妊娠・出産・最高月収80万、そして会社員へ。5歳・3歳のママが証明する、ライフイベントを「停滞」にしないキャリアデザイン術

「子どもは可愛い。でも、一歩外に出てみると社会から取り残されている気がする……」

そんな焦りやモヤモヤを、胸の奥に押し込めていませんか?

今回紹介するあやかさんも、まさにその一人でした。現在は5歳と3歳の子育てをしながら正社員+副業をしていますが、最初からこの「ハイブリッドな働き方」を狙っていたわけではありません。

むしろ、スタート地点は「何者でもない自分」への恐怖からでした。「最悪、パートナーに養ってもらえばいいや」という甘えと、それでも消えない焦り。その間で揺れ動いていた彼女が、勇気を出してSHElikes(シーライクス)の門を叩いたことで、物語は動き出します。

スキルという名の「自分を守る武器」を手に入れたことで、ライフイベントに翻弄される側から、自らキャリアをデザインする側へ。あやかさんのストーリーが、今ライフステージの波の中で足踏みしているママたちの“希望の地図”になれば嬉しいです。

【妊娠中・種まき期】スキルは、自分を守るための「お守り」だった

「何者でもない自分」への焦りと、SHElikesとの出会い

学生結婚をきっかけに大学を中退した後、世界は未曾有のコロナ禍に突入しました。夢見ていた業界への道は音を立てて閉ざされ、「私のキャリアはどうなってしまうんだろう」という、出口のない不安ばかりが膨らんでいき……。そんなとき夫に勧められ、50以上の職種スキルを学べるSHElikesへの入会を決意したんです。

でも、当時の本音はまだ「最悪、旦那さんに養ってもらえばいいや」という他人任せなものでした。

つわりと戦いながら進めた「スキルのつまみ食い」

入会後すぐに第一子を授かりましたが、喜びと同時に「仕事はどうなるの?」という焦りが襲ってきました。

SNSを開けば、リモートワークをこなしながらキラキラと活躍する同世代の姿。一方で私は、日に日に重くなる体と、激しいつわりに耐える毎日。「私だけが出遅れている」——その断絶感は、コロナ禍の孤独も相まって、なおさら重くのしかかりました。

それでも、「今、種をまかなければ本当に終わってしまう」という一心で学びを継続。パソコンを開くのが辛い日はスマホで動画を見たり、横になりながら「耳だけ」で受講したり。つわりと戦いながらも、ライター、カメラ、編集、マーケティングと、気になるものをとにかくつまみ食いしたんです。

何を専門にするかなんてすぐに決めなくていい。ただ、昨日知らなかった言葉を一つ覚える、昨日撮れなかった写真を一枚撮れるようになる。その些細な「前進」だけが、私を社会と繋ぎ止めてくれました。

自分の力で稼いだ「アイス」が教えてくれた自信

少しずつですが、仕事も受け始めました。

初めてのお仕事は、キャリアSNS経由で獲得した「書籍のまとめ記事」と「旅メディアでの実体験コラム記事」の執筆。当時の私には、当然まだ実績なんてありませんでした。それでも、「今SHElikesでこれだけ勉強していること」「各種入稿ツールが使えること」「構成案から作成できること」を必死にアピールしたんです。  

「未経験だけど、準備はできている」——その姿勢が、最初の一歩を手繰り寄せました。

初めていただいた報酬で、私は真っ先にコンビニへ向かいました。そして、値段を見ずに好きなアイスをカゴに入れたんです。自分の力で手に入れた小さな贅沢。どんな高級ディナーよりも誇らしく、一生忘れられない味がしました。

彩華

「自分のためにお金を使うなんて……」と罪悪感を持たなくて大丈夫。あなたが楽しそうに学ぶ姿を見せることは、パートナーにとっても「家族の新しい可能性」を一緒に楽しむきっかけになるはず。

産前産後の社会との断絶感を埋めてくれたのは、ママでも妻でもない「個」としての自信です。今手にするスキルは、将来あなたと家族を守る、一生モノの「お守り」になります。

【第一子出産後・挫折期】15社との同時並行で疲弊した私を救った「信頼を積み重ねる」働き方

「わがまま」を叶えるためのフリーランスという選択

第1子の出産とほぼ同時に、私はフリーランスとしての活動を本格化させました。そもそもなぜフリーランスを選んだのか。それは「子どもの成長をそばで見守りながら、自分の仕事も諦めたくない」という、わがままな願いを叶えるための唯一の選択肢だったからです。

特定の場所に縛られず、自分の裁量で時間をコントロールできる。その自由こそが、ママになった私に最も必要な武器だったのかもしれません。

<本格始動時の仕事の内訳>

  • ライター:5割
  • 編集/ディレクター:2割
  • カメラマン:3割

※カメラマン以外はすべて自宅からのフルリモート。

15社とのやり取りに疲弊した、「数」に頼る恐怖の時期

フリーランスとして走り出したものの、最初から順風満帆だったわけではありません。当時は仕事がなくなるのが怖くて、とにかく新規の取引先を探し続け、依頼はすべて受けていました 。 

気がつけば、常時15社ほどとやり取りをする日々。常に連絡に追われ、どうすれば単価を上げられるのかもイメージが湧かず、ただがむしゃらに数をこなして疲弊していました。実績が増えても、「取引先を絞ったら、明日には仕事がなくなるかもしれない」という根拠のない恐怖から抜け出せなかったんです。

「第一想起される人になればいい」夫の言葉が変えた戦略

そんな私を救ってくれたのは、またしても夫の言葉でした。「そんなに新規を増やさなくていい。本当に一緒に働きたい相手と信頼を積み重ねて、何かあった時に『あやかさんにお願いしたい』と真っ先に思い出してもらえる人になればいいんだよ。大丈夫、あやかならできるよ」 。 

そのアドバイスで、ようやく目が覚めました。闇雲に数を追うのをやめ、既存の取引先で自分ができる業務の幅を広げることに注力したんです。そうして信頼を深めた結果、自然と単価も上がり、心に余裕を持って仕事に向き合えるようになりました。

彩華

「とにかく実績を作らなきゃ」と、目の前のタスクに飲み込まれそうになっていませんか? 大切なのは、相手にとって「替えのきかない存在」になること。一つひとつの仕事に自分らしさを添えて丁寧に向き合うことが、結果として時間的なゆとりと確かな報酬を連れてきてくれます。

【第二子出産後・アクセル期】夫が1年間の育休。家族で掴み取った「最高月収80万円」

夫が1年の育休取得。「家族一丸」で踏み込んだアクセル

大きな転機は、第2子出産後に訪れました。フリーランスとしての仕事がさらに加速し始めたタイミングで、夫のほうから「1年育休を取る」と提案してくれたのです。

正直、最初は戸惑いました。「そんなに長く休んで、会社でのポジションは大丈夫?」と。けれど、彼はまっすぐな目でこう言いました。 

「人生は長い。1年休んだところで、これまで積み上げてきた仕事や経験への自信は揺るがないよ。子どもの成長を見られるのは今しかない。だから、今は僕が休むときなんだ。あやかなら絶対できるから、迷う暇があったらやりなよ」

その言葉に、胸が熱くなりました。家族はお互いの理想を叶え合う「チーム」なんだ、と。キャリアに力を入れる時期が、夫婦で交互にあってもいい。家族一丸となって、今は私のキャリアに全振りする時期。その決断に、すとんと納得できました。

最高月収80万円の先に見えた「理想のマイホーム」

家族がチームとして走り抜けたこの時期、もう一つの大きな夢が叶いました。それは、「理想のマイホームを建てること。仕事に没頭し、最高月収80万円を達成できたことで、単なる数字以上の「未来への選択肢」をくれました。

<最高月収80万円達成時の内訳>

  • ライター:3割
  • 編集:3割
  • ディレクター/マーケター:3割
  • カメラマン:1割

※カメラマン以外はすべてリモート。場所を選ばないスキルを掛け合わせたことで、収入の柱が太くなりました。

こだわりの詰まった家で、家族と過ごす時間。それは、あの時「種まき」を始めた自分への、最高のご褒美になった気がします。

彩華

大切なのは、「今何にワクワクし、どう働きたいか」をパートナーに共有することです。対話を重ね、今の家族にとってベストなバランスを見つけていく。そのプロセスこそが、一生モノの信頼に繋がります。

【子育て中期・キャリア再構築期】個人の限界を超えて、「組織」という熱狂へ

フリーランスで磨いた個の力を、次は「チームの大きな力」へ

最高月収80万円という「自由」を手にした私ですが、フリーランスとして数年走り続ける中で、新たな「壁」にぶつかりました。

それは、一人で戦うことの限界です。戦略設計やマーケティングの上流工程、そして何よりマネジメントに関わる仕事。これらは個人クリエイターとして関わるには、どうしても超えられない壁がありました。

「もっと大きな社会的インパクトを与えたい」「責任あるプロジェクトを、信頼できる仲間と共に完遂したい」。そんな内なる叫びに気づいたとき、私は会社員になるという、新たな挑戦を選びました。

「まぁいっか!」で乗りこなす、泥臭い日々

今の私の日常は、理想通りのキラキラしたものではありません。17時半に保育園から子どもたちが帰ってきた瞬間、穏やかな時間は終わりを告げます。激しい兄弟喧嘩、散らかるリビング、終わらない家事。「もう、まぁいっか!」と笑い飛ばして、物を極限まで減らし、最新家電に頼り切って、泥臭くサバイブしています。

でも、組織に所属したからこそ得られた、フリーランス時代にはなかった「震えるような喜び」があります。仕事の悩みをリアルタイムで分かち合える仲間がいること。代表に「あやかさんに声をかけてよかった」と言ってもらえた時、一人で戦っていた頃には味わえなかった、深い帰属意識と「ここにいていいんだ」という安心感に包まれました。

「選べる自由」があることが、ママの心を一番軽くする

現在は本業で組織の知見を広げつつ、副業で個人の感性も磨く形をとっていますが、大切なのは「どの働き方が正解か」ではありません。

 スキルという武器があることで、ライフステージの変化に合わせて、自分の意志で働き方のグラデーションを変えられること。 「今は家庭優先でフリーランス」「今は挑戦したいから組織へ」と、その時々のベストを自分で選べる。

その「選択肢を持っている」という事実こそが、ママにとっての真の自由だと思うんです。

彩華

「フリーか会社員か」の二択で悩む必要はありません。スキルがあれば、ライフステージの変化に合わせて、働き方のボリュームを柔軟にデザインできるんです。

在宅勤務をベースに、子どもの「やりたい!」を迷わず応援できる経済力と精神的余裕を持つこと。それこそが、ママにとっての「真の自由」だと、私は今の生活を通じて確信しています。

女性向けキャリアスクール『SHElikes』って?

私が歩んできた道は、決して私が「特別」だったからではありません。SHElikesには、私のようにもがきながら、自分のペースで「自分だけの変化」を遂げているママたちがたくさんいます。

あわせて読みたい
二児のママ・事務職からデザインを軸とした複業フリーランスヘ!子どもに「おかえり」を言える毎日を手に入れるまで
二児のママ・事務職からデザインを軸とした複業フリーランスヘ!子どもに「おかえり」を言える毎日…
あわせて読みたい
「作業療法士×複業ライターを実現!勉強と子育てを両立しながら夢を叶えるまでの道のり」
あわせて読みたい
専業主婦の私が、仲間とオリジナル商品を開発!出産・子育てをしながら夢を形にするまで

妊娠、出産、育児、復職。ママの人生は、どうしても自分の力ではコントロールしきるのが難しい変化の連続です。だからこそ、どんな荒波が来ても自分と家族を守れる「スキル」という名のお守りを、今、手に取ってほしい。

「いつか」ではなく「今」、種をまくこと。

まずは体験レッスンで、私と一緒に、あなたの新しい人生の種を見つけてみませんか?

ABOUT ME
エディター 橋本 恵梨奈
コンテンツディレクター | SHElikes卒のフリーランス | ヘアケアブランドを展開するD2C企業での勤務を経て、ライターとして独立 | 「誰もが自分を満たせる世の中」を目指して活動している

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。