お寺に嫁いだ私が出会った、自分にワクワクできる選択肢

お寺に嫁いだ私が出会った、自分にワクワクできる選択肢

新緑が美しい季節になりました。新年度が始まってしばらく経ちますが、新しい環境に少し疲れを感じるのもこの時期なのではないでしょうか。そして、立ち止まって現状を振り返るタイミングでもあるかもしれません。

あなたの暮らしは今、納得のいくものになっていますか?

私は長い間、日々の生活に「このままでいいのかな」と一抹の不安を覚えながら過ごしてきました。そんな私がこの春出会った、新しい選択肢の話をしたいと思います。

何も知らずに飛び込んだお寺の世界

何も知らずに飛び込んだお寺の世界

私は7年前、結婚して仕事を辞めました。理由は、結婚した相手がお寺の跡取り息子だったから。私もお寺に住んで、家族の仕事を手伝うことになりました。

お寺の仕事や生活は私にとってはまったく新しい発見の連続でした。朝7時にお寺の門を開けてからはパジャマでうろうろできない、というのが一番はじめのカルチャーショック。いつ誰がお参りに来られてもいいように、お寺と共用の玄関には鍵をかけないし、洗濯物は着物を何枚も干すせいで広大な物干し場が必要になります。

という具合にあれこれ新しいことばかりで、生活は驚きに満ちていました。

毎朝仏様にお茶をお供えして、いくつも飾った花をきれいに整えて、訪ねて来られるお檀家様の名前を一人一人覚えていってと、仕事を覚えたての時期は色々なことに新鮮な気持ちで取り組むことができていました。家族で協力して仕事ができるというのも、当時の私にはとても魅力的な状況でした。

仏様に手を合わせる時間のありがたさ、お檀家様の人生の一端に関わらせていただくことのありがたさに、日々身が引き締まる思いでした。

迷いを感じた時のこと

そうこうしている間に娘を授かり、その2年後には息子を出産。古くなっていたお寺の建て替え事業も重なって、現状を振り返る余裕もなくバタバタと日々が過ぎていきました。

忙しい日々は充実していましたが、私はお寺という少し特殊な社会の中で、育児中なのも相まって、世間と隔絶されたような気分になっていたように思います。

数年間そんな状態が続き、お寺の建て替えもようやく落ち着いて、我が身を顧みる余裕ができてきたのが最近のこと。お寺の仕事はすっかりルーティン化していて、私はそんな状況になんとも言えない孤独を感じるようになりました。

家族で協力して、お寺を守るという意義のある仕事ができているはずなのに。「私がこれまで成してきたこととはなんだろうか?」と、ふと考えてしまいました。

小さな習慣を一つひとつ積み重ねて今に至ること、可愛い子どもたちの成長をそばで見守ること、それが大切なことには違いはない。けれど、「これまで7年もあったのに、私にはもっと何かできることがあったのではないだろうか?」「この先もこのままで本当にいいのだろうか?」と、いくつも不安が胸をよぎりました。

自分の気持ちと向き合った日々

しばらくして私は、どうにかして現状を変えたい、と思うようになります。このまま年だけとってしまうわけにはいかない。子どもたちに胸を張って生きている背中を見せたい。

お寺の仕事をもっと頑張ってみようと、しばらくはそれまで以上にあくせく働きました。掃除に草むしり、書類整理に他のお寺との付き合い。できることはしていましたが、どうにも付きまとうのはやはり変わらない現状への焦り、そして孤独な気持ちでした。

お寺に足を運んでくれる人はそう多くはありません。待っているばかりの事務作業の日々に疲れてしまうばかりでした。

お寺の同じ境遇の人と交流することもありました。けれどお寺によって状況は様々。日々忙しそうに充実した様子で過ごしているみなさんの前で、お寺にいて孤独だとは言い出しづらかったのです。

私はしばらく自分の気持ちを夫にぽつぽつと打ち明けながら、けれど行動に移すことはできずに悶々と過ごしていました。

外の世界に目を向けて、未来に希望を見出せた

そのうちに思い至ったのは、お寺という狭い世界だけで働くのではなく、社会と繋がりを持てる別の仕事を始めるということでした。お寺は常に誰かが在宅で管理している必要があったので、基本的に自宅でできることに絞って考え始めました。

前職でIT業界にいたので、WEB系のスキルには以前から興味を持っていた私。スキルを学べる環境を調べていく中で、出会ったのがSHElikes(シーライクス)です。

女性向けキャリアスクールSHElikesは、いわゆる「私らしい働き方」に出会える場所。Webデザインやマーケティング、ライティングなど、常時50以上の職種スキルが定額で学び放題となっています。

在宅で働きたい、という気持ち以外に具体的な方向性が見えていなかった私は、色々なスキルの講座をつまみ食いで受講できるというところに魅力を感じました。そのまま軽い気持ちで無料体験レッスンに参加したのです。

この体験レッスンで、私は非常にほっとしたと同時に、ワクワクしたのを覚えています。カウンセリングでは丁寧に私の現状や変わりたい気持ちを汲み取っていただき、この先の未来に希望を持っていいんだと思えたのです。こんな気持ちにさせてもらえたことが嬉しくて、すぐに入会を決意しました。

ありがたいのが毎月のグループコーチング。ずっと一人で勉強していてモチベーションが低下しがちな時に、前向きな言葉で現状確認と次の目標設定をサポートしてくれるのです。

また、受講生同士が交流できるコミュニティに参加することで、様々な人の考え方や生き方に触れることができます。普段ずっと家の中にいて家族以外との交流が少ない私にとっては、大きな心の支えとなりました。

ワクワクする方向に舵を切る

入会して2ヶ月、私は相変わらず勉強中。今はライティングを中心にコース受講を続けています。以前の私と違うところは、毎日これからの自分にワクワクしているということ。

日々ポジティブな気持ちで生活できているからか、お寺の仕事も前ほど孤独を感じることはなくなりました。お寺を大切に思ってくださる方々のために何ができるか、日々模索しながら、ライターとしてお金を稼げるようになるために奮闘中です。

この記事を読んでくださっている皆さんにも、変化のない現状にこのままでいいのか迷ってしまうことがあるのではないでしょうか。そんなときは、自分の心がワクワクする方向に舵を切ってみてはいかがですか。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 あゆみさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。