日々の生活で、なんだかうまくいかないと感じることはありませんか?
ライフステージの変化や仕事など、理由は人それぞれです。
私も子育てでイライラしたり、気持ちに余裕をなくしてしまうことがありました。
大きい声で怒ってしまい、そのたびに後悔して自己嫌悪に陥る日々……。
しかし、日常にちょっとした習慣を取り入れることで、気持ちに余裕が生まれたのです。
考え方や行動を少し工夫するだけで、心のゆとりは、意外と簡単に手に入ります。
今回は、私が実践している習慣をご紹介しますので、ぜひ一緒に試してみませんか?
ゆっくり深呼吸をする
まずは実践しやすい深呼吸がおすすめです。深い呼吸をするとストレスや緊張をやわらげてくれます。
焦ったりイライラしたとき、心を落ち着けるのにぴったりです。場所を選ばず、道具も必要ないため、今すぐにでも始められます。緊張したり気分転換したいときや運動の前後にも深呼吸をする事がありますよね。
不安やイライラを感じると、心のゆとりを失いがちです。そんなときは、一度深呼吸をして気持ちを整えることで、心に余裕を取り戻すことができます。
深呼吸の方法をご紹介します。
1. 背筋を伸ばし、軽く目を閉じます。立った状態でも座った状態でもいいので、お腹に軽く手を 当ててみましょう。
2. 頭の中で「いーち、にー、さーん」と数えながら、口からゆっくり息を吐き出してください。
3. 息を吐ききったら、次は3秒数えながら鼻から息を吸い込みます。
4. これを5〜10分ほど繰り返しましょう。
途中で考えごとが浮かぶこともあるかもしれませんが、そのときは深呼吸に意識を戻すようにしてみましょう。日常に深呼吸を取り入れるだけで、気持ちにゆとりが生まれやすくなりますよ。
引用:こころもメンテしよう〜若者を支えるメンタルヘルスサイト〜|ストレスとこころ こころと体のセルフケア 腹式呼吸をくりかえす|厚生労働省|
意識して笑顔をつくる
笑顔でいるとさまざまないい効果が生まれることをご存知ですか?ずっと笑顔でいるのは難しい…と思う人もいるかもしれませんが、実は作り笑顔でも十分効果があるのです。
表情が笑顔になると、副交感神経の働きが活発になり、ストレスが軽減します。
さらに、気持ちがポジティブになると、心にゆとりがうまれやすくなるのです。
ほかにも、免疫力アップやアンチエイジング効果も期待できます。
ただ、笑顔でいることは意識しないと案外難しいものです。
私も最初はぎこちない作り笑顔でしたが、鏡を見るたびに微笑むよう心がけたり、手鏡を持ち歩いて笑顔を意識する習慣をつけました。
繰り返すうちに、自然と柔らかな笑顔ができるようになりました。
また、笑顔は他者とのコミュニケーションにおいても大きな力を発揮します。
笑顔でいると話しかけられやすくなり、相手にいい印象を与えることも。
さらに笑顔でいると、心が穏やかになりイライラするような場面でも気にならなくなります。
心に余裕が生まれるので、ぜひ一度試してみてください。
一日の終わりに良かったことを思い出す
寝る前に一日を振り返ると、気持ちが整理されるだけでなく、自己肯定感が高まり幸福感を感じやすくなります。
忙しい日々の中では、気付いたら寝ていたり、子どもの寝かしつけで寝落ちしてしまうこともあるかもしれません。
ですが、ゆっくり一日を振り返る習慣がない人も、まずは一日だけでも試してみてください。
その日の中で、よかったことを思い出してみましょう。初めはすぐに思い浮かばないかもしれませんが、どんな小さなことでも構いません。
たとえば「信号が青だった」「子供がぐずらなかった」など、自分にとって少しでもプラスだと感じたことを探してみましょう。
“いいこと”の基準は人それぞれですが、身近にある小さな幸せに意識を向けることが大切です。
この習慣を続けることで、よかったことをより具体的にイメージでき、日常の中でポジティブな出来事に気付きやすくなります。
やがて、いいことを見つけるのが得意になり、自己肯定感や幸福感が自然と高まるのです。
その積み重ねが、心のゆとりを生む大きな一歩となります。
気持ちを整理するだけでなく、幸せを引き寄せるこの習慣を取り入れて、心にゆとりのある生活を始めてみませんか?
自分だけの時間を大切にする
自分の時間を大切にすることは、時間管理の面だけでなく、生活の質を向上させるためにも重要な要素のひとつです。
実際には、仕事や子育てなど、自分の意思だけで時間配分するのが難しいこともありますよね。
そんな人は、短くても自分のためだけに時間を使うのがおすすめです。
仕事で疲れている人は、ささやかなご褒美として、お気に入りの入浴剤を入れたりスキンケアにひと手間加えたり。自分を労わる時間にあててみましょう。
小さい子供がいる人は、自分の時間なんてないと思うかもしれません。
それでも、子供のお昼寝の時間や寝かしつけたあとに、好きなドリンクをゆっくり飲むだけでも自分のために時間を使えている気がしませんか?
そんなちょっとした自分の時間が、仕事や家事・子育てのオンオフのスイッチになり、さらに時間管理がしやすくなります。
気持ちが自分に向いているか、自分で決めたことなのかどうかも、大切にして欲しいポイントです。
そうすることで自己肯定感を高め、ポジティブな気持ちで過ごすことができます。
日々のちょっとした隙間時間も前向きな感情に導き、心にゆとりを持たせていきましょう。
新たな趣味や勉強を始める
新しい趣味や勉強を始めることは、日常のストレスから解放され、自分らしく時間を楽しむことにつながります。
私も以前は時間や気持ちに余裕がなく、新しいことに踏み出せずにいました。
しかし、実は“新しいことを始める”ことこそが、心にゆとりを生むきっかけになったのです。
趣味や勉強など自分が好きなことに没頭できると、自然にモチベーションが上がります。すると前向きな気持ちになれて、日々の生活にもゆとりが生まれました。
先ほどお伝えした方法で少しずつゆとりができてきたころ、ライティングに興味がありスクールを探し始めたのです。
挑戦するきっかけとなったのは、SHElikesという女性向けキャリアスクールでした。
WEBデザインやライティング、マーケティングなど、全45種類以上の豊富な職種スキルが学び放題。
オンラインで受講ができ、隙間時間を使って無理なく始められるのも魅力です。
自分にできるのか不安な気持ちもありましたが、入会後約一ヶ月で受けられるキャリアコーチングでは、一ヶ月間の振り返りと、自分の理想を言語化するワークがあります。
その中で不安が整理でき、しっかりと解消できました。
新しいことを始めるワクワク感が、心を前向きにしてくれて、心にゆとりを持てたのだと実感しています。
おわりに
考え方や習慣など、ちょっとした行動を変えるだけで、自然と気持ちが前向きになります。
私自身、これらを日々の習慣として取り入れ、少しずつ変化していきました。
すると気持ちが楽になり、心にゆとりを持てるようになったのです。
趣味や勉強は心にゆとりをもたらすだけでなく、将来の可能性を広げるきっかけにもなります。
あなたも、自分に合った習慣や学びを見つけて、心にゆとりある毎日をおくりませんか?
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 しおりさん)
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