一歩目からワクワク!「新しい」を恐れないメンタル術

一歩目からワクワク!「新しい」を恐れないメンタル術

この春、新しい職場や部署、引っ越し、趣味や地域のコミュニティへの参加など、新しい一歩を踏み出した人は多いのではないでしょうか。

私たちは、そういった人生の節目ごとに「新しい出会い」や「新しい環境」と向き合うことになります。

それは、ワクワクするような希望に満ちあふれた経験でもありますが、同時に不安や緊張を伴うものです。「うまくなじめるだろうか」「失敗するのが怖いな」「気をつかいすぎて疲れてしまう」といったネガティブな思いが渦巻いて、立ち止まってしまうこともあります。

しかし、ちょっとしたメンタル術を知っておくだけで、「新しい」を恐れず、「楽しい」ものに変えることができます。本記事では、新しい出会いや環境に対して、前向きな気持ちを育むための実践的な考え方や行動術をご紹介します。

1.心の中にはいつもランドセルを背負った「私」

心の中にはいつもランドセルを背負った「私」

小学生のころ、クラス替えは一大イベントで、ドキドキワクワクしたものです。慣れた環境を手放す怖さよりも、新しい友だち、新しい先生、新しい教科、新しい教室への希望に満ち満ちていました。

しかし、年齢を重ねるにつれて「新しい」ことへ踏み出す一歩が重くなってきたことを感じずにはいられません。

あの頃はただ純粋に、新しい経験への好奇心に胸を躍らせていました。周りの目を気にせず、「今」を一生懸命に楽しんでいた、そんなあの頃の“一歩”を思い出してみましょう。

・友だちと2人きりで電車に乗り、遠くへ行った日

・初めてピアノの鍵盤に触れたとき

・話したことのない子と班が一緒になった遠足

・クラス委員に挑戦してみようと手を挙げたとき

大きなことでも、小さなことでも構いません。一歩を踏み出した瞬間を思い出せたでしょうか。

まっさらなキャンバスに初めて絵の具を垂らすかのような、緊張にも似たドキドキ。可能性が広がる一滴を垂らすとき。

大人になった今、あの頃の私を忘れていないでしょうか。

「うまくやれるか」「認めてもらえるか」という“期待”が先立ってはいませんか?その期待が高すぎると、うまくいかなかったときにガッカリしてしまいます。

大切なのは、「期待」よりも「好奇心」。

「この場所にはどんな人がいるんだろう?」

「どんな新しい経験ができるんだろう?」

そんな子ども心、好奇心、冒険心を忘れずにもっていれば、一歩を踏み出すのは怖くありません。

ランドセルを背負って、無我夢中で走り出していたあの子、ー「私」ーを、心の中に大切に仕舞って、ときどき顔をのぞかせながら、新しいスタートをきってみませんか。

2.誰かの成功より、自分のヒント探しを

誰かの成功より、自分のヒント探しを

情報社会とよばれる現代、新しい出会いや新しい環境のきっかけをSNSからもらうことは多いのではないでしょうか。

情報収集においては、味方につけると心強いSNS。しかし、使い方に気をつけなければ、無意識に自己肯定感を下げる原因になりかねません。

現実よりも理想化された姿が投稿されがちなSNSの世界は、実態以上に他人が幸せそうに見えるのです。

たとえばーー

「未経験からフリーランスに転身!」

「平日でもカフェでゆっくり、自分時間」

「理想の働き方に出会えました!」

そんな輝かしい成功談や、同年代の女性たちの自分らしい暮らし、キャリアのロールモデルのような人たちであふれるSNS。まるで、みんなが順調に理想を叶えているかのように感じてしまう世界です。

「私もがんばろう!」と前向きになれる人もいるかもしれません。しかし、新しい環境に足を踏み入れたばかりのときや、少しつまづいてしまったときはどうでしょう。「私、何やってるんだろう…」「自分には無理かも」と気もちが沈んでしまうことがあります。

他人の「良い面」ばかりが簡単に目に入るため、本来ならば意識しないはずの他人とまで比較するようになり、知らず知らずのうちに幸福感が薄れてしまうのです。

そこで意識したい大切なことは、「結果」ではなく「過程」に目を向けること。憧れの人たちが得たものではなく、その人たちがそこに至るまでにどんな努力をしてきたのか。

同じように未経験から始めた人がどんな勉強をしているか。

地方で起業した人がどんな壁を乗り越えたか。

そのプロセスにこそ、学ぶべきヒントが隠されているのです。活用の仕方次第で、自分の未来を後押ししてくれる力になりますね。

SNSは、他人の成功を見て落ち込む場所ではありません。自分の興味や目標に役立つ情報を集めるツールとして使いこなせば、新しい出会いや環境を充実させる、強い味方になってくれるはずです。

3.自分らしさと挑戦を支える場所、ありますか?

自分らしさと挑戦を支える場所、ありますか?

新しい環境はワクワクするものですが、それゆえに刺激的。ストレスや不安もつきものです。そんなとき、自分が安心して話せる相手や、ホッとできる場所の存在が大きな支えになります。

家族、友人、恋人、あるいはSNS上の共感できるコミュニティ。形はなんでもOKです。「ここに戻れば安心できる」と感じられる居場所があるだけで、新しい環境でも自分らしくいられるのです。

私は最近新しい挑戦として、WEBデザインの勉強をはじめました。そこで出会ったのが、SHElikesという女性のためのキャリアスクールです。

SHElikesでは、WEBデザイン・ライティング・マーケティングなど、全45種類の職種スキルが学び放題。オンラインで自分のペースに合わせて学べるため、無理なく続けられます。

それだけではありません。新しいことをはじめるときの、「不安」や「迷い」に寄り添い、支えてくれるコミュニティの力が、何よりも強いのです。

・同じような目標をもつ仲間(SHEメイト*)と全国からつながれる

・気軽に相談できる講師や先輩との距離が近い

・プロのキャリアカウンセラーによる面談も受けられる

そういった「ひとりじゃない」と思える環境。自分の描いたゴールまで伴走者がいる環境は、新しい一歩を踏み出した時、不安や緊張を解きほぐしてくれます。そして、前向きな気持ちで「新しい」に挑戦できるのです。

「今の働き方、このままでいいのかな」

「もっと自分らしく働きたい」

そんなふうに感じている方はSHElikesで自分の可能性を広げるきっかけを見つけてみてはいかがでしょうか。

「新しい」自分になる一歩を、一緒に楽しみましょう。

*SHEメイト=SHElikesの受講生の愛称

最後に:変化は「成長」のチャンス

新しい出会いや環境は、不安や戸惑いを伴うものですが、同時に「自分が成長するチャンス」でもあります。変化の中でこそ、新しい視点や人間関係、自分の意外な一面に出会うことができます。

新しい出会いや環境は、人生において何度も訪れる大きな波です。すぐに慣れようとせず、自分のペースで、変化する過程を楽しむ余裕をもちましょう。そうやって少しずつ前に進んでいくことで、いつの間にかその場所が「居心地のいい場所」に変わっていくはずです。

変化を「敵」ではなく「味方」につけること。それが、新しい出会いや環境を楽しむための第一歩です。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 asukaさん)

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