エクスポートとは、「データを書き出す」ことです。スマホやパソコンを使用する際によく目にする言葉ですが、あまり意味を理解していないまま作業をしている人もいるかもしれません。
本記事では、エクスポートの意味について解説します。同時に目にすることが多いインポートやダウンロードとの違い、エクスポートの具体例について紹介するのでぜひ最後までお読みください。
エクスポートとは?
エクスポートとは、パソコンやスマホで扱っているデータを、特定のアプリケーションで読み込めるファイル形式に出力する作業のことを言います。簡単に言うと「データを特定のファイルとして書き出す」ことです。データを別のアプリケーションで利用したり、外部へ共有したりする際に使用する操作です。
エクスポートの意味
エクスポートは、英語では「export」と表記し、「輸出」「運び去る」という意味で使われます。また「export」の「ex」には「外へ」という意味があります。この意味とあわせて、中にあるものを外に出すイメージで覚えるとわかりやすいでしょう。
エクスポートとインポートの違い
関連性のある言葉として、エクスポートとインポートの意味の違いもあわせて理解しておくとよいでしょう。インポートは、別のアプリケーションで作成したデータを自分の扱えるファイル形式に変換して読み込む作業のことを言います。
ちなみにインポートは英語で「import」と表記し、「輸入」「運び込む」といった意味があります。また「im」は「中へ」という意味を持ちます。エクスポートとは反対のイメージで、外から中へ取り入れることと覚えるとよいでしょう。
エクスポートとダウンロードの違い
また、エクスポートとインポートに加え、ダウンロードの意味も覚えておきましょう。ダウンロードは、データをそのままの形式で取り込む作業のことです。
たとえば、インターネット上のデータを自分のパソコンやスマホへそのままコピーして保存する操作がダウンロードにあたります。
まとめると、エクスポートはデータを外へ出すこと、インポートとダウンロードは外にあるデータを中へ入れることです。また、インポートはファイルを変換して取り込むこと、ダウンロードはファイルを変えずに保存することを指します。
エクスポートの具体例
エクスポートについて、具体的な用途を解説します。ビジネスシーンで使用することが多いため、ぜひ具体的なイメージを持ち実際の作業の参考にしてみてください。
スマホやパソコンで使用する場合
スマホやパソコンでエクスポートを行うシーンはよくあるでしょう。WordやExcelで作成されたデータを、形式を変換して書き出す(エクスポートする)ことなどがこれにあたります。作成した資料を印刷する場合などによく使われます。
よくある例として、Wordで作成したデータをPDFファイルに変換する場合を解説します。まず、上部のバーから「ファイル」を選択。「エクスポート」→「PDF/XPSの作成」の順に進み、ファイルの種類で「PDF」を選択すると、PDFデータでエクスポートができます。
ファイルの形式はその他にもJPEGやPNGなどさまざまにあるため、用途に合わせて使い分けるとよいでしょう。
Webで使用する場合
Web上でもエクスポートを使用する場面があります。たとえば、閲覧しているWebページをPDFファイルに変換し、保存したりデータとして送信したりすることがあるでしょう。
また、GmailやOutlookなどWeb上で使用している電子メールも、ファイル形式に変換してエクスポートすることができます。大切な内容をわかりやすく別の場所にまとめて保管したい場合などに使用するとよいでしょう。詳しい変換の方法はツールやファイル形式によって異なるため、試したい方法がわからない場合は検索してみてください。
エクスポートを理解してビジネスで生かそう
今回は、エクスポートについて解説しました。パソコンやスマホを使うことが当たり前の今、エクスポートやそれに関連する言葉の意味を知っておくと役立つ場面は多いのではないでしょうか。
特に、ビジネスシーンでは業界・業種に関わらずよく使われるでしょう。一見すると混乱しそうなダウンロードやインポートも、一度覚えてしまえば活用できるシーンはたくさんあるはずです。
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