やりがいのある仕事とは?おすすめの職業や見つけ方も紹介!

やりがいのある仕事とは?おすすめの職業や見つけ方も紹介!
ABOUT ME
ライター KeitoKurisu
埼玉県の美容学校を卒業後、銀座の美容室での経験を経て、雑誌・広告業界のヘアメイクとして活動。その後、SEOメディア事業や映像制作会社を立ち上げ、脚本とディレクター業務を行う。現在は、アート作品の個展を行いながら、フリーライターとして活動中。
エディター Kakuhata Kyosuke
同志社大学 生命医科学部医情報学科卒。在学中、基礎科学や生体情報の取得・制御、プログラミングについて学ぶ。大学院進学後Pythonデータ解析や生体化学を学んだあとライター業を開始。現在はフリーランスとして活動し、キャリア領域のメディアを中心にSEO記事を編集・執筆している。

リモートワークの普及や働き方改革の浸透により、仕事をする環境にはさまざまな変化が見られます。しかし、「働き方が変わっても、仕事にやりがいを感じられない…」「生活のためだけに仕事をするのはしんどい…」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

仕事の充実度は人生の幸福度を高める重要な要素の一つです。そのため仕事の熱量がいまいち上がらない方は、やりがいのある仕事にチャレンジしてみることも一つの手段でしょう。

そこで今回は、やりがいのある仕事の見つけ方やおすすめの職業などについて解説します。記事の後半では注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

そもそもやりがいのある仕事とは

結論からお伝えすると、「やりがい」は人によって個人差があります。例えば、人に喜んでもらうことが好きな方がいれば、目標を達成することにやりがいを感じる方がいらっしゃるでしょう。したがって、ここでは内閣人事局の資料に記載されている、下記の3つ*1を紹介します。

やりがいのある仕事は人によって異なるので、上記は一つの参考として考えてください。順番に見ていきましょう。

社会貢献の実感

仕事の多くは、大なり小なり社会に貢献しています。例えば医師や看護師などは多くの命を救える仕事なので、人の役に立つ実感を得やすい職種と考えられます。最新テクノロジーなどの開発に携わっている方であれば、世界的な貧困問題の解決の糸口が掴めるかもしれません。

しかし全ての仕事が社会に大きな影響を与えるとは限りません。とはいえ基本的に仕事は誰かの悩みを解決することです。そのため仕事でやりがいを感じるためには、「自分の仕事が誰のためになっているか」を考えてみるとよいかもしれません。

成長実感

成長実感とはその名の通り、自身の成長を実感できる仕事を指します。例えば技術職やクリエイティブ職に勤めている場合、スキルの成長とともに任せられる業務の責任も大きくなるでしょう。技術だけではなく経験によってキャリアが成長することもあります。

一方で職種や担当する業務内容によっては、自分の成長を実感しづらいことがあるのも事実です。そのため仕事における成長の実感は業種や業界に依存する側面があるかもしれません。

もし仕事で成長を実感できない場合は日々の業務に点数や自己評価などをつけてみるなどをして、自分なりに楽しめる工夫をしてみてください。

強み(長所)の発揮

自分の長所や強みを生かせる仕事に従事している方は、情熱をもって業務に取り組める傾向があるようです。理由は人によって異なりますが、ストレスが少なく成果を挙げられることにあるでしょう。強みを生かせる職場に勤めていると周りに必要とされることも多く、よりやりがいを感じられるかもしれません。

長所を生かせる仕事を見つけるには、まず自分の強みを理解することが大切です。後述でも解説しますが、やりがいのある仕事を探している方は診断サービスの活用や過去の成功体験の分析などを行い、自分の適職を考えてみるとよいでしょう。

やりがいのある仕事を探している方におすすめの職業8選

ここからは、やりがいのある仕事を探している方におすすめの職業を紹介します。ただし前述したように、「やりがいのある仕事」は人によって異なります。そのため下記の職種を一つの参考として、自分に合った仕事を考えてみてください。

それぞれの仕事について詳しく解説します。

医療従事者

医療従事者は、医者や看護師、理学療法士や救急救命士など、医療に携わる仕事を指します。職種によって担当する医療業務は異なりますが、患者の治療や診察、看護やサポートなどの仕事を行うことが一般的です。

医療現場だけではなく新薬の開発に携わる製薬開発者になれば、現代では治せない病気の特効薬などの開発に貢献できるでしょう。給料などは比較的安定しているので、人によっては安心しながら仕事ができるかもしれません。

ただし医療従事者として仕事をするには資格が必要です。そのため医療業界に貢献したいと考える方は、医学部部のある大学や専門学校などへの入学を検討してみましょう。

教育者

学校の教師や塾の講師なども、やりがいを実感できる仕事の一つといえるでしょう。教え子の成長を目の当たりにできるため、情熱をもって仕事に取り組めることが期待できます。また教育の仕事をしている人には「生徒からも学ぶことが多い」という方も多く、自他共に成長できることは魅力といえるでしょう。

ただし学校の教師として従事するには教員免許が必要です。塾の講師などでも一定の学歴や学年別の学問に対する深い理解が求められます。とはいえ生徒の成長を目の当たりにできる仕事なので、教えることが好きな方は先生になれる仕事にチャレンジしてみてください。

美容師・理容師

美容師や理容師は人を綺麗にする仕事であり、多くの方に感謝される業種の一つです。専門資格や高いスキルは必要ですが、自分の腕が上達するほど人を幸せにできる仕事といえるでしょう。技術を磨き経験を積んだ方であれば独立なども期待できます。

競合が多い業界なので、美容師・理容師で活躍するには努力が必要かもしれません。しかしスキルアップするほど成果につながる仕事の一つなので、美容や理容に興味のある方は資格の取得を目指してみましょう。

営業職

営業職は、自社や他社の商品やサービスの販売やセールス活動を行う仕事です。コミュニケーション能力が高い方に向いている職業の一つであり、営業実績が報酬に反映されることが特徴です。そのため、高い年収を希望する方にはやりがいを感じられる仕事と考えられるでしょう。

扱う商品や報酬形態は会社によって異なるため、自分に合った企業に勤めることが大切です。また近年では、独立して営業代理店を経営する方もしばしば見られます。成果が出ないと報酬が低いリスクは存在します。しかし実績によって収入アップできる可能性が高いので、人と話すことが得意な方は営業職を検討してみましょう。

動画編集者

動画編集者は、クライアントに依頼された動画を作成する仕事です。自分が制作した映像を多くのユーザーに視聴してもらえるので、作品作りが好きな方にもおすすめといえます。動画を見た視聴者から嬉しいコメントをもらえることもあるため、やりがいを感じられる可能性は高いです。

「サイバーエージェント、2022年国内動画広告の市場調査を実施」によると、動画広告市場は1年間で133%*2以上成長していることがわかります。市場の拡大はまだまだ予想できるでしょう。したがって動画編集はこれからも求められるスキルと判断できるので、安定しながら仕事をしたい方は動画編集者にチャレンジしてみてください。

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Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトやバナーなどをデザインする仕事です。作成したコンテンツは一定期間Web上に残るため、作品を作ることが好きな方にはやりがいを感じられる仕事といえるでしょう。またWebデザイナーはさまざまな業界の方と出会えるため、自身の見聞を広げられることも魅力の一つです。

仕事によってはディレクターやライターなどとチームで活動することもあり、複数人での作業が好きな方にもおすすめといえます。フリーランスとして独立する方も多いので、おしゃれな作品を作って感動を提供したい方は、Webデザイナーの道を考えてみてください。

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Webライター

Webライターは、Web上の文章コンテンツを作成する仕事です。具体的な仕事内容は企業や案件によって異なりますが、検索エンジンで上位表示を目的としたしたSEO記事やコラム記事などの執筆が一般的です。文章で情報を届ける仕事なので、ライティングで人の心を動かしてみたい方におすすめと考えられます。

人気のあるWebライターであれば連載コラムの執筆依頼なども期待できるため、自分の考えを適切な媒体で発信できるチャンスもあるでしょう。ディレクターや編集者へのキャリアアップも存在するので、文章を使ってやりがいのある仕事がしたい方は、Webライターに挑戦してみてください。

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Webマーケター

Webマーケターは、Web上のさまざまなマーケティング業務を行う仕事です。具体的な作業内容は企業によって異なりますが、広告を活用したリストマーケティングや、SEOを使った集客・認知拡大などが挙げられます。

マーケターの戦略によってクライアントの業績が変わるため、自分の力で他社を成功に導きたい方におすすめの仕事といえるでしょう。多種多様なスキルが求められる職業ではありますが、やりがいを感じられる仕事の一つなので、データ分析や戦略立案などが好きな方はWebマーケターを検討してみてください。

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自分にあったやりがいのある仕事の見つけ方

ここまでは、やりがいのある仕事やおすすめの職種などについて解説しました。しかし、「自分にあった仕事がわからない…」と考える方もいるかもしれません。ここからは、自分に合ったやりがいのある仕事の見つけ方をみていきましょう。仕事の選び方に悩んでいる方は、下記の3つを参考にしてください。

順番に見ていきましょう。

自分の適職から探す

適職の定義は人によって異なりますが、自分の長所を生かせる仕事を指すことが一般的です。例えば文章を書くことが好きな方は、Webライターが向いているかもしれません。ストレスを感じない業務や作業がある仕事も適職と考えられます。

自分に適した仕事がわからない方は、知人や友人に「自分に向いている仕事はなんだと思う?」と質問すると、的確な意見がもらえるかもしれません。また診断サービスなどを受けてみて、第三者の視点で自分に合った仕事を判断することも有効です。

下記のページは、簡単な質問に回答するだけで適職のヒントが見つかるSHElikesの「好きと出会えるキャリア診断」です。会員登録などは必要ないので、ぜひ気軽にお試しください。

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興味のある仕事から探す

やってみたい仕事がある方は、その仕事にチャレンジしてみることも有効です。いきなり転職するのはリスクがあるので、まずはアルバイトなどから始めてみるとよいでしょう。業種によっては副業から挑戦しても問題ありません。

興味のある仕事をやった結果、「思っていたのと違う…」と感じる可能性はあります。しかし実際に体験しないと、具体的に理解できないやりがいも存在します。したがって、やりたかった職業などがある方は、必要なスキルを勉強しながら興味のある仕事に挑戦してみてください。

過去の成功体験から仕事を探す

過去の成功事例から仕事を探す方法は、キャリアコンサルタントなども使用する分析手法の一つです。例えば営業職で自分なりの成果を出した方であれば、取り扱った商品や当時の顧客、職場環境などに強みを生かすヒントが隠れているかもしれません。

また学生時代の成果をもとに、どのようなシーンでやりがいを感じていたかを考えることも有効です。やりがいは環境によっても左右される要素なので、過去の思い出を振り返り、自分の長所を発揮できた理由や状況などを分析してみましょう。

やりがいのある仕事を探す際の注意点

やりがいのある仕事に出会えると人生が充実するだけではなく、業務での成果やキャリアアップなども期待できます。しかし、やりがいを感じられる職種を探す際は下記の項目に注意する必要があります。

  • 高収入・高待遇だけを基準にしない
  • 仕事をする環境も観察する

上記の2つを理解したうえで、自分に適した職業・職種を見つけてください。順番に解説します。

高収入・高待遇だけを基準にしない

安定しながら収入を得るためには、給料や待遇は重要なポイントです。しかし、年収などを重視した仕事選びや転職は、逆にやりがいを実感できないリスクが存在します。高年収の定義は人によって異なりますが、苦手な業務だけを担当する場合は収入以上のストレスを感じるかもしれません。

キャリア支援を行っている「ユニークキャリアエージェント」が実施した500人のアンケート調査によると、高い給料よりもやりがいの方が大事だと考える人が54.5%*3いるようです。つまり仕事でやりがいを実感したい方は収入だけではなく、社会貢献や自身の成長なども基準にすることが大切といえるでしょう。

仕事をする環境も観察する

長所や強みを生かせる仕事を見つけても、職場環境には注意が必要です。例えば得意な業務を担当できる職種に転職しても、社内の人間関係に問題があったら実力を発揮できないかもしれません。

やりがいは仕事内容だけではなく、誰と仕事をするかも大きく影響します。人によっては、職種に関係なく魅力的な仲間と業務に携われることが一番のやりがいになる可能性もあるのです。やりがいのある仕事を探す際は業務内容だけではなく、どのような方と仕事ができるかも確認しておきましょう。

やりがいのある仕事にチャレンジするならSHElikes(シーライクス)がおすすめ

SHElikes(シーライクス)は、40種類以上のスキルが学べる女性向けキャリアスクールです。デザインやマーケティング、動画編集やライティングなどの実践的なノウハウを学習できるので、自分のやりたい仕事にキャリアチェンジできるきっかけになるかもしれません。

またSHElikesは受講者同士がつながれる環境も整っているので、コミュニティとしても活用できます。 したがって自分と同じ目標をもつ仲間とスキルアップできるでしょう。

下記の記事では、「何のためにここで働いているのだろう?」と悩んでいた方がSHElikesを受講して、デザイナーへのキャリアチェンジを達成したエピソードを紹介しています。興味のある方は、こちらも参考にしてください。

やりがいのある仕事に関するよくある質問

最後に、やりがいのある仕事に関するよくある質問を紹介します。

男性・女性におすすめのやりがいのある仕事は?

男性・女性にかかわらず、やりがいのある仕事は人によって異なります。内閣府の「満足度・生活の質に関する調査*4」によると、男性と女性の「仕事にやりがいを感じる要因」はそれぞれ以下の順に回答人数が多いようです。

男性女性
1位努力や成果が収入に反映されることお礼や感謝の言葉をもらうこと
2位仕事の成果が認められること(昇進や昇給を含む)仕事の成果が認められること(昇進や昇給を含む)
3位興味のある仕事をすること努力や成果が収入に反映されること

男性と女性を含めた全体においての回答数は、「努力や成果が収入に反映されること」「お礼や感謝の言葉をもらうこと」の順で多いです。また回答人数とは別に、仕事に対する実際の満足度評価においては、男性が「自分で決める裁量権があること」、女性は「仕事で社会に貢献する実感を持てること」が最も数値が高い結果が得られています*4

やりがいを実感する要因は個人差があるため、これまでの経験を振り返ったり、キャリア相談を行ったりすることが大切です。自分にとっての「やりがいとは何か」を明確にし、なりたい職業を選ぶとよいでしょう。

やりがいのある仕事を探すために転職するのはあり?

やりがいのある仕事を探すために転職をすることは有効です。ただし転職をする場合は、希望の収入や転職時期も明確にしておきましょう。また転職エージェントなどを活用すると、自分のキャリアに適した転職先を紹介してくれる可能性があります。スキルを身につけてから職場を変えることも有効なので、自分にあった方法で転職準備を進めてください。

自分にあったやりがいのある仕事を見つけて人生を充実させよう!

仕事においてのやりがいは人によって異なります。したがって、やりがいを実感できる職業を探している方は、自分が何にやりがいを感じられるかを見つけることが大切です。適職がわからない方は診断サービスなどを活用して、やりがいのある仕事を考えてみてください。

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<出典>
*1:内閣人事局「令和3年度働き方改革職員アンケート結果について(概要) P6 やりがいの向上」より
*2:Cyber Agent「サイバーエージェント、2022年国内動画広告の市場調査を実施」より
*3:ユニークキャリアエージェント仕事にやりがいは必要?やりがいを感じている500人の調査結果から全て解説」より
*4:内閣府「「満足度・生活の質に関する調査」に関する第3次報告書」p16, 17より

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。