「育児と仕事の両立は難しくてできない」と悩む方は多いのではないでしょうか。そこで本記事では、子育てと仕事を両立させるコツやおすすめの支援制度・サービスを紹介。また、ママに適した働き方も解説します。
最後までチェックし、子育てと仕事を両立する方法を見つけてみてください。
子育てと仕事の両立に難しさを感じる3つの理由
子育てと仕事の両立が難しい理由は、以下の3つが挙げられます。
理由を知ると両立のコツを掴みやすいので、チェックしてみてください。
1.体力と時間が圧倒的に足りない
育児と仕事を両立するにあたって大きな壁となるのが、体力と時間の不足です。仕事をしながら保育園や幼稚園の送迎、家事、育児をすると休む時間がなくなり、体力の限界を感じるママは多くいます。
「子どもが夜中に何回も起きて睡眠時間が短くなる」「抱っこ・おんぶで腰と肩が常に痛い」と体調が悪い中、仕事もしなければならない状態に。「昼間仕事が終わると電池切れなのに、夜ご飯・お風呂・寝かしつけで自分の時間がない……」というのもよくある悩み。
休む暇もなく育児や家事をすることで仕事のパフォーマンスが下がり、仕事の疲れで家事や育児が思ったようにできないと、悪循環に陥ってしまうでしょう。
2.キャリアへの不安が大きい
「仕事だけに専念することができず、思ったような成果が出せない」「評価が下がったらどうしよう」と、子育てとの両立によりキャリアに不安を感じることもあります。
働き方改革により子育て支援を導入する企業は増えつつあります。しかし、厚生労働省によると令和6年度の「短時間勤務制度」の導入率は70%*1、「育児休業に準ずる措置」の実施率は24.3%*1とされているため、企業によっては子育てと仕事を両立できる環境が整っていないこともあるようです。
3.パートナーとうまく分担ができない
パートナーとの役割分担がうまくできず、子育てと仕事の両立に難しさを感じる方も多くいます。パートナーが家事・育児を分担しようという気持ちがあったとしても、残業が多かったり休みが取りにくかったりして、うまく行かないこともあるでしょう。
また、パートナーは協力しているつもりでも、実際は負担が偏っており、認識のズレが発生しているという状態もあるようです。自分に育児や家事が偏ると、仕事のパフォーマンスの低下にもつながってしまいます。

子育てと仕事を両立させる7つのコツ
子育てと仕事を両立するためには、以下7つのコツを意識してみてください。
- 完璧を目指さない
- 外部サービス・便利家電をフル活用する
- 職場の制度と周囲の理解を味方につける
- パートナーとチームとして動く
- 子どもと向き合う「質」を重視する
- 自分の時間を意識的に確保する
- 働き方そのものを見直す
それぞれの内容をチェックし、実践してみましょう。
1.完璧を目指さない
育児と仕事を両立するうえで大切なのは、完璧を求めないことです。「毎日栄養バランスのとれた手作りの食事を作らなければ」「家は常にキレイな状態にしないと」など、すべてを完璧にこなそうとすると常にプレッシャーを感じ、心身ともに疲弊してしまいます。
たとえば「食事はお惣菜を買ってくる日があってもOK」「掃除は週2回で良い」とハードルを下げれば、精神的に余裕が生まれるでしょう。また、両立しようと努力する自分を褒めてあげることで、前向きな気持ちになれるはずです。
2.外部サービス・便利家電をフル活用する
家事・育児をすべて自分でやろうとせず、外部サービスや便利家電を活用するのも大切。たとえば、宅配食サービスや家事代行サービス、ロボット掃除機などを活用することで、家事の時間を減らし、子どもとの時間や自分の時間を捻出できます。
費用はかかりますが、「時間を買う」という視点を持って、活用してみるのがおすすめです。
3.職場の制度と周囲の理解を味方につける
職場の子育て支援制度は、積極的に活用しましょう。育児休業や短時間勤務制度、在宅勤務などを利用できれば、子育てと仕事を両立しやすくなります。独自で、ベビーシッター利用料の一部補助などを行っている企業もあるので、制度を確認してみてください。
また、同僚や上司などの理解を得ることも大切です。「子どものことで休むときに備えて、引き継ぎしやすい資料・マニュアルを整えておく」「熱が出やすい時期は急な早退が増えるかもしれないと事前共有しておく」など、日頃から情報共有や信頼関係を構築できる工夫をしておくとよいでしょう。
4.パートナーとチームとして動く
パートナーとは「子育てや家事を一緒に行うチーム」として動けるように、役割の分担や協力体制を築きましょう。「どちらかがどちらかを手伝う」という認識ではなく、「ワンチームで動く」という意識が大切です。
パートナーと協力するにあたって、定期的に話し合いの時間を作るとよいでしょう。お互いの仕事の状況や家事の得手不得手などを共有することで、協力体制が築きやすくなります。
5.子どもと向き合う「質」を重視する
仕事をしていると、子どもとの時間が短くなりがちですが、時間の長さよりも「質」を重視してみてください。「短時間でもよいので、何かをしながらではなく、手を止めて子どもと向き合う」「子どもの行動だけでなく、気持ちに向き合う」といったように、接してみましょう。
短時間でも子どもとしっかり向き合う時間を作ると、親子の絆を強められ、「時間がなく子育てにきちんと向き合えていないのでは」といった不安も軽減するはずです。
6.自分の時間を意識的に確保する
子育てと仕事に追われる状態でも、自分の時間をしっかり確保することで、心身の健康を維持しやすくなります。「1日スケジュールに、自分の時間を確保するようにする」「就寝前の10分だけ、お茶を飲みながらゆっくりする」など、時間が余ったらではなく、予定を事前に確保するのがおすすめ。
自分を後回しにしていると疲労やストレスが溜まって体調を崩し、家庭や仕事に悪影響が出てしまう可能性も。そのため、自分のための時間は、家族や仕事のためにもなります。
7.働き方そのものを見直す
子育てと仕事の両立を目指すにあたって、現在の働き方を見直すことも大切です。たとえば、「残業が多い」「時短勤務ができない」「外出が多い」といった仕事をしていると、子育てとの両立の難易度は上がってしまいます。
現在の職場では両立が難しい場合は、「子どもが小さいうちは子育てを優先し、シフト制のパートの仕事に切り替える」「在宅勤務ができる職場へ転職する」といった決断もありでしょう。自身が大切なものの優先順位を考え、最適な働き方を検討するのが大切です。
以下の記事では、働くママに向けて働き方を見直すための方法を解説していますので、チェックしてみてください。

仕事と育児の両立に役立つ支援制度・サービス
子育てと仕事を両立するにあたって、以下の支援制度やサービスが役立つでしょう。
それぞれの特徴をチェックし、活用してみてください。
短時間勤務制度
短時間勤務制度(時短勤務)とは、事業者が3歳に満たない子どもがいる労働者に1日の所定労働時間を原則6時間とする措置を含む短時間勤務制度を講じなければならないとする制度です*2。
ただし、「継続雇用1年以上」「短時間勤務制度を講ずることが可能な性質の業務に従事している」などの条件があります*2。
子ども・子育て支援新制度
子ども・子育て支援新制度は、社会全体で子育てをサポートする制度です。たとえば、市町村から「保育認定」または「教育標準時間認定」を受ければ、保育所や幼稚園、認定こども園などを利用できます。
また、多子世帯やひとり親世帯などについては、保育料の負担軽減措置もあります*3。利用については、地域子育て支援拠点や行政窓口の利用者支援専門員に相談できるため、制度利用に関して相談してみるとよいでしょう*3。
子育て支援センター
子育て支援センターは、地域において親子の交流などを促進する子育て支援拠点です。ほかの親子との交流や子育てに関する悩みの相談などができます。令和5年度の時点で全国に8千カ所以上ある*4ので、気になる方は最寄りの拠点を検索してみてください。
ほかのママやパパの話を聞いたり悩みを相談したりすることで、仕事と家庭を両立するヒントを得られるかもしれません。また、自身と子どもの気分転換にも効果的でしょう。
ファミリー・サポート・センター
ファミリー・サポート・センターは、育児の援助を受けたい人と援助を行いたい人をつなぐサービス*5です。たとえば、保育園や放課後児童クラブの送迎、冠婚葬祭や買い物の際の預かりなどを依頼できます。
残業する日や子どもを連れて行くことができない予定があるときなどに利用すれば、育児と仕事の両立に役立つでしょう。料金は市区町村や時間帯、内容によって異なる*5ので、各市区町村のファミリー・サポート・センターに確認してみてください。
病児保育サービス
病児保育サービスは、子どもが病気になった際、集団保育が困難で保護者が家庭で看護できない場合、「病院・保育所などで子どもを一時的に預かってもらう」「通っている保育所で体調不良になった子どもを一時的に預かってもらう」ことができるサービスです*6。
利用する際は病院や保育所、市町村などに申し込む必要があるので、自治体のホームページなどを確認し、利用可能な施設をチェックしておくとよいでしょう。
ベビーシッター
ベビーシッターは、保護者に代わって子どもの面倒を見てくれるサービスです。自宅で子どもの世話をしてくれるうえ、掃除や洗濯などの家事も依頼できる場合があるので、仕事が忙しいときやリフレッシュしたいときなどに活用してみるとよいでしょう。
利用方法は、「事業者に申し込む」「マッチングサイトを通じて直接依頼する」の2通りがあります。料金に加えて、信頼性の高さや実績などもチェックしたうえで依頼先を選定するのがおすすめです。
子育てと仕事を両立するために働き方を変える方法
子育てと仕事の両立を目指すにあたって、以下のように働き方を変える方法もあります。
現在の働き方で子育てとの両立が困難だと感じている方は、各方法をチェックし、自分に適した働き方を見つける参考にしてください。
在宅ワークのフリーランスに転向する
在宅ワークのフリーランスになれば、通勤の必要がなくなり、子どもの送迎や家事などを余裕を持って行えるようになるでしょう。また、稼働時間が自由な仕事を選べば、スケジュールの調整や緊急時の対応がしやすくなります。
子どもの行事に参加したり、保育園からの急な呼び出しに対応したりできるのは、大きなメリットです。ただし、フリーランスには収入が不安定になりやすいリスクがあります。長く活躍するためには、スキルを磨き実績を積む必要がある点は押さえておいてください。
派遣社員やパートなど雇用形態を変える
現在正社員として働いているなら、派遣社員やパートなど雇用形態を変えることも検討してみるとよいでしょう。派遣社員は「残業無し」「週3日勤務」といったように、はじめに契約が定められ契約外の業務対応は基本的に発生しません。そのため、事前に希望条件で派遣先を選べば、子育てを優先させた働き方も可能です。
また、パートは働く時間や日数を柔軟に調整しやすく、子どもの予定にあわせスケジュールの調整がしやすいでしょう。
在宅勤務・フレックスタイム制がある会社に転職する
在宅勤務やフレックスタイム制を導入している会社への転職も、検討してみましょう。通勤の必要がなく働く時間を柔軟に調整できるため、子どもの送迎や家事、急な対応がしやすくなります。
場所や時間に縛られずに働ける仕事の例として、WebライターやWebデザイナーなどが挙げられます。また、在宅勤務やフレックスタイム制を利用できる事務やカスタマーサポートなどの求人も見られるので、チェックしてみてください。


子育てと仕事の両立のためにキャリアを見直すならSHElikes
子育てと仕事を両立しやすい働き方へのシフトを目指すなら、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)がおすすめです。ここでは、SHElikesに関する以下3点を紹介します。
育児をしながら働く方法を探している方は、チェックしてみてください。
柔軟な働き方を叶えるためのスキルがオンラインで学び放題
SHElikesでは、柔軟な働き方を実現させるために必要なスキルを学べます。50以上の職種スキルが定額で学び放題で、「Webライティング」「Webマーケティング」「Webデザイン」など在宅勤務やフレックスタイム制と相性のよいスキルの習得が可能です。
複数のスキルを習得すれば市場価値が高まり、キャリアの選択肢を広げられます。また、好きな時間にオンラインで受講できるため、子育てと学習の両立がしやすい点も働くママにおすすめのポイントです。
同じ境遇の仲間と出会えるコミュニティ
SHElikesには、受講生同士で交流できるコミュニティがあります。子育てと仕事の両立について相談し合ったり、先輩ママからアドバイスをもらったりできるでしょう。また、同じ目標に向かって頑張る仲間と切磋琢磨すれば、モチベーションを維持しやすくなります。
ひとりで学習を進めるのが不安な方は、ぜひコミュニティを活用してみてください。
学んだスキルをアウトプットできる仕組み
スキルの習得には、インプットだけでなくアウトプットをするのも大切。SHElikesでは、実際の案件にチャレンジできる制度*や、課題制作など、アウトプットができる環境も複数用意しています。
実案件に取り組めば、その後にフリーランスになったり、転職したりする際の実績にもなります。
※受講生全員にお仕事の提供を保証するものではありません。

SHElikesで子育てをしながら理想のキャリアを実現した事例
最後に、子育てと並行して理想のキャリアを叶えた2名の事例を紹介します。
子育てと仕事を両立するヒントを得るために、ぜひチェックしてみてください。
激務の中学校教師から複業クリエイターへ!心身共にボロボロだった私が新しい働き方に出会うまで|あっきーさん
中学校教師として働いていた あっきーさんは、激務とワンオペ育児、休職中のパートナーのケアが重なり限界を感じるように。働き方を変えるため、SHElikesに入会しました。まずライティングコースを受講。その後はPhotoshopやIllustrator、動画編集、マーケティングなどさまざまなスキルを広く浅く学習したといいます。
複数のスキルを掛け合わせて習得した結果、相乗効果が生まれるように。たとえば、広報の仕事をする際に多角的な視点で取り組めるようになり、アウトプットの質が上がったそうです。
また、ほかの受講生との交流を通じて自分の強みを発見できたそう。教員時代に身につけたマルチタスクをこなす力が自分の武器だと気づけたそうです。現在は、複業クリエイターとして動画編集や広報、SNS運用、ライターなどマルチに活躍中。週1日は在宅勤務ができており、仕事と家庭の両立を叶えました。

事務職から半年でフリーランスのオンライン秘書・Webデザイナーに!子育て中の私が見つけた“未来を変える学び方”|mamiさん
事務職として働いていた mamiさんは、引っ越しにより通勤時間が長くなり自分の時間が取れなくなったことで転職を検討するように。「フルリモートで働きたいけど、スキルが必要」と思い、SHElikesへの入会を決意します。
育児や家事をしているときはラジオを聴く感覚でコースを受講し、時間があるときはデザインやライティングなど手を動かす学習をしたそうです。また、受講生同士が交流できるコミュニティに参加し、勉強法や仕事獲得のコツなどに関する情報交換をしたといいます。
入会当初は転職をする予定でしたが、SHElikesのコミュニティへの参加をきっかけにフリーランスも視野に入れるように。案件獲得のコツや魅力的なポートフォリオの作成方法などを学び、独立を目指すようになったそうです。
その結果、フルリモートで働くフリーランスへの転身を実現。現在はオンライン秘書やWebデザイナー、ライターなどとして活躍しています。

スキルを習得して、子育てと仕事の両立を実現させよう
子育てと仕事の両立はなかなか難しいもの。しかし、本記事で紹介した両立のコツを実践し、支援制度などを利用すれば、自分なりの両立方法が見つかるかもしれません。「今の仕事のままでは両立が難しい」という場合は、在宅勤務ができたりフレックスタイム制が活用できたりする仕事への転向も選択肢の一つ。
そのためには、柔軟な働き方がしやすい職種スキルを習得するのがおすすめです。学習方法に迷う方に活用してほしいのが、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)。50以上の職種スキルが学び放題で、ほかの受講生と交流できるコミュニティやグループコーチングなど、学習サポートも充実しています。
無料体験レッスンを実施中なので、気になる方は参加してみてはいかがでしょうか。

※出典
*1:厚生労働省|「令和6年度雇用均等基本調査」結果を公表します p25より
*2:厚生労働省|「短時間勤務等の措置」より
*3:こども家庭庁|よくわかる「子ども・子育て支援新制度」より
*4:こども家庭庁|「地域子育て支援拠点事業」より
*5:こども家庭庁|「ファミリー・サポート・センターのご案内」より
*6:厚生労働省|「病児・病後児保育について」p2より




