日々の積み重ねで「いつか」を迎えに行けた、2025年のわたし

日々の積み重ねで「いつか」を迎えに行けた、2025年のわたし

2025年を振り返ると、年初に思い描いていた理想と、実際の自分の姿は少し違っていました。それでも振り返ってみると、小さな挑戦を続けることで、「いつかできたらいいな」と思っていたことが、少しずつ現実になっていった一年でした。

劇的な変化があったわけではありません。でも、特別なことをしなくても、「いつか」は小さな挑戦の積み重ねで、私にも手の届く距離に近づくのだと実感しました。

「33歳で新しい挑戦は遅い」と思い込んでいた

今年の春、私は「33歳で新しい挑戦なんて、もう遅いのかもしれない……」と落ち込んでしまっていました。転職活動が思うように進まず、面接の結果を受け取るたびに「自分の市場価値ってものすごく低いのではないか」と自信を失っていたのです。

今の職場では評価されているはずなのに、外に出ると何も通用しない気がしました。これまでの経験が、すべて「たまたまうまくいっていただけ」かのように感じてしまったのです。「このまま年齢だけを重ねて、できることが増えないまま、同じ悩みを抱え続けるの?」という不安が、じわじわと心の中に広がっていきました。

それでも周りを見渡すと、同い年の友達は何回目かの転職を成功させ、前に進んでいます。「すごいな」と思う一方で、「私はもう、このまま目の前のことをこなしていくしかないのかな」と、うらやましさと焦りが入り混じった気持ちになっていました。

悩んでいるのは私だけじゃないと気づけた

悩んでいるのは私だけじゃないと気づけた

「このままでは何も変わらない。少しでもできることを探してみよう」と思い、SHElikesというオンラインスクールに入会しました。SHElikesは、キャリアやスキルを磨きたい女性向けのオンラインスクールです。デザインやライティングなど、50種類以上のWebスキルを未経験から学べます。動画を視聴する形式で、分野に縛られず、気になる講座を自由に視聴できるのが特徴です。

スクールの生徒は年齢も経歴も働き方も、本当にバラバラ。みんないろいろな悩みを抱えながらも、自分のペースで挑戦を重ねていたのです。みんな特別な才能があるから挑戦しているわけではなく、スキルがもともとあるから続けられているわけでもありませんでした。「今日は動画を2本視聴できた」「バナー作成を進められた」というそれぞれの小さな前進を、生徒同士で認め合っていることに驚きました。

コミュニティイベントでその空気に触れたとき、「日々の頑張りも自分にとって挑戦なんだ」「悩んでいるのは私だけじゃないんだ」と素直に思えました。

ここから、今年の流れが大きく変わりました。

一人じゃないから前に進めた

一人じゃないから前に進めた

私は自分にとって高すぎる目標を立ててしまうタイプなので、あえて計画を立てずに学ぶことにしました。講義動画は15分程度の短いものも多く、「とりあえず見てみよう」と気軽に始められるのが大きな助けになりました。

また、月に1回のコーチングや、頻繁に開催されるコミュニティイベントにも支えられています。学習の悩みや方向性を相談したり、頑張りを褒め合ったりできる仲間の存在がかなり大きいです。

学習やコミュニケーションを続けているうちに、今までのように「みんな頑張っていてすごい。それに比べて私は……」ではなく、「みんな頑張っていてすごいな。私も頑張ろう!」と前向きになれました。そして、少しでも講義動画を見ようという気持ちになり、自分のペースで学習を続けられています。

そんな日々の積み重ねが、次の成果につながりました。

社内報で編集長から一発OKをもらった

テーマだけが決まっている企画について、どんなことを載せるか、文章、レイアウトなど丸ごと任されました。本を読んだりAIとアイデアを壁打ちしたりして、なんとか素案が完成。ドキドキしながら編集長に提出したところ、「コンパクトにまとまっていて、いいですね」と一発OKをもらえたのです。

オンラインスクールでの学びを現職の業務に活かせたことが実感でき、とても嬉しかったです。編集長は、構成や文章のつながりについての意識も強い人なので、喜びもひとしおでした。

ライターコンペではじめて採用された

オンラインスクール内では、月に2回発表されるテーマに沿って文章を書く「ライターコンペ」というものがあります。採用されるとフィードバックがもらえるので、ライティングを勉強するなかで、まず採用されることを目標としていました。

数回応募しましたがなかなか採用されず、文章だけで伝える難しさをひしひしと感じました。12月のテーマにおいては、提出期限の1時間前にやっとできあがり、なんとか提出。地道な努力が実り、初採用が叶いました。結果連絡のメールが届いたときは、スマホを持つ手が驚きと喜びで震えました。

どちらも人生が大きく変わるような出来事ではないかもしれません。でも、「いつかできたらいいな」と思っていたことが実際に形になり、私にとって思い出深い1年となりました。

「いつか」は小さな挑戦の先にあった

「いつか」は小さな挑戦の先にあった

今年一年を通して気づいたのは、「いつか」は突然叶うものではなく、小さな挑戦の積み重ねが導いてくれるということです。

来年も私は、

・ハードルを低く設定する

・完璧を求めない

・お互いの頑張りを仲間と認め合う

このようなペースで挑戦を続けていきたいと思っています。

今年は、新しいことを始める勇気が自分にまだ残っていたことも実感できました。来年は、やりたいことを形にしていく機会をさらに増やしていきます。

これからも「できないかもしれない」と思ってしまう瞬間はあるはずです。それでも、できたことにもしっかり目を向けながら、自分を褒めて伸ばす1年にしたいと思います。

今日できる3つの小さな挑戦

皆さんにも、やりたいと思いながらできていないことがあるかもしれません。「挑戦したいけど勇気が出ない」「何から始めたらいいかわからない」と感じていませんか?もし当てはまるのなら、まずは小さな挑戦をひとつやってみることをおすすめします。

・「できないかも」と思ったら、「でも5分なら?」と問い直してみる

・「完璧じゃなくていい」と決めて、途中まででも手を動かす

・今日できたことを、ひとつだけ言葉にして自分を褒める

私にとってSHElikesは、このように自分のペースで挑戦を続けられる場所です。「いつかできたらいいな」が実現できる日は、きっとあなたにも訪れます。そのタイミングを迎えるためにも、明日ひとつだけ、小さな行動を始めてみませんか?

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 わかまーさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。