「ワーキングホリデーをしたいけれど、現地で仕事が見つかるのか不安」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。ワーホリで仕事に困らないためには、仕事を見つけやすい国を選ぶのが大切です。
そこで本記事では、ワーホリで仕事が見つけやすいおすすめの国、選定時のポイント、ワーホリ成功のコツを詳しく解説します。

ワーホリで仕事を見つけやすい国とは?選定時に押さえるべきポイント
ワーホリの渡航先を選ぶ際に押さえておきたいポイントは、以下のとおりです。
- 求人数・最低賃金・日本人の需要
- 物価高でも「働きやすい」国の特徴
ワーホリ先を選ぶ際の参考にしてください。
求人数・最低賃金・日本人の需要
ワーホリで仕事が見つけやすい国を探す時は、「求人数の多さ」「最低賃金」「日本人の需要があるか」を調べましょう。明確な基準はありませんが、具体例としてオーストラリアの場合は以下のとおりです。
| 項目 | 概要 |
| 求人数 | 人手不足の産業を中心に求人は豊富 |
| 最低賃金 | $24.95 AUD(約2,670円、1AUD=約107円)*1 ※2025年7月時点 |
| 日本人の需要 | 丁寧な接客や、真面目に働く姿勢で日本人の評価は高い |
国ごとに3つの要素をチェックすれば、ワーホリで仕事を見つけやすい国かどうかを判断できるでしょう。
物価高でも「働きやすい」国の特徴
ワーホリで人気の国は物価も高めですが、仕事探しがしやすい、働きやすい国もあります。特徴としては、以下3つがあげられます。
- 法定最低賃金が高い
- 労働法が強く保護されている
- 求人が多い
たとえば、オーストラリアは週末や祝日に時給が割増になる制度があり、土曜日は1.2倍・日曜日は1.5倍・祝日は2倍の給与が支払われます。さらにカジュアル雇用(正社員やパートのような長期雇用契約ではなく、シフトごとに働く短期・非正規の雇用形態)の場合、保障が少ない代わりに基本時給に25%上乗せする決まりもあり、収入の高さの面では働きやすいといえるでしょう。
【おすすめ】ワーホリ中に仕事を見つけやすい国5選
前述のポイントも踏まえて、ワーホリ中に仕事を見つけやすい国を5つ紹介します。
- オーストラリア|豊富な求人数と世界トップクラスの時給
- カナダ|ホスピタリティ系職種での日本人需要
- ニュージーランド|季節労働(ファーム・観光)の安定枠
- イギリス|ビザ枠拡大でチャンス増!都市部のカフェ・接客業
- アイルランド|欧州のIT拠点ならではの「オフィス・サービス系」が狙い目
賃金水準や求人の特徴などを参考にしてみてください。
オーストラリア|豊富な求人数と世界トップクラスの時給
オーストラリアは2025年7月から最低賃金が24.95オーストラリア・ドルに引き上げられており、世界でもトップクラスの高水準です*1。また、都市部・地方問わず求人が豊富で、観光・飲食、農業、物流など幅広い分野で人手不足が続いています。この背景には観光産業の成長や高齢化による慢性的な労働力不足があり、未経験者でも応募しやすい求人が多いのが特徴。具体的な職種例としては、以下があげられます。
- カフェ
- レストランスタッフ
- ホテル清掃
- ファームジョブ
- ミートファクトリーの製造・梱包、倉庫・物流作業
日本食店などであれば、英語初級者でも働きやすいでしょう。
カナダ|ホスピタリティ系職種での日本人需要
カナダは州ごとに最低賃金が定められており、たとえばブリティッシュコロンビア州では時給約16.75カナダドル(約1,800円、1Cドル=約108円)と日本より高い水準です*2。観光・ホスピタリティ業界は求人が多く、観光地やリゾート地では繁忙期に需要が高まります。
観光業の規模が大きいことに加え、外国人労働者の受け入れが進んでいるのも、ワーホリで仕事を見つけやすいポイントです。ワーホリにおすすめの代表的な仕事は、以下のとおりです。
- レストランスタッフ
- カフェのホールスタッフ
- ホテルフロント
- 売店・土産物店スタッフ
- リゾート地のガイド
- ファームジョブ
チップ文化もあるため、接客業は給与以上の収入を得られるでしょう。
ニュージーランド|季節労働(ファーム・観光)の安定枠
ニュージーランドは2023年4月から最低賃金が時給22.70NZドル(約2,090円、1NZドル=約92円)*3。農業と観光業が主要産業であり、特に果物や野菜の収穫・パッキングといったファームのシーズナルワークは、未経験・語学不問でも採用されやすくなっています。
都市部だけでなく地方でも求人があるため、地域を移動しながら働くことも可能です。また、観光シーズン中はホテル・アクティビティ施設のスタッフ、ツアーデスク、清掃など観光関連求人も増えます。労働力不足により求人数は多く、比較的仕事探しがしやすいでしょう。
イギリス|ビザ枠拡大でチャンス増!都市部のカフェ・接客業
イギリスでは、2024年1月より若者向け就労ビザの日本人向け年間発給枠が、1,500名から6,000名へ拡大され、ワーキングホリデーを利用して現地で働けるチャンスが広がりました。また、イギリスでは最低賃金が12.21ポンド(約2,600円、1ポンド=約210円)と高水準です(2025年時点)*4。
ロンドンなど都市部では、カフェ・飲食・小売といった求人が都市部で一定数存在。仕事が見つけやすい背景には、大都市の消費規模と観光客数の多さ、サービス業の雇用の流動性が高いといった点があります。また、多国籍労働者が多いため、英語が完璧でなくても採用されやすい傾向があります。
アイルランド|欧州のIT拠点ならではの「オフィス・サービス系」が狙い目
アイルランドは2025年7月時点で最低賃金が12.45ユーロ(約2,280円、1ユーロ=約183円)と欧州でも比較的高い国です*5。首都ダブリンを中心にIT企業や多国籍企業の欧州拠点が集積しており、観光・サービス業だけでなくオフィス系求人も一定数あります。
観光業の季節労働需要が安定していることに加え、日本語対応できるスタッフの需要もあるため比較的仕事は見つけやすいといえるでしょう。
自分に合った国の選び方とワーホリ成功のコツ
自分に合った国を選び理想のワーホリを実現するには、単に人気の国を選ぶだけでなく以下のコツを押さえましょう。
それぞれ詳しく解説します。
ワーホリでの優先順位を決める(稼ぎたい・英語・環境など)
まず、ワーホリで何がしたいのか優先順位を決めましょう。
- とにかく稼ぎたい
- 英語力を伸ばしたい
- 憧れの国で暮らしてみたい
上記のようなやりたいこと次第で、選ぶべき国や都市は変わってきます。たとえば、英語力を伸ばしたいのに台湾やドイツなど英語圏以外の国を選ぶのはおすすめできません。また、稼ぎたいと思って給与水準の高い国を選んでも物価も高ければ、生活費で貯金はあまりできないかもしれません。
自分の目的を明確にしたうえで、各国のメリット・デメリットを調査し、渡航先を選びましょう。
その国の「旬」の時期と渡航タイミングを合わせる
ワーホリで上手く仕事を獲得するには、現地の求人が増えるタイミングに合わせて渡航するのがおすすめです。たとえば、アイルランドでは、クリスマスの1ヶ月前が求人数のピークといわれているため、9〜10月に渡航すると仕事が見つけやすいでしょう。
逆に自身の都合でオフシーズンに入国する場合は、貯金に余裕を持って渡航し、繁忙期まで生活費をつなげる計画も必要です。
渡航者の就業状況を事前リサーチしておく
ワーホリに行きたい国が絞れたら、先輩渡航者たちの就業状況を調べましょう。具体的には、以下の点をリサーチするのがおすすめです。
- どのような仕事に就いている人が多いのか
- 求人はどこで探すのが一般的か
- 英語力や経験がどの程度必要か
SNSやブログで現地生活を発信している人を見つければ、これらの情報は手に入れることができるでしょう。
現地でのランニングコストをシミュレーションする
渡航前に現地での家賃や食費、交通費などランニングコストがどれくらいかかるかを調べ、資金と予想収入で生活が成り立ちそうか確認します。
たとえばロンドンの場合、フラットシェア(1つの住宅を複数人で借り、キッチンやリビングなどの共用スペースを共有しながら、個室ごとに家賃を支払う住居形態)の家賃は月額10万円超えも珍しくなく、東京より生活費が高くなりやすいです。国ごとの生活費事情は異なるため、現地通貨ベースで1ヶ月の支出をシミュレーションしてみると良いでしょう。

ワーホリで仕事にあぶれない人の共通点
同じ国に渡航しても、スムーズに仕事を見つける人と苦戦する人がいます。ここでは「ワーホリで仕事にあぶれない人」が持っている共通点を4つ紹介します。
これからワーホリに行く方は、事前にチェックしてみてください。
強みを言語化したレジュメを用意している
仕事にあぶれない人はレジュメ(履歴書)の準備が万全です。海外では自己PRやスキルを自由形式で書く英文レジュメを提出するのが一般的です。仕事探しが上手くいく人は、自分の経歴や強みを英語でしっかり言語化し、採用担当者に響くようアピールポイントをまとめています。
また、専門スキルがある人はそれを証明する資格やポートフォリオを用意しているケースもあります。自分の強みを明確に伝えられれば、未経験職種でも採用される可能性を高められるでしょう。
語学力に対する応募職種のミスマッチがない
ワーホリで仕事にあぶれない人は、自分の語学レベルでこなせる仕事に応募しています。たとえば、英語が初級レベルなのに現地の人の接客が必要な受付業務に応募しても、採用されにくいのは明らかです。
仕事にあぶれない人は、英語初級なら皿洗いや清掃、調理補助などコミュニケーションが少ない仕事からスタートしています。重要なのは、自分の語学力と仕事の要求レベルを照らし合わせ、適切なポジションから攻めることです。
行動力がある
ワーホリで仕事に困らない人は行動力があります。尻込みせず、とにかく動いてチャンスを掴みに行きましょう。以下のように積極的に行動することが大切です。
- 求人サイトで興味のある仕事を見つけたら即応募してみる
- 履歴書を持って街のカフェやお店に飛び込みで配ってみる
- 現地でできた友人・知人に紹介してもらう
「特別なスキルや語学力がない」と不安に思っているなら、あたって砕ける精神で行動量を増やすのが大切です。
現地雇用に依存しない「第2の収入源」を持っている
近年では、現地での収入以外に副収入を持っている人も多くいます。副収入を得る方法としては、ライティングやデザイン、動画編集などパソコンでできる仕事があります。これらは、住んでいる場所に縛られるず働け、帰国後も仕事を続けることが可能です。
もちろん、ビザの範囲内で行う必要はありますが、収入源が複数あると金銭面の不安が和らぎ、本業探しにも余裕が出ます。
渡航前の準備におすすめ!強みとなるスキルを身につけるならSHElikes
渡航前に現地以外で収入源を作りたい方は、Web系スキルが身につけられる女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)がおすすめです。ここでは、SHElikesの特徴を紹介します。
また、場所に縛られず働くための方法については以下の記事でも解説していますので、あわせてチェックしてみてください。

SHElikesなら経験を棚卸して必要なスキルを習得可能
SHElikesは女性向けのオンラインキャリアスクールで、50以上の職種スキルが学び放題です。Webデザインやライティング、マーケティングなど、パソコン一台でできる仕事のスキルを未経験から幅広く学べます。
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帰国後のキャリア不安の解消にも!視野が広がるコミュニティ環境
SHElikesでは受講生コミュニティも充実しており、帰国後のキャリア不安の解消にも役立ちます。コミュニティでは、ワーホリを経験した人や海外経験が豊富な人など、さまざまな人と情報交換できる可能性があります。そのため、ワーホリ後にどのようなキャリアを歩めばよいのか具体的なイメージを持ちやすくなるでしょう。
また、グループコーチングや受講生コミュニティを通じて、同じ目標を持つ仲間と励まし合いながら学べるのもSHElikesならではの魅力といえるでしょう。

ワーホリで仕事が見つけやすい国を押さえて理想の働き方を叶えよう
ワーホリで仕事探しを成功させるために大切なのは、「どんな基準で国を選び、どんな準備と行動を取るか」です。渡航先で仕事が見つかるか、生活が成り立つかが不安という方は、場所に縛られずに働けるスキルを身につけてから渡航するのがおすすめ。
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出典
*1:日本貿易振興機構(ジェトロ)|「最低賃金を7月から3.5%引き上げ」より
*2:日本貿易振興機構(ジェトロ)|「カナダ(主にバンクーバー周辺)におけるライフスタイル分野(日用品)市場調査(カナダ・トロント発)」より
*3:海外留学情報サイト|「生活情報(ニュージーランド)」より
*4:独立行政法人 労働政策研究・研修機構|「最低賃金、2025年4月より時給12.21ポンドに引き上げ」より
*5:日本貿易振興機構(ジェトロ)|「アイルランド政府、新政権初の2026年度国家予算案を発表」より




