みなさんは人生のターニングポイントと聞いてどんな時を思い浮かべますか?
人生のターニングポイントとは、進む道や生き方に大きな影響を与える出来事や決断のことを指します。つまり、人生のターニングポイントとは、後から振り返ってみて「あぁ、あのときがあったから今の人生があるんだな」と思うことです。
私は過去を振り返ることにより、得られる未来の変化というものがあると思います。
私はこれまでどのように人生のターニングポイントを迎えたのか、そしてその中から未来に活かせるものは何だろうと考えました。
私の人生を振り返ってみれば、人生のターニングポイントは3つありました。そしてそのターニングポイントはいつも”試しにやってみようかな”と新しい行動をした時でした。
ここからは、「今を変えたい」「人生の選択肢を増やしたい」という方に向けて、私の人生に起きた3つのターニングポイントと、そのときにした”ためしにやってみた”ことをご紹介しようと思います。
①転職活動中に子どもと出会う
私は社会人2年目で転職をしました。転職活動をする中で色々な一般企業を受けましたが、自分の中でわくわくするものに出会えず悶々とした日々を過ごしていました。
そんな時に見つけたのが保育士の求人です。私は保育士になるつもりはなかったけれど、大学の時に将来何かの役に立てばと保育士資格はとっていました。保育士ってどんな仕事かよく知らないけれど、試しに行ってみようと保育士の面接に行くことにしました。
保育士の面接は、まず初めに園見学と言って保育園の中を案内してもらいます。園の中を歩いていると、2歳くらいの女の子が「こんにちは!」とかわいらしい笑顔で挨拶してくれました。
その瞬間に私は、こんな素直で笑顔あふれる子どもたちと過ごす毎日、絶対楽しい!わくわくする!と思い保育士になることを決意しました。
その時出会った保育士という仕事は大変なこともあるけれど、子どもたちの笑顔を想像しながら日々の保育を考える時間は私にとっては楽しい時間です。
保育士は私の天職だと思います。あの時に、試しに保育士の求人を受けてみて本当に良かったと思います。
②言葉に惹かれて手に取った本
先ほど転職したと言いましたが、前職を辞めると決断するまではすごく悩んでいました。
今やっていることは自分のやりたいことじゃないと思う半分、今辞めたら1年で辞めた責任感がない人だと思われるのではないかと。
そんな悩みを抱えているときにふらっと入った本屋さんで出会ったのが”嫌われる勇気”という本です。小説は好きでよく読んでいましたが、自己啓発本はあまり読んだことはありませんでした。でも、試しに読んでみようと買って読むことにしました。
嫌われる勇気という本はアドラー心理学に基づいて書かれた自己啓発本でした。読んでいくうちにある言葉に出会いました。それは「人間の悩みは、すべて人間関係の悩みである」という言葉です。この言葉を見て、私の今の悩みすべてがこの言葉に紐づいていきました。
この言葉の意味を本を読みながら深く読み解くと、他者からどう思われるかを気にしすぎることなく、自分の人生を主体的に生きる方法につながります。
この本を読んだことにより、今の仕事を続けることは自分の人生を主体的に生きることにはつながらないと思い退職を決断することができました。人の期待に応えて優越感を得るよりも、自分が自分に期待してその期待に応えていく方が自分の人生が豊かになるだろうと考えるようになりました。
試しに読んだ本がこんなにも自分の人生観を変えるものになるとは思いませんでした。今もなお、自分が本当にやりたいことはなんだろうと考えるようにし、正しいよりも楽しいをモットーにしています。
引用:岸見一郎 古賀史健|嫌われる勇気|70ページ|(ダイヤモンド社・2013年12月12日発行)
③スキルを付けて自分をパワーアップ
保育士を始めて何年か経った頃、ふと「私は保育ができなくなったらどうなるんだろう」という思いがよぎりました。保育士は体資本。もしも病気になったら?体力が落ちたら?と考えが巡りました。
そこで私は何か新しいスキルを付けようとweb系のスクールをいろいろ検索してみることにしました。webのスクールといっても、webデザインやwebマーケティングといろいろな種類があり、今までweb系の仕事にかかわったことがない私はなにがなんだかで、決めかねていました。
そんな時に出会ったのが、SHElikesです。全45以上の豊富な職種スキルが定額・学び放題とサイトに書いていたのでなんだかお得そうだなという気持ちで、試しに無料体験を受けてみることにしました。
無料体験の内容は広告バナーの作成にチャレンジしたり、カウンセリングを受けたりしました。カウンセリングでは実際にSHElikesを受講している方から話を聞くことができました。
その中で私は、「まだなにがやりたいかわからないんです」と素直に相談してみました。
すると、受講生の方から「わたしも最初は決まってなかったですよ!朝の洗面にいる時間にいろいろな講座をながら見していくなかで、これおもしろそう!と思ってやり始めたのがwebデザインでした」と教えていただきました。
それを聞いて、何か身に着けるためにスクールに通いたいと思っていたけれど、その前に何が好きかを探すためにSHElikesに入ってみようと決断しました。
そこから私も隙間時間を見つけていろいろな講座を見ています。今はまだ自分の好きなものを捜している途中ですが、ここから自分の好きなものを見つけてスキルを付けていけたらいいなと思っています。
試しにやってみたことで変わった私の人生
私の人生を振り返ると、いつもターニングポイントは些細なきっかけだったなと思います。
”試しにやってみた”というと聞こえは軽いかも知れません。でも、間違いなく言えることは
私はいつも現状を変えたいと思ったときに新しい行動を起こしたということです。
大人になればなるほど新しい行動をするのは難しい。でも、ほんの些細な行動が自分の人生を大きく変えることにつながるかもしれません。
「今を変えたい」「人生の選択肢を増やしたい」と思っている皆さん!試しに新しい行動をしてみませんか?
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 うなさん)
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