日々を過ごす中で、30代になると起きるさまざまなライフイベント。
なにかに対して悩むこと、考えること、答えが出ないこと、正解がないこと、増えてきたように感じていませんか？
昔は楽観的に捉えられていたことも、ついつい周りと比べてしまったり。ときには自分ひとりで背負い過ぎてしまったり、将来に対して先の見えない不安を感じてしまったり。
感情や環境に気持ちが上がったり下がったり、その起伏に振り回されてしまい心身ともに疲弊してしまうことがあるかもしれません。
できることならば、毎日楽しく過ごしたい。
そんなふうに感じたとき、
「実践してみたら楽になった」
「ワクワクして、なんだか楽しくなってきた」
そう思えるかもしれない、日々を楽しく過ごすために今すぐに実践できる【3つのリスト】をご紹介します。
1.「やらないこと」を決めてみる
皆さんは「to doリスト」を書いたことがありますか？
私はあります。
仕事で残業続きだった頃、毎日A4の用紙いっぱいにto doリストを書き起こしてから仕事を始めていました。
忘れないように、前日に終わらなかったタスクまでしっかり書きます。
さて、これで残業が減ったと思いますか？
皆さんの想像通り、隙間時間が1秒も無く残業が減るどころか増える始末でした。
そこで、思い切って「やらないこと」を決めてみました。
毎日書いていたto doリストの「やらない」と決めたことに上から線を引いたのです。
「やらないを決める」というのは意外と難しく、最初は「やれていない」ことが気になってしまっていました。
ですが慣れてくると、そのやらないと決めたことは本当に必要無かったことや、今やらなくてもなんとかなったりすることだったのです。
日常の中でいうとたとえば、
・今日は掃除をやめてみる
・乗り換えの駅までスマホを見るのをやめてみる
など、なんでもいいのです。
自分の仕事、生活の中で、「やらない」を決めた瞬間、「隙間」が生まれます。
この隙間こそが、実は楽しいを感じることができるスペースです。
隙間は時間に余裕を与えてくれ、それは心に楽しさを感じさせてくれるでしょう。
2.「自分は何が好きなのか」を書いてみる
自分が好きなこと、聞かれたらすぐに答えられますか？
たくさんあるのに、意外と言葉にしようとすると出てこないことがあります。今は好きなことがない、思い浮かばない、という方もいるかもしれません。
ずっと何年も好きなこともあれば、ここ最近になって興味が湧いたなど、それぞれ期間も入れ替わりもあると思います。
そこで、「その時に好きなもの」をノートに書くことをおすすめします。
ジャーナリングという言葉を聞いたことはありますか？
参考：「心を整えるシンプルなメソッド。書く瞑想「ジャーナリング」を試してみない？キナリノ 2019年9月17日作成
ジャーナリングの効果には、ストレスの軽減や気持ちのリセット、新たな気付きなどがあるといわれており、実践されている方も少なくありません。
その時の自分が何が好きか、何をしている時間が好きか、何に興味があるのかを書き出すことで、客観的に自分を見つめられるような気がしてきます。
コツはあまり深く考えず、出てきた言葉をそのまま書いていくことです。
そして「今」気になっているものを書いていく。ただそれだけです。
文字をたくさん書くと、なんだか気持ちがスッキリします。その理由は、脳が活性化しているため。
ジャーナリングは、まるで自分と対話をしているような気分で、自分と共感する大切な時間になってくれるはずです。
3.「少し先の未来の予定」を立ててみる
皆さんの中に、スケジュールをつけている方はいらっしゃいますか？手書きのスケジュール帳や、アプリで管理していたり、今はさまざまな形態がありますよね。
その予定表の中に、楽しみなイベントは入っていますか？
ぜひ、「少し先の未来の予定」を入れてみてください。
・次の連休にずっと気になっていて行けていないカフェに行く予定を入れる
・2ヶ月後に行ってみたかった場所へ1泊2日の旅行の予定を入れる
月末に、絶対に何もしない日！の予定を入れてもいいですね。
少しだけ先の未来に、楽しみな予定があること。
そうすると意識が少し先に向き、その日に向かって毎日を過ごすことができます。行き先までのルートを考えてみたり、滞在先でなにをするか調べてみたり。
ジャーナリングで書いた好きなこと、興味のあることに付随する予定もおすすめですし、予定の計画をまたジャーナリングするのもおすすめです。
その未来の予定が終わってしまったとしても、思う存分浸って余韻を楽しみましょう。
毎日を楽しく過ごすための一歩
毎日が楽しくなったらどんなにいいか。たとえそうでない瞬間があっても、思い返したときに「楽しかったな」と思える日々であればいいなと、私は思います。
私自身も30代後半の女性です。30代に入ったときに、これらのことを意識し定期的に自分をアップデートし始めました。
アップデートとは、できることが増えていくプラスのことばかりではなく、やらないこと、やめることを決める引き算だったり、以前とは違うそのときの自分自身を知ったりすることだと感じています。
私の少し先の未来の予定の中に、ひとつのチャレンジがありました。それがSHElikesを始めることでした。
SHElikesは、デザイン・マーケティング・ライティングなどのWebスキルを幅広く学べる、女性のためのオンラインキャリアスクールです。
現在私はアパレル業をしていますが、ゆくゆくはWeb関連で仕事をしてみたいという想いがあり、Webの知識やスキルがほぼ無い状態で始めました。
ひとりでコツコツと進めたいタイプでコミュニティが苦手だったりと、一見するとこういったスクールに不向きな人間です。ですが、それでも月に一度のコーチングやワークショップへ参加し、自分のペースで取り組めています。
私はライターとSNSマーケティングが気になっていたため、両方とも同時に受講を進めています。さまざまなスキルが少しずつつまみ食いできるのもこのスクールの魅力のひとつです。
少し先の未来の予定の「やってみたいこと」の中に、いずれはWebスキルを身に付けたい！といった想いがある方へ、とてもおすすめのスクールです。
最後に
日々を一生懸命過ごしている皆様へ、このトピックが少しでもそのお役に立てたのであれば、とても嬉しく思います。
「行動は、直感力を磨く」と聞いたことがあります。
行動し、楽しかった、やってよかったと実感をすることで磨かれていくものがあるとするならば、自分を楽しくさせるための行動をどんどん自分にしてあげるといいのではと思います。
ピン、ときたものがあれば、ぜひ実践してみてくださいね。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。（執筆者 Eriさん）
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