私は昔から、追っかけ精神が強いオタク系女子です。
アニメのキャラクターや芸能人を見て「この人みたいになりたい!」と憧れはするけれど、心の中で思うだけ。
「アイドルのMちゃんはなんて可愛いんだろう」
「Mちゃんみたいになりたいけど、私は見た目が微妙だし……」
「見ているだけでちょうどいい」
こんな風に、うらやむ気持ちと諦めが半分ずつの人生でした。それなのに、何者にもなれずにいる自分に正直コンプレックスを持っていたのです。
しかし思い切って「憧れ」から「マネ」へステップアップしたとき、私の人生は大きく変わりました。
「憧れ」と「マネ」をキーワードに動いた結果、私は今ではフリーランスWebライターというちょっと変わった道を歩んでいます。
「憧れあるけど尊敬だけで終わっている」
「私にはできない、と行動する前から自分を否定している」
と、モヤモヤしている方が行動を起こすきっかけになればと、今の私を作った過去の「マネ」に関する出来事を3つご紹介します。
あなたの「憧れ」も、勇気を少し出してマネするだけで、人生のターニングポイントになるかもしれません。
1.ブログ飯への憧れ
ブログ飯とは、ブログを使った発信活動で広告収入を得て、会社で働くことなく生きる方法です。
主婦や大学生が次々にブログで成果をあげたり、稼いで海外移住する人が現れたり。当時大学生だった私は、Twitter(現:X)でブログ飯を叶えた人たちの発信を見て、憧れました。
思い切ってブロガーさんたちをマネて、私もWordPressでブログを始めてみたんです。
そして同時期に、ロールモデルにしていたブロガー・Oさんがインターンを募集。「あなたに憧れてマネして、こんなブログを作ったんです」と伝えて応募したら、なんと合格できました。
インターン後はそのままWebライターの研修にまで参加させていただいて、ライティングで稼ぐ方法を1から教わったのです。
憧れの人をマネて、かつ声をかけた結果、あれよあれよとフリーランスとして独立できるまでに育ててもらいました。
インターンや研修でロールモデル本人から話を聞けて「自分なんて」という思い込みが薄れたように思います。
研修を通して新しい憧れの存在が増え、さらに行動へのエネルギーが沸きました。
2.Instagramドリームへの憧れ
Instagramの発信活動で起業した、大学生インフルエンサーAちゃんへの憧れです。
Aちゃんとは、Webライター活動で知り合いました。出会った当初は、私はAちゃんにライティングを教える立場。
Aちゃんは「Webライターは自分に合わない」と感じ、途中からInstagramでの発信に力を入れました。
するとAちゃんは半年も経たずに、私の10倍以上もの金額を稼ぐトップインフルエンサーになったのです!
正直、最初はほんの少しAちゃんへの嫉妬も感じました。だけど、自分の道を見つけてキラキラ輝いているAちゃんがとても素敵で、嫉妬なんて忘れて憧れはどんどん膨らむばかり。もはや大ファンです。
そこで私もAちゃんをマネて、Instagramを始める決心をしました。
Aちゃんに相談したり教わったりもしながら、2023年12月時点でフォロワーが約2,500人。小規模なアカウントですが、Instagramをきっかけに仕事が生まれるなど、自分にとって重要なツールとなっています。
Instagramを使っていて1番うれしかったのは、憧れのAちゃんと一緒に仕事ができたこと。今ではAちゃんのプロジェクトに色々と関わらせてもらっています。でも、Aちゃんの大ファンであることは変わっていません(笑)
3.SHElikesというサードプレイスへの憧れ
ここまでブログやInstagramをマネた経緯を読んで、もしかしたら私のフリーランス人生を「順風満帆じゃん」と感じた方もいるかもしれません。
しかし悩みは尽きず、私は常に自分探しをしているような状態です。
・ビジネスライクな人間関係ばかりで仲間がいない
・フリーランスになってから1人で黙々と仕事をこなす毎日
・スキルがどれも中途半端
このような悩みを解決できる手段を探していたところ、SHElikesへの興味が高まりました。
SHElikesは、Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなどPC一つで働けるクリエイティブスキルを幅広く学び、今の時代に求められるマルチクリエイターを育成して、時間や場所に縛られない賢く私らしい働き方を実現するためのキャリアスクールコミュニティです。
引用元:SHElikes公式HP
なんとなく、口コミなどでSHElikesの存在は知っていました。しかし元受講生のインフルエンサー・azuさんのInstagramを見たりDMでお話ししたりして、さらに憧れが強くなったんです。
家族でも会社でもない新しい拠り所(サードプレイス)をSHElikesで見つけた女性たちが、自分の目にはとても輝いて見えました。
実を言うと、今までOさんやAちゃんという存在を頼り切っている自分にモヤモヤすることが。そんな自分を変えて、SHElikesで新しい活動の柱を手に入れようと入会を決心しました。
私なりの「憧れ」の解釈
「憧れ=麻酔がかかっているような状態」だと思うことがあります。
理想とする姿と現実との間にどんなに分厚い壁があっても「憧れ」で気持ちが高揚していれば、辛さを感じず突っ走れるような気がするのです。
実現できるかはともかく、自分をいい意味で麻痺させて「やるぞ!」と思わせてくれるエネルギーが、私にとっての「憧れ」です。
でも、憧れだけで終わってはなんの形も残せません。憧れが変に強くても、むしろ嫉妬に変わったり、自己評価を歪めてしまったりと、諸刃の剣のように感じます。
ではどうやって「憧れ」をポジティブなエネルギーに変換するのか。その私なりの答えが「マネをすること」です。
- Oさんに憧れて始めたブログ
- Aちゃんに憧れて始めたInstagram
どちらも、憧れをきっかけにマネた結果、今の私へと繋がるターニングポイントになりました。
SHElikesで始めた新しい挑戦
azuさん・シーメイトさん(SHElikesの受講生たち)に憧れて入会したSHElikesは、まだ始めたばかり。いつか振り返って「SHElikesが自分の人生に大きな影響を与えたなぁ」としみじみできるよう、受講を通して新たな道を見つけようと模索中です。
受講を始めて約3ヶ月、憧れの人の背中を追いかけて、さっそく行動を起こしています。入会時のカウンセリングでお話ししてくださったシーメイトさんが、コミュニティの元CPだったんです。
※コミュニティ=SHElikesの受講生が有志で作る、勉強の場やイベント
※CP=コミュニティプランナーの略で、コミュニティ運営のリーダー
「この人みたいな素敵な人になりたい!」
「この人のように充実した毎日を過ごしたい!」
と、私はコミュニティ運営のサポート隊活動をスタートしました。
活動を通して、仲間と一緒にイベントを作り上げたりWebマガジンを作ったりできることに、とてもワクワクしています。任期が終わるころ自分はどう変化しているのか、憧れからはじめた挑戦でどんな収穫を得られるのか、楽しみで仕方がありません。
「私のように憧れの気持ちが強い人」
「でも気持ちをアウトプットできず、憧れるだけで終わっている人」
こういうタイプなら、SHElikesでロールモデルを見つけ、マネしてみるのがおすすめ。単なるマネでも、行動を起こさずにモヤモヤしているより100倍は自分の成長に繋がりますよ。
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本記事はSHElikesの受講生を対象とした「SHEライターコンペ」の採用作品です。(執筆者 伊藤めぐりさん)
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