YouTubeにおすすめの無料動画編集アプリ6選!自分にあった選び方も解説

YouTubeにおすすめの無料動画編集アプリ6選!自分にあった選び方も解説

YouTubeに投稿するための動画は、スマホアプリでも編集できます。近年の動画編集アプリは性能が高いものも多いので、商用利用を目的とした質の高い作品も作れるでしょう。

本記事では、YouTubeにおすすめの無料動画編集アプリ6選、アプリの選び方、編集する際の注意点などを解説します。動画を作るポイントも紹介しているので、スマホを使ってYouTube投稿を始めたい方はぜひ本記事を参考にしてください。

YouTubeにおすすめの無料動画編集アプリ6選!

早速、YouTubeの動画編集におすすめの無料動画編集アプリ6選を紹介します。アプリによって料金や対応OS、機能などはさまざまです。初心者におすすめのものもたくさんあるので、自分にあったアプリを選ぶ際の参考にしてください。

  1. iMovie
  2. CapCut
  3. BeeCut
  4. InShot
  5. GoPro Quik
  6. Vrew
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1.iMovie

料金 完全無料
対応OS iOS
機能 動画編集
自動編集(色補正・自動ビデオ作成など)
タイトル・テキスト編集
サウンド調整
カラー調整
トランジション
エフェクトなど
YouTubeへの直接共有 可能
公式サイト iMovie

Movieは、iOS専用の動画編集アプリです。iPhoneだけではなくiPadやMacなどでも使用できるため、スマホ以外でも動画を編集したい方におすすめといえます。直感的に操作できるので、動画編集を始めたばかりの方でも楽しみながら作業を進められるでしょう。

完全無料で利用できるにもかかわらず、エフェクトやトランジション、動画テンプレートなどが充実していることも魅力の一つです。YouTubeに動画を直接投稿できることも、iMovieを使うメリットといえます。

iMovieはこちら

2. CapCut

料金 基本使用無料(有料プランもあり)
対応OS iOS/Android
機能 動画編集
自動編集(色補正・ポートレート生成・文字起こし・自動翻訳など)
タイトル・テキスト編集
サウンド調整
カラー調整
スピードランプ
トランジション
エフェクト
など
YouTubeへの直接共有 可能
公式サイト CapCut

本格的な動画作品を作りたい方は、CapCutを使ってみると良いでしょう。CapCutはカットやテロップなどの基本的な機能だけではなく、マスクやスピードランプなど、プロが使用する機能までを利用できるスマホアプリです。

機能が多いことから操作方法はやや難しい傾向にありますが、視聴者を魅了する映像を作りたい方に適切なツールといえます。ただし、CapCutは商用利用ができません。収益化を目的としたYouTubeやSNSに動画を投稿することはできないので、注意してください。

iOSはこちら
Androidはこちら

3. BeeCut

料金 基本使用無料(アプリ内課金あり)
対応OS iOS/Android(フリーオンライン版もあり)
機能 動画編集
自動編集(文字起こし・自動字幕作成など)
タイトル・テキスト編集
サウンド調整
カラー調整
スピードランプ
トランジション
エフェクト
など
YouTubeへの直接共有 不可
公式サイト BeeCut

BeeCutは精度の高い機能を多数搭載している動画編集アプリです。パソコンでも利用できるため、隙間時間と自宅作業を活用して編集を進められるでしょう。映像の色調補正や加工に優れており、Vlogや旅行動画などにも使用できるアプリです。

一部の機能を利用するには有料プランに契約する必要があります。しかし無料版でも基本的な動画編集機能を使うことが可能です。スマホとパソコンで編集できるツールを希望する方は、ぜひBeeCutの無料版をお試しください。

iOSはこちら
Androidはこちら(※Androidは公式サイトよりインストール)

4. InShot

料金 基本使用無料(アプリ内課金あり)
対応OS iOS/Android
機能 動画編集
自動編集(自動字幕作成・AIカット編集など)
タイトル・テキスト編集
サウンド調整
スピードランプ
トランジション
エフェクト
など
YouTubeへの直接共有 不可
公式サイト InShot

動画編集の経験がない方は、InShotから始めてみると良いかもしれません。シンプルな編集画面でわかりやすく、トリミングやテキスト編集が比較的簡単に行えます。エフェクトやステッカーが多彩に搭載されているので、編集しながらアイデアが湧いてくることもあるでしょう。

YouTubeへの直接共有はできませんが、作成した動画をカメラロールに保存すればアップロード可能です。対象のSNSに適したサイズで動画編集できるので、YouTube以外の投稿にも適しています。

iOSはこちら
Androidはこちら

5. GoPro Quik

料金 基本使用無料(アプリ内課金あり)
対応OS iOS/Android
機能 動画編集
自動編集(自動ビデオ作成など)
タイトル・テキスト編集
サウンド調整
スピードランプ
トランジション
エフェクト
など
YouTubeへの直接共有 不可
公式サイト GoPro Quik

GoPro Quikは、自動編集機能を搭載した動画編集アプリの一つです。アクションカメラを販売する「GoPro」が開発したアプリであり、ダイナミックな編集に特化していることが特徴です。動画素材をインポートしてテーマと音楽を指定するだけで、高品質な動画が短時間で完成します。

ただしGoPro Quikでは、細かい編集ができません。GoPro Quikは、躍動感のあるコンテンツを短時間で手軽に作りたい方におすすめの動画編集アプリといえるでしょう。

iOSはこちら
Androidはこちら

6. Vrew

料金 基本使用無料(アプリ内課金あり)
対応OS iOS/Android
機能 動画編集
自動編集(文字起こし・自動字幕作成・自動ビデオ作成など)
タイトル・テキスト編集
サウンド調整
エフェクト
など
YouTubeへの直接共有 不可
公式サイト View

Viewは基本的な動画編集機能に加えて、文字起こしや自動字幕作成機能も搭載されています。フルテロップの動画などを作りたい方に適切なツールといえるでしょう。パソコンでも使用できるので、効率的に編集を進めたい方にもおすすめです。

基本無料で使用できますが、有料プランに契約するとビデオ作成できる文字数が増えたり、クラウドのバックアップをとれたりします。編集作業を効率化したい方は、Vrewでの動画編集をお試しください。

iOSはこちら
Androidはこちら

一覧表はこちら▼

動画編集アプリ 特徴 料金 対応OS 機能 YouTubeへの直接共有
iMovie 動画のトリミングや
サウンド調整、
テキスト編集などが
直感的にできる
完全無料 iOS 動画編集、
自動編集(色補正・自動ビデオ作成など)、
テキスト編集、
サウンド調整、
カラー調整、
トランジション、
エフェクトなど
可能
CapCut 基本的な編集機能に加えて、
スピードランプやマスク、
AIによる自動編集機能も豊富
基本使用無料
(有料プランもあり)
iOS/Android 動画編集、
自動編集(色補正・ポートレート生成・文字起こし・自動翻訳など)、
タイトル・テキスト編集、
サウンド調整、
カラー調整、
スピードランプ、
トランジション、
エフェクトなど
可能
BeeCut 基本的な編集機能に加えて、
カラー補正やピクチャーインピクチャー、
マスクなども搭載
基本使用無料
(アプリ内課金あり)
iOS/Android(フリーオンライン版もあり) 動画編集、
自動編集(文字起こし・自動字幕作成など)、
タイトル・テキスト編集、
サウンド調整、
カラー調整、
スピードランプ、
トランジション、
ピクチャーインピクチャー、
エフェクトなど
不可
InShot シンプルな操作画面で
初心者にもおすすめ。
SNSで映える楽しいエフェクトが豊富
基本使用無料
(アプリ内課金あり)
iOS/Android 動画編集、
自動編集(自動字幕作成・AIカット編集など)、
タイトル・テキスト編集、
サウンド調整、
スピードランプ、
トランジション、
エフェクトなど
不可
GoPro Quik 音楽とシンクロしたビデオを自動作成。
カラー・スピード・エフェクトなど
編集機能も豊富
基本使用無料
(アプリ内課金あり)
iOS/Android 動画編集、
自動編集(自動ビデオ作成など)、
タイトル・テキスト編集、
サウンド調整、
カラー調整、
スピードランプ、
トランジション、
エフェクトなど
不可
GoPro Quik 500以上のAIボイスによる
自動字幕作成が可能!
商用利用できる素材が豊富
基本使用無料
(アプリ内課金あり)
iOS/Android 動画編集、
自動編集(文字起こし・自動字幕作成・自動ビデオ作成など)、
タイトル・テキスト編集、
サウンド調整など
不可

YouTubeに使える無料動画編集アプリの選び方

ここからは、YouTubeに使える無料動画編集アプリの選び方を見ていきましょう。自分の目的にあったツールを使いたい方は、下記のポイントを参考にしてください。

順番に解説します。

料金

今回は無料で使える動画編集アプリを紹介しましたが、なかには「完全無料」ではなく一部料金がかかるものもあります。たとえば「iMovie」は完全無料で利用できますが、有料アプリに比べると機能が少なかったり商用利用ができなかったりすることも。

一方「BeeCut」「InShot 」など有料版があるアプリは、課金することで動画のロゴを非表示にしたり、より多くの素材やエフェクトを使用したりすることが可能です。無料版を使用してみてより多くの機能を使いたいと感じた際は、有料版を試してみるのも良いでしょう。

機能

どんな機能が使用できるかも、動画編集アプリを選ぶ重要なポイントです。基本的にはトリミング、テキスト調整、サウンド調整、フィルター機能などが搭載されています。ツールによっては、自動字幕作成やスピードランプなどのエフェクトが搭載されているものもあるので、違いを比較してみましょう。

たとえば「GoPro Quik」などに含まれる自動編集機能を活用すれば、高品質な作品を短時間で作ることが可能です。搭載されている機能はアプリによってやや異なるので、自分の目的や作りたい動画にあったツールを使用しましょう。

操作性

動画編集アプリとひと言でいっても、編集画面や使い方は若干異なります。自分にとって操作しやすく、かつ使っていて楽しいアプリを選びましょう。

たとえば「CapCut」は本格的な動画編集機能が搭載されている反面、使いこなすには一定の編集スキルが必要です。「iMovie」などは機能こそシンプルですが、直感的に使用することができます。機能と使いやすさのバランスを考慮しながら自分にあったアプリを選んでみてください。

フォントの充実度

無料動画編集アプリを使用する場合、可能であればもともと備わっているフォントのバリエーションや質も確認しておきましょう。フォントのデザイン次第で、動画のクオリティが左右されるケースも多いからです。

アプリはパソコンと異なりフォントのインストールが難しいので、基本的には搭載済みのフォントを使用することとなります。タイトルやテロップをおしゃれに仕上げられるように、特に日本語のフォントの充実度には注目しましょう。

YouTubeとの連携できるか

YouTubeへの投稿を目的に動画編集をするなら、YouTubeに直接共有できるアプリが便利です。たとえば「iMovie」や「CapCut」はアプリ画面からYouTubeに直接共有ができるので、「アプリで作成した動画をインポートして、YouTubeにログインしてアップロードする」というひと手間がかかりません。

共有の際にはアスペクト比の調整や向きを調整できるものも多いので、投稿先のフォーマットに合った動画をアップロードできるでしょう。

無料動画編集アプリでYouTubeコンテンツを作成するポイント

YouTubeに使える無料の動画編集アプリについては理解できたものの、「動画を作るコツはあるのかな?」と悩む方もいるかもしれません。ここからは、スマホアプリでYouTube動画を作る際のポイントを解説します。具体的には下記の通りです。

順番に見ていきましょう。

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まずはシンプルな動画から作成してみる

動画編集アプリで初めてYouTube動画を作成する際は、まずは編集に凝りすぎずシンプルな作品から作ってみましょう。なぜならスマホはパソコンに比べると画面が小さく、さまざまな編集を加えることが難しい傾向があるからです。

アプリの使い方や動画編集に慣れるとスマホでも魅力的な映像は作成できますが、まずは視聴者が見やすい動画から作り、徐々にステップアップしていきましょう。

 事前に構成を考える

スマホだけにかかわらず、YouTube動画を作る際は構成を先に考えておきましょう。投稿する動画を通して伝えたいことを明確にして、ゴールから逆算して動画の内容を考えてみてください。

構成が思いつかない場合は、物語の基本である「起承転結」や「三幕構成」などを活用するのがおすすめです。シナリオ構成は多数存在するので、質の高い動画を投稿したい方はさまざまなコンテンツを見て「既存の型」を勉強しても良いかもしれません。

テンプレートを使用する

動画編集に慣れていない方は、まずテンプレートを活用してみましょう。使いたい動画を好きな箇所に当てはめるだけなので、難しい編集テクニックは必要ありません。

テンプレートで使用されているアニメーションやトランジションを分析すると、動画編集のコツを掴むきっかけにもなります。無料アプリでもおしゃれなテンプレートはたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。

YouTube動画を無料アプリで編集する際の注意点

無料の編集アプリでもYouTube動画は作成できますが、いくつか注意点もあります。特に下記の項目は事前に理解しておきましょう。

  • 本格的な動画編集には不向き
  • ウォーターマークが入る可能性がある

上記の2つについて解説します。

本格的な動画編集には不向き

スマホの動画編集アプリでも高品質な作品を作るクリエイターは存在します。しかし、細かい編集を行う際は、パソコンやモニターなどの大画面での編集が必要になることもあるでしょう。

たとえばシーンの切り替えでトランジションを使用する場合、スマホでは数秒単位のカットが難しいことも。アプリで高いクオリティの作品を作りたい方は、作り込みすぎないシンプルな動画にすることをおすすめします。

ウォーターマークが入る可能性がある

無料の動画編集アプリによっては、ウォーターマーク(ロゴ)が入る可能性があります。ウォーターマークが表示される位置はアプリによって異なりますが、目立つ場所にロゴが映されると作品の質に影響することも。

そのため、YouTubeでの収益化を目指す場合は、有料版またはウォータマークが入らない無料の動画編集アプリを選びましょう。下記の記事ではロゴなしで利用できる無料の動画編集ソフトを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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YouTubeにおすすめの無料動画編集アプリに関する質問

最後に、無料動画編集アプリの選び方に関する質問を紹介します。

初心者におすすめの動画編集アプリは?

初心者の方は、完全無料で利用できる「iMovie」や、編集画面が比較的シンプルな「InShot」から試すと良いかもしれません。とはいえ本記事で紹介した6つのアプリは基本的に無料で利用できるので、まずは実際に利用して使用感を確かめてから判断しましょう。

YouTubeの動画編集はスマホアプリで大丈夫?

本記事でも説明した通り、スマホアプリでもYouTube動画の作成は可能ですしかしカラーグレーディングやキーフレーム編集などを行う場合は、動画編集アプリでは物足りないかもしれません。まずはスマホアプリで試しつつ、本格的な映像を作りたいと思った場合は、パソコンで使用する動画編集ソフトも活用してみると良いでしょう。

パソコンで使える無料の動画編集ソフトはある?

パソコンで使える無料の動画編集ソフトも多数存在します。たとえば「DaVinci Resolve」など、本格的な機能を搭載しているツールを試してみるとよいでしょう。

下記の記事では、無料で使える動画編集ソフトを紹介しています。スマホアプリのほか無料の動画編集ソフトにも興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

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ライター KeitoKurisu
埼玉県の美容学校を卒業後、銀座の美容室での経験を経て、雑誌・広告業界のヘアメイクとして活動。その後、SEOメディア事業や映像制作会社を立ち上げ、脚本とディレクター業務を行う。現在は、アート作品の個展を行いながら、フリーライターとして活動中。
エディター Kakuhata Kyosuke
同志社大学 生命医科学部医情報学科卒。在学中、基礎科学や生体情報の取得・制御、プログラミングについて学ぶ。大学院進学後Pythonデータ解析や生体化学を学んだあとライター業を開始。現在はフリーランスとして活動し、キャリア領域のメディアを中心にSEO記事を編集・執筆している。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。