わたしは医療従事者として勤務し11年目になります。患者さんやその家族、先輩看護師やドクターなどたくさんの職種の方と毎日関わるなかで「看護師なんだからコレできて当然でしょ?」という風な扱いを受けることがたくさんあります。
看護師だけど、人間。
だけど、失敗は許されない。
そんな毎日ストレスフルのなかで生活をしています。
学生のときは常に友達となにか話していたけど、社会人になったら相談できる相手が常に隣にいる環境はなかなかありません。
そこで、今回わたしが落ち込んだときの回復術について5つご紹介していこうと思います。どれもすぐ真似できるものなので、落ち込んだときはぜひ試してみてくださいね。
1.自分の気持ちを上げてくれる本を読む
わたしは、「自信がもてないすべてのひとへ」と帯に書かれた文字に惹かれ、オードリーヘップバーンの「それでもあなたは美しい」という本を落ち込んだときによく読みます。
この本を読み「現状をどう変えたいのか、どう乗り越えたいのか」自分と向き合うことができるのです。落ち込んでいるときほど、自信も並行したようになくなります。
「わたしはこのままでいいのだろうか」
「なんでこんなに言われないといけないんだろう」
すごく傷つき、考えないようにしても頭の中で嫌だった出来事がフラッシュバックして眠れないことも多々ありました。
でも、どんな状況のなかでも彼女は芯が強く、ひとつひとつ乗り越えてきたんだなという風景が見えるので悩んでいても前に進まないとなとわたしも思えます。
これまで読書というものに無縁な生活をしてきたので、この1冊しかまだ自分のマインドを上げてくれる本に出会っていません。毎月1冊本を購入し、まだまだ世界観を広げたいなと思っています。
2.ひたすらノートに思っていることを書く!
自分が何に落ち込んでいるのか、なんでここまで落ち込んでいるのかをひたすら書きまくります。書いてもスッキリしないときやちょっと小汚い言葉を吐き出したいときは、トイレットペーパーに書いて流すことも効果的です。
書いた事が流れるので凄く心が軽くなり、わたし的にはおすすめの方法です。
「書く」という方法を取るようになって「今の環境を変えた方がいいな」とシンプルに気づきました。まだ行動には移せていませんが、そのために逆算し現在進行形で着々と進めている段階です。
落ち込むたびに書いた内容を見返し「わたしはこのために今前に進むんだ!」と活力にもつながっています。
3.自分へ回復するためのご褒美をあげる
ご褒美という名で帰り道にコンビニに寄ったり、スーパーでちょっとお高めのお菓子を買ったりします。ふつうは「今日も頑張った」と思いご褒美を買う方が多いですよね。
でも、わたしは「上手くいかなかったな」というときほど、ご褒美を自分にあげまくります。上手くいかなかったのは、進んでいる証拠だと思っているのと、やっぱり美味しいものを食べると幸福ホルモンが出るので気分もあがります。
女性はホルモンで左右される部分も多いと思うので、落ち込んだときほど自分ファーストで思うままに過ごしてもいいのかなと思います。
4.お出かけして新しい自分を発見する旅をする
外へ出て、新しい発見をするのも効果的でした。
普段通らない道を散策し「こんなところにカフェがあったんだ!」「あたらしい雑貨屋さんができてる!」など、新しい発見をすると落ち込んでる気持ちも回復できます。ただ、新しいお店へ一人で入る勇気はないのでメモしておき後日、友達やパートナーと行きます。
わたしはもともと落ち込んだときほど引きこもるタイプでしたが、外へ出かけることで「雑貨を見ることが好き」「インテリア系に興味がある」と自分の好きを知ることができました。
自分の好きを知れることで、落ち込んだときの対処法がひとつ増えるのです。土地の新しい発見だけではなく、自分自身の発見も面白いですよ。
5.誰かを頼る
今わたしの活力になっているのは、現在通っているWebのキャリアスクール「SHE likes」です。独学でキャリアチェンジを試みましたが難しく挫折しました。
SHE likesへ入会して1年が過ぎたので、この章ではわたしが思うSHE likesのおすすめポイントを2つご紹介したいと思います。
①月に1回のコーチングでエネルギー補給
ココナラなどでコーチングサービスを受けようとすると結構高価だなと感じます。しかし、SHE likesでは受講料のなかにコーチングが盛り込まれているので、とても魅力的だなと感じました。
わたしは毎回原点に戻り「SHE likesに入会した理由」を思い出す機会にしています。原点に戻ることで「落ち込んでいる場合ではない!」と回復し、落ち込んでいたことさえ忘れることができるのです。
やっぱり誰かに話すというだけでも心が楽になるし、話す相手が同じ境遇にいるとなおさらです。「一人で頑張る!」は難しく、オンラインでも一人ではないんだと感じられる内容だと思い毎月活用させていただいてます。
②コミュニティでの繋がり
SHE likesのコミュニティには「サポート隊」というものがあります。入会したときは「一人で頑張る!」と意気込み、ただ突っ走っていました。でも、なかなか成果につながらず落ち込む日々で「わたしは看護師以外で働くことは向いていないのではないか」なんて思う日々。
そんなある日X(旧:Twitter)で「サポート隊」の応募があったのです。わたしにやれるのか分からないけど、繋がりを作りたいとおもいダメもとで応募しました。こんなわたしを受け入れてくれて、いま「around30」のサポ隊として活動しています。
コミュニティイベントもSHEメイトさんの知りたい情報は何か、自分たちの体験をどうやって発信していくかなどみんなで話し合い、イベントを開催しています。何かを成し遂げるには1人では難しいなと気づきました。
落ち込んだときほど自分を責めるのではなく、甘やかしましょう
今回、わたしがおすすめする落ち込んだときの回復術を5つご紹介しました。落ち込んだときほど、わたしの経験上では無理に頑張ってもいいことは起きません。負の連鎖が起こる可能性のほうが大きいのではないかと思います。
無理して前に進むのではなく、一旦立ち止まって休憩するのも大事です。気持ちをリセットさせ、前に進んだ方が効率いいのかなと30歳すぎて思います。
20代の自分は人と比べて、意味不明に落ち込んでいるときも多くありました。さらに女性はホルモンの関係で気分の浮き沈みもあるので厄介です。わたしは、PMSをもっており生理前でも浮き沈みが激しく落ち込み方が激しいです。
わたしが乗り越えてきた5つの方法で、1人でも多くの方が乗り越えられたらうれしいです。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 erinaさん)
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