社会人にとって、休日とは貴重なもの。さまざまな過ごし方がありますが、いつも誰かと会って外出するばかりではないと思います。
特に予定のない休日は、なんとなくダラダラと過ごしてしまうことも。そんな休日も悪くないですが、せっかくなら生産性の上がるような充実した1日にしたいですよね。
そのために大切なのは「メリハリをつける」ということ。
メリハリのある休日は、リフレッシュができて充実感を得られます。そして、その充実感は明日以降の活力へとつながります。
では、実際にどうやってメリハリをつけるのか。すぐに実践できる3つのステップをご紹介します。
STEP1:いつもと同じ時間に起きる

休日の朝くらいは目覚ましをかけずに寝ていたい。時間を気にせずにいられるというのも休日のメリットではあります。ですが、メリハリをつけるためには日々のバランスを崩さないことが大切です。
仕事の日は、朝起きたら身支度をして仕事モードへと気持ちを切り替えていきますよね。休日も同じです。ただ、あくまで休日なので張り切りすぎず、軽めの身支度で十分です。これだけでも休日モードに切り替えられます。
まずはいつもと同じ時間に起きて、充実した休日を過ごすためのスタートラインに立ちましょう。
STEP2:やることリストをつくる

To doリストってよく耳にしますよね。特に仕事上でのタスク管理で使われることが多いかと思います。根本は同じですが、ここでお伝えする「やることリスト」は休日仕様!簡単なつくり方をご紹介します。
1.やるべきことを書き出す
休日ではありますが、まずはその日にやらなければならないことを整理します。たとえば家事であったり、仕事以外のプライベートでやるべきことです。また、毎日欠かさずやっていることがあればそれも一緒に。やるべきことの定義はそれぞれなので、あくまで自分が「やらなきゃ」と思うことを基準にしてみてください。
ここでのポイントは細分化することです。たとえば「家事」と一括りにせず、「洗濯」「お風呂掃除」「買い出し」などに分けてみましょう。やるべきことがより明確になります。
2.やりたいことを書き出す
1のやるべきことがTo doだとしたら、やりたいことはWant to do。趣味や娯楽など自分の好きなことです。
書き出すときは、箇条書きや単語だけでもOK。私の場合は、観たいドラマのタイトルを書いたり、時には食べたいものをそのまま書いたりします。睡眠が足りなければここにお昼寝の項目を追加するのもアリです。
ちなみに、To doリストではなく、あえて「やることリスト」としているのは、やるべきこととやりたいことをどちらも達成させるためです。その方法はこの後に詳しくお伝えしますね。
STEP3:やることリストに沿って動く

ここでは、リストに書いたことをこなすにあたって、意識したいポイントを詳しくお伝えします。前の項目の「やるべきこととやりたいことをどちらも達成させる」ことにつながりますので、ぜひ参考にしてみてください。
◇「やるべきこと」と「やりたいこと」を交互にやる
メリハリのある休日にするためには、ここが一番重要なポイントになります。なぜなら、やることリストをつくると、「やるべきこと」の方に意識が傾いてしまいがちだからです。
私も最初はそうでした。「まずはやるべきことを早く終わらせたい!」と。初めのうちは勢いもあるので良かったのですが、だんだんと「やるべきこと」に追い込まれていく事態に。そして、休憩がてらスマホをいじり始めたらそのままダラダラ…。休日なのになんだか疲れてしまいました。
そこで、別の休日に思いきってやり方を変えてみることに。
「やるべきこと1つできたから、一旦好きなことをしよう!」
「やりたいことできたし、次はやるべきことを片付けよう!」
とにかくこの繰り返しです。このループが身につくと、自分の行動にメリハリがついてきました。それまで、やるべきことに押されてできなかった「やりたいこと」の時間をとれるように。
このように「やるべきこと」と「やりたいこと」を交互に切り替えてやることで、どちらも達成しつつ、意識も行動もメリハリのあるものになります。
◇休憩時間を大切にする
仕事の日に休憩時間があるのと同じく、休日にも休憩時間は必要です。やることリストにたくさんの項目があり、休憩している暇なんてない!と思っても、疎かにしてはなりません。
とはいえ、時間の縛りがない休日にどうやって休憩時間を組み込むの?と思う方もいるかもしれません。そんなときに、すごく簡単な方法があります。
まず、学生時代を少し振り返ってみましょう。学校生活では時間割がありますよね。1〜4時限目、お昼を挟んで、5、6時限目。やることリストの項目を授業に見立て、時間割をつくってみてください。
また、お昼休憩以外にも各授業の間に10分程度の空き時間があったと思います。この「空き時間」が、ここで意識したい「休憩時間」になるのです。
もちろん休憩中は何をしてもOK。何か食べたり、SNSを見たり、数分眠りに落ちたり。10分という決まりはないですが、長すぎるとだらける原因になるので短時間がおすすめです。
「やるべきこと」と「やりたいこと」の間に一息つける時間を設けることで、よりメリハリをつけられます。集中力も持続しやすいので、この方法はぜひ取り入れてみてください。
ところで、社会人である私が、なぜ学生時代をイメージしたのか?それはSHElikesでの受講を始めたことがきっかけでした。
SHElikesは女性向けのオンラインキャリアスクールで、Webデザインやライティング、マーケティングなどさまざまなスキルを身につけることができます。また、プロのカウンセラーの方にキャリアについての相談ができる機会もあります。
SHElikesの学習は、動画視聴が基本。1つの講座の中でも、項目ごとに10〜15分程度の動画に分かれているので、好きな時間に好きなだけ学習できるのが大きなメリットです。
仕事の拘束時間が長い私は、主に休日にがっつりと学習しています。どうしたら集中力を維持しながら効率よく学習できるか…その方法を模索していました。
しばらく学習を進めていくと、なんだか学生に戻ったような気分に。それから、そういえば時間割とかあったなぁ…50分授業で10分休憩だったはず…と思い出し、自分の学習スタイルに取り入れてみたのです。
今ではそのスタイルが定着したことで、SHElikesの学習を含めた私の休日が、とてもメリハリのあるものになっています。そして、ただスキルアップするだけではなく、休日にまで変化をもたらすヒントを得られたのは、自分にとって価値のあることでした。
良い休日は、良い明日をつくる

休日の過ごし方は本当に自由です。1日中遊びまくる日も、だらける日があってもいい。ただ、そんな休日を肯定できるのも、メリハリのある休日があってこそだと思います。
ここまでお伝えした3つのステップを、必ずしも一気にやる必要はありません。一つずつ、できそうなことから取り入れてみてください。
自分の意識と行動を変え、「充実した休日だった!」と感じられたら大成功。また明日から頑張る自分のために、自分なりの休日の過ごし方を見つけてみてくださいね。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 imaさん)
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