Instagramを開けば、おしゃれな部屋、海外旅行、フリーランスとして自由に働く人たち。
Xでは誰かの実績報告が流れ、TikTokでは「20代で年収1000万円」「会社を辞めて理想の暮らしを実現」といった動画がおすすめに表示されます。
そんな投稿を見ていると、「私ももっと頑張らなきゃ」「今のままじゃダメかもしれない」と焦った経験はありませんか?
でも、少し立ち止まって考えてみると、その”憧れ”は本当に自分が望んでいるものなのでしょうか。SNSは、誰かの価値観に出会える場所である一方、自分自身を知るきっかけにもなります。
この記事では、SNSを通して「本当に大切にしたい価値観」を見つけるヒントをお届けします。
SNSは「比較する場所」ではなく「価値観が見える場所」
SNSには、数え切れないほどの生き方があります。
・会社員としてキャリアアップする人。
・地方へ移住した人。
・海外で働く人。
・副業を始めた人。
・子育てを楽しむ人。
以前の私は、そうした投稿を見るたびに「すごいな」と思う一方で、「私は何も持っていない」と落ち込んでいました。
でも、あるとき気づいたのです。「心が動く投稿」と「ただ羨ましいだけの投稿」は違うということに。
たとえば、海外生活の投稿を見ると自然と最後まで読んでしまう。旅先で働く人のVlogは何本でも見られる。
一方で、高級ブランドやタワーマンションの投稿は、すごいとは思うけれど、なぜか自分は動かされない。
この違いこそ、自分の価値観を映し出しているサインでした。SNSは比較する場所ではなく、「自分は何に心が動くのか」を知るヒントが詰まった場所です。
「いいな」と思う理由を深掘りすると、自分らしさが見えてくる
SNSを見ていて「素敵だな」と思ったら、一度理由を考えてみてください。
・自由そうだから?
・楽しそうだから?
・収入が高そうだから?
・好きなことを仕事にしているから?
さらにもう一歩踏み込んで、「その先に何を求めているのか」を考えてみます。実は、私自身もSNSを通して、自分らしさに気づいた経験があります。
以前の私は、海外で働く人や世界を飛び回る人の投稿ばかり保存していました。「海外で働けたら素敵だな」と漠然と憧れていたのです。
でも、ある日保存した投稿を見返してみると、共通していたのは「海外」という場所ではありませんでした。現地の人との交流や新しい文化、その土地ならではの暮らしに、私は心を動かされていました。
そのとき初めて、「私が本当に惹かれているのは、海外で働くことではなく、新しい文化や価値観に触れ続けられる人生なんだ」と気づきました。
そう考えると、「海外で働く」という方法だけにこだわる必要はありません。旅や留学、国際的な仕事など、新しい文化に触れる方法はさまざまです。
「憧れ」をそのまま追いかけるのではなく、「なぜ惹かれるのか」を深掘りすることで、本当に大切にしたいことが見えてきました。
SNSは「憧れ」を集める場所ではなく、「選択肢」を広げる場所
SNSを見ていると、「正解」があるように感じてしまいます。
・20代で起業。
・海外ノマド。
・好きなことを仕事にする。
・もちろん、それらは素敵な生き方です。
・でも、それが全員にとっての正解とは限りません。
ある人にとっては「安定して働けること」が幸せかもしれない。ある人にとっては「家族との時間」が何より大切かもしれない。また別の人は、「毎日新しいことに挑戦できること」が生きがいかもしれません。
SNSで見えるのは、その人にとっての正解です。だからこそ、「私はどうありたい?」という問いを忘れないことが大切です。
正解を探すのではなく、選択肢を知る。その視点を持つだけで、SNSとの付き合い方はぐっと楽になります。
自分の価値観がわかると、キャリアの選択もしやすくなる
価値観は、仕事選びにも大きく影響します。
例えば、
「人と関わることが好き」
という想いがある人は、接客や営業、コミュニティ運営にやりがいを感じるかもしれません。
「新しいことを学び続けたい」
という人は、変化の多い業界や副業との相性がいいかもしれません。
一方で、
「安心できる環境で長く働きたい」
という考えなら、安定した組織のほうが力を発揮できることもあります。
価値観がわからないまま働き方を選ぶと、「みんなの正解だから」という理由で決めてしまい、あとから違和感を抱くこともあります。
だからこそ、なんとなく動く前に、自分を知ることが大切なのです。
「こうなりたい」を見つけたら、小さく動いてみよう
価値観は、考えるだけではなく、行動することでさらに明確になります。
例えば、
・気になる人の本を読んでみる
・イベントに参加してみる
・副業を始めてみる
・新しいスキルを学んでみる
実際にやってみると、
「思っていたより好きだった」
「意外と違った」
そんな発見がたくさんあります。
私にとって、その「小さく試す」ことを後押ししてくれたのはSHElikesでした。
ライティングやデザイン、マーケティングなどを学びながら、学んだことを実際にアウトプットする。その繰り返しの中で、「自分はどんなことに面白さを感じるのか」が少しずつわかるようになったのです。
すると、不思議なことにSNSとの向き合い方も変わりました。以前は、何となくタイムラインを眺めては誰かと比べてしまう時間が少なくありませんでした。
でも今では、「この投稿はどうしてこんなに惹きつけられるんだろう」「自分だったらどんなデザインにするだろう」「この文章構成は参考になるな」と、クリエイターの視点で見る時間が増えました。
SNSは、ただ時間が過ぎる場所ではなく、学びやアイデアを得る場所へと変わりました。学ぶ、小さく試す、振り返る。その繰り返しが、自分らしさを知る大きな支えになっています。
自分らしい生き方は、頭の中だけでは見つかりません。小さく試して、少しずつ輪郭が見えてくるものです。
SHElikesには、デザインやライティング、マーケティングなど50以上の職種スキルを学べるだけでなく、コーチングやコミュニティを通して「自分はどう働きたいのか」を考える機会があります。
「何を学ぶか」だけでなく、「どんな人生を送りたいか」を見つめ直せることも、SHElikesの魅力です。
SNSで見つけるべきなのは、「誰かの人生」ではなく「自分の価値観」
SNSには、毎日たくさんの生き方が流れてきます。だからこそ、誰かと比べて落ち込む日もあるでしょう。
でも、その投稿に心が動いたなら、それはあなたの価値観を知るヒントかもしれません。
「どうして私はこの投稿が気になるんだろう?」
その問いを繰り返すことで、自分だけの「好き」や「大切にしたいこと」が少しずつ見えてきます。
キャリアも人生も、正解はひとつではありません。SNSは、誰かになるための場所ではなく、自分らしい未来を見つけるための入り口。
今日タイムラインを眺める数分を、「比較する時間」ではなく、「自分を知る時間」に変えてみませんか。その小さな気づきが、自分らしい働き方への第一歩になるはずです。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 えりさん)
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