プログラマーに向いている人の特徴!適性や必要なスキルも解説!

プログラマーに向いている人の特徴!適性や必要なスキルも解説!
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ライター 島田 史
美容・医療・ビジネス分野などで活動中のフリーライター。 2016年よりライター活動を始め、2019年に個人事業を開業。 保有資格を活かして美容分野を中心に、多くのwebメディア等で、執筆・記事企画・美容記事監修・撮影・取材などを担当。 保有資格:日本化粧品検定特級 コスメコンシェルジュ®︎、化粧品成分検定1級 化粧品成分上級スペシャリスト、一般社団法人 薬機法医療法規格協会YMAA認証マーク取得、など

プログラマーの適性は、プログラミングのスキルだけでなく、性格も関係します。

本記事では、プログラマーに向いている人・向いていない人の特徴や、プログラマーに必要なスキルや役立つスキルを解説します。

プログラマーの適性が知りたい方や、プログラミング関係の仕事に興味がある方はぜひお役立てください。

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プログラマーに向いている人の特徴・性格

プログラマーが向いている人の特徴や性格を紹介します。「プログラミングに興味があるけど、適性があるのか知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

ロジカルシンキングが得意

ロジカルシンキング(論理的思考力)とは、ある事象にたいして筋道を立てて、矛盾・破綻がないように論理的に考えて結論を出す思考法のことです。

プログラマーの主な仕事は、プログラミング言語を使ってコンピューターに指示を与えるプログラミングをおこなうこと。コンピューターを想定通りに動かすためには、ロジカルシンキングにもとづいて細かく正確な指示をすることが欠かせません。

また、プログラミングは些細なコードの打ち間違いや、コードとコードの関係から処理が正しくおこなわれないこともあります。不具合が生じたときでも、ロジカルシンキングによって迅速に解決できる人が向いているでしょう。

学習意欲・好奇心がある

IT業界の変化はめまぐるしく、常に新しい技術が生み出されています。そのため、最新技術や新しいものへの興味があり、率先して情報収集や試行錯誤できる人はプログラマーに向いています。

将来性のあるプログラマーになるには、今の仕事をこなせるレベルのプログラミングスキルだけでなく、習得していないプログラミング言語や分野の開発をどんどん吸収していく学習意欲が大切です。知識やスキルをアップデートすることを怠らず、楽しめる人が向いているでしょう。

ものづくりが好き

プログラミングはシステム構築やアプリ開発など、デジタル上でのものづくりに関わる作業です。そのため、ものづくりの過程や結果を楽しめることは、プログラマーの適性のひとつです。

自分が開発した成果物によってクライアントが喜んでくれたり、報酬を得ることにやり甲斐を感じたりするなら、プログラマーの仕事に満足感を得られるでしょう。

柔軟性があり、試行錯誤するのを苦に思わない

プログラミングは些細なコードの入力間違いや、コードとコードの組み合わせによって、ブラウザ全体に不具合を起こしてしまうことがあります。

エラーが起きた際は「時間をかけてプログラミングしたのに上手くいかない」とネガティブにならず、すぐに解決策を調べて試行錯誤したり、あらかじめ用意していた他の方法に変更したりする柔軟性が重要になります。ひとつの方法に囚われずに、柔軟に試行錯誤してプログラミングしていく姿勢が、プログラマーには欠かせません。

規則やルールに対応できる

プログラミングは感覚的なものではなく、プログラミング言語によるルールや規則によって成り立ちます。そのため、規則やルールを素直に受け入れられる人の方が、プログラミングスキルを習得しやすいでしょう。

感覚的なものに頼って仕事をしたい人よりも、定まったルールを深く理解して仕事したい人におすすめです。

協調性がある

プログラマーは一人でもくもくと作業をしているイメージがあるかもしれませんが、プログラマーが一人でプログラム全体を完成させるケースはまれです。基本的にチーム体制でプログラムを完成させるため、プログラマーはシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーと連携して仕事をします。そのため、協調性やコミュニケーション能力があるほうが、仕事を任されやすくなるでしょう。

プログラマーに向いていない人の特徴・性格

プログラマーに向いている人の特徴があるように、向いていない人の特徴や性格もあります。プログラマーの適性をチェックする参考にしてください。

パソコンが苦手

プログラミングはパソコンを使用して、専門的なスキルや言語を扱ってシステム開発を行っていきます。そのため、デスクワークをスムーズに進められるくらいのパソコンスキルがなければ、案件をこなすのは難しいでしょう。

また、プログラミングは何度も試行錯誤して、システムが正常に動作するように構築します。パソコンの操作や機械に苦手意識がある方は、プログラミング作業をしていると、ストレスが溜まってしまうかもしれません。

英語に苦手意識がある

プログラマーは基本的に英語で構成されているプログラミング言語を扱ってコンピューターに指示を打ち込んでいきます。そのため英語にある程度理解があるほうが、プログラミング言語の意味やスペルで苦労しません。

また、高度なプログラミング言語や新しい技術に関する資料は、英語で書かれていることがあります。日本語の解説がないときは英語のマニュアルを解読する必要があるので、英語の読解力があると有利でしょう。

緻密な作業が苦痛

プログラミングは長時間プログラミング言語を打ち込んだり、必要に応じて修正したりしていく緻密な作業です。少しでも言語やコードの組み合わせを間違えると思うように動作しなくなるので、根気強くシステムを構築していきます。

パソコンの前に座ってずっと緻密な作業をしているため「一人で黙々と作業するよりも、人と接したり現場に出たい」「細かい作業が苦手」という人は、ストレスが溜まってしまうかもしれません。

ものづくりの構造を考えるのが苦手

プログラミングはシステムエンジニアが作成した設計書をもとに、ロジカルシンキングに基づいてシステムやソフトウェアを構築していきます。コンピューターの動作を想像しながらプログラミングしていくため、ものづくりの構造を自発的に考えられる人が向いています。

想像力を活かすことよりも、指示されたタスクをチームで協力して遂行したい人や、全体の管理やマネジメントをおこないたい人は、プログラマーには向いていない可能性があります。

集中力が続かない

プログラミングは少しでも入力を誤るとシステム全体が不具合を起こしてしまうため、集中力が重要な作業になります。集中力が落ちるとミスが増えてくるため、こまめに休憩を挟みながら、上手に集中力をコントロールすることが欠かせません。

また、プログラミング言語の学習は独学だと挫折してしまう人が多いです。プログラミングの勉強も実務も、集中力がないと難しいでしょう。

プログラマーの仕事に必要な知識やスキル

プログラマーに向いている人の特徴を見て、プログラミングに対してより興味を持った方もいるのではないでしょうか。プログラマーの仕事に必要なスキルと知識を紹介します。

プログラミング言語スキル

プログラマーに欠かせないスキルが、システムやソフトウェア開発をおこなうためのプログラミングの言語スキルです。プログラミング言語にはJavaやPythonなどさまざまな種類があり、企業や案件によって必要なスキルは異なります。プログラマーとして長期的に活躍するには、ひとつの言語スキルに頼らず、幅広いスキルを学び続けることが重要です。

デバッグスキル

デバッグスキルとは、システムの不具合である「バグ」を解決する能力のことです。プログラミングでは無数のプログラミング言語を打ち込んでいくため、バグの発生はつきものです。

プログラマーはバグが起きるたびに原因を特定して、迅速に修正したり、解決策を考えたりするデバッグスキルが欠かせません。

ハードウェアやネットワークの知識

プログラミングはコンピューター上で動作するため、コンピューターの構成要素となるハードウェアやネットワークの知識があると、プログラミングで役に立ちます。

近年、さまざまなモノ(テレビ、車、センサー機器など)とインターネットをつなげる技術「IoT」が注目されています。IoT普及によって、よりハードウェアやソフトウェアにまつわる知識が重要になるでしょう。

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プログラマーの仕事に活用できるスキル

プログラミングの言語スキルだけでなく、情報収集力やコミュニケーション能力なども、プログラマーとしての強みになります。プログラマーの仕事に活用できるスキルを見ていきましょう。

論理的思考力

プログラマーはシステムエンジニアの設計書をもとに、プログラミングをおこないます。設計書のシステムを効率的に構築するための筋道を立てるには、論理的思考力が重要になるでしょう。

また、プログラミング作業をおこなうことによって、論理的思考力が鍛えやすくなります。

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情報収集力

IT業界では日々あたらしい技術の研究や開発がおこなわれています。長期にわたって重宝されるプログラマーでいるためには、目まぐるしい速さで進歩していくIT業界のなかで、自発的に情報をキャッチアップしていく情報収集力が必要になります。

SNSやインターネット、書籍を活用して頻繁にあたらしい情報に触れたり、状況に応じてすぐに必要な情報を集められる情報収集力は、プログラマーの強みとなるでしょう。

コミュニケーション能力

システム開発のプロジェクトは、システムエンジニアやプロジェクトマネージャーなどを含めて、複数で進めていくのが一般的です。

プログラミングは一人でおこなう時間が長い業務ですが、システムエンジニアの意図を正確に理解したり、進捗を共有したりするためには、丁寧なコミュニケーションが重要になります。

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未経験からプログラマーの適性を知る方法

プログラマーの適性を知るためには、実際にプログラミングを勉強してみるのもおすすめです。プログラミング未経験の人におすすめな学習方法を紹介します。

プログラミング言語の基礎を学ぶ

プログラミングを独学で勉強したいなら、まずは書籍や学習サービスを使ってプログラミング言語の基本を学んでいくのがおすすめです。学習サービスには、家事の合間などに3分の動画でプログラミングを学べる『ドットインストール』や、実際にコードを書いてプログラミングを学べる『progate』などがあります。

プログラミングの知識やスキルがついてきたら、プログラミングソフト『Visual Studio Code』などを使って実際にプログラミング言語を打ってみましょう。

スクールの活用

プログラミングの仕事をしたいと思うなら、独学よりもプログラミングスクールに通うのがおすすめです。未経験からプログラミングの学習をはじめると、わからないことがあっても解決できず、挫折してしまいやすいからです。

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プログラマーへの一歩を踏み出そう!

プログラマーに向いている人は、論理的思考力に基づいて効率的に業務を進められる人や、チームやクライアントの要望に対応できる協調性と柔軟性がある人です。少しでも向いていると感じたら、学習サイトやオンラインスクールを利用して試してみてはいかがでしょうか。

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