「まだ途中の私」からはじめる、小さなワクワク集め

「まだ途中の私」からはじめる、小さなワクワク集め

仕事や家事などに追われながらも「本当は、こんなことしてみたいな」と思っていることがあるー。やりたいことはあるはずなのに、なかなか形にできていない気がしているー。そんなときにおすすめしたいのが、やりたいことリストをつくることです。

やりたいことリストは、ToDoリストのように”やらなければならないこと”を並べるものではありません。ただ「これ、やってみたい」「これができたらワクワクする」という気持ちを、そのまま集めたリスト。書く内容は、仕事やキャリアのことだけじゃなくていい。趣味のこと、家族との時間……。日常の中で、できたら嬉しいと思うことなら、どんなことでもOKです。

私は、新しい年を迎えたタイミングで、やりたいことリストをつくり始めました。すると、毎日の中に小さな楽しみを見つけられるようになり、「今やっていることも、ワクワクする未来につながっている」と思える瞬間が増えていったのです。

やりたいことリストが導く、3つの効果

ではなぜ、やりたいことリストをつくると、毎日に変化が訪れるのでしょうか。ここでは、私が実際にリストをつくってみて、効果を感じた3つのことを紹介します。

1. ワクワク・好きの棚卸しができた

「やりたい」と思ったことをひとつずつ書き出して眺めてみると、共通点があったり、分野ごとに分けられたりすることに気づきました。そこから、「私はこういうことに心が動くんだ」と、自分の興味や価値観が少しずつ見えてきたのです。これは、未来の選択を考えるうえで大切な”自己理解”につながるプロセスだと感じました。

2. やりたい気持ちを残し、整理できた

誰かの話を聞いたときや、どこかへ出かけたときに「私もやってみたい」と思ったのに、気づけば忘れてしまっていた……そんな経験はありませんか?私は、その瞬間の「やってみたい」をリストに残しておくようになったことで、あとから見返したときに、「これは今もやりたいことだな」「これはそのときだけの気持ちだったかも」と、自分の本音を確かめられるようになりました。

3. 意識することで、行動が生まれた

やりたいことを言葉にして書き出すと、不思議と意識が向くようになります。例えば、

・休日の少しの時間を、リストの中のひとつに充ててみる

・実現するための情報を調べてみる

・周囲の人に「こんなことやってみたいんだ」と話してみる

こんな行動へつながりやすくなり、実現性も上がります。やりたいことリストは、自分の気持ちを大切にしながら、未来の自分へそっと渡す「約束」のようなものなのです。

やりたいことリストをつくるコツ

リストのつくり方に正解はありません。けれど、私自身リストをつくり始めてみて、分かったことがあります。ここでは、そんな私の気づきから生まれた「やりたいことリストをつくるヒント」をお届けします。

1. 書き方|”行動”に目を向けてみよう

はじめて自分がつくったリストを見返してみたときのことです。リストの中に、「〇〇に合格したい」「△△に採用されたい」といった言葉が並んでいることに気づきました。これらはよく考えてみると、誰かの判断や結果を待つ必要がある内容。私の行動だけでは完結しないものだったのです。

・「合格したい」→「週に1回、試験対策の時間を取って勉強したい」

・「採用されたい」→「応募できる記事を1本書きたい」

このように”私の行動”を書くことで、実現できたときの達成感やワクワクを、より実感しやすくなった気がしています。

2. 書く場所|散らばってもいい、戻る場所だけ決めよう

やりたいことリストは、必ずしも何かの節目につくってしまう必要はない、と思っています。その都度書いていい。ただ、やりたい気持ちを残し、整理するためにも「思いついたとき」と「まとめ、見返すとき」、それぞれの役割に応じて、書く場所を変えてみることをおすすめします。

思いついた瞬間は、外出先ならスマホのメモ機能、自宅ならノートや付箋など。そのとき身近にあるものに書き留め、やりたいことを逃さないようにします。「今すぐ記録できること」を優先するので、使うものは毎回同じでなくて大丈夫です。

一方で、まとめたり、見返したりするときは、必ず同じ場所に戻るようにしましょう。私の場合は、Canva(キャンバ)で作成した「やりたいことリスト用のシート」。ここには、整理したやりたいことが書かれています。ちなみにこのシートは、私が入会しているSHElikes(シーライクス)*というキャリアスクール内で配布されたワークシートを、自分用にアレンジしたものです。

*SHElikes(シーライクス):Webデザインやマーケティング、動画編集など50以上の職種スキルを学ぶことができるオンライン完結型の女性向けキャリアスクール。

3. 見返し方|ワクワクが継続するものは何か考えよう

余裕があれば、月に1回、立ち止まってリストを見返す時間をつくってみてはいかがでしょうか。そのときに考えるのは、こんなことです。

・今も見ていてワクワクするか

・似ているものがあるか

・今の自分の気持ちには合っているか

「叶える・叶えない」を決める必要はありません。少しずつ整理してみて残ったものが、今の自分にとって大切な「やりたいこと」です。もちろん、毎月ではなく、新しいやりたいことが見つかったときや気が向いたときに覗いてもOKです。

やりたいことは、組み合わせてもいい

私は現在、ライティングスキルを学んでおり、その一環として「noteでの執筆を続けたい」とリストに綴っています。しかし、正直にいうと、ただ「書くこと」は気持ちが重くなることもありました。そこで、やりたいことリストに別で書いていた「夫と国内旅行に行きたい」という内容を、ライティングと組み合わせてみることに。

「行ってみたい場所をリサーチして、自分が魅力に感じた点を記事に書いてみたい」。こう考えた途端、「書くこと」にもワクワクが戻ってきたのです。楽しみな未来を思い浮かべ、自然と笑顔が浮かぶ瞬間でした。

ワクワクを育てる、つながりの中で

やりたいことリストをつくるようになった背景には、キャリアスクールSHElikes(シーライクス)の存在があります。SHElikesの受講生が運営する「コミュニティイベント」では、内省や目標をテーマにした回があり、その中で配布されたワークシートが、私にとって最初の一歩でした。

誰かと一緒に考え、言葉にして共有する時間は、「やりたいこと」を”考えなきゃいけないもの”から、”大切にしていい気持ち”へと変えてくれました。その感覚があったからこそ、今も私はワクワクを手放さずにいられるのだと思います。

まだ途中でもいい。そのワクワクを大切に

やりたいことリストは、必ず叶えるためのものではありません。けれど、つくっていくうちに、「目指すものはより明確に」「頑張るものはワクワクを起点に」、こんな変化につながっている。それだけで叶うことも増えていく気がしています。

もし今、漠然と「毎日をもう少し楽しみたい」と感じているなら。まずはあなたのやってみたいことを書き出してみてください。書いたとき、少しでもワクワクするかどうか。それくらいの軽さでひとつだけ。はじめたばかりでも、そのワクワクはきっと、これからの選択やキャリアに少しずつ繋がっていくはずです。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 Akiさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。