給料は仕事をするうえで大切な要素のひとつです。今よりももっと稼げる仕事に就きたい、と考える女性も少なくないでしょう。
そこで今回は、給料が高い女性の仕事について解説していきます。稼ぎやすい具体的な職種や収入アップにつなげる方法に加え、実際にSHElikesで学んで収入アップを叶えた実例も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
女性の「給料が高い」とはいくらぐらい?
給料の高い就職先を検討するにあたって、女性の「給料が高い」とは具体的にどのくらいの額を指すのか明確にしておきましょう。国税庁が発表している令和5年民間給与実態統計調査 *1によると、女性の平均年収は316万円となっています。平均年収である316万円を上回ることが、給料が高いことの条件になるといえそうです。
女性の給料が高いと言われている職業TOP3
転職サイトdodaの女性の平均年収ランキング *2によると、給料が高いと言われている女性の職業TOP3は以下のようになっています。
それぞれについて確認していきましょう。
1.医師:876万円
平均年収876万円と女性の仕事の中で最も給料が高かったのが、患者の命を背負う医師です。最初の数年間は勤務医として経験を積み、自分のクリニックを開業するというのが医師の基本的なキャリアステップとなります。
ただし、医師になるためには大学進学時から医師を目指す進路選択が必要となるうえ、医学や診療にまつわる多くの知識を身につけなくてはなりません。また、責任やプレッシャーと常に向き合う必要のある仕事でもあります。
2.アナリスト:836万円
医師に次いで給料が高い仕事は、平均年収836万円のアナリストです。アナリストはデータをもとに市場の動向を分析し、企業の戦略や意志決定をサポートする役割を担います。金融機関に在籍する証券アナリストのほか、近年ではデータアナリストやシステムアナリスト、分析アナリストなど、各分野に特化した専門のアナリストが活躍しています。
どの分野においても、収集したデータを分析して今後を予測するのがアナリストの仕事の共通項です。アナリストになるための専門の資格はありませんが、データ分析のスキルと専門分野にまつわる深い知識が必要となります。
3.弁護士:774万円
女性の職業で3番目に給料が高いのは、平均年収774万円の弁護士です。弁護士は法律的アドバイスや交渉、法律に関する書類作成、弁護などの業務を担います。女性の方が相談しやすいと感じる依頼者も多く、女性弁護士の活躍の場は今後ますます広がるでしょう。
ただし、弁護士になるには法科大学院過程の修了や予備試験に合格した人のみが受験資格を持つ司法試験に合格する必要があります。司法試験の合格率は低く、弁護士になるには相応の努力が必要です。
キャリアアップを目指して女性が稼げる仕事に就く方法
女性が稼げる仕事に就くには、以下のような方法が考えられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
手当がつく資格を取得する
職場によっては、特定の資格の保有で手当が支給されるケースがあります。手当がつく資格取得に向けて勉強をすることで、収入アップを目指すことも可能です。仕事の幅が広がり、キャリアアップできる可能性もあるでしょう。
資格を取得することで専門知識を培うことにもつながり、保有資格次第ではほかの職業への間口が広がることも考えられます。

社内でキャリアアップが見込める部署へ異動する
部署によってはキャリアアップが望めないケースもあります。社内でキャリアアップを目指すなら、キャリアアップが見込める部署へ異動できるよう働きかけてみるのもよいでしょう。まずは上司に相談し、異動の希望があるという意志を伝えておくことが大切です。
加えて、異動する部署で必要なスキルを習得するなどして、積極性をアピールすると異動につながりやすくなるかもしれません。

マネジメントスキルを身につける
一般的なキャリアアップは管理職になることです。最近は女性を管理職に登用する会社も増えており、昇進できる可能性も十分にあります。管理職になるには、マネジメントスキルが欠かせません。
チームやプロジェクトのリーダーを担当する、問題解決能力を高める、周囲と積極的にコミュニケーションをとるなどして、日々の業務からマネジメントスキルを高めていきましょう。

将来性のある職種や業界に転職する
現在の仕事でキャリアアップが望みにくい場合、転職するのもひとつの方法です。転職する際は、より長く安定して働けるかどうかという点を重視しましょう。将来性があるとされているのは、AIや機械化が難しい仕事や、今後需要が増えると予想される仕事です。
具体的な業界としては、たとえばIT業界やWeb広告業界、EC業界、電子部品業界、医療業界などが挙げられます。とくにWeb業界は未経験でも挑戦できる仕事が多く、努力次第では収入アップも目指せるでしょう。

専門的なスキルを身につける
専門的なスキルを身につけてキャリアアップを目指す方法もあります。たとえば、Web関連の知識を習得することでこれまでとは異なる業務に携われたり、責任のあるポジションに就けたりする可能性があるでしょう。
手に職をつけることで安定的な収入にもつながるうえ、昇進や転職、独立などキャリアの選択肢が広がるというメリットもあります。

手に職をつけて収入アップを目指したい女性へ!資格不要のWeb系おすすめ職種5選
手に職をつけて収入アップを目指したいなら、将来性の高いWeb関連の専門スキルを身につけるという選択肢もあります。資格不要で転職できるおすすめの職種は、以下の5つです。
それぞれの仕事について解説します。
1.Webデザイナー
Webデザイナーは、Webサイトの制作やデザインを担当する仕事です。IllustratorやPhotoshopなどのソフトを用いてデザインを行うのが一般的で、デザインのみ任されることもあれば、企画や構成から任される場合もあります。
デザインの見栄えのよさだけでなく、ユーザー視点での見やすさや、分かりやすさといった操作性も踏まえて制作するスキルが求められる仕事です。
Webデザイナーが給料を上げるコツ
Webデザイナーが給料を上げるには、UI/UXデザイナーとしての知識を身につけることをおすすめします。UI/UXデザイナーとは、ユーザーが使いやすいデザインやシステムにより顧客体験をデザインする仕事です。
Webデザインのスキルに加えてUI/UXデザインのスキルも身につけることで、マルチなスキルを保有するデザイナーになれるでしょう。市場価値も高まり、活躍の場が広がります。クライアントの求めるものを制作するWebデザイナーに対して、ユーザー視点が必要になるUI/UXデザイナーの方が求められるスキルは高い傾向にあります。

2.Webマーケター
Webマーケターは、WebやSNSなどのデジタルツールを用いて、商品のマーケティングやプロモーションを企画・実行する仕事です。集客したり認知度を高めたりする施策の実施により、商品やサービスの購買につなげる役割を担います。
WebマーケターはWeb広告やSNSアカウントの運用、コンテンツマーケティングやメールマーケティングと、さまざまな手法を通じてマーケティング活動をサポートします。マーケティング全般の知識はもちろん、Webにまつわる広い知見も必要です。
Webマーケターが給料を上げるコツ
Webマーケターは、キーワード検索で上位表示を目指すためのSEO(最適エンジン最適化)について理解しておくことに加え、企画力や構成力、分析力といったスキルを高めることがキャリアアップにつながるコツです。
Webの世界は常にトレンドが変わるため、情報収集が欠かせません。また、Web上には誤った情報も多いため、正しい情報を見極めるスキルも求められます。

3.動画編集者
動画編集者は、撮影した映像を編集してわかりやすく魅力的な映像作品を作成する仕事です。動画編集者が活躍するプラットフォームは、映画やテレビ、広告、Webコンテンツと多岐にわたります。編集ソフトを活用することに加え、企画や構成、撮影と携わる業務範囲が広いのが特徴です。
現在はYouTubeやInstagram、TikTokなどで個人や企業が気軽に動画を投稿できるため、動画編集者の需要は高まっています。
動画編集者が給料を上げるコツ
動画編集は一般的にスキルにより報酬が変わるため、動画編集者が給料を上げるにはスキルを磨くことが大切です。3Dやモーショングラフィックスなど、進化している動画編集の技術に対応できるようスキルアップを意識するとよいでしょう。。
動画作成に関わる幅広いスキルを持つ動画編集者が重宝される傾向にあるため、動画編集に加えてコンテンツ作成にまつわるさまざまなスキルを身につけておくのがおすすめです。

4.ITエンジニア
ITエンジニアは、情報技術のスキルを用いてシステムやITインフラの設計や構築を行う仕事です。Webサイト制作やアプリ制作、ゲーム制作などさまざまな分野で活躍しており、細分化するとシステムエンジニアやプログラマー、ネットワークエンジニアなどの職種に分類されます。
ITエンジニアとして活躍するためには、プログラミング言語やシステムにまつわる専門的なスキルを習得する必要があります。
ITエンジニアが給料を上げるコツ
ITエンジニアが給料を上げるには、業務領域を広げる方法があります。経験や実績を積むことで、プログラマーからシステムエンジニアへとキャリアアップしていくことで、給料アップにもつながります。
プログラミングや開発スキルはもちろん、プロジェクトを円滑に進めるためのマネジメントスキルやコミュニケーションスキルを高めることもITエンジニアにとって重要なスキルのひとつです。

5.Webディレクター
Webディレクターは、Webサイト制作、運用における責任者です。Web制作に携わるさまざまな業種のスタッフを取りまとめ、円滑に進むよう調整する役目を担います。プロジェクトリーダーのスキルやサイト運用スキル、マーケティングスキルなど、多岐にわたるスキルが必要な仕事です。
Webにまつわる業務経験があれば未経験からWebディレクターとして登用されることもありますが、アシスタントからスタートして経験を積みWebディレクターを目指す方法もあります。
Webディレクターが給料を上げるコツ
Webディレクターとしての評価を高めるには、Web制作にまつわる関連業務への理解が欠かせません。マーケティングの基礎知識やプログラミング言語の理解、Web制作に必要なソフトの操作方法などを理解しておくと、仕事に活かせるでしょう。企画力やデザインなどの強みを見つけることで、Webディレクターとしての市場価値が高まります。
Webディレクターがクライアントとのやり取りを担当するケースも多いため、コミュニケーションスキルやビジネスマナーも必要です。マネジメントスキルを高めて、Webプロデューサーへの転身を目指すという選択肢もあります。

SHElikesを受講して未経験から年収アップを叶えた女性の実例を紹介!
SHElikes(シーライクス)は、上記で紹介した職種を含む45以上の職種スキルが学び放題の女性向けオンラインスクールです。SHElikesを受講して、未経験から年収アップを叶えた4人の女性の実例をご紹介します。
UI/UXデザイナーに転職し年収約200万円UP
システムエンジニアとして働いていたふかさんは、部署異動で仕事にやりがいを感じられなくなったのをきっかけに、副業で興味のあったWebデザイナーの仕事がしたいとSHElikesに入会しました。
UI/UXデザイナーコースの受講を機に、前職の経験が活かせるUI/UXデザイナーの選択肢が見つかり、転職を決意。現在は仕事にやりがいを感じながら、前職から年収もおよそ200万円アップしました。

SNSディレクター兼コンサルになり会社員時代の2.5倍の収入に
人間関係に悩んで会社を退社したまみさんは、自分に合う仕事が見つかるかもしれないという想いからSHElikesに入会しました。SNSの画像制作の仕事を始めたことをきっかけに、自分のSNSアカウントも開設し、学んだ知識を生かしながら投稿と分析を行った結果、2万人のフォロワーを持つ人気アカウントに成長。
現在はSNS運用代行などの仕事を請け負うフリーランスとして活躍しているまみさん。働く場所や時間が自由になったうえ、収入も会社員時代のおよそ2.5倍にアップしました。

デジタルマーケターになり年収200万円UP
新卒での販売職を経てカナダのベンチャー企業で働いていた経験を持つHinakoさんは、業務に必要なWebスキルを底上げするためにSHElikesに入会しました。自分の向き不向きを知るため、興味のあるコースを受講してマーケターとしての強みを探っていき、特定の分野にとらわれないデジタルマーケターという目標を見つけたHinakoさん。
現在はマーケティング職の求人が少ない地方在住ながらも、上場企業のデジタルマーケターへの転職を叶えました。新卒のときからは年収200万円アップし、やりがいを持って働いています。

副業ライターになり年収UP&副業収入も
YouTube運営やオウンドメディアライティングなどの仕事に携わっていたなこてんさんは、長く働くイメージが湧かず新卒から2年で退社。転職活動がうまくいかず自信を失っていたときにSHElikesに入会、転職活動のヒントがきっかけで面接に臨む姿勢が変化し、無事内定をもらうことができました。
会社員として働く傍らSHElikesでライティングのスキルを学び直したなこてんさん。特に興味を持ったインタビューライティングに重点を置いて経験を積みました。現在は会社員としての年収が2倍以上になったことに加えて、取材ライターとしての副業で月に1~4万円の収入が得られるようになったそうです。

給料の高い職業への転職を目指すならSHElikes!
今回は、女性の給料の高い職業と資格なしで収入アップが目指せるWeb系の仕事について詳しく解説しました。将来性も高く、知識とスキルさえ身につければ資格なしで働けるのがWeb系の仕事の魅力です。収入アップを目指すなら、Web系の仕事を検討してみてはいかがでしょうか。
Web系のスキルを身につけるなら、45以上の職種スキルが定額で学び放題のSHElikesがおすすめです。興味があるスキルをいろいろ試してみることができるため、自分に向いている仕事を見つけられるでしょう。SHElikesに興味があるなら、まずは無料体験レッスンに参加してみてください。

※出典
*1:「厚生労働省」令和5年分民間給与実態統計調査より
*2:「doda」女性の平均年収ランキング 職種別【最新版】より