「副業に興味があるけど、本業が忙しくてなかなかできない」「在宅でできる副業がしたい」と思う方は多いのではないでしょうか。近年は在宅ワークの普及もあり、本業のあとや週末など、スキマ時間でできる副業の選択肢が増えています。
本記事では、スキマ時間にできるおすすめの副業を16選紹介!また、副業で月5万円の収入を目指すにあたって押さえておきたいポイントも解説します。
スキマ時間で副業をしたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
今「スキマ時間での副業」が注目されている理由
通勤中や家事の合間など、スキマ時間にできる副業が注目を集めています。スキマ時間に副業するメリットは以下のとおりです。
- 短い時間でタイパ良く報酬が得られる
- 特別な資格やスキルがなくても始められる
- スマホひとつで初期費用をかけずに始められる
- SNSマーケティングなど需要のあるスキルを磨ける
従来の「本業+出社が必要なアルバイト」と違い、スマートフォンやパソコンさえあれば時間や場所に縛られずに働ける仕事が多いので、忙しい会社員や主婦からの需要も増加しています。時間の制約がある人こそ、選び方次第で効率よく収入を得られるでしょう。

【スマホで簡単】スキマ時間でできるおすすめ副業5選
まずは、スキマ時間にスマホで簡単にできるおすすめの副業を紹介します。
こちらで紹介する副業はパソコンの用意も必要ないため、初期費用もかかりません。すぐに副業を始めたい方におすすめです。
アンケートモニター
アンケートモニターは、企業の簡単なアンケートにスマホで回答することで、報酬が得られる副業です。気軽に副業を始めたい人や、通勤時間や待ち時間を副業にあてたい人に向いています。
収入の目安は、1回数円〜数百円ほど。積み重ねれば月に数千円程度の収入が見込めるでしょう。
ポイ活
ポイ活とは、ポイントサイトや専用アプリの利用や、買い物やレビュー投稿でポイントを貯める活動のこと。貯まったポイントは現金やギフト券に交換できたり、買い物や旅行の料金の割引に使えたりします。
会員登録するだけで始められるので、すぐに副業したい人や、普段の買い物やサービスの利用を副業につなげたい人におすすめです。
口コミ投稿
口コミ投稿は、その名の通り特定の商品やサービスのレビュー・口コミを投稿して、報酬やポイントを得る副業のこと。実体験だとわかる信頼性の高いレビューを書くことがポイントなので、文章を書くことが苦でない人や、レビューをよく参考にする人におすすめです。
報酬は数十円~数百円くらいが多いですが、内容や文章量によっては1,000円以上の案件も散見されます。
レシート買取
レシート買取は、買い物後のレシートをスマホで撮影・送信するだけでポイントがもらえる取り組みのことです。送信したレシートは、企業のマーケティングや商品開発に活用されます。
報酬は1枚あたり数円と少額ですが、普段の買い物を副業収入につながる点が魅力でしょう。よく買い物する人やスマホ撮影で手軽に副業したい人におすすめです。
写真販売
写真販売は、スマホで撮影した写真を専用の販売サイトに投稿し、購入されると報酬が発生する仕事です。報酬は1回のダウンロードによって数円~数十円と幅広くあり、アップロードする写真が増えるほど報酬が増える可能性があります。
写真撮影が好きな人や長期的な副業報酬の発生を目指す方におすすめです。
【未経験でもOK】スキマ時間でできるおすすめ副業5選
ここからは、スマホでの作業に限定せず、未経験からスキマ時間に始めやすいおすすめの副業を紹介します。
スマホで完結する副業よりも、報酬が高い傾向にあるのが特徴です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
シール貼り
シール貼りは、商品のラベル貼りやパッケージにシールを貼る作業で、未経験でもすぐに始められる副業です。作業は単純で覚えやすく、自宅でできる在宅案件もあるため、家事の合間などスキマ時間にぴったりでしょう。
報酬は時給で800円~1,200円、出来高制では1枚0.5円~10円程度が相場です。コツコツ作業が好きな人、在宅で働きたい人におすすめです。
データ入力
データ入力は、アンケート結果や顧客情報などをパソコンに入力する仕事です。タイピングができれば特別なスキルは不要で、自分のペースでコツコツ進められるのが魅力でしょう。
報酬は時給で1,000〜1,500円、文字単価0.1円~1円くらいが目安。静かな環境で集中して作業したい人におすすめです。
オンライン秘書
オンライン秘書は、企業や個人のスケジュール管理、メール対応、リサーチなどをオンラインでサポートする副業です。ビジネスマナーがあれば未経験でも可能で、時給は1,000円~2,000円、月給制は月3~5万円が目安とされています。
副業でしっかり報酬を得たい人や、コミュニケーション力を活かした副業がしたい人におすすめです。
文字起こし
文字起こしは、会議やインタビューの音声を文字に起こす作業のこと。タイピングと聴き取り力があればできる案件から、会話の内容をわかりやすくテキスト化したり、インタビュー内容を理解する専門知識が必要とされる案件までさまざまです。
そのため、単価は1件500~50,000円と案件によって幅があります。タイピング作業が得意な人や、文章でまとめるのが得意な方におすすめです。
単発バイト
単発バイトは、1日~数日で完結する短期のアルバイトです。内容はイベントスタッフや試食販売、コンビニや飲食店のヘルプ、仕分けなど幅広くあるため、自分に合った仕事を見つけやすいでしょう。
日給7,000〜15,000円程度で、一日でしっかり報酬を得られます。週末や仕事帰りのスキマ時間を有効活用したい人や、人と接する仕事が好きな人におすすめです。
【月5万円も目指せる】スキマ時間でできるおすすめ副業6選
WebライティングやWebデザインなど、ビジネススキルを習得することで、月5万円を目指せる副業もあります。しっかり収入を得たい方は、以下の副業も検討してみてください。
Webライター
スキマ時間でできる副業の1つとして、Webライターが挙げられます。Web上に掲載される記事の執筆が主な仕事で、文章力やリサーチ力が必要です。時間や場所に縛られずに仕事がしやすいため、スキマ時間で執筆を進められるでしょう。
報酬は1記事あたり1,000〜10,000円程度。文章を書くことや、インターネットや書籍で情報収集することが好きな人におすすめです。

Webデザイナー
Webデザイナーは、クライアントの依頼を受けてWebサイトやLP(ランディングページ)、バナーなどを制作します。専門ツールを使ってデザインしたりコーディングをしたりと、パソコンひとつで作業が完結するため、時間や場所の融通が利きやすい副業です。
報酬は1件5,000〜30,000円以上と比較的高単価。デザインやクリエイティブな副業に調整したい人や、収入につながる副業がしたい人におすすめです。

グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、PhotoshopやIllustratorなどのツールを使いこなし、ポスターやパッケージ、雑誌の表紙など、紙媒体のデザインを中心に制作する仕事です。前述したWebデザインもできると、より仕事の幅が広がるでしょう。
報酬は1件5,000〜50,000円程度。本業などでデザイン経験がある人や、在宅ワークでしっかり収入を得たい人に向いています。

動画編集者
動画編集者の主な仕事は、YouTubeのコンテンツや動画広告などの制作です。BGMを挿入したりエフェクトを追加したりして、視聴者の関心を惹くような動画を作成します。
動画の長さや内容によって、1本1,000〜20,000円程度の報酬が期待できます。専門ソフトの操作は必要ですが、在宅で自分のペースで作業可能です。動画を見るのが好きな人や、編集に興味がある人におすすめの副業といえるでしょう。

SNSマーケター
SNSマーケターは、X(旧Twitter)やInstagramなどのソーシャルメディアを活用したマーケティング業務を通じて、企業の認知度向上や商品の販売数の増加を目指す仕事です。スキマ時間を活用し、在宅で働くことができます。
目安として、月5,000〜50,000円ほどの収入を得ることが可能です。SNSのユーザー数は増加傾向にあるため、今後の需要も見込まれる副業を始めたい人はぜひチャレンジしてみてください。

資料作成
資料作成は、PowerPointやCanvaを使って、企業向けの提案書やプレゼン資料を作成する副業です。営業経験や資料の構成力があれば、未経験でもスタートできます。
報酬は1件3,000〜20,000円程度。副業から始めて、フリーランスになるのも夢ではありません。ビジネス経験を生かしたい人や、わかりやすい資料の作成が得意な人に向いているでしょう。

スキマ時間でできる副業で月5万円を達成するための4つのステップ
スキマ時間で副業を始めたいものの、実際どう行動すればいいかわからない方もいるでしょう。ここでは、副業で月5万円を達成するための4つのステップを紹介します。
1. 具体的な目標と稼働時間を設定する
まず、なんのために副業をするのか目的を明確にしましょう。たとえば「会社以外で収入を得られるスキルが欲しい」「趣味やライフプランのために月5万円稼ぎたい」など具体的な目標を設定すれば、モチベーションを保って副業に取り組めます。
また、副業は本業を疎かにしないことが大前提です。副業にあてられる時間を計算して、時間と体力的に無理のない範囲で行いましょう。
2. 自分に合った副業を選び、必要があればスキルを習得する
副業選びでは、自分のスキルや経験、興味・得意分野を活かす視点が重要です。本業で培ったスキルを生かしたり、文章を書くことが得意ならWebライター、デザインが好きならWebデザイナーなど興味のある分野に挑戦したりするのもよいでしょう。
興味のある副業が未経験の場合は、独学やオンラインスクールを活用して習得も可能です。以下の記事では自分にあった副業の探し方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

3. クラウドソーシングなどで案件を探す
副業初心者が案件を探すなら、クラウドワークスやLancersなど、クラウドソーシングの活用がおすすめです。Webライティングや動画編集などさまざまな案件があり、未経験から実績を積むのに向いています。
スマホで案件を探したり、プロフィールを充実させたりすることもできるので、スキマ時間を有効活用できるでしょう。
4. 継続してスキルアップと単価交渉を行う
副業で安定的に収入を得たり、月5万円を目指すなら、スキルアップや実績を積んでいくことが欠かせません。たとえばWebライターなどの案件は、最初は低単価でも、実績を積むことで高単価な案件を狙えるようになります。また、クライアントとの信頼関係が築ければ、タイミングを見て単価交渉も可能です。
医療や金融など特定分野の知識や、マーケティングなどライティングと掛け合わせられるスキルがある場合も、単価アップにつながることがあります。

スキマ時間でできる副業を始める際の注意点
最後に、副業を始めるにあたって注意しておきたい点を紹介します。スキマ時間で副業をする際は、以下の4つに気をつけてください。
本業を疎かにしない
副業の前提として、本業に支障をきたさない範囲で行うようにしてください。「副業の量を増やしすぎて、本業の時間に副業をする必要がある」「睡眠時間を削って副業をしていたら体調を崩してしまい、本業を休まざるを得ない」といったことになると、本末転倒です。
本業や休息に充てる時間を考慮したうえで副業のための時間を確保し、無理のないスケジュールで副業をすることが大切です。
会社の就業規則を確認する
スキマ時間を活用して副業を始める際は、会社の就業規則を事前に確認しておきましょう。もし会社が禁止しているにも関わらず副業をした場合は、就業規則違反とみなされ、処罰の対象となる可能性があります。
「在宅で副業するから、会社にはバレないはず」と思っていても、住民税に関する情報の通知などが原因で会社に副業を知られてしまうことも。副業を始めるときは、就業規則を確認し、必要に応じて勤務先に相談するようにしてください。
場合によっては確定申告が必要になることを理解しておく
副業で得た所得(収入から経費を引いた金額)が一定額を超えると、所得税の確定申告が必要になります。具体的には、給与所得以外の所得が20万円を超える場合、会社員でも確定申告を行わなければなりません*1。
納税は国民の義務なので、確定申告を怠ると延滞税や加算税が発生するリスクもあります*2。副業を始める場合は収入や経費を正確に記録し、必要な手続きをスムーズに行える準備が大切です。
怪しい高額案件や情報商材詐欺に注意する
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スキマ時間に副業をして、月5万円の収入を目指そう
スキマ時間でできる副業には、スマートフォン1台でできるポイ活やアンケートモニターから、高収入も目指せるWebデザイナーなど、さまざまなものがあります。自分のライフスタイルや興味と照らし合わせて、自分に合った副業を選びましょう。
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*1:国税庁「確定申告が必要な方」より
*2:国税庁「延滞税について」より