WordPressの副業で稼ぐには?仕事内容や始め方、案件の相場まで徹底解説!

WordPressの副業で稼ぐには?仕事内容や始め方、案件の相場まで徹底解説!

WordPressを使った副業に興味はあるものの、「初心者でもWordPressの副業で稼ぐことは可能?」「WordPressの副業をするために必要なスキルは?」と疑問に思うこともあるのではないでしょうか。

そこで本記事では、WordPressの副業の始め方、仕事内容、案件の相場などを解説。また、おすすめのスキル習得方法や副業の注意点も紹介します。ぜひ最後までチェックし、WordPressの副業を始めてみましょう。

WordPressの副業は初心者でも稼げる?

WordPress(ワードプレス)は、原則無料でWebサイトを作成できるソフトウェア。機能性が高く、世界中の多くのWebサイトがWordPressで構築されています。しかし、Webサイト作成と聞くと「初心者には難しい」と思う方もいるでしょう。

結論から述べると、初心者でもWordPressの副業で稼ぐことは可能だといえます。その理由は以下の2つです。

それぞれの理由を詳しく説明します。

WordPressは案件数が豊富

WordPress関連の副業案件は豊富で、初心者でも応募できる案件も多くあります。例えば、クラウドソーシングサイト「クラウドワークス」には約1,500件、「ランサーズ」には約1万4,000件の案件が掲載されています。

中には未経験でも応募できる案件もあるため、初心者がWordPressの副業で稼ぐことは可能でしょう。「初心者だから難しい」と思い込まず、チャレンジしてみてください。

スキル次第で収入アップが目指せる

WordPressの副業は、スキル次第で収入アップを目指せます。プログラミングスキル、コーディングスキル、ライティングスキルなどを身につけることで、より条件の良い案件を受注しやすくなるでしょう。

例えば、HTML/CSSスキルがあれば高単価のWeb制作案件を受注できる可能性が高まり、ライティングスキルがあれば記事制作からWordPress入稿までを一貫して担えます。初心者でも、WordPressと相性の良いスキルを身につけることで収入アップを叶えられるでしょう。

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WordPress副業の案件の相場

ここでは、WordPress副業の案件の相場に関する以下2点を説明します。

プログラミングスキルの有無によって単価の目安は異なるため、プログラミングを学ぶかどうか迷っている方は相場の違いをチェックしておきましょう。

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プログラミングスキル不要の案件単価の目安

プログラミングスキル不要の案件の相場は、固定報酬制の場合は5,000円〜1万円、時給の場合は1,000円〜5,000円だといえます。仕事内容の例を挙げると、既存の画像や文章をWordPressに移行する案件や、記事を執筆しWordPressに入稿する案件などがあります。

プログラミングスキルが必要な案件と比べて単価は低めですが、複数の案件を受注できれば数万円〜数十万円の月収を得ることは可能でしょう。

プログラミングスキルが必要な案件単価の目安

プログラミングスキルが必要な案件の場合、単価5万円以上が見込めるでしょう。例えば、ホームページの作成やWebサイトの構築などの案件があります。

WordPressの知識に加えHTML/CSSのコーディングや、JavaScript・PHPなどのプログラミング言語の使用スキルも求められるため、プログラミングスキル不要の案件に比べ報酬は高めです。プログラミングスキルの習得には時間がかかるものの、スキル次第では副業で高収入を目指すことも可能でしょう。

WordPressでできる副業の主な仕事内容

WordPressの副業の主な仕事内容として、以下が挙げられます。

専門的なスキルがなくても応募できる仕事もあるので、初心者でWordPressの副業をしたい方はぜひチェックしてみてください。

WordPressサイトの運営

WordPressサイトの運営とは、WordPressで作成されたWebサイトの管理や更新などを担う仕事です。コーディング、ライティング、Webデザインなどさまざまなスキルがあれば、Webサイト運営全般を任せてもらえる場合もあるでしょう。

また、自身のブログを運営して稼ぐ方法もあります。定期的な記事の投稿と更新を通じてアクセス数を増やすことで、アフィリエイト収入や広告収入などを得られる可能性があります。

副業でブログを始める方法については以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

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コンテンツ入稿作業

コンテンツ入稿作業とは、記事などをWordPressに入稿する仕事です。文章の入稿に加え、文字の装飾や画像の挿入なども担うケースが多いといえます。

WordPressの基本的な使い方を把握していれば対応できるため、初心者でも案件の受注は可能でしょう。なお、記事の執筆からコンテンツ入稿までを担当する案件もあるので、ライティングスキルを習得しておくとより多くの仕事にチャレンジできるようになります。

Webサイト構築

Webサイト構築とは、個人や企業のWebサイト、ブログ、LP(ランディングページ)などを制作する仕事です。雛形に沿って構築する案件もあれば、ゼロからオリジナルサイトの構築を求められる案件もあります。

HTML/CSSを使ったコーディングスキルに加え、JavaScriptのようなプログラミングスキルが必要となることもあるでしょう。難易度の高い案件を受注できれば、収入アップが期待できます。

Webサイトのカスタマイズ

Webサイトのカスタマイズとは、既存のWebサイトをクライアントのニーズに合うようカスタマイズする仕事です。デザインの変更、機能性の向上、セキュリティの強化など幅広く対応する必要があるため、コーディングやプログラミングのスキルが求められます。

また、クライアントの要望を的確に把握する必要もあるので、コミュニケーションスキルも必須です。

Webサイトの運用保守

Webサイトの運用保守とは、Webサイトが適切に機能するよう管理する仕事です。仕事内容は案件により異なりますが、エラーやトラブルの解消、セキュリティチェックなどを担うことが多いでしょう。

Webサイトの運用保守は定期的に行う必要があるため、クライアントのニーズを満たす仕事ができれば長期契約も見込めるといえます。ただし、あらゆるトラブルに迅速かつ柔軟に対応する必要があるので、プログラミングやITに関する幅広い知識が求められます。

WordPressの導入・移行

WordPressの導入・移行とは、WordPressを利用したWebサイトを新規で制作したり、別のCMS(Webサイトを管理するシステム)で運用されているWebサイトをWordPressに移行したりする仕事です。WordPressの知識はもちろん、コーディング、プログラミング、デザインのスキルやCMSごとの違いに関する知識も必要でしょう。

また、案件によってはWebサイトのデザインカンプ(完成見本)が求められるケースもあると考えられます。そのため、提案力や発想力も必要だといえます。

Webサイト制作の講師

Webサイト制作の講師とは、Webサイトの制作方法を教える仕事です。スクールに講師として所属したり、本業以外の時間を活用して個人で稼働したりする方法があります。

初心者でもわかるよう教える必要があるうえ、受講生の質問に対する的確な回答も求められるため、深い知識とスキルが必須です。また、受講生と良好な関係を築く必要もあるので、コミュニケーションスキルも求められます。

WordPress副業で稼ぐには?始め方をステップで紹介

WordPress副業は、以下のステップで始めるのが一般的です。

  1. WordPress副業に必要な知識・スキルの習得
  2. スキルや実績を提示するためのポートフォリオ作成
  3. 副業案件を探し応募/受注

各ステップをチェックし、WordPress副業を始めましょう。

1.WordPress副業に必要な知識・スキルの習得

まず、WordPress副業に必要な知識とスキルを習得します。副業で稼ぐためには、以下5つの知識・スキルが必要です。

それぞれをチェックし、知識・スキル習得に役立ててみてください。

プラグインを含むWordPressの基礎知識

WordPress副業をするにあたって、WordPressの基礎知識は必須です。入稿方法や初期設定など基本的なことはもちろん、プラグインの知識も習得する必要があります。

プラグインとはWordPressの機能を拡張・追加するための手段で、適切に活用することでWebサイトの機能性向上やセキュリティ強化が可能です。例えば、Webサイトにお問い合わせフォームを追加したり不正ログイン対策ができたりするプラグインがあります。 

HTML/CSSなどのフロントエンドスキル

HTML/CSSなどのスキルも、WordPress副業に必要です。WordPressはHTML/CSSを使わなくてもWebサイトを作成・運用できるCMSですが、HTML/CSSスキルがあればデザインやレイアウトの幅が広がります。クライアントのニーズを満たすためには、HTML/CSSのフロントエンドスキルが必要だといえるでしょう。

また、JavaScriptのスキルも習得することで、Webサイトに動的な機能を追加できます。例えば、ポップアップウィンドウの実装やアニメーションの追加などができるので、より魅力的なWebサイトを作成できるでしょう。

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サーバーやデータベースの周辺知識

WordPress副業を始めるなら、サーバーやデータベースの周辺知識も必要です。

  • サーバー:Webサイトに必要な情報を保管するための場所
  • データベース:Webサイト上のデータを格納・管理するための仕組み

サーバーやデータベースには、記事、ユーザー情報、設定情報など、Webサイト運営に必要な情報が保存されています。そのため、サーバーやデータベースの基本的な知識がないと、不具合が生じた際の対処やデータの管理を適切に行えないでしょう。WordPressの副業をするなら、WordPressに関係する周辺知識も知っておく必要があります。

コミュニケーションスキル・提案/営業力

コミュニケーションスキルと提案・営業力も、WordPress副業に必要です。Webサイトの運営やカスタマイズなどをする場合は、クライアントと良好な関係を築きニーズを的確に把握する必要があります。Webサイト制作の講師をする場合は、受講生が正しく理解できるよう説明する能力が必要です。

また、ゼロからWebサイトを構築する場合や、クライアントが現状の課題を明確に把握できていないケースなどでは、クライアントのニーズを満たす提案力が求められるといえます。加えて、副業案件を受注するための営業力も必要でしょう。

プログラミングスキル

WordPressの副業をするにあたって、プログラミングスキルも習得しておくとよいでしょう。WordPressの基本知識のみ、もしくはHTML/CSSのフロントエンドスキルのみでも対応可能なケースもありますが、プログラミングスキルを習得しておくと応募できる案件の幅が広がります。

プログラミングスキルがあれば、複雑なWebページを実装できるだけでなく、サイトの改修作業やさまざまなエラー・トラブルに対処できるでしょう。そのため、より単価の高い案件に挑戦したい場合は、プログラミングスキルを身につけるのがおすすめです。

2.スキルや実績を提示するためのポートフォリオ作成

次に、スキルや実績を提示するためのポートフォリオを作成します。習得したスキルや成果物などをポートフォリオに含めることで、クライアントは安心して仕事を依頼しやすくなるでしょう。

初心者で実績がない場合は、未経験可の案件を受注し実績を積むのがおすすめです。また、保有スキルを証明するため「KUSANAGI for WordPress認定試験」「Webクリエイター能力認定試験」などの資格を取得するのもよいでしょう。

3.副業案件を探し応募/受注

ポートフォリオが完成したら、副業案件に応募し受注を目指します。副業案件を探す際は、以下の4つを活用してみてください。

それぞれを詳しく説明するので、自分に合った方法で副業案件を見つけましょう。

クラウドソーシングサイト・副業求人サイト

WordPressの副業案件を探す際は、クラウドソーシングサイトがおすすめです。前述の通り「クラウドワークス」「ランサーズ」のようなサイトには多くの案件が掲載されており、未経験可の案件もあるため、副業をしながら実績を積めるでしょう。

また、副業求人サイトを通じて案件を探すことも可能です。「indeed」「求人ボックス」などでWordPress副業案件を見つけられる場合もあるので、あわせて活用してみてください。

スキルマーケット

スキルマーケットとは、スキルの売買を行えるプラットフォームのことです。自分のスキルを登録しておくと、クライアントから依頼が入る場合があります。

スキルマーケットで副業案件の受注を目指す場合、ポートフォリオやプロフィールを充実させる必要があるでしょう。資格を取得したり豊富な実績を積んだりし、ほかの出品者との差別化を図ることが重要だといえます。

SNS

SNSを通じて副業案件を受注する方法もあります。X(旧Twitter)やFacebookなどで副業案件を探したり、SNS上のコネクションを通じて仕事を紹介してもらったりすることで、副業案件を受注できるかもしれません。

また、SNSで自分のスキルや実績をアピールするのもよいでしょう。クライアントの目にとまり、仕事の依頼が来る可能性もあります。

ただし、クラウドソーシングサイトやスキルマーケットなどと異なり専用の受発注プラットフォームではないので、契約内容の相違や給与・報酬の未払いなどのトラブルにつながるケースもあると考えられます。SNSを介した案件では、クライアントが信頼できるかどうかを事前に確認するようにしてください。

知人・コネクション

知人やつながりのある人など、コネクションを通じて副業案件を紹介してもらうのもおすすめです。周囲にWordPress副業を探していることを積極的に伝えることで、案件を紹介してもらえる可能性が高まります。

ただし、クライアントの要望に応えられないと案件を紹介してくれる人にも迷惑がかかるかもしれません。また紹介だからといって、実績作りのために安易に請け負うのはおすすめしません。自身のスキルレベルと依頼内容、報酬を事前に確認してから受注するようにしましょう。

WordPress副業を始める際の注意点

WordPress副業を始める際は、以下の4点に注意してください。

トラブルを回避するためにも、これらの注意点はチェックしておきましょう。

本業の就業規則を確認する

WordPress副業に限らず、副業をする際は本業の就業規則を必ず確認しておきましょう。企業によっては、副業や兼業について就業規則で禁止されている場合があるからです。

法律違反ではないものの、就業規則で禁止されているにも関わらず副業をすると懲戒処分の対象となる場合があります。就業規則に目を通したうえで上司に相談するなど、副業の可否を事前に確認しておくと安心でしょう。

本業に支障をきたさない範囲で活動する

副業が許可されている場合でも、本業に支障をきたさないよう注意する必要があります。副業に注力し過ぎて本業が疎かになると、会社や取引先などに迷惑がかかるでしょう。

例えば、睡眠時間を削って副業をしたり週末に副業で長時間労働をしたりすると、本業に悪影響を及ぼす可能性があります。就業時間は本業に集中するのはもちろん、休息やリフレッシュの時間も確保することが大切です。

確定申告

副業の所得が年間20万円を超える場合、確定申告を忘れないよう注意しましょう。本業分は会社に年末調整をしてもらえますが、副業分は自分で申告する必要があります。

スムーズに確定申告ができるよう、副業収入や経費などを常に記録しておくとよいでしょう。確定申告を忘れると加算税や延滞税などが課される*1ので、気をつけてください。 

WordPress副業で稼ぐには継続的な案件受注が必要

WordPress副業では、継続的な案件受注ができないと稼ぐのが難しいことも。副業で稼ぐためには、コンスタントに依頼を受けなければなりません。

副業が途切れないようにするためには、長期契約の案件を受注したり、複数のクライアントと取引をしたりするとよいでしょう。初心者の場合は単発や短期の案件で信頼と実績を積み、徐々にリピートや長期案件の獲得を目指すのがおすすめです。

WordPress副業に役立つスキルが身につくSHElikesとは?

WordPress副業に必要なスキルを習得したい方には、女性向けキャリアスクール「SHElikes(シーライクス)」がおすすめです。定額・学び放題のSHElikesには「WordPressコース」があり、WordPressの初期構築方法やWebサイトの制作方法などを学べます。

また、「Webデザインコース」「ライティングコース」などもあるので、WordPressと相性の良いスキルの習得も可能です。WordPress初心者の方やWordPress関連のスキルを磨きたい方は、ぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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スキルを習得して、WordPress副業にチャレンジしよう

WordPress副業は案件数が豊富なため、未経験でも応募できる案件もあります。「初心者だから難しい」と諦めず、まずは未経験可の案件にチャレンジしてみてください。

ただし、継続して仕事の依頼を受けたり、高単価の案件を受注したりするためには、スキル習得が必須です。コーディング、デザイン、ライティング、プログラミングなどのスキルを習得することで、WordPress副業で稼げる可能性を高められます。

スキルの習得方法に迷う場合は、「SHElikes(シーライクス)」をチェックしてみてください。全45以上の豊富な職種スキルが定額・学び放題なので、WordPress副業に求められるさまざまなスキルを掛け合わせて習得できます。また、ワークショップや勉強会、お仕事チャレンジ*の機会もあるため、コース受講と並行しながら実践的なスキルも磨けます。

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※参考
*1:国税庁「No.2024 確定申告を忘れたとき」より

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ライター shin
航空系の会社に勤務した後、フリーランスとしての活動を開始。現在は主にWebメディアに携わりつつ海外を転々としている。
エディター Tomomaru
フリーランスWeb編集・コンテンツディレクター兼たまにライター。 略歴は、アパレル→事務職を経てWebデザインをスクールで学んだのち、SHElikesと出会いWeb制作会社でマーケOLしてみたり。結果、書くことが天職だと思い込み、副業ライター道を歩んでいる。次なる野望は絵描きになること。思い込むのは自由です。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。