「仕事での人間関係が苦手」
「自分のペースで黙々と働きたい」
そんな風に感じる方におすすめしたいのが、一人で黙々とできる仕事。
特にリモートワークが普及している今、一人で黙々とできる仕事を目指してキャリアチェンジする女性が増えてきました。中でも正社員と比べて年齢を問わず挑戦しやすい業務委託の仕事を目指している方が増えています。
そこで今回はフリーライターとして大活躍中のゆぴさん監修のもと、一人で黙々とできる仕事の例や求人の探し方を、実例を交えて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。あなたの理想のキャリアを叶えるヒントが見つかるかもしれませんよ。
一人で黙々とできる仕事の魅力
一人で黙々とできる仕事の魅力は、次の3つです。
- 人間関係によるストレスを受けにくい
- 自分のペースで働ける
- 在宅勤務を実現できる
最大の魅力は、人間関係によるストレスを受けにくいことです。全く人と関わらないことは難しいですが、人との関わりが少ないため、対人ストレスがグッと軽減されるでしょう。
自分のペースで働けることも、一人で黙々とできる仕事の魅力です。特に業務委託であれば、納期さえ守れば働く時間は問わないケースがほとんどです。自分のペースでコツコツと仕事を進められるため、ワークライフバランスも実現しやすくなります。
一人で黙々とできる仕事のほとんどは、パソコン1台で取り組むことができます。最近ではリモートワークの普及も相まって、より在宅勤務が実現しやすくなりました。「面倒な通勤を避けて、自宅で働く」「旅をしながら、好きな場所で働く」など、場所を選ばない働き方を実現したい方にはぴったりですよ。
また、在宅勤務であればコミュニケーションはオンラインのみで完結できるケースがほとんど。人と接することが苦手な人にとっては、大きな魅力でしょう。
一人で黙々とできる仕事の見つけ方
一人で黙々とできる仕事の主な見つけ方は、次の5つです。
- 求人サイトを利用する
- クラウドソーシングを利用する
- エージェントを利用する
- SNSを利用する
- 知人・友人から紹介してもらう
求人サイトやクラウドソーシングサイトはもちろん、普段から利用している方も多いSNSにも、仕事を獲得できるチャンスが眠っています。たとえばTwitterで「#ライター募集」と検索すると、ライターを募集しているアカウントが見つかることがあります。
やってみたい仕事が見つからない場合は、SNSで自らのサービスやスキルを発信し、発注者を待つのも一つの手です。
【在宅可能】女性におすすめしたい“一人で黙々とできる”仕事一覧
一人で黙々とできる仕事の主な例は、次の5つです。
- ライター
- 動画編集者
- Webマーケター
- エンジニア
- データ入力・事務職
これらの特徴は、いずれもパソコン一台で働きやすいこと。しっかりとスキルを身につければ、自宅で人目を気にせず、一人で黙々と働くことができます。
ライター
ライターとは、書籍や雑誌、Webメディアなどで、依頼された企画に沿った文章を書く人です。執筆する媒体や記事のジャンルは、多岐にわたります。
中でもWebメディアで執筆する「Webライター」は、未経験でも応募できる求人が多いのが特徴です。
仕事内容
- 書籍や雑誌、Webメディアなどで文章を執筆する
- 記事の企画やインタビューを担うこともある
必要なスキル
- 基本的なライティングスキル
- リサーチ力
おすすめポイント
- 文章力を活かせる
- Webライターであれば、未経験からフリーランスとして挑戦しやすい
動画編集者
動画編集は、脚本や企画に沿って映像素材を編集する仕事です。テレビCMやSNSの広告動画、イベント用のムービーなど、制作動画の種類は案件・仕事内容によって異なります。
中でもテロップ入れやカットなどの作業はパソコン一台で完結するため、在宅で黙々と仕事に取り組みたい方にぴったりです。
仕事内容
- 映像素材の編集(カット、テロップ入れなど)
- 企画やシナリオライティングを担当することも
必要なスキル
- 動画編集スキル
- デザインスキル(動画のサムネイル作成)
- ライティングスキル(動画の企画・シナリオライティング)
おすすめポイント
- InstagramやYouTube、TikTokなど動画プラットフォームが多いため、仕事自体も多い
- デザインやライティングなど、動画編集以外のスキルも身につく
Webマーケター
Webマーケターとは、WebサイトやSNSなどのWeb媒体を通したマーケティング活動を企画・実施する人です。企画の成果を分析する際はパソコンに向き合い、アクセス数などのWeb上の数値とにらめっこすることが多いため、在宅でコツコツと働きたい人にぴったりです。
ちなみにマーケティングは、ライティングや動画編集など、他のクリエイティブ業にも活かせるスキルです。たとえば、執筆記事を検索エンジンで上位に表示させることを目的とした「SEOライティング」ではマーケティングの知識が求められます。マーケターの仕事を通してスキルを身につければ、他のクリエイティブ系の仕事にも活かすことができます。
仕事内容
- Web広告の出稿
- ランディングページの最適化
- メディア・SNSの運営
必要なスキル
- 基本的なデジタルマーケティングの知識
- データ分析力
- コミュニケーション能力
おすすめポイント
- クリエイティブスキル(ライティング、動画編集など)と掛け合わせると、仕事の幅が広がる
エンジニア
エンジニアとは、システムの設計・開発を担当する人のことです。中でも、実装(プログラミング)やテストの工程はひたすらパソコンに向き合うことがほとんどです。そのため、一人で黙々と取り組みやすいでしょう。
プログラミングには丁寧さ・正確さが求められるため、細かい作業を丁寧にこなせる人にもぴったりです。
仕事内容
- システム設計・開発(要件定義、設計書作成、実装、テストなど)
必要なスキル
- 基本的なプログラミングスキル
- 論理的思考
- コミュニケーション能力
おすすめポイント
- 実装(プログラミング)やテストの工程は、一人で黙々とできる
- 他の職種と比べて、単価が高い傾向にある
データ入力・事務職
データ入力や事務職などのデスクワークも、一人で黙々とできる仕事に当てはまります。
特に隙間時間で挑戦しやすい「データ入力」は、パソコンに向かい一人でコツコツと仕事を進めたい方にぴったりです。たくさんのデータをひたすらパソコンで入力していくため、細かい作業が得意な人にもおすすめですよ。
最近ではWeb上で事務を行う「オンライン事務」も注目されており、事務職は在宅勤務ができる職種として知られています。
仕事内容
- データ入力
- 書類の作成・処理
- 電話・メール対応
必要なスキル
- 基本的なパソコンスキル
- コミュニケーション能力
おすすめポイント
- 高度な専門スキルを使用しないため、初心者でも挑戦しやすい
- 事務処理などを通してパソコン操作に慣れることができる
【実例】自分らしい働き方を叶える方法
晴れて「一人で黙々とできる仕事」にキャリアチェンジした後、ぜひ気をつけたいのが仕事との向き合い方です。
ここからは、実際にフリーランスのライターとして自分らしい働き方を実現しているゆぴさんを例に、仕事との向き合い方について解説します。
独自の就業規則で実現する、“消耗しない”働き方
ゆぴさんの最大の特徴は、メンタルを消耗しない働き方。
フリーランスライターに転身して以降、「完全週休3日制」「始業時間は12時から」など独自の就業規則によって、自分らしい働き方を実現しています。ノマドワーカーでもあり、月に1度はワーケーションに出かけるそうです。
フリーランスは自分のペースで働ける反面、自己管理を怠るとついつい働き続けてしまうのがデメリット。土日・深夜を問わず働き続ける「セルフブラック状態」に陥る人も少なくありません。
実際、ゆぴさんも「セルフブラック状態」を経験したフリーランスの一人。そんな過去の経験から、ゆぴさんは無理なく働くための「就業規則」を設けることをおすすめしています。
心地よい働き方を目指すためのアドバイス
「ひとりで働く」というのは、つまり際限なく働けてしまうことでもあるので、気付けば徹夜で仕事をしてしまったり、ワークライフバランスを崩してしまいがち。
自分のペースで働けるのはとてもいいことですが、だからこそ自分のなかでルールを定めて、心地よい働き方を目指してほしいと思います。
また、ひとりで働いているからこそ、誰かの役に立てるようなスキルを磨いたり、クライアントとのコミュニケーションを丁寧に行うことも必要不可欠。すべて自己責任のもとに仕事をするため、相手に真摯に向き合うスタンスを大切にしてください!
未経験でも目指せる!コツコツ系の仕事に必要なスキルを身につけよう
フリーランスライター・ゆぴさんを例に、自分らしい働き方を実現できる「コツコツ系」の仕事について解説しました。一人で黙々とできる仕事でストレスなく働くイメージが、より具体的になっていれば嬉しいです。
「キャリアチェンジしたいけれど、私にもできるか不安……」と感じる方もいらっしゃるでしょう。でも、大丈夫。勉強や資格取得によってスキルを磨けば、未経験からでもキャリアチェンジできる可能性は十分にあります。
自信のない方は、キャリアスクールを利用するのも一つの手。SHElikesなら、ライティングや動画編集など、未経験からでもコツコツ系の仕事にキャリアチェンジするためのスキルを学習できます。
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