新年を迎え、今年の目標を立てた方も多いのではないでしょうか?仕事や家庭、趣味など充実した1年にしたいですよね。
よりよい1年を過ごすために「目標を立ててしっかり1つずつこなしていかなければ」、「目標を高く設定して自分の能力を高めていかなければ」と思う反面、最初の一歩をどのように踏み出せばいいか分からず悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、私が経験から学んだ「無理のない目標の立て方」をご紹介します。
無理しすぎた過去の自分
私は安定した仕事に就いているものの、残業続きで毎日深夜に帰宅する生活が続き、疲労が溜まり、体調はボロボロでした。
仕事ばかりでプライベートの時間がほとんど取れず、気づいたら30歳を迎えてしまい、「このような働き方を続けていいのだろうか?」とキャリアに不安を持ち始めました。
私は「このままではいけない」と思い、転職を目指すことにしました。
しかし、当時の私は意気込むあまり「毎日早起きして1時間勉強する」、「3ヶ月後に資格取得」などと、激務で疲れているにもかかわらず高い目標を設定し、結果は三日坊主…。
できない自分が情けなく、自己嫌悪に陥ってしまいました。だんだんと決めた目標をこなすやる気もなくなり、結局何もできない日々が続きました。
そんな日々を過ごしているうちに、無理のある目標設定は自分を追い詰めるだけだと気づき始めました。そして、「目標はもっと小さくていい」、「一歩ずつ進んでいくことが大事」というシンプルな教訓を得たのです。
小さな一歩の積み重ねが重要
目標を立てる際、つい大きなゴールばかりを考えてしまいます。たとえば、「キャリアアップしたい」という漠然とした目標や「副業を始め、収入を増やしたい」という意欲的な目標。
最終的なゴールを大きく設定するのはよいことですが、目標を大きく掲げると、最初の一歩が見えにくくなり、何から始めていいのかわからず、途中で挫折しやすくなります。
大切なのは、目標を小さく分解することです。
たとえば、「副業を始める」という目標を立てた場合、次のようにステップを分けてみましょう。
1.自分の得意なこと、好きなことを書き出す
2.それに関連する仕事があるか調べてみる
3.ネット、YouTubeで検索したり、オンラインコミュニティなどに所属したりしながら情報収集を始める
4.副業に関する学習を週5時間以上行う
こうした小さな目標であれば、少しずつこなしていけそうですね。一歩で大きな目標に到達するのではなく、小さな一歩を積み重ねて、少しずつ目指す場所に近づいていきましょう。
「完璧」を目指さない
かくいう私は物事を完璧主義に考えてしまうクセがあります。物事に取り組むと、「完璧にやらなければ」と自分にプレッシャーをかけてしまいます。
しかし、完璧を求めすぎるあまり、疲れ果ててしまい、目標を継続できなければ元も子もありません。完璧ではなく、7〜8割でいいから、とりあえずやってみようと思うと、行動に対するハードルがぐっと下がります。
私は、今でも「毎日〇時間以上、副業を始めるための勉強を行う」という目標を立てません。その代わりに「週末にまとまった時間を取って取り組む」など、そのときの予定や体調などに合わせて臨機応変に目標を設定しています。
無理のない目標設定をすることで、継続して取り組むことができるようになりました。
できない自分も許してあげよう
目標が達成できない日があっても、自分を責める必要はありません。むしろ、「今日はできなかったけど、明日は頑張ろう」と思えたら十分です。
過去の私は、目標を達成できなかった日があると「自分はダメな人間だ」、「また失敗してしまった」と自分を責めていました。
しかし、今は「どんな小さな行動でも自分を褒めること」を意識しています。
たとえば「今日は1ページだけ読書できた」、「SNSで新しい情報を調べた」など、ささいなことでも前進した自分を認めるようにしています。
頑張る人の近くに行くことで、目標への道が見えてくる
目標を叶えるために、自分ひとりで頑張り続けるだけでは難しいこともあります。そんなときに役立つのが、頑張っている人の近くに行くことです。
私自身、キャリアに迷いや不安を抱えながら日々を過ごしていたとき、たまたまキャリアに積極的な友人と話をする機会がありました。彼女と話していると、仕事に対する考え方や姿勢、積極性に刺激を受け、「私も少しずつ新しいことを始めてみたい」と思うようになりました。
頑張っている人の近くにいると、不思議と自分もそのエネルギーに引っ張られるのです。わからないことを質問したり、実際の行動を観察したり真似したりすることで、目標達成の具体的なヒントが得られることもあります。
大切なのは、「自分と比較して落ち込まない」ことです。頑張っている人を見て、「どうせ自分には無理」と思うのではなく、「どうやってその人は進んでいるのだろう」と興味を持つことが大切です。
もしも、身近にそのような人がいない場合は、SNSやオンラインコミュニティを活用してみるのもおすすめです。頑張っている人の発信を見たり、コミュニティに参加するだけでも、やる気をもらえたり、行動のヒントをもらえたりします。
未来のために入会した「SHElikes」
キャリアに悩んでいるときに、SNSで偶然見つけた「SHElikes」。
広告のバナーがかわいらしく、気軽な気持ちでクリックしました。クリックした先に飛び込んできた「全45以上の豊富な職種スキルが定額・学び放題」という紹介記事に惹かれ、入会を決意しました。
入会後は、興味のあったWebデザインコースを受講。その後、さまざまなコースを受講して、興味を広げた結果、ライティングコースに出会いました。
「SHElikes」はオンライン完結型で、忙しい生活の中でも自分のペースで学べる仕組みが魅力です。また、仲間との交流やコーチングを通じてモチベーションを保ちながら成長できる点もおすすめです。
特におすすめなのが、シーライクスで学ぶ受講者が企画・運営をするコミュニティという制度です。コミュニティ内でのインプット、アウトプットにより、学習定着がより促進されるだけでなく、同じ目標に向かって頑張っている仲間に出会うことで、お互いに応援し高めあうことができます。
シーライクスの受講者は、前向きで一生懸命な方が多く、ともに学習を頑張る仲間から刺激を受け、私自身、前向きな気持ちで学習を継続できています。
自分のキャリアやスキルに悩んでいる方は、「SHElikes」で新たな一歩を踏み出してはい
いかがでしょうか?
おわりに
目標を立てることは、人生をよりよくするための第一歩です。しかし、それは「大きく、完璧に」行う必要はありません。小さくても一歩ずつ進んでいけば、未来は前進していきます。
無理せず、自分らしいペースで進んでいきましょう。そして何より大切なのは、できた自分を褒めることです。
本記事を読んでくださった皆様が「目標を立てることが楽しい」、「少しずつ前進している実感がある」と思える日が訪れることを、心から願っています!
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 Shiroさん)
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