何事も活動的に取り組むためには、セルフケアは欠かせないものですよね。
日本看護科学学会では、
「セルフケアとは、対象がよい健康状態を維持するために、みずから実施する日常生活上および健康管理上の行動をいう」
と定義しています。
この記事では、セルフケアの種類と、プライベートと学習を両立させるためのおすすめのセルフケア方法についてご紹介します。
セルフケアには7種類ある
一言でセルフケアといっても、さまざまな種類があります。
以下では、7種類のセルフケアについて具体例とともにご紹介します。
①身体的セルフケア
身体的な健康を実現するためのセルフケアのことをいいます。
具体例としては、食事のバランスを見直したり、感染症予防をすることが挙げられます。
②感情的セルフケア
自分自身の感情を客観的に観察し、管理するセルフケアのことをいいます。
具体例としては、アロマオイルを炊いて半身浴をしたり、自分自身を責めすぎず穏やかに過ごすことが挙げられます。
③社会的セルフケア
自分自身が社会の中で、どのように人と関わり合いながら生きていくのかを考えるセルフケアのことをいいます。
具体例としては、興味のあるコミュニティに参加したり、あえてSNSなどの交流を制限することが挙げられます。
④精神的セルフケア
自分自身の精神状態と向き合いながら、ストレスを溜めないようにするセルフケアのことをいいます。
具体例としては、あえてぼーっとする時間をつくったり、読書をすることが挙げられます。
⑤職場セルフケア
現在の職場の環境を見直し、働きやすい環境に整えるセルフケアのことをいいます。
具体的には、机の上を整理整頓したり、業務のToDoリストを作成することが挙げられます。
⑥経済的セルフケア
理想の暮らしや夢を実現するために必要な経済環境を把握し、整えるためのセルフケアのことをいいます。
具体的には、資産運用を始めたり、家計簿をつけることが挙げられます。
⑦心理的/パーソナルセルフケア
自分自身の人生と向き合う時間をつくるセルフケアのことをいいます。
具体的には、スキルアップの時間をつくったり、身につけたいスキルのリストを作成することが挙げられます。
参考:【ストレス解消】セルフケアの種類を紹介|意味や方法についても解説https://humming-earth.com/iikoto/05-2/
実践しやすい有効なセルフケアの方法とは
7種類の目線を参考にして、わたしが普段から実践しているセルフケアの具体例をご紹介します。
1.適度な運動をする
わたしは、よく子どもと区民プールに行き水泳をしています。水泳をすると、こころがリラックスして、程よい疲れで夜はぐっすり眠ることができます。
健康づくりのための運動量の目安(18~64歳)は、息がはずみ、汗をかく程度の運動を週合計60分、毎週続けることです。
ただし、強度が高めの運動を無理して行うと、けがやストレスにつながることもあるので注意が必要です。
無理をせず、軽い運動から日常生活に取り入れてみませんか。
参考:習慣的に運動しよう/https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/kensui/undou/undou.html/東京都保健医療局
2.趣味に没頭する
時間があるときは、趣味や好きなことに没頭する時間を取ってみましょう。
映画をみる、絵をかく、カラオケにいくなど、自分の好きなことに夢中になると日々のストレスから解放されます。
わたしは日頃から読書をしていますが、読書をする時間は日常とは違う世界に浸ることができるので、1日の中でも大好きな時間です。
趣味や好きなことが多ければ、その分発散する機会も増えるため、より効果が期待できますよ。
3.睡眠の質を向上させる
睡眠不足が続くと、疲労が蓄積することで自律神経やホルモンバランスを崩し、心身の不調を招きかねません。脳や体の疲れを解消してストレス耐性を高めるためにも、睡眠時間をしっかり確保して質の良い睡眠をとるようにしましょう。
睡眠の質を向上させるには、眠るときの環境を整えることが大切です。
わたしは子どもと一緒に9時には就寝するため、午後3時以降はアルコールやカフェインを摂取することは避けるようにしています。
また、寝る前のスマートフォンも厳禁です。
室温は、夏季で26~28度、冬季で18~23度程度が理想といわれています。湿度は、夏・冬ともに50%程度となるように調節しましょう。
参考:手軽にできるストレス発散法/https://www.zenyaku.co.jp/k-1ban/detail/stress_reliever.html/全薬グループ
4.あえて情報を遮断する
わたしの場合、情報過多になると、どの情報を信じていいのかわからず、あれやこれやと色々なことに手を出してしまいます。
また、人付き合いも同じで、さまざまなコミュニティに属してしまうと、行動が制限され身動きがとれなくなります。
そのような息苦しさを少しでも感じたときは、あえてSNSやスマホを見ないようにして情報を遮断し、ありのままの気持ちを優先するようにしています。
そうすると、本当に自分がやりたいことや思いが研ぎ澄まされ、こころがすっきりします。
学習もセルフケアのひとつに
私がSHElikesに入会して、2ヶ月が経ちました。
SHElikesは女性向けキャリアスクールで、Webデザイン、Webマーケティング、ライティングなどのクリエイティブスキルを自分のペースで学ぶことができます。
なりたい自分になるために入会したスクールのはずなのに、たった2ヶ月でもモチベーションを保つのが難しい時期もありました。「今日は学習がかなり進んだ!」と達成感を感じる日もあれば、「今日は課題が難しくてあまり進まなかった……」という日も。
SHElikesの魅力の一つとして、毎月コーチとともに1ヶ月を振り返る「コーチング」を受けることができます。この「コーチング」では、自分のなかにある本当の思いを浮き彫りにして、未来のなりたい自分になる近道をコーチと探す時間です。
これにより、下がってしまったモチベーションも高く保つことができ、今も継続して学習することができています。
学習をしながらセルフケアも叶えることができるSHElikesは、今やわたしにとって大切なコミュ二ティになっています。
モチベーション高く新しい知識を学んだり、スキルを習得できる日々はとても楽しく、自分らしくいられるとも感じています。
学習もセルフケアの一つとして、楽しく進めてみるのはいかがでしょうか。
自分に合ったセルフケア術を見つけよう
セルフケアは、体はもちろんこころにも効く、とても有効な手段です。
前述のとおりわたしにとっては、運動・趣味・睡眠のほかに、学習もセルフケアの一つとなっています。
ただし、学習がセルフケアにならなくても、学習を効率よく効果的に取り組むために、ぜひ有効なセルフケアを取り入れてみてください。
また、いつものような調子が出ないと感じたら、早めに対処するのがおすすめです。
今回ご紹介した7種類のセルフケアの目線から、みなさんにとって取り入れやすく効果的なセルフケア術が見つかれば幸いです。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 山本みゆきさん)
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