仕事でミスをしてしまったとき。一日の仕事を終え、気持ちを切り替えようと思っても、なかなか切り替えることができずにどんよりと落ち込んでしまうー。そんなことはありませんか?
「今日の夕飯は何にしようかな」
「週末は何をしようかな」
他のことを考えてどうにか気持ちを切り替えようとするけれど、やっぱり思考がまた「今日の失敗」にたどり着いてしまう……。誰しもそんな経験があるはず。
落ち込んでしまったとき、あなたはどのようにして気持ちを切り替えていますか?
この記事では落ち込んだときの気持ちの回復術について考えていきます。
落ち込んだときの気持ちの回復術
回復術① 書店に立ち寄る
仕事が思い通りにいかず、モヤモヤを抱えたとき、筆者が必ずすることがあります。それは、帰り道に書店に立ち寄ることです。
書店に入り、ずらっと並んだ本を眺めていると、ふと目にとまる本があります。それは、あるときは「ミスをしない方法」の本だったり、「メンタルを強くする方法」の本だったり、はたまた「時間術」の本だったり。その時々によって目に入る本は違うのですが、共通しているところは、その時の自分の悩みを解決する本や、励ましてくれる本であることです。
数多くの本の中で自分がどんなタイトルの本を手に取ったのか。それによって「自分が今何に問題意識を持っているのか」、自分の気持ちに気づくことができます。直観で手に取った本、それが今を救うヒントになるのです。
本を手に取り、まずは開いて目次を読みます。目次は大体その本の内容をまとめた大事な一文になっています。目次を見るだけで自分が感じているモヤモヤを解決させる方向性が見えてきて、気持ちの切り替えができることもあります。
回復術② 人に話してみる
手っ取り早く気持ちを回復させたいのならば、ミスをしてしまったことについて人に話してみることがおすすめです。
「カルタシス効果」という言葉を知っていますか?
カルタシス効果とは、抱えているネガティブな感情を口に出すことで心の中にあるモヤモヤを解放し、スッキリさせる現象のことです。
感情を自分の心の中で抱え込むと、かえって強いストレスがかかります。人に話して、感情を表現してしまった方が、立ち直りが早くなります。
また、人に話すときは起こった出来事や自分の気持ちを整理して伝える必要があるため、自然と心の整理ができます。自分の心や感情を客観視することができ、それが気持ちの切り替えに繋がります。
参考元:マイナビウーマン カタルシス効果とは? 意味や仕事・恋愛での活用事例を分かりやすく紹介
回復術③ 紙に書き出す
「人に話すなんて難しい……」という人は、紙に書き出して見ることがおすすめです。必要なものは紙とペンのみ。自宅で集中できないときはカフェでゆっくり飲み物を飲みながら自分の気持ちと向き合ってみましょう。
書き出すポイントは以下の5つです。
・ミスを起こした原因
・ミスを起こしたときの自分の気持ち
・どうすればミスを起こさずに済んだか
・これからどのような行動をとるか
・今後、同じ状況になったときにミスをしない自分になれたらどんな気持ちになるか
頭の中だけで考えていると、思考が広がりすぎて目的を見失いがちになります。紙に書き出すことでその状態を防ぐことができます。思考を整理できてこれから自分がとるべき行動が明確になり、気持ちを切り替えることができます。
本当に回復するのに必要なことは?
世の中には気分転換の方法があふれています。入浴法や、アロマ、運動…たまにはレジャーに出かけてみたり。もちろん一時的に気分転換できたりリラックスはできるけれど、残念ながら効果が続きません……。
落ち込んだ気持ちを回復させる方法は、落ち込んだことを「忘れる」ための行動ではありません。何で落ち込んでしまったのか、その原因はどうやったら解決するのか。次にどんな行動をとればいいのか。それをクリアにして、対策をとっていくことです。
いくら気分転換をしても、落ち込んでしまった原因が解消されなければいつまでも同じことに落ち込んでしまったり、モヤモヤし続けることになります。
原因が解消されないキャリアのお悩みはー
キャリアへのお悩みについても、同じことが言えます。
悩んでいる原因が解消されなければいつまでも同じことに悩み続けることになります。悩んでいる原因は何なのか、その原因はどうやったら解決するのか。それをクリアにして、対策をとっていくこと。それが一番悩みやモヤモヤを晴らす方法なのではないでしょうか。
筆者の場合、キャリアと育児の両立に悩み、モヤモヤしていました。育児休暇から時短勤務で復職したものの、子どもの体調不良による急なお休みがあったり、時短勤務という時間の制限の中でなかなか思うように仕事ができない状況があり、ずっと同じ会社で仕事を続けていく自信も無くしました。
けれど、もうモヤモヤすることはないでしょう。なぜなら、何にモヤモヤしているのかがはっきりしていて、そのモヤモヤを晴らすためにはどうしたらいいかを考え、解決策になる行動をすることにしたからです。
オンラインキャリアスクールSHElikesとの出会い
「家庭と仕事の両立を第一に考えて、在宅で9時~16時の勤務時間で働きたい。」と考えていた私は、SHElikesと出会いました。
SHElikesは、Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどPCひとつで働けるスキルを幅広く学び、時間や場所に縛られない働き方を実現するためのオンラインキャリアスクールです。
地方在住であることや、子育てとの兼ね合いでオフラインで講座に通うことは物理的に不可能であった筆者でしたが、SHElikesならオンラインで受講が可能です。
「時間や場所に縛られずにスキル取得ができ、時間や場所に縛られない働き方を実現できる。」
これ以上の解決策はないのではないかと思いました。
もともと興味があった、ライターの仕事。自分に向いているか向いていないかはわかりませんでした。けれど、向き不向きも挑戦しなければそれが永遠にわかることはありません。
とにかくやってみる。前に進んでみる。これが筆者が悩みやモヤモヤを解消する方法なのです。気になる方はぜひ無料体験レッスンに参加してみてくださいね。
落ち込んだ分だけ強くなれる
落ち込んだ原因に向き合うことー。それはとても苦しいことです。
自分が抱えている悩みについて何度も何度も頭の中で反復させる必要があるし、時間も割かなければなりません。しかし、悩みの原因をつきとめ、それに対して解決するための行動ができたとき、絶対に落ち込む前の自分より、強い自分になっているはずです。
落ち込んだ気持ちが次の行動を生み出す力に変われば「今日の失敗」はもしかしたら自分を強くしてくれるためのものだったんじゃないか。とさえ思えてくるでしょう。
「落ち込む」は頑張っている証拠。いつも頑張っている自分を褒めつつ、次の一歩を踏み出しましょう!
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 chihiro yuineさん)
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