福岡県で使えるリスキリング補助金制度を詳しく解説!全国から利用できるスクールも紹介

福岡県で使えるリスキリング補助金制度を詳しく解説!全国から利用できるスクールも紹介

新たなスキルの習得に役立つリスキリングですが、以下のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

「費用が高くてリスキリングに取り組めない」
「リスキリングに使える補助金はある?」

リスキリングの費用を抑えたいなら、県や国の補助金制度を活用するのがおすすめです。福岡県では企業向けのリスキリング支援制度が設けられており、補助を受けながら従業員のスキルアップをサポートできます。

本記事では福岡県のリスキリング補助金のほか、全国で個人が利用できる補助金やおすすめのスクールも解説するので、ぜひ参考にしてください。

リスキリングとは?

リスキリングとは、変化する社会や職場環境に適応するために、新しいスキルや知識を習得することです。経済産業省では以下のように定義されており、デジタル化の加速や終身雇用の崩壊といった背景からますます注目度が高まっています。

「新しい職業に就くために、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」*1

経済産業省「リスキリングとは―DX時代の人材戦略と世界の潮流―」より

リスキリングの推進は、個人だけでなく企業にとっても重要な戦略となります。既存の従業員の新たなスキル習得を支援すれば、将来の技術革新にも柔軟に対応できる組織を構築できるでしょう。

リスキリングの定義や必要性について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてください。

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福岡県で使える企業向けリスキリング支援制度を紹介

福岡県では、企業向けのリスキリング支援制度を2つ設けています。

  • 非正規雇用労働者の正規雇用化に向けたリスキリング支援プログラム
  • 福岡半導体リスキリングセンター受講料補助金

支援制度を活用すれば、金銭的な負担を抑えつつ従業員のリスキリングを推進できます。それぞれ対象となる企業や助成率が異なるので、以下で詳しく見ていきましょう。

非正規雇用労働者の正規雇用化に向けたリスキリング支援プログラム

非正規雇用労働者の正規雇用化に向けたリスキリング支援プログラム*2は、福岡・北九州・久留米・豊前の職業訓練協会が実施している支援制度です。

非正規雇用労働者の正規雇用化を検討している企業が対象で、ITの知識や技能を習得できる職業訓練を受講できます。

ここからは、本支援制度を上記4つの項目に分けて詳しく解説します。

助成金・補助金制度名 非正規雇用労働者の正規雇用化に向けたリスキリング支援プログラム
助成金・補助金制度の概要 従業員である非正規雇用労働者が該当のリスキリング支援プログラムを受講し、
正規雇用に転換した場合に受講料の全額が企業に対して助成される制度
対象者 非正規雇用労働者の正規雇用化を検討しており、以下すべての条件を満たしている企業
・福岡県中小企業雇用環境改善支援センター​への相談実績があること
・福岡県内に事業所がある中小企業であること
・受講者が雇用保険被保険者であること
・受講者が当該リスキリング支援プログラム(訓練コース)を修了していること
・受講者(自社の従業員である非正規雇用労働者)の正規雇用化を達成した企業であること
助成額 リスキリング支援プログラムの受講料全額
申請方法 各地区の職業訓練協会ホームページから、受講講座を申請

プログラムの概要

本支援制度は、従業員である非正規雇用労働者が該当のリスキリング支援プログラムを受講し、正規雇用に転換した場合に受講料の全額が助成される制度です。

非正規雇用労働者の正規雇用化を支援する制度で、条件を満たせばプログラミングやWebデザインといったリスキリング支援プログラム(訓練コース)を無料で受講できます。

希望者にはキャリアコンサルタントによるキャリア形成支援も実施しており、従業員にとってもメリットが大きいと言えるでしょう。

なお本支援制度を実施しているのは、県内4地区(福岡・北九州・久留米・豊前)の職業訓練法人地区職業訓練協会です。

令和6年度のリスキリング支援プログラムは終了(令和6年12月時点)していますが、OA・会計・資格試験対策といった職業訓練は通年で実施しているので、チェックしてみてください。

受講料助成の対象企業

本支援制度の助成対象となるのは、非正規雇用労働者の正規雇用化を検討している企業です。具体的には以下すべての条件を満たす必要があるので、事前に確認しておきましょう。

  • 福岡県中小企業雇用環境改善支援センター​への相談実績があること
  • 福岡県内に事業所がある中小企業であること
  • 受講者が雇用保険被保険者であること
  • 受講者が当該リスキリング支援プログラム(訓練コース)を修了していること
  • 受講者(自社の従業員である非正規雇用労働者)の正規雇用化を達成した企業であること

助成を受けるには、中小企業雇用環境改善支援センター​への相談が必須となります。オンライン相談も受け付けているので、忘れずに問い合わせてください。

なお正規雇用化の確認では「正規雇用化報告書兼助成申請書」と「雇用契約書」の提出が必要です。

受講対象者

受講対象者は、上記で紹介した対象企業に属する非正規雇用労働者です。「雇用保険被保険者であること」が条件で、対象者が支援プログラムを受講し、正規雇用になった場合に受講料の全額が企業に助成されます。

正規雇用化の期限は、プログラム受講後の次年度1月末までなので注意してください。

申し込みの流れ

本支援制度の申請先は、各地区の職業訓練協会です。職業訓練協会のホームページから受講したい講座を選択し、予約を済ませましょう。

申し込みが終わったら、以下の流れで受講料が助成されます。

  1. 企業が受講料を負担し、従業員である非正規雇用労働者が当該プログラムを受講
  2. 非正規雇用労働者が正規雇用に転換
  3. 企業から職業訓練法人地区職業訓練協会へ受講料の助成を申請
  4. 要件の適合状況を確認後、期限までに企業へ受講料全額を助成 

リスキリング支援プログラムの受講料は、まず企業が全額負担しなければいけません。受講料は講座によって異なるので、予算に応じて決めると良いでしょう。

福岡半導体リスキリングセンター受講料補助金

福岡半導体リスキリングセンター受講料補助金*3は、福岡県内の中小企業を対象に同センターが実施する講座の受講料を補助する制度です。

本支援制度を上記4つの項目に分けて解説するので、以下で詳しく見ていきましょう。

助成金・補助金制度名 福岡半導体リスキリングセンター受講料補助金
助成金・補助金制度の概要 福岡半導体リスキリングセンターが実施する講座・セミナー・
e-learningの受講料を補助する制度
対象者 講座受講者の受講料を負担した中小企業かつ県内事業者
助成額 該当の講座・セミナー・e-learningの受講料全額
申請方法 講座終了後に福岡半導体リスキリングセンターへ申し込み

プログラムの概要

本制度は、福岡半導体リスキリングセンターが実施する講座・セミナー・e-learningの受講料を補助する制度です。企業技術者の人材育成を目的にしており、以下の条件を満たした場合に講座受講者の受講料の全額が助成されます。

【交付条件】

  • 期限までに受講料の支払いを行い、受講を開始(e-learning の場合は視聴開始)していること

なお、以下いずれかに該当する受講料は補助対象外となるので注意が必要です。

  • 専任のコーディネーターが各企業のご要望に応じて個別に対応する「個別企業向け講座」の受講料
  • 財団理事長が定める対象外とする講座の受講料

受講料助成の対象企業

本事業の対象企業は、講座受講者の受講料を負担した中小企業(県内事業者のみ)です。中小企業は中小企業基本法第2条第1項に規定される企業を指し、県内事業者は以下いずれかに該当する事業者を指します。

  • 福岡県内に本店(本社)を有する事業者
  • 福岡県内に事業所を有し、かつ講座受講者の勤務地が福岡県内である事業者 

また、本事業と同趣旨の補助金を利用している場合は、補助対象外となるので注意してください。 

受講対象者

受講対象者は、上記の対象企業に雇用されている従業員です。対象となる講座やセミナーは、半導体製造体験からプログラミングまで多岐にわたるので、従業員のレベルや興味に合わせて選択すると良いでしょう。

申し込みの流れ

本事業で助成を受ける流れは以下のとおりです。

  1. 受講料を支払い、講座を受講する(補助金の交付申請前に受講を完了し、修了証を取得)
  2. 交付申請および実績報告と所定の申請書を提出する
  3. 財団で審査のうえ、交付決定および額の確定が行われる(交付申請者に通知書を送付)
  4. 補助金が支払われる

交付申請に必要な書類は、必ず期限内に提出するようにしましょう。 講座受講者が受講料を負担した場合は、企業の補填が完了後に交付申請を行ってください。

なお補助金の申請は、従業員の受講完了後です。申請には講座の修了証が必要となり、受講完了後にふくおか IST e-learningからダウンロードできます。

全国一律で使用できるリスキリング支援制度

福岡県では企業向けのリスキリング支援制度が設けられていますが、全国には個人でも利用できる支援制度が多く存在します。

ここからは、全国一律で利用できるリスキリング支援制度を3つ紹介します。補助額や支給条件も簡単にまとめたので、利用できる制度がないか確認してみてください。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業*4は、経済産業省が設けている支援制度です。個人の新たなスキル・知識の習得を支援する制度で、条件を満たせば補助事業者(キャリアスクールなど)を通じて受講費用の一部を還元してもらえます。

本事業に参画している補助事業者は公式サイトから検索でき、スクールによって受講できる講座が異なります。Webデザイン・プログラミング・動画編集など多岐にわたる講座を学べるので、自分の興味に合わせて選びましょう。

また多くのスクールでは、リスキリングだけでなくキャリア相談や転職支援などのサービスも実施しています。転職までサポートしてくれるので、未経験からキャリアチェンジを目指す方にもおすすめの制度です。

なお「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助額は、最大で受講料の70%(上限56万円)となっています。還元額は、講座やスクールの受講料によって異なるので、費用対効果を見極めたうえで申請してください。

助成金・補助金制度名 リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
助成金・補助金制度の概要 経済産業省が認定した事業者からキャリア相談やリスキリング講座の受講、転職支援のサービスを受け、
条件を満たすことで最大で受講料の70%(上限56万円)の給付を受けられる制度
対象者 ・雇用主の変更を伴う転職を目指している方
・サービスへの登録時とキャリア相談対応における初回面談時に、
雇用主と雇用契約を締結している方
助成額 リスキリング講座の受講を修了した場合、 講座の受講費用(税別)の1/2相当額(上限40万円)。
その後、実際に転職して1年間継続的に転職先に就業していることを確認できる場合、
講座の受講費用(税別)の1/5相当額(上限16万円)
申請の流れ 経済産業省が認定するリスキリング講座やサービスに申し込み

教育訓練給付制度

厚生労働省が設けている教育訓練給付制度*5は、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に受講費用の一部が支給される制度です。

労働者の主体的な能力開発やキャリア形成を支援する制度で、給付金の対象となる教育訓練は以下3つの種類に分かれています。

教育訓練 訓練概要 教育訓練給付の講座指定の対象となる訓練・資格の例 補助額
専門実践教育訓練 労働者の中長期的キャリア形成に資する教育訓練 第四次産業革命スキル 習得講座 、
職業実践専門課程、専門職学位など
受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給
特定一般教育訓練 労働者の速やかな再就職及び早期のキャリア形成に資する教育訓練 登録日本語教員、宅地建物取引士資格試験、
電気主任技術者試験など
受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給
一般教育訓練 その他の雇用の安定、就職の促進に資する教育訓練 ITパスポート、簿記検定、TOEICなど 受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後

各教育訓練の対象となる講座・資格の種類は、厚生労働省が公表しているリストから確認できます。

2024年12月現在、教育訓練給付の対象となっている講座は約16,000あり、具体的な講座は講座検索システムで検索可能です。特に一般教育訓練は英語やITなど幅広い講座が対象なので、興味のある講座を見つけやすいでしょう。

申請窓口はハローワークとなるため、まずはお住まいの地域を管轄するハローワークに相談してみてください。

助成金・補助金制度名 教育訓練給付制度
助成金・補助金制度の概要 働く方の主体的な能力開発やキャリア形成を支援する補助金制度
対象者 雇用保険に加入している方(加入期間の条件有)
※ パート・アルバイトや派遣労働者の方も対象
助成額 教育訓練によって異なる
申請の流れ 教育訓練によって異なる
※専門実践教育訓練と特定一般教育訓練は、
講座の受講前に訓練前キャリアコンサルティングと受給資格確認が必要
※支給申請はお住まいを管轄するハローワークで実施

ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)

ハロートレーニング*6は、ハローワークの求職者を対象に、再就職を支援する無料の職業訓練制度です。就職やキャリアアップに必要なスキル・知識を習得でき、大きく「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」に分かれています。

訓練名 訓練概要 対象者
公共職業訓練 就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料で実施 雇用保険を受給している求職者
求職者支援訓練 就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料で実施
(一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練の受講を支援するための
給付金を受け取ることが可能)
雇用保険を受給できない求職者

雇用保険の受給の状況によって対象となる訓練が異なるため、事前にどちらに該当するか確認しておきましょう。

ハロートレーニングは、テキスト代はかかるものの無料で職業訓練を受けられるのが魅力です。職業訓練の内容は都道府県によって異なりますが、ITスキルのほか介護や自動車整備といった多様なスキルを学べます。

全国の訓練コースはハローワークインターネットサービスから検索できるため、興味のある講座がないかチェックしてみてください。公共職業訓練の訓練期間は約3ヵ月〜2年と長めなので、しっかりスキルを習得できるでしょう。

なおハロートレーニングで訓練を受講する際は、まずハローワークに求職申し込みをする必要があります。その後訓練先の面接に合格し、受講あっせんを受けなければいけないので、事前に申請の流れを確認しておくのがおすすめです。

助成金・補助金制度名 ハロートレーニング
助成金・補助金制度の概要 ハローワークの求職者を対象に、再就職に向けて必要な訓練を実施する
無料の職業訓練制度
対象者 雇用保険を受給している求職者または雇用保険を受給できない求職者
助成額 無料で受講可能(テキスト代は自己負担)
申請の流れ ハローワークにて求職申し込み→受講手続き→面接・筆記試験
→選考結果通知→受講あっせん→ハロートレーニング受講

キャリアアップ支援事業が使用できるスクール

ここからは、経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」を利用できるキャリアスクールを4つ紹介します。

開講講座やサービスはスクールによって異なりますが、条件を満たせば最大約70%の還元を受けながらスキルアップを目指せます。各スクールの特徴や講座内容を解説するので、講座選びの参考にしてください。

SHElikes(シーライクス)

SHElikes(シーライクス)は、全45以上の職種スキルを学べる女性向けキャリアスクールですWebデザインやWebマーケティングをはじめ、動画編集、広告運用、SNS運用、プログラミングなど多彩なコースが用意されており、未経験からでもキャリアチェンジを目指せます。

またSHElikesは、月に1回のグループコーチングで振り返りと学習の目標設定ができたり、受講生同士で交流できるコミュニティがあったりと、コース受講以外のサービスも利用しながら、モチベーション高くリスキリングに取り組めるのが魅力です。

「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助対象となる「レギュラープラン」では、キャリアカウンセラーによる1on1キャリアカウンセリングや書類・面接対策などの転職支援サービスを受けることもできます。

スクール・講座名 SHElikesレギュラープラン(SHE株式会社)
リスキリング講座内容
(リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業対象)
・45職種以上のWebスキル学び放題を中心とした
スキルアップのための学習サポート
・キャリアカウンセリングなどの
キャリアチンジに向けたサポート
対象者 下記条件に当てはまる方
・入会時点で企業等と雇用契約を交わしている方
・雇用主の変更を伴う転職を目指している方
(個人名義で入会される方が対象)
補助金額 ・入会時に受講料の50%早期還元
(早期還元はカウンセリングの場でご入会いただいた
初回参加時のみ適用となります。)
・SHElikes入会中かつ2027年4月30日までに
SHE株式会社が紹介した転職先へ転職し、
1年間継続勤務した場合は20%追加還元
公式サイト https://shelikes.jp/landing_pages/reskilling2024

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TechAcademy(テックアカデミー)

TechAcademyは、Web制作やアプリ開発などを学べるキャリアスクールです。プログラミングスキルを中心に学べるスクールですが、PythonやデータサイエンスのほかWebデザインのコースも用意されています。

Webデザインコースではデザインの基礎知識はもちろん、FigmaやHTML/CSS3といったスキルも習得可能です。バナー制作の実案件を受けられるので、実績作りにも役立ちます。現役のWebデザイナーによるメンターサポートもあるため、不明点があれば気軽に相談できるでしょう。

なお「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」にはWebデザインやJavaなど複数のコースが対象になっており、最大70%(56万円)のキャッシュバックを受けられます。

テックアカデミーが気になる方はこちら

スクール・講座名 TechAcademy(キラメックス株式会社)
リスキリング講座内容
(リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業対象)
Java・Webデザイン・AI・アプリ開発・フロントエンドなど
幅広いコース(セット割引あり)
対象者 転職意志のある在職者
補助金額 ・対象のコースを受講修了した時点で
受講料の50%を還元
・テックアカデミーの転職支援サービスで転職し、
1年間の継続勤務をすれば20%を追加還元
公式サイト https://techacademy.jp/benefits/reskilling

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、オンラインでプログラミングやWebデザインを学べるキャリアスクールです。WebデザインのほかAIやマーケティングといった豊富なコースが用意されており、デザイン分野ではUI/UXやWebサイト設計スキルも学べます。

現役デザイナーが指導してくれるので、最短8週間からでもWebデザインのスキルを身につけられるのが魅力です。8週間・16週間・24週間・32週間と学習期間も選べるため、ライフスタイルに合わせて学習を続けやすいでしょう。

経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象スクールで、Webデザインからマーケティングまで幅広いコースで最大56万円のキャッシュバックを受けられます。Webデザインコースでは2コースまとめて申し込みも可能で、セット割引も適用されるのでぜひチェックしてみてください。

DMM WEBCAMP が気になる方はこちら

スクール・講座名 DMM WEBCAMP(株式会社インフラトップ)
対象者 ・企業と雇用契約を結んでいる方
・カリキュラムをすべて完了させる方
・カリキュラムの課題をすべて提出し合格している方
・キャリアカウンセリング等の提供するサービスを規定の回数受講している方
対象講座 マーケティング、Webデザイン、
フロントエンド、AIコースほか
支給金額 ・コース修了後、提供される規定のサービスをすべて完了した場合に50%還元
・コース修了後に転職し、1年間継続的に転職先に就業していることを
確認できた場合に20%追加還元
公式サイト https://web-camp.io/reskilling/

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、Webクリエイターの育成を中心としたキャリアスクールです。教育事業を展開するデジタルハリウッドと制作会社のLIGが共同で運営しており、Webデザインやグラフィックデザインなどのコースが用意されています。

多くのクリエイターを輩出してきたデジタルハリウッドのカリキュラムに加え、LIGによる特別講義を受けられるのが特徴です。現役クリエイターによる講座を開講しているので、未経験からデザイナーを目指している方にも向いています。

またデジタルハリウッドSTUDIO by LIGでは、豊富な実践講座があるのも魅力です。LIGが運営するオウンドメディアを制作したりYouTubeチャンネルの画像を作ったりと、ポートフォリオ制作に役立つ実務経験を積むことができます。

通学とオンラインのハイブリッド型講座なので、仕事で忙しい社会人でも通いやすいでしょう。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGが気になる方はこちら

スクール・講座名 デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
(デジタルハリウッド株式会社と株式会社LIGの共同運営)
リスキリング講座内容
(リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業対象)
Webデザイン専攻やグラフィックデザイン講座などを含む
デザイン・動画編集のコース
対象者 下記の条件に当てはまる方
・転職などキャリアチェンジを目指している方
・企業等と雇用契約を締結している方
補助金額 ・リスキリング講座の受講を修了した場合に
受講費用の1/2相当額(上限40万円)を還元
・リスキリング講座の受講を経て実際に転職し、
その後1年間の就業を確認できた場合は、
追加で受講費用の1/5相当額(上限16万円)を還元
公式サイト https://liginc.co.jp/studioueno

福岡県のリスキリング支援制度を利用して、お得にスキルアップを目指そう

本記事では、福岡県のリスキリング支援制度を中心に、全国一律で使える制度やおすすめのキャリアスクールなどを紹介しました。

福岡県では企業向けの支援制度が設けられており、助成金を活用すれば、金銭的な負担を抑えて従業員のスキルアップを支援できます。全国の個人向け支援制度も視野に入れながら、リスキリングの方法を検討してみましょう。

女性向けキャリアスクールのSHElikesでは、Webデザインをはじめ全45以上の職種スキルを学べるコースが開講されています。キャリアアップ支援事業対象のレギュラープランでは、キャリアカウンセラーによる1on1サポートや面接対策といった転職サポートも受けられるので、未経験からキャリアチェンジを目指す方におすすめです。

定期的に無料体験レッスンを実施しているため、リスキリング支援制度の利用を検討している方はぜひ申し込んでみてください。

※引用
*1:経済産業省「リスキリングとは―DX時代の人材戦略と世界の潮流―」より

※出典
*2:非正規雇用労働者の正規雇用化に向けたリスキリング支援プログラムより
*3:福岡半導体リスキリングセンター受講料補助金より
*4:経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」より
*5:厚生労働省「人材開発支援助成金」より
*6:厚生労働省「ハロートレーニング」より

ABOUT ME
ライター 岩崎奈々
関西大学 社会学部卒業。在学中は国際協力を行う学生団体に所属し、広報やメディア発信に従事。新卒で凸版印刷株式会社に入社し、無形商材の営業を担当。フリーランスとして独立し、現在は主にインタビューライティングやSEOライティングをメインに活動中。その他メディア立ち上げやコンテンツ運営も実施。
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。