始めやすいおすすめの副業7選!初心者でも安全に始められる副業とは?

始めやすいおすすめの副業7選!初心者でも安全に始められる副業とは?
ABOUT ME
ライター 木村さき
新卒で求人広告代理店に就職したのち、結婚を機に退職して夫の地元に転居。そこで金融関係の企業に転職し、顧客対応部門のサブリーダーとしてメンバーの育成に携わる。現在は0歳児を育てながら、子どもを寝かしつけた後にwebライターとして活動中。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。
税理士 / 監修者 高橋和也
大阪市立大学法学部卒業後、クボタ、インテリジェンス等で10年以上営業職に従事。その後、会計知識ゼロで35歳のときに会計業界に転身。2017年に43歳で税理士登録・開業。営業経験を活かしたフットワークの軽さで、都内から関西、四国、九州まで幅広いエリアのお客様をサポート。一般社団法人など非営利団体の税務を得意とし、最近では大学アメリカンフットボール関連の一般社団法人の顧問税理士も務める。また、自身のYouTubeチャンネル「たかはしかずや税理士チャンネル」で一般社団法人やインボイス制度などの情報を発信。共著に『一般法人・公益法人の理事・監事・評議員になったらまず読む本』(忘羊社)。

以前は「副業を始めること」に対して、ハードルが高いという印象があったのではないでしょうか。

2022年7月、厚生労働省は「副業・兼業の促進に関するガイドラインを改定し、「副業や兼業を禁止・一律許可制としている企業は、原則、副業や兼業を認める方向で検討が求められる」と提言しました※1。 

このガイドラインの発表やスキルアップへの挑戦などをキッカケに、「収入アップを目指したい」「スキルを活かした仕事がしたい」と思うようになった方が、副業を始めやすい風潮になりつつあります。

そこで今回は副業を始めたい方に向け、「安全かつ始めやすいおすすめの副業」や選定時のポイント、また「副業の注意点」を解説します

安全で始めやすい おすすめの副業7選!

副業は、「未経験でも気軽に始められる仕事」や、「専門的なスキルを習得すれば始めやすい仕事」など、さまざまです。まずは、安全で始めやすいおすすめの副業を紹介します。

Webライター

Webライターは、Webサイトに掲載する文章を書く仕事です。パソコンとインターネット環境があれば仕事ができるため、気軽に始めやすい副業といえるでしょう。

Webライターに資格は必須ではないため、未経験でも始めやすい仕事です。自分の経験や得意分野に関する情報を執筆に活かすことで、報酬を得られるケースがあります。さらに金融系や医療系などの専門的な資格や知識があれば、その分野の仕事を受注しやすくなり、収入アップにつながります。

しかしWebライターは、気軽に始められるぶんライバルも多いといえるでしょう。執筆力を磨くことはもちろんですが、Webライターとして自身の市場価値を高めるためには、スキルや知識を習得することが必要だといえます。

たとえば、Webサイトのコンテンツを更新・制作できるWordPressの操作スキルや、検索エンジンから評価されるようにWebサイトを最適化するSEOの知識です。作業の効率化が図れたり、Webサイトの流入数増加につながる執筆ができたりするWebライターは重宝されるでしょう。

Webデザイナー

Webデザイナーは、クライアントの要望や目的に沿ってWebサイトをデザインする仕事です。現在、あらゆる業界でIT化やDX化が進んでいることで、Web業界全体の人材需要が高まっています。このような背景から、Webデザイナーにおいても、副業向けやフリーランス向けの案件が増えつつあります。

副業にあてられる時間が限られている場合は、ロゴ制作やバナー制作といったWebデザインの一部を担う案件がおすすめです。副業に慣れてきたら少しずつ案件数を増やしたり、業務内容の幅を広げたりステップアップしていきましょう。 

女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)には、未経験からスキルを身につけて、Webデザインを副業にされた卒業生もいます。仕事とスクールの両立や、異業種からIT業界への挑戦に不安がある方は、ぜひ参考にしてみてください。 

関連記事:事務職から半年でキャリアチェンジ!未経験からIT業界へ転職&副業デザイナーを叶えるまで

SNS運用代行

近年、多くの企業がSNSを活用した情報発信に力を入れています。SNS運用代行とは、企業やブランドのSNSアカウントをその企業の代わりに運用する仕事です。SNSを通じてファンを増やし、認知度のアップや集客につなげます。 

SNS運用代行には、以下のような業務があります。

  • プロフィール作成・管理
  • 投稿用の写真撮影
  • 投稿用の画像・動画制作
  • 投稿文のライティング
  • フォロー・いいね・コメント・DM対応
  • 競合リサーチや分析

これらの業務はスマートフォンから作業できるものもあるので、気軽に始めやすい副業といえます。普段からSNSが身近な存在である方も、スクールで専門的な知識を身につけることで、より効果的な運用が目指せるでしょう。

フォトグラファー

フォトグラファーは、写真撮影が趣味の方にピッタリの副業です。フォトグラファーとして副業をするには、ストックフォトサイトなどに写真を掲載する方法と、依頼を受けて写真撮影をする方法があります。 

「写真AC」「PIXTA」のようなストックフォトサイトでは、撮影した写真を登録し、それがダウンロードされることで報酬が発生します。 

依頼を受けて写真撮影する案件には、ウエディングフォトや七五三、成人式などさまざまなものがあります。また近年では、SNSやマッチングアプリなどが流行していることから、プロフィール写真の撮影依頼も増えつつあります。

撮影スキルを磨いたり、ツールやソフトを使用した写真データの修正・加工技術を身につけたりして、フォトグラファーとしてのスキルアップを目指しましょう。

イラスト作成

イラスト作成とは、企業や個人から依頼を受けてイラストを描く仕事です。イラストを描くのが好きな方にとっては、趣味を仕事にできるためピッタリの副業です。またイラストはデータで販売できることから、パソコンとイラスト用のツールやソフトを使えるスキルががあれば、仕事につなげやすいでしょう。 

イラスト作成の副業案件を見つけるには、以下のようなサービスがおすすめです。

  • ココナラ
  • SKIMA
  • クラウドワークス
  • ランサーズ 

スキル販売という形式で依頼者が希望するイラストを描いたり、クラウドソーシングのイラスト作成案件に応募したりする方法があります。いままで描いたイラストの作品集を用意して、クライアントにアピールしましょう。

ハンドメイド作品販売

アクセサリーや小物、雑貨など、ハンドメイドの作品を販売する副業もあります。空いている時間に作業ができるので、気軽に始められる副業です。 

報酬を得るには、ハンドメイド作品を直接販売するだけではなく、「Creema」「minne」などのインターネットサービスを利用して販売する方法もあります。これらのサービスは、利用するユーザーがハンドメイド商品に興味を持っており、またプラットフォーム自体の集客力も見込めるため、売上につながりやすい方法です。 

ほかにも、「BASE」「メルカリShops」など、自分だけのネットショップを開設できるサービスもあります。ネットショップの立ち上げに不安がある方は、既存のサービスを利用することで、特別な知識がなくても始めやすいといえるでしょう。

アンケートモニター

アンケートモニターとは、商品やサービスを体験した感想や、自分の私生活に関する質問などのアンケートに答える仕事です。なかでもWebモニターは、スマートフォンがあれば隙間時間にアンケートの回答をすることで報酬を得られます。通勤途中や就寝前など、日常のちょっとした時間を活用できる副業です。 

1回のアンケート回答に対して1円~10円の場合もあるなど、報酬がさほど高くない点はアンケートモニターのデメリットです。しかし、専門的なスキルや知識がなくても気軽に始めやすいメリットがあります。隙間時間に少しでも稼ぎたい方や、簡単に始めやすい副業をお探しの方におすすめしたい仕事です。 

関連記事:副業で月5万円を稼ぐ方法とは?おすすめの仕事や収入アップのコツを紹介

副業を選ぶときのポイント

副業を始めるなら、その目的や適性を事前に考えることが大切です。自分に合った副業を選ぶことで長く続けられたり、ストレスや挫折を回避できたりするでしょう。ここでは、副業選びのポイントを解説します。

収入以外の目的が見つけられるものを選ぶ

本業の収入に不満があったり、収入アップを目指すためだったり、「収入のみ」を副業の目的とする方もいるのではないでしょうか。しかし、収入以外の目的を見つけられる副業選びも大切です。適性などを考えず、収入のためだけに副業を選んでしまうと、苦痛に感じて挫折することもあるかもしれません。 

そのような事態を避けるためには、たとえばイラスト作成やハンドメイド作品の販売など、「好き」や「興味」の延長から趣味にもなる副業がおすすめです。副業に取り掛かる時間が本業のリフレッシュになり、ストレスを感じず続けやすいメリットがあるでしょう。

自分のスキルや強みが活かせるものを選ぶ

専門的なスキルや自分の強みを活かせる仕事なら、作業がスムーズで無理なく続けやすいと考えられます。自分の強みが分からないという方は、スキルや経験などを棚卸ししてみましょう。自分の強みを知ることで、適性のある副業を見つけやすくなります。 

また、スキルはクライアントに対するアピールポイントになるため、ライバルが多い仕事でも営業活動で優位に立てるはずです。さらに副業を通じて経験を積むことがスキルアップの機会となり、活動の幅を広げられるかもしれません。

確保できる時間で選ぶ

副業を選ぶときは、確保できる時間も大きなポイントになります。副業には、報酬を得るまでに時間がかかるものや、隙間時間でサクッと作業をして報酬を受け取れるものなど、さまざまな種類があります。 

たとえばWebデザイナーやWebライターなどは、案件を受注しても作業時間が確保できなければ成果物を納品できず、報酬は発生しません。また、作業時間を捻出するためにプライベートや休息の時間を削りすぎると、本業や体調に支障が出る恐れがあります。

本業に支障をきたすことなく、心身ともに不調を引き起こさないためにも、無理のない範囲で取り組める副業を選びましょう。

副業の始め方をステップで解説

副業を始めるには、いくつかの準備が必要です。気になる副業にとりあえず手をつけてみるのではなく、目標金額の設定や使える時間を見積もることから始めましょう。そのうえで選んだ副業に必要なものを準備したり、スキルを身につけたりするのが、おすすめの始め方です。以下のステップに分けて解説していきます。

  1. 副業で稼ぎたい目標金額を決める
  2. 副業に使える時間を見積もる
  3. 副業を選ぶ
  4. 副業に必要なものを準備し、スキルを身につける

副業で稼ぎたい目標金額を決める

副業を始めるなら、まずは副業で稼ぐ目標金額を決めましょう。収入ばかりに固執する必要はありませんが、目標設定があれば、副業を続けるうえでのモチベーションになります。お小遣い程度の金額を稼ぐのか、収入を大きくアップさせるために稼ぐのかで、選ぶ副業も異なるかもしれません。 

毎月数千円を目標金額に設定するなら、隙間時間でコツコツと取り組めるアンケートモニターなどで、目標を達成できる可能性があります。しかし、毎月数万円~数十万円の副収入を目標に掲げるなら、WebデザイナーやWebライター、SNS運用代行といった専門的なスキルを武器にした副業もおすすめです。

副業に使える時間を見積もる

副業に使える時間がどの程度あるのか、週単位や月単位で見積もることは重要です。たとえば本業が忙しかったり、育児や介護があったり、まとまった時間を確保できないこともありますよね。 

本業以外の時間をすべて副業にあてられるわけではありません。休息の時間や家族と過ごす時間を確保したうえで、副業に使える時間を計算する必要があります。算出した時間から、その時間内で作業ができる副業を選びましょう。

副業を選ぶ

本業の退勤後や休日など、プライベートの時間を削って働く副業。長く続けていくためにも、無理のない範囲で楽しみながらできる副業がおすすめです。自分が好きなことや強み、習得したスキルなど、自己分析をすることで自分に合う副業が見えてきます。 

適性のない副業はストレスのもとです。副業がストレスになると本業に影響したり、途中で挫折したりする恐れがあります。本業や育児・介護などの気分転換になるような副業を選びましょう。

副業に必要なものを準備し、スキルを身につける

副業を始めるなら、仕事で使うものを準備する必要があります。仕事によって必要なものは異なるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。また、副業の報酬を受け取る専用の銀行口座があれば、帳簿付けや確定申告で役立ちます。 

選ぶ副業によっては、スクールを受講するなどしてスキルや知識を身につける必要があります。すでにスキルがある方でも改めて学習しなおすことで、万全の態勢で副業に挑戦できますよ。副業と並行して、隙間時間での学習もおすすめです。

副業を始める時の注意点

副業で注意するべきポイントは、本業への影響や税務手続き、怪しい案件などです。トラブルなく安全に副業を始めるなら、これから解説する3つの注意点を把握しておきましょう。

会社の就業規則を確認する

会社によっては副業を禁止していたり、事前の申請が必要であったりします。副業を隠していても、ふとした瞬間にバレることがあるため注意が必要です。 

副業が会社にバレる要因の1つに、住民税があります。住民税は前年の所得に応じて金額が決まるため、副業所得が加わると、住民税の金額も増えます。住民税が給料から天引きされて会社が納付する場合、会社が給与をもとに計算した額よりも住民税が高くなっていることで、副業をしていることがバレるケースです。 

本業の会社でトラブルにならないためにも、会社の就業規則は必ず確認しておきましょう。

確定申告について確認する

副業の所得が年間20万円超の場合、確定申告が必要です。国税庁の資料※2では、副業の確定申告について以下のように記載があります。

副業などで得た所得が20万円を超える方は、確定申告が必要となります。医療費控除やふるさと納税などで確定申告を⾏う方は、副業などで得た所得が20万円以下であっても、申告が必要です。

確定申告をするにあたり、副業でも帳簿付けや書類作成といった事務的な作業が発生します。副業は自分で税務署に申告手続きをしなくてはいけません。知識がないからといって確定申告をしないと、収入金額によっては脱税行為に当たる可能性もあります。確定申告が必要な収入なのか、どのような書類を用意するのかを、確定申告のシーズン前に確認しておきましょう。

なお、確定申告が必要なのは、副業で20万円を超えて稼いだ場合や、2ヵ所以上の事業所から給与収入を得ている場合などです。20万円とは売り上げの金額ではなく、売り上げから経費などを差し引いた所得金額を指します。このとき、経費として計上できる項目かどうかの確認も必要です。

怪しい情報商材や案件に気をつける

副業で特に注意が必要なのが、怪しい情報商材や案件です。高額で販売されている「副業で稼ぐコツ」などの情報商材や、他の案件と比べて極端に高額な報酬の案件は、詐欺などの恐れがあります。

情報商材の購入や高額な報酬の案件を受ける際には、必ず取引先企業やプラットフォームの運営会社について確認しておきましょう。 

最近は副業を始める人が増えていることから、副業サイトやプラットフォームなどは、インターネットに口コミが掲載されていることがあります。詐欺などのトラブルに巻き込まれないためにも、サイトやサービスに登録する前に、評判や実態を調べておくと安心です。

スキルを身につけて始めやすい副業にチャレンジ

副業は業種や職種別にさまざまなタイプが存在するため、選択肢は豊富にあります。そのなかで「始めやすい副業」とは、自分の強みやスキルを活かせる仕事ともいえるのではないでしょうか。

副業を選ぶ際には、自分の適性やライフスタイルを加味したうえで、新しいスキルや知識の習得を検討するのもよいでしょう。これから身につけたいスキルがある方や、さらなるスキルアップを目指す方には、スクールでの実践的な学習がおすすめです。

女性向けキャリアスクールSHElikesは、全40以上の職種スキルが定額で学び放題です。「Webデザイン」「Webライティング」「SNSマーケティング」など、副業に役立つスキルの習得を目指せるコースが豊富にあります。専門的なスキルや知識を身につけることで、副業が本業になったり、さらに活躍の場が広がったりするかもしれません。

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※参考
*1:厚生労働省ホームページ「副業・兼業の促進に関するガイドライン」3.企業の対応 (1)基本的な考え方 より
※引用
*2:国税庁ホームページ「スマホで確定申告(副業編)」より 

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。