よくばりでOK!充実した日々を過ごすためのセルフケア

よくばりでOK!充実した日々を過ごすためのセルフケア
よくばりでOK!充実した日々を過ごすためのセルフケア

「自分の機嫌は自分で取るしかない。」

ある日友人に言われてハッとしました。
「なんで〇〇さんはいつも言うことを聞いてくれないの!?」「また同じミスしてる!」
30代前半を過ぎた私は、気付けばいつもプリプリと愚痴をこぼす日々を過ごしていました。

当時私は、多忙な業務と迫り来る昇進試験に向けての勉強に追われ、プライベートを楽しむ余裕がない状況でした。チームで行う業務が多く、自分が指示を出す場面も多かったため、若手の子がうまく立ち回れていないときや何度も同じミスを繰り返している様子に苛立ちがうまく隠せていなかったのです。

そんな中、友人と何気ない会話をしている中で聞いた言葉が強く耳に残りました。そして気付いたのです。

「あれ?私ってもしや嫌なお局様?(もしくはその予備軍?)」

それが自分の生活を見直すターニングポイントとなりました。
自分だけはなるまいと思っていた嫌な理想像に近付きつつあることに恐怖し、改善するためにはどうすれば。というときに目にしたワードが『セルフケア』でした。
セルフケアとは一般的に、自分自身で心や身体についてケアを行うことをいいます。

プライベートと学習の両立って難しいですよね。仕事や育児など普段の生活ベースがある中でさらにどうやって時間を振り分けていいかわからない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、私が取り組んで効果的だったセルフケア方法をご紹介します。

チェックリスト

ストレスチェック

セルフケアの第一歩はまず自分の心と体の状態を知るところからです。
過度なストレスがある状態ではプライベートはおろか学習にも身が入りません。
自分が今どんな状態なのか把握しましょう。

ストレス値が高いと視野が狭くなり、目の前で起きていることを解決するだけで精一杯になります。

「他の人は文句を言ってないしこれが普通なのかも」「弱音を吐いたら嫌われるかも」と自分をごまかしていませんか?

自分のストレス値はまだそれほど高くない。そう思っているのはあなただけかもしれません。

私は当時、会社から定期案内のあったストレスチェックを実施していましたが、ピーク時はなんとストレス度90%以上を叩き出してしまい、速攻人事から「産業医行きです」と連絡が入り焦ったものです。

こんな風に、自分では気付かぬうちにある日突然パンクしてしまい、しばらく仕事もお休みに。なんて事態になる前に定期的なストレスチェックで今の自分を客観的に知りましょう。

ストレスチェックには個人で簡単にチェックする方法もありますのでぜひ参考にしてみてください。

参考:厚生労働省 疲労蓄積度セルフチェック
https://kokoro.mhlw.go.jp/fatigue-check/worker.html

参考:日本成人病予防協会ストレス度チェックリスト   https://www.japa.org/mental_health/stress/checklist.html

タイムスケジュール

タイムスケジュールを意識して習慣化する

仕事では意識している方も多いかもしれませんが、自分の生活にタイムスケジュールを意識して取り組めていますか?
プライベートまでそんなこと考えていられない!そう感じる方もいるかもしれませんが、プライベートと学習を両立させるには、それを実践する時間を生み出す必要があります。
そのためには、自分が普段どんなスケジュールで動いているか見つめ直す必要があるのです。

私がセルフケアを実施する前の平日タイムスケジュールはこちら。

タイムスケジュールを意識していなかった時代

  7:00   起床、身支度&朝ごはん
 8:30   出発 (電車通勤・約1時間)
10:00   勤務開始
13:00   昼ごはん(会社近くの飲食店を利用)
19:00   退社 (電車通勤・約1時間)
20:30   帰宅、晩ごはん(外食メイン)
21:30   学習時間
22:30   プライベート時間
23:30   お風呂
24:00   就寝

【プライベート時間:1時間、学習時間:1時間】

昼も夜も外食やファーストフードが多く、エンゲル係数は高かったです。
学習時間も1時間しか取れず捗りませんでした。

そんな私がタイムスケジュールを意識した結果が次の通りです。

タイムスケジュールを意識した現在

  6:45   起床、身支度&お弁当を作る
  7:00   朝ごはん
  8:30   出発 (電車通勤、レッスン動画で1時間学習
10:00   勤務開始
13:00   昼ごはん(持参したお弁当
19:00   退社 (電車通勤・SNS&配信を1時間鑑賞
20:30   帰宅、晩ごはん(自炊
21:00   学習時間
23:00   プライベート時間
23:30   お風呂
24:00   就寝

【プライベート時間:1.5時間、学習時間:3時間】

注目すべき点は、改善前よりプライベートと学習の時間両方をプラスできていることです。
食事を自炊に切り替え、通勤時間には動画で学べる方法を取り入れました
最初は、帰宅してからの自炊は面倒臭く感じることもありましたが、週末にきちんと買い出しや作り置きをすればそれほどストレスに感じることはありません。
逆に自炊している満足感と食費を抑えられてラッキーと思えるようになりました。

帰宅の通勤時間も朝と同じく学習に充てたらいいのでは?と思うかもしれませんが、詰め込み過ぎはよくありません。
仕事で疲れた自分を癒すことも大切です。仕事でイライラしたあとにすぐ動画学習なんてできないですよね。
まずは自分の機嫌を取るために好きなことをする時間もしっかり作りましょう。

そして重要なのはこれを習慣化することです。1週間続けられたら次の週も実践してみよう。その気持ちが大切です。慣れてきたらもう少し早起きして朝活してみる。などさらに学習時間を増やすポイントも出てくるかもしれないですよ。

没頭できる趣味をつくる

プライベート時間を楽しむ際に、心から没頭できる趣味があればさらに充実度は上がります。

特に趣味がない!という方におすすめの趣味をいくつかご紹介します。

・推しをつくる (ライブに行く。グッズを買うなど)
・ドラマ・アニメ・話題の映画を観る (ハマれば何度も繰り返し楽しめる)
・スポーツジムに通う・ヨガをする (運動する楽しさを知り心も体も健康に)
・クラフト・DIYをはじめる (将来販売できるレベルになるかも)

没頭できる趣味をつくる

よくばって生きていこう!でもタイミングは肝心。

何かをするためには何かを諦める。さまざまな生活スタイルがある中で、そのときの環境や置かれた立場によっては取捨選択が必要なときもあります。
でも、本当はそんなやり方をもったいないと感じていませんか?
自分の人生なのだから、よくばりでいいんです。むしろよくばっていきましょう!

ただし、無理をすることは禁物です。
まずは今の自分自身の状態を把握すること。心と体が悲鳴を上げている時に無理に学習時間を設けても身に付かないのでそこは注意してくださいね。

セルフケアを実践して新しい時間を生み出し、プライベートと学習を両立できる理想的な生活サイクルを手に入れましょう!

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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 tappuさん)

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