
ライフ・ワーク・バランスやタイムパフォーマンスなど、近年時間との向き合い方を考えさせられることが多くなりました。
人に与えられた1日は24時間とごくわずか、その時間をどう過ごすかは人それぞれです。
あなたなら、どう過ごしますか?
本記事ではプライベート時間を確保するためのアイディア3つを自身の経験を踏まえながら紹介します。
「時間が無い!」と焦った経験から学んだこと

はじめに、私は自他ともに認める焦り症です。
待ち合わせ時間などちょっとでも遅れそうになると、「どうしよう!?」と大パニックになる程。
特に仕事になると、焦り症が暴走。
納期がまだ1週間以上あるのに「時間がないじゃん!!」と焦り、なぜか夜遅くまで1人オフィスに残って作業することもありました。
「時間は十分にあるはずなのに無い」と思い詰めた結果次第にミスが増え、精神的に不安定になり仕事を休職することになりました。
失敗から得た気付きは、「これまで時間がないと焦っていたのは焦り症だけでなく、プライベートまで仕事と考えていた」ことと、「実は事前に計画を立てて行動できるのでは?」でした。
「仕事とプライベートはまったく違う、これからはプライベート時間を大切に使うために計画を立てて行動しよう!」と、決意しました。
スケジュールの断捨離

プライベート時間を確保するためにまず取り入れたのが、「アイゼンハワーマトリックス」でした。
アイゼンハワーマトリックス(緊急度 – 重要度マトリックス)とは、タスクを緊急度と重要度によって、「緊急かつ重要(まず最初にやること)」、「緊急だが重要ではない(今日中にやること)」、「重要だが緊急ではない(人に任せること)」、「重要でも緊急でもない(やらなくてもいいこと)」の4つの領域に分けることです。
言い換えると、「スケジュールの断捨離」です。

たとえば、私のとある休日の予定をアイゼンハワーマトリックスで振り分けてみました。
・「緊急かつ重要(まず最初にやること)」:昨日電話があった人へ折り返し
・「緊急だが重要ではない(今日中にやること)」:指定口座に振込、買い物
・「重要だが緊急ではない(人に任せること)」:荷物の受け取り、洗濯、部屋の掃除
・「重要でも緊急でもない(やらなくてもいいこと)」:目的もなくスマホを見続ける
このように振り分け、緊急性が高いものから順にこなしていきます。
緊急性が比較的低いものについてはたとえば家族にお願いする、明日に回す、またはやらないなど選び、自分のプライベート時間がどのタイミングで取れるかや、どうすれば取りやすくなるかを考えていきます。
アイゼンハワーマトリックスは朝に行うと効果的です。最初はざっくりと想像するだけでも構わないので、朝の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?
参考:FTL3 The Eisenhower Matrix: Introduction & 3-Minute Video Tutorial
あえて休む

タスクを早く終わらせプライベート時間を確保するために、「ポモドーロテクニック」も活用しました。最近Youtubeでも関連動画で見かける機会が多くなったので、ご存じの方が多いでしょう。
ポモドーロテクニックとはタスクを25分ごとのセクションに区切り、時間切れになるまで集中して取り組みます。いったん5分間の休憩を取ってから再び25分間タスクを開始し、時間になったら再び5分間休憩します。
短時間で作業と休憩を繰り返すこのテクニックは、集中力が増して作業効率が向上することや、長時間続けて作業するよりも 疲れが感じにくくなるなど、数多くのメリットがあります。
タスクを一気に終わらせて、早くプライベート時間を確保したい気持ちはすごく分かります。ですが、「急がば回れ」です。
「やるときはやる!休むときは休む!」とメリハリをつけた方が、よりプライベート時間を確保できます。ぜひお試しください。
参考:Dropbox ポモドーロ テクニックとは – Dropbox
力を借りる

プライベート時間を確保するために、あらゆる力を借りることもアイディアの1つです。私は家族や家電、そして「SHElikes(シーライクス)」の存在がとても大きかったです。
「SHElikes」とは、「一人一人が自分にしかない価値を発揮し、熱狂して生きる世の中を創る」というビジョンのもと、Webデザイン・Webマーケティング・ライティングをはじめとする45以上の職種スキルを幅広く学ぶことができる女性向けのキャリアスクールです。
妊娠を機にスキルアップやキャリアチェンジしたいと考えていた私にとって、SHElikesはまさにチャンスでした。
しかし仕事や家事、育児、自身の体調とのバランスに加え、これからSHElikesで勉強する時間が取れるのか不安を感じ、なかなか入会に踏み切れませんでした。
悩む私に主人から、「勉強したいのであれば、協力するよと、救いの手を差し伸べられ、私はSHElikesに入会することを決意しました。
そこから2人で生活スタイルを少しずつ変えていきました。
たとえば家に2人いるときに家事を一緒にやる、ロボット掃除機の力を借りる、ネットスーパーを使うなど、あらゆるものに力を借りました。
結果自分の1日の予定が半分以下となり、SHElikesで勉強する時間が少しずつできるようになりました。
SHElikesからも力を借りる

サポートは身近からだけではありません。SHElikesはオンラインレッスンだけでなく、コーチや仲間からたくさんのサポートが受けられます。
たとえば月に1回、「コーチング」を受けることができます。これはSHElikesのコーチと複数人のシーメイトがZOOMで、直近1か月の学習の振り返りと翌月の目標設定を行います。
コーチやシーメイトからのフィードバックをもらえるだけでなく、その人にとっておすすめのSHElikes活用法も教えてくれます。定期的に行うので、楽しくかつ効果的に学習を継続することができます。
またレッスン課題の添削指導や、「もくもく会」というシーメイトたちが複数人ZOOMに集まり、レッスンや課題の質問を出しながら、もくもくと作業するイベントも用意されております。
さまざまな人からのサポートやアドバイスのおかげで、作品の質と同時に完成させるスピードも向上し、さらにプライベート時間を確保できるようにもなりました!
力を借りることは、決して悪いことではありません。人やサービス、商品などあらゆる力をどんどん借りていきましょう!
※シーメイト:SHE likesの受講生
ワクワクした時間の使い方を!

「Time is no money(時は金なり)」
昔からのことわざがあるように、人に与えられた時間はほんのごく僅か。その時間をどのように過ごすかは、あなたの考え方と行動によって結果が変わります。
せっかくであれば「人生は夢だらけ」という言葉があるようにワクワク、輝かしい時間を過ごしたいですね!
私のように焦り症で時間に追われている方もそうでない方も、さまざまなテクニックやアイディアで自分のプライベート時間を作り、その時間を大切に使っていきましょう!
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 リ・小田さん)
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