忙しい日々を満たされた時間に変える「3つの習慣」

忙しい日々を満たされた時間に変える「3つの習慣」
忙しい日々を満たされた時間に変える「3つの習慣」

多様性が尊重され、働くことも学ぶことも年齢や性別を問わず自由に選択できるようになった現代。

選択肢が広がり自由に生きることが出来るようになった一方で、仕事や家事、育児、勉強、そして趣味……とやることが増えすぎて時間に追われている人が多いように思います。

実際に、2024年4月に実施された時間に関するアンケート調査では、回答者1200人のうち70.8%が「時間に追われていると感じる」と回答しており「忙しい」と自覚している人が多いことがわかります。

引用:セイコーグループ 調査結果 セイコー時間白書2024 | サステナビリティ

私自身も、週5日会社員として働きながら2人の子どもを育てており、平日・休日を問わず忙しい日々を送っている現代人の1人です。

「頑張っているのに、振り返ると今日一日なんでこんなに忙しかったのかがわからない。」「こんな生活で何か成長出来ているのかな。」以前の私はそんなふうにモヤモヤと悩むことが多くありました。

でも少しの工夫を取り入れることで、今はそのモヤモヤとした悩みから解放されつつあると感じています。

一日中タスクに追われ、なんとかやりきったと思えばすでに夜。気を失うように寝て、また新しい1日が始まる……皆さんの生活はそんな「目の前にあるやるべきことを闇雲にこなすだけ」の日々になっていませんか?

忙しい理由は人それぞれですが、同じように悩む方に向けて、ただ忙しいだけの毎日を達成感があり満たされた日々に変えるための、3つの習慣をご紹介したいと思います。

1.ルーティンワークの時間を見積もる

1.ルーティンワークの時間を見積もる

家事でも仕事でも、毎回同じ流れでやっているルーティンワーク(定例作業)がいくつかあると思います。

家事ならば、干していた洗濯物を取り込んで畳む作業や、お風呂洗い、トイレ掃除……仕事ならば、決まった日時に対応するデータ作成やメールチェックなど。

それらをこなすのにかかる時間は何分か、把握していますか?

もし「考えたこともなかった」という方は、自分が頻繁にやっている作業にどれくらい時間がかかっているか、スマホのストップウォッチ機能で一度はかってみてください。もちろん日によって作業時間は異なると思うので、大体の時間を把握するだけで大丈夫です。

すると、いつも「なんだか面倒だなぁ」とダラダラと先延ばししていた憂鬱な作業が、実はほんの数分で終わるものだった!などの新たな気づきが得られると思います。

私の場合、週1回の洗面所掃除がそうでした。

ものをどかして、洗面台を洗い、仕上げ拭きをして、鏡を拭き、ものを戻す。面倒な作業だなぁ……と思っていたのですが、時間を測ってみると作業にかかっている時間はたったの5分だったのです。

わずか5分の作業だとわかってからは、憂鬱さが激減しました。

また、大まかにでも時間の目安がわかっていると、後の予定が埋まっていても作業に取りかかりやすくなります。家を出るまでにあと10分あるから、この家事を済ませてから行こう!など隙間時間の活用もしやすいでしょう。

家事や仕事だけでなく、洗顔や化粧など自分の身支度にかかる時間も把握しておくと、スケジュールを立てるのが楽になりますよ。

2.手帳やノートにやることリストを書き出す

2.手帳やノートにやることリストを書き出す

一見面倒に思えるかもしれませんが、やるべきことを書き出して目に見えるようにすることで頭が整理され、優先順位をつけやすくなり、結果的に全てのタスクをスムーズに進めることができます。

終わったことに線を引いて消していき、全部が消えた時の爽快感はなんとも言えません。

ポイントは、その日が終わったら捨ててしまうメモ用紙ではなく、毎日のやることリストを蓄積していけるような手帳やノートに書き出すこと。

休日など、ふと時間が出来たときに過去のリストを見返すと「毎日こんなにたくさんのことをこなしているのか。私、頑張ってるな。」という自信に繋がります。

見返すタイミングで、リストの内容を精査することも重要です。

毎日リストに書いていることがあれば「これって本当に毎日する必要があることかな?」と考えてみたり、週末にまとめてやっていた家事を「平日に分散してみよう!」と実験してみるのもよいですね。

前述の時間の見積りとあわせて、やるべきことをこなす時間をパズルのようにどんどん組み換えて、自分にとってベストな時間の使い方を模索していきましょう。

やることを整理できて、達成感を味わいながら、自分の行動習慣のデータベースとしても使える、一石三鳥の手帳(ノート)になってくれるはずです。

3.「毎日必ずやること」を決めて少しだけ負荷をかける

3.「毎日必ずやること」を決めて少しだけ負荷をかける

忙しい中でも、ちょっとした隙間時間は存在するものです。そこに何か1つ、簡単なことでいいので「毎日必ずやること」を決めて追加してみませんか?

例えば、3分筋トレ、5分ストレッチ、10分読書など。ここで設定するのは、ほんの些細なことでOK。むしろハードルをあげすぎると挫折する可能性が高いのでオススメしません。

私の場合は、毎日必ずやることとして「勉強」を追加しました。SHElikesというキャリアスクールに入会し、通勤電車やお風呂に入っている間に、仕事に関連するマーケティングやビジネススキルの講義動画を見ることにしています。

SHElikesは24時間いつでも受けられるオンライン授業形式なので、自分の好きな場所・タイミングで受講でき、忙しい生活の隙間時間にはめ込むにはピッタリです。

受講コースも、WEBデザインや動画編集、マーケティング、ライティングなどジャンルが多岐に渡り、「勉強したいことがまだ決まりきっていない」「まとまった時間をとることは難しい」それでも「何かを勉強して成長に繋げたい!」という意欲のある方にオススメです。

ほんの少しの時間でも、自分の成長に繋がることや興味のあることをやってみると、塵も積もれば山となり変化を感じられるはずです。何よりも「続けられた!」という自信が気持ちを前向きにしてくれます。

ぜひ、続けられそうな範囲で「毎日必ずやること」を設定してみてください。

頑張る自分を知って、褒めてあげられる仕組みをつくる

頑張る自分を知って、褒めてあげられる仕組みをつくる

日々忙しく過ごしていると「もうこの状況から逃げ出したい!」と思うこともあると思います。でも、家事や育児は止められないし、仕事だって急に辞める訳にはいかない……実際はそう簡単に投げ出せるものではありませんよね。

だったらこの忙しい毎日を、ただただ「つらい!」と思うのではなく「忙しい中でも頑張ってる!」という満たされた気持ちに変換して、自分を褒めてあげませんか?

今回ご紹介した3つの取り組みが、皆さんの忙しい毎日を前向きに捉えられるきっかけになれば良いなと思います。

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 ひとまえさん)

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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。