私はこれからも、自分の意思で道を選び、行動し続けていきます。
「大人になればできる」のではなく、「行動するからできるようになる」
それが、私が塗り替えた当たり前です。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 ミノリさん)
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