仕事、趣味、キャリア、人間関係など、人生にいくつも存在するターニングポイント。
「自分の選択肢が正しいのか不安」と悩んでしまいますよね。
ターニングポイントというと人生が好転した体験談が多く、そんなに上手くいくの?と疑ってしまいがち。だから自分の変化に対して不安になり、なかなか行動に移せない人は多いのではないでしょうか。
私はある人生の分岐点から、人生迷子になってしまった1人です。これからお話しする私の経験が、一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
実は〇〇!私の人生がぐらついたターニングポイント
私が人生を迷走しはじめた分岐点。それはズバリ「結婚」です。
「結婚といえば、とても幸福なことでは?なんて贅沢な!」
という声が聞こえてきそうですが、そのとおりです。もちろん、自分で決めたことなので後悔などまったくありません。
それは間違いないのですが、なぜかモヤモヤが止まらない時期がありました。
理由はシンプルで、結婚後のイメージに囚われて、自分らしさを見失っていたからだと思っています。
私の場合は結婚でしたが、女性はほかにも仕事、出産、子育てなどさまざまな変化があるもの。現実的になるあまり、何かを諦めなきゃいけないイメージを持っていませんか。
自分らしさって?見失う理由3選
自分らしさをすぐにいえる人は、そこまで多くないでしょう。
それくらい自分自身を知りつくすことは難しく、大変なことだと思います。そして、「自分らしさがわからなくなっている」状態は、意外と気づけないもの。
私が迷子になっていた当時、陥っていた考え方・行動をお伝えします。
1.「結婚したから〇〇しなきゃ」という思い込み
私は結婚したばかりのころ、自分がやるべきことを1人で考え、すべて実行しようとしていました。
・夫が仕事から帰ってきたら、できたての夕食を用意しよう
・夫は多忙だから、私が時間を合わせて一緒にいる時間をつくろう
・転勤はできないし、上司にはそれを第一にキャリアの相談をしよう
こんなものかなと考え、自分がどうしたいかは後回しにしていました。
実際のところ、生まれも育ちも異なる他人と暮らすので歩み寄りは必要です。しかし、「結婚したから〇〇しなきゃ」という思い込みは、我慢が多くなるもの。
そして、自分自身と向き合う時間がなくなってしまいます。
2.自分の「好き」は結婚と両立できない
私は国内外問わず旅行が大好きで、時間とお金が許す限り、旅行計画を立てる人間です。そのため、コロナウイルス感染症が落ち着いたころを狙って、旅行・観光関連への転職を目指していました。
しかし、サービス業の仕事内容・休日を考えたとき、結婚したての私は長く続けられる自信がなかったのです。
好きなものに対する気持ちが「この程度なのか」と、自分でがっかりし、さらに自信を失ってしまいました。
3.出産を見据えた仕事選び・転職
出産を希望している女性であれば、休業や手当など手厚い制度がある会社員はメリットが多いですよね。そして、出産・育児関連に対して理解や実績がある会社かも重要なところです。
私は結婚と同時に、女性比率が多めな企業へ転職し、復帰後も働きやすそうなバックオフィス職を選択しました。
「結婚した自分」にとっては転職大成功ですが、私の興味関心からは離れる一方で、「これからずっと、この働き方をするのか」と急に怖くなったのを覚えています。
ターニングポイントは作れる?私が変えた考え方
とにかく今の自分のままでは嫌だ!と強く感じた私は、自分に変化を起こしたくて徹底的にリサーチをしました。
私の視野が広がった考え方をご紹介します。
1.他者貢献と主体性のバランスを重視
仕事でもプライベートでも充実感があると、人生に生きがいや楽しさを感じますよね。
充実感は、以下3つが関わっていることがわかっています。
①自立・自信・主体性
②人との連携
③使命感とその達成感
人への貢献は素晴らしいこと。ですが主体性が欠けると、自己犠牲に変わります。
「自分が前向きな気持ちでやりたいのか」を意識してみてください。そうでないなら、無理しなくていいんです。
①②③のバランスを保てれば、自分も周囲も大切にできる好循環が生まれるでしょう。
実際に私は「〇〇しなきゃ」と考えていたときより、自分も夫も空気が柔らかくなったと感じています。
【参考:伸展と共有の基点 浅い充実感(2)充実感とはアイデンティティーの実感】
【参考:現代青年の充実感に関する一研究】
2.スキルがないからと諦めない
私が転職先に選ばなかった旅行・観光系の仕事。当然会社員になるものと考えていました。
しかし、旅行サイトの制作、写真家、動画編集、トラベルライターなど、フリーランスや副業でも旅行に関わる仕事はたくさんあります。
それなのに上記の働き方が選択肢になかった理由は、スキルがなかったからです。「未経験職種だし私にはできない」と思っていました。
今なら声を大にしていいたいです。
それならば、スキルをつければいいんです!
3.行動あるのみ!ターニングポイントは自分で作る
ターニングポイントというと、運命的なできごと・タイミングといったイメージが強いもの。ですが、積極的にリサーチする人と、家で寝ている人はどちらが早く分岐点にたどり着くでしょうか。
運も実力のうち。引き寄せることはできるはずです!
今の自分に不安があるなら、その理由を考えて調べてみませんか。
もしかしたら、その行動が「人生のターニングポイント」への一歩かもしれませんよ。
悩んだってOK!これから正解にしていけばいい
結婚をきっかけに、自分らしさがわからなくなった私。
そこを抜け出すヒントになったのがキャリアスクールコミュニティ「SHElikes」への入会です。
SHElikesは、「私らしい働き方をかなえる場所」をコンセプトにしており、Webデザイン、ライティング、マーケティングなど、クリエイティブスキルを学ぶことができます。
サブスクリプション型のため受講期間に制限がなく、自分のペースで学べる点が魅力です。
また、コミュニティイベントや質問ページがあるため、SHElikesのスタッフや先輩と話すチャンスも。相談できる環境があれば、安心して勉強ができます。
私はライティングをメインに受講していて、文章で発信するスキルを磨いています。本業は続けて正社員のメリットを受けつつ、自分の「好き」は副業ライターとして叶える。そんな働き方を目指しています。
そしてなにより、「自分のためにスキルアップする時間」はとても楽しく充実したものになりますよ!
「自分らしさがわからない」と不安な方は、無料体験レッスンに参加してみてはいかがでしょうか。
最後に
自身を見つめなおし、行動するきっかけとなったターニングポイントについてお話しました。
人生の分岐点で、悩み、考えた経験は大きな財産で、その人の個性になります。
私は、大失敗や大失恋も執筆のネタになるかも!と考えるようになり、自分の人生のおもしろさに気づきました。
あなたもWebスキルを習得して、あなただけの働き方を目指してみませんか?
************
本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 りんさん)
SHElikesについて
https://cutt.ly/cwv7g0aJ
自分らしいキャリアのヒントに出会えるメディア、SHEsharesはこちらhttps://shares.shelikes.jp/