30歳で「ゼロからスタートしたい」「転職して人生やり直したい」と思いつつ、何から始めたらよいかわからず一歩を踏み出せないと悩んでいる方もいるでしょう。
そこで、本記事では30歳でゼロからのスタートを成功させるための具体的なステップを解説。また、人生やり直しを目指す方におすすめのスキル、資格、業界・職種も紹介します。
新たな人生やキャリアを模索する方は、ぜひ最後までチェックし、スタートダッシュを切りましょう。
30歳はまだまだ再スタートできる!
「30歳でゼロからのスタートは遅すぎる?」と不安を抱く方はいるでしょう。結論から述べると、30歳での再スタートは十分に可能です。ゼロからのスタートの具体的な選択肢として「転職」を考える方は少なくありません。
総務省が発表した年齢別の転職者比率によると、25〜34歳は、15〜24歳に次いで2番目に多いとされています*1。転職者および転職等希望者数も年々増加傾向にあるため、30代前半で新たなキャリアを目指すことや人生やり直しは現実的です。よって、30歳という年齢を理由にゼロからのスタートを諦める必要はありません。
ちなみに、以下の記事ではやりたいことを見つける方法を紹介しています。「ゼロからスタートしたいけど、具体的に何をしたいかわからない」と悩む方は、ぜひチェックしてみてください。

30歳でゼロからスタートを成功させるためのステップ
30歳でゼロからのスタートを成功させるためには、以下の流れで行動するのがおすすめです。
各ステップをチェックし、人生やり直しを目指してみてください。
1.自己分析で強みと弱みを整理する
まず、自己分析をして自分の強みと弱みを整理します。自分について深く知ることで、自分の現在地と今後の方向性が明確になるでしょう。
過去の経験、楽しいと感じること、得意なこと、苦手なこと、価値観などを書き出して整理し、自分を客観視してみてください。そうすると、将来の理想像や自分に適した職業などが見えてくるはずです。職歴があまりない場合でも、学生時代の経験や趣味、日常で「当たり前にできていること」を洗い出すのが、ゼロからのスタートの鍵となります。
2.身につけるスキルを選定する
続いて、身につけるスキルを選定します。自己分析を通じて設定したゴールに到達するために必要なスキルをリストアップしましょう。
なお、スキルは1つに絞る必要はありません。例えば、「Webライティングスキルとプログラミングスキル」「Webデザインスキルとマーケティングスキル」のように複数のスキルを掛け合わせることで、将来の可能性を広げられます。メインのスキルを決めたら、それと相性の良いスキルの習得も目指してみてください。これにより、転職・副業市場での競争力も高まります。
3.挫折しないための学習環境を整える
身につけるスキルを選定したら、挫折しないよう学習環境を整えます。ゼロからのスタートは楽なことではありませんが、適切な環境があれば目標達成に近づけます。
例えば、不明点をすぐに質問できたり、一緒に学習を頑張る仲間がいたりすると、モチベーションを維持しやすくなります。特に30歳からの学び直しは、仕事やプライベートと両立することが多いため、サポート体制がある環境を選ぶことが、成功への近道となります。また、具体的な学習スケジュールを立て、やるべきことを明確化するのもおすすめです。
4.スキルを習得し市場価値を高める
スキルを習得したら、市場価値を高めましょう。ゼロからスタートし理想の職種や業界への転職を叶えるためには、企業から「採用したい」と思われる需要のある人材になることが大切です。
市場価値を高めるためには、スキル保有を客観的に証明する必要があるでしょう。例えば、クラウドソーシングで案件を獲得し実績を積んだり、資格を取得したりしてみてください。ポートフォリオとして具体的な成果を提示できれば、未経験であっても転職活動を有利に進められます。

30歳ゼロからのスタートにおすすめのスキル5選
30歳でゼロからのスタートをする際におすすめのスキルは、以下5つが挙げられます。これらのスキルは、場所や時間にとらわれずに働ける職種に直結しやすく、人生やり直しを目指す方に最適です。
どのスキルを身につけるか迷う方は、これから紹介する5つのスキルを参考に選んでみてください。
Webデザイン
Webデザインスキルとは、Webサイトの見た目をデザインするスキルです。配色、フォント、レイアウトなどを整え、ユーザーにとって見やすく、企業の意図が伝わるよう魅力的にデザインします。
Webデザインスキルを身につけるためには、まず基本の4原則(近接・整列・反復・対比)の理解が大切です。また、「Photoshop」「Illustrator」「Canva」などのデザインツールを使いこなすスキルを身につけておくことをおすすめします。Webサイト制作だけでなく、資料やバナー制作など活用の幅が広い点も魅力です。
Webマーケティング
Webマーケティングスキルとは、インターネットを活用し商品やサービスの販促、ブランド力の向上、認知度アップなどを目指す際に求められるスキルです。Web広告、SEO、SNSなど、さまざまな方法でマーケティング戦略を立案・実行します。
Webマーケターとして活躍するためには、マーケティングスキルに加え論理的思考力、コミュニケーションスキル、分析力なども身につける必要があります。また、トレンドや市場の変化などに対し常にアンテナを張り、新しい知識を学び続ける姿勢も大切です。30歳までに培ってきた経験や能力を活かせるため、ゼロからでも挑戦しやすい分野といえます。
プログラミング
プログラミングスキルとは、プログラミング言語を用いてプログラムを書くスキルを指します。プログラムはコンピューターに指示を出すために必要なもので、アプリやWebサービスなどあらゆるものに使われており、近年高い需要があります。
プログラミングスキルの習得を目指す際は、まずプログラミング言語の選定が必要です。Python、Java、C++などさまざまな種類があり、それぞれ用途や難易度が異なります。自分に適した言語を選び、論理的思考力を鍛えながら学習を進めましょう。
動画編集
動画編集スキルとは、動画広告やYouTube、TikTokに投稿するコンテンツなどを作成・編集するスキルです。BGMやテロップの挿入、エフェクトの追加、動画のカットなどを通じて、視聴者にとって魅力的な動画を作成します。
基本的な動画編集スキルに加え、「Adobe Premiere」「iMovie」などの動画編集ソフトに関する知識、構成力やデザインスキルも必要です。また、クライアントにとって理想的な動画を制作するためにはニーズを的確に把握する必要があるので、コミュニケーションスキルも求められます。動画市場の成長に伴い、今後も需要があるスキルといえるでしょう。
Webライティング
Webライティングスキルとは、Web上に掲載される記事や文章を書くスキルのことです。読者にとってわかりやすい文章を書く必要があるため、文法に関する知識、語彙力、文章を論理的に展開する能力などが求められます。
また、多くのユーザーに記事を読んでもらうためには、SEO(検索エンジン最適化)の知識が必要です。さらに、Webライターは正確で価値のある情報を読者に届けることが求められるので、リサーチ力も欠かせません。未経験からでも始めやすく、これまでのビジネス文書作成経験や専門分野の知識を活かしやすいため、ゼロからのスタートにおすすめです。

30歳ゼロからのスタートにおすすめの資格4選
30歳でゼロからのスタートをする際におすすめの資格は、以下4つが挙げられます。
資格はスキル保有の客観的な証明になるため、未経験からの転職に役立つでしょう。将来の方向性を踏まえ、自分に合った資格の取得を検討してみてください。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(FP)は、相談者のファイナンシャル・プランニングをサポートします。「日本FP協会」によると、ファイナンシャル・プランニングは以下のように定義されています。
ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、ファイナンシャルプランナーです。
引用:日本FP協会「ファイナンシャル・プランナー(FP)とは」より
つまり、お金に関する知識をもとに相談者の目標達成をサポートするのが、FPの役割です。
資格を取得すると、企業の社内FP、金融機関、セミナー講師など活躍の場を広げられるでしょう。ゼロからスタートしFPを目指したい方は、まず入門編にあたる「3級FP技能検定」の合格を目指してみてください。
商業簿記
商業簿記は、企業の購買活動や販売活動などを記録・計算する際に求められます。経理や会計の道に進みたい方は、商業簿記の知識を身につけておくと転職の可能性を高められます。
なお、商業簿記は資格ではなく簿記科目の1つであり、簿記の資格を取得するには日商簿記の検定試験に合格する必要がある点は押さえておいてください。日商簿記には1〜3級があり、3級の試験科目が商業簿記です。2級になると、商業簿記に加え、企業の経営管理に必須とされる工業簿記の知識も問われます。
ゼロから経理職への転職を目指す場合は、知識の幅と実務への応用力が評価される日商簿記2級の取得を目指してみてください。
宅地建物取引士
宅地建物取引士(宅建)とは、宅地建物取引業をするにあたって必要な知識の保有を証明する国家資格です。不動産の売買や賃貸取引などを担う際に求められます。
不動産の取引や賃貸契約などに関する重要事項の説明業務は、宅地建物取引士の資格を持つ人のみが行えます。そのため、宅建の資格の取得は、不動産業界での自身の市場価値を高めることにつながるでしょう。
不動産業界は一定の需要があるため、安定したキャリア構築を目指す方は、宅建の資格取得を目標にしてみてください。
社会保険労務士
社会保険労務士(社労士)とは、労働社会保険諸法令に基づく申請書の作成や提出代行、事務代理、労務管理や社会保険に関する相談などの業務に必要な国家資格です。取得すると、企業の人事部や総務部への転職の可能性を高められます。また、社労士事務所への就職・転職も目指せるでしょう。
なお、社労士試験の直近の合格率は5.5%*2であるため、難易度は高めです。しかし専門性が高いため、資格を取得できれば市場価値の向上につながり、キャリアの幅を広げられるでしょう。

30歳でゼロからのスタートが可能な業界・職種3選
30歳でゼロからのスタートをする際におすすめの業界や職種は、以下3つが挙げられます。
専門的な経験がなくても、ポテンシャルや意欲、人柄や能力が評価されやすい分野です。ゼロからの転職を目指す方は、ぜひチェックしてみてください。
IT業界
IT業界は、未経験からの転職におすすめです。経済産業省によると、IT人材は将来的に40〜80万人規模で不足が生じる可能性があるとされています*3。人材不足を補う目的で未経験者を採用対象に含める企業は少なくないと考えられるため、ゼロからIT業界への転職は可能でしょう。
ただし、30代は転職市場においてスキルや経験が重視される場合があります。そのため、IT関連のスキル(前述のプログラミング、Webデザインなど)を身につけてから転職活動を始めることで、理想的な転職を叶えやすくなります。新しいことを学ぶ意欲があれば、30歳から成長できる業界です。
介護・福祉業界
30歳でゼロからのスタートを目指す場合、介護や福祉業界をチェックしてみてください。日本は高齢化が進んでおり、厚生労働省によると介護人材数の確保が課題とされています*4。そのため、未経験から介護・福祉業界への転職は可能でしょう。
また、30歳はまだまだ体力がある年齢だと考えられます。身体介護や、利用者の自宅を訪問して生活援助を行う訪問介護など、体力が必要な業務での活躍が期待されます。専門知識は働きながら習得できる場合も多く、人の役に立ちたいという意欲やコミュニケーション能力が重視されるため、ゼロからでも挑戦しやすい業界です。
営業職
営業職は、ゼロからスタートするにあたっておすすめの職種です。専門性の高い知識やスキルよりもコミュニケーションスキルや柔軟性などが重視される場合があるため、未経験でも採用に至る可能性があります。
ただし、30歳は20代と比べて即戦力になることを求められる傾向にあります。営業職への転職を目指す場合、その企業や業界で働くにあたって必要な知識やスキルは身につけておくべきです。また、異業種での経験が、新しい視点として営業活動に活かせるケースは多く、ゼロから人生やり直しを目指す方も活躍が期待できるでしょう。

「ゼロからのスタート」を強力にサポートするSHElikesとは?
「30歳でゼロからのスタートを成功させたいけど、何をしたらいいかわからない」という方には、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)がおすすめです。ここでは、SHElikesについて以下2点を紹介します。
「人生やり直したい」と考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
50以上の職種スキルが学び放題でサポートもバッチリ
SHElikesは、50以上の職種スキルが学び放題の女性向けキャリアスクールです。Webデザイン、マーケティング、プログラミング、動画編集、ライティングなど、本記事で紹介したおすすめのスキルを横断的に学べます。また、「ビジネスコース」もあり、コミュニケーションスキルや論理的思考力などの習得を目指すことが可能です。
さらに、SHElikesには学習状況の振り返りや目標設定ができる月1回のオンラインコーチングがあります。ほかにも、受講生同士が交流できるコミュニティやイベントなどモチベーションを維持できる環境があるので、途中で挫折せず学習を進められるでしょう。

SHElikesで自分らしいキャリアを叶えた事例
最後に、SHElikesで理想のキャリアを叶えた3名の事例*を紹介します。
(*30代に限らず、受講のきっかけ・環境・キャリアもさまざまな事例をピックアップしています)
彼女たちの歩みを参考に、理想のキャリアを叶えるイメージを掴んでみてください。
「作業療法士×複業ライターを実現!勉強と子育てを両立しながら夢を叶えるまでの道のり」|りこぴんさん
専業主婦だった りこぴんさんは、以前はフルタイムで作業療法士として働いていました。やりがいは感じていたものの「長く続けるのは難しい」と思い、今後のキャリアについて考えるようになったといいます。
そこで、SHElikesに入会。子どもを保育園へ送った後は午前中に作業療法士の仕事をし、お昼〜お迎えまでの時間と子どもを寝かしつけた後の時間を活用し勉強する、というスケジュールでライティングやマーケティングのスキルを身につけたそうです。
その結果、作業療法士として働きつつ、憧れのライターになる夢を叶えました。現在は、ママ向けのデジタルマガジンやウェディングメディアなどで活躍しています。
未経験から大好きな『食』に関わるライターに|けいこさん
事務職として働いていた けいこさんは、「仕事は安定しているけれど、やりがいを感じたい」と思うように。そのとき、過去に「メディアを作りたい」という夢があったことを思い出し、再挑戦するためSHElikesへの入会を決めます。
最初はWebデザインコースを中心に受講していましたが、ライティングコースを受けたところ、文章を書く楽しさに気づきました。記事の執筆に苦労することもありましたが、ほかの受講生との交流やコーチからのサポートのおかげで、モチベーションを維持できたそうです。
その結果、大好きな「食」に関わるライターになる夢を叶えました。現在は、やりがいを持ってお仕事に取り組んでいます。

専業主婦の私が、未経験から複業デザイナーへ!子育て中のママにこそSHElikesをおすすめしたい理由|ちっひーさん
専業主婦だった ちっひーさんは、「社会に貢献して自分の価値を実感したい」と思うように。そのときSHElikesに出会い、新たなスキルを身につけるために入会を決めます。
入会後は「学習の進捗が遅いのでは?」と不安を抱くこともありましたが、同じように子育てと学習を両立している仲間と交流することでモチベーションを維持。また、実績を積むため、デザインを自主制作しSNSで発信を続けたといいます。
その結果、SNS経由でデザインの仕事の依頼がくるようになりました。子育てをしながらロゴやグラフィックなどを手がける複業デザイナーとして活躍し、理想のキャリアを叶えています。

30歳でゼロからのスタートは遅くない!スキルを身につけて理想のキャリアを叶えよう
30歳は、まだまだ再スタートできる年齢です。「もう30歳だから」と諦めず、本記事で紹介したゼロからのスタートを成功させるステップやおすすめのスキル・資格をチェックし、第一歩を踏み出しましょう。
どのスキルを身につけるか迷う方やモチベーション維持が難しいと感じる方は、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)をチェックしてみてください。50以上の職種スキルが定額で学び放題なので、さまざまなコースを受講するなかで興味のあるスキルに出会えるでしょう。また、ほかの受講生と交流したり、コーチと一緒に学習の進捗を確認したりできる環境があります。
無料体験レッスンを実施しているので、気になる方はぜひ参加してみてください。

出典
*1:総務省統計局労働⼒⼈⼝統計室「直近の転職者及び転職等希望者の動向について」より
*2:厚生労働省「第57回社会保険労務士試験の合格者発表」より
*3:経済産業省「IT人材育成の状況等について」より
*4:厚生労働省「介護人材確保に向けた取り組み」より





