「女性で年収600万円は実際に目指せるの?」「年収600万円を稼ぐ女性はどのくらいいるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。年収600万円は女性全体で見ると決して多くはないものの、職種や業界、働き方によっては十分に実現可能な水準です。
この記事では、年収600万円を稼ぐ女性の割合や目指しやすい職業、達成するためのポイントを解説します。女性が年収600万円を目指す難易度についてもわかりやすく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
女性で年収600万円を稼ぐ人の割合はどのくらい?
年収600万円は女性全体のなかでは決して多くありませんが、業界や職種、キャリアの積み重ね方によっては十分に実現可能な水準です。
まずは女性の年収600万円の割合や年代別の傾向から、女性が年収600万円を目指す難易度を見ていきましょう。
年収600万円超の女性は全体のわずか約8.3%
国税庁の「令和5年分 民間給与実態統計調査」をもとに集計すると、年収600万円を超える女性は給与所得者全体の約8.3%です*1。つまり、女性の約12人に1人しか到達していない計算になります。
年収600万円超〜700万円以下の女性は3.4%、700万円超〜800万円以下は1.9%となっています*1。
20代・30代・40代|年代別の割合
女性の年収は年代によって大きく変化します。dodaの調査によると、女性の世代別平均年収は以下のとおりです*2。
▼女性の平均年収
| 年齢 | 平均年収 |
| 20代 | 約341万円 |
| 30代 | 約393万円 |
| 40代 | 約421万円 |
| 50代 | 約441万円 |
▼年収600万円以上の女性の割合
| 600万~700万円未満 | 700万~800万円未満 | 800万~900万円未満 | 900万~1000万円未満 | 1000万円以上 | |
| 20代 | 1.9% | 0.5% | 0.2% | 0.1% | 0.1% |
| 30代 | 5.5% | 2.1% | 1.1% | 0.5% | 0.6% |
| 40代 | 6.6% | 3.7% | 2.1% | 1.0% | 1.8% |
| 50代 | 7.4% | 4.1% | 2.8% | 1.6% | 3.4% |
経験や専門性、マネジメント経験が評価される30代から40代にかけて、年収600万円へ近づくケースが多いといえるでしょう。
年収600万円女性に多い業界・職種の傾向
年収600万円を超える女性には、専門性が高い職種や大企業勤務の方が多い傾向があります。たとえばIT・Web業界のエンジニアやWebディレクター、データサイエンティストなどは、実力次第で年収600万円以上を目指しやすい職種です。
また、金融・メーカー・商社などの大企業で総合職や管理職として働く女性は年収600万以上を超えるケースも。ほかにも薬剤師や看護師長などの医療系専門職、税理士や公認会計士などの士業、フリーランスとして活躍するクリエイターやコンサルタントも年収600万円に到達しやすい職種といえます。
専門スキルやマネジメント経験を積むことが、高収入への近道になるといえるでしょう。
年収600万円の手取りと生活レベル
年収600万円だとどのような生活を送ることができるのだろうかと、気になる方も多いでしょう。
年収600万円の手取り額と生活レベルの目安について見ていきましょう。
年収600万円の手取り目安
年収600万円の場合、手取り額はおおよそ460万〜480万円程度になるケースが一般的です。月額に換算すると、ボーナスがある方の手取りは約28万〜32万円前後が目安になります。扶養家族の有無や居住地、各種控除によって実際の金額は異なります。
所得税や住民税、健康保険料、厚生年金保険料などが差し引かれるため、手取りは年収の約75〜80%程度です。
年収600万円の生活費シミュレーション
年収600万円で手取り月収約38万円の女性一人暮らしの生活をシミュレーションしてみます。総務省「家計調査」の単身世帯データをもとにすると、平均的な支出は、食費49,321円、水道光熱費13,333円、交通・通信費19,334円、教養娯楽費21,173万円となっています*3。
家賃を10万円程度に設定したとしても、毎月5〜10万円程度を貯蓄や資産形成に回せる可能性があります。旅行や趣味を楽しみながら将来への備えも進めやすく、生活レベルとしては「大きな贅沢はできないものの、金銭的な余裕を感じやすい水準」といえるでしょう。
女性が年収600万円を目指せる職業例
同じ職種でも企業規模や経験年数によって収入は変わりますが、比較的年収600万円以上を目指しやすい職種は存在します。
女性が年収600万円を実現しやすい代表的な職業や役職を紹介します。
プロダクトマネージャー
プロダクトマネージャーは、サービスやプロダクトの企画・開発・改善を統括する職種です。市場調査や開発チームとの調整、事業戦略の立案など幅広い業務を担います。IT業界を中心に需要が高まっており、経験を積むことで年収600万円以上を目指しやすい仕事の一つです。
特にSaaS企業やITベンチャーでは高い報酬が設定されることも少なくありません。企画力やコミュニケーション力を活かしたい女性にも向いている職業といえるでしょう。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、システム開発やサービス導入などのプロジェクト全体を管理する仕事です。スケジュールや予算、人員の管理を行いながら、プロジェクトを成功へ導きます。
責任が大きい分、給与水準も比較的高い傾向があります。特にIT業界では経験豊富なプロジェクトマネージャーへの需要が高く、30代後半から40代で年収600万円を超えるケースも珍しくありません。マネジメント経験を積みたい方におすすめの職業です。
ITエンジニア
ITエンジニアは、女性が年収600万円を目指しやすい職業の代表例です。システム開発やアプリ開発、クラウド構築など専門性の高いスキルが求められるため、経験を積むほど市場価値も高まります。
たとえば、バックエンドエンジニアやクラウドエンジニア、AIエンジニアなどは高年収を狙いやすい職種です。リモートワークが可能な企業も多く、ライフイベントと仕事を両立しながらキャリアアップを目指しやすい点も魅力といえます。
経営・戦略コンサルタント
経営・戦略コンサルタントは、企業の課題解決や成長戦略の立案を支援する専門職です。高度な分析力や論理的思考力が求められますが、その分給与水準も高い傾向があります。特に大手コンサルティングファームでは、若手のうちから年収600万円を超えるケースもあります。
ハードワークになりやすい一方で、ビジネススキルを大きく伸ばせる職業です。将来的に独立や起業を目指す方にも選ばれています。
専門職(医師・薬剤師・公認会計士・弁護士)
資格を活かして働く専門職も、年収600万円を実現しやすい職業です。特に医師は年収1,000万円を超えるケースも多く、薬剤師も勤務先によっては年収600万円以上を目指せます。また、公認会計士や弁護士などの士業も高収入が期待できる仕事です。
資格取得までに時間や費用はかかりますが、一度専門性を身につければ長期的に活躍しやすいという強みがあります。
外資系・大手企業の管理職
同じ職種であっても、企業規模や役職によって年収は大きく変わります。外資系企業や大手企業で管理職として働く女性は、年収600万円以上に到達しやすいといえます。
たとえば、経営企画やマーケティング、人事、法人営業などの職種でも、マネージャークラスになると年収600万円を超えるケースも。女性管理職の登用を積極的に進める企業も増えており、キャリアアップによって収入向上を目指せる環境が広がっています。
公務員
教員や自治体職員などの公務員は、勤続年数が長くなるほど年収が上がります。40~50代で年収600万円に到達することもあります。女性でも高収入を得やすく、倒産リスクも考える必要がなく、産休・育休も取得しやすいため、安定して働き続けたい女性には良い選択肢といえるでしょう。

女性が年収600万円に到達する難易度|現実とハードル
女性が年収600万円を目指すことは十分可能ですが、誰でも自然に到達できるわけではありません。実際には、昇進や働き方、業界選びなどさまざまな要素が収入に影響します。
女性が年収600万円を目指す際に知っておきたい現実とハードルについて解説します。
女性が直面する3つの壁(昇進機会・ライフイベント・業界選択)
女性が年収600万円を目指す際には、いくつかの壁に直面することがあります。まず挙げられるのが昇進機会です。管理職になることで収入が大きく上がる企業は多いものの、女性管理職の割合はまだ十分とはいえません。
また、出産、育児といったライフイベントによるキャリアのブランクも、キャリア形成に影響を与える場合があります。さらに、IT業界や金融業界など、年収の高い業界は男性比率が高い場合もあり、「女性では難しいのでは」とハードルの高さを感じてしまうケースもあるようです。
年収600万に届きやすいキャリアパターンの共通点
年収600万円を実現している女性には、いくつかの共通点があります。まず、専門性を高めているケースが多く見られます。たとえばITエンジニアやマーケター、コンサルタントなど、市場価値の高いスキルで高い専門性を身につけている人は収入も上がりやすい傾向です。
また、転職によって年収アップを実現している人も少なくありません。自分の経験やスキルを評価してくれる環境へ移ることで、収入を伸ばしています。さらに、管理職やプロジェクトリーダーなど、マネジメント経験を積んでいることも共通する特徴の一つです。
未経験・専門資格なしから年収600万円に近づくキャリア戦略
女性が年収600万円を目指す難易度は決して低くないものの、キャリアの積み重ね方によって十分に近づくことは可能です。
未経験や専門資格なしからでも実践しやすいキャリア戦略を紹介します。
成長市場で専門性を磨く
年収を伸ばしたい場合は、まず市場価値の高いスキルを身につけることが重要です。特にIT、Webマーケティング、データ分析、AI関連などの成長市場では、需要が高く、経験を積むことで収入アップにつながりやすい傾向があります。
たとえば未経験からWebマーケターやWebデザイナーとしてキャリアをスタートし、数年かけて専門性を高める道もあります。今後も需要が見込まれる分野でスキルを磨くことは、年収600万円への近道の一つといえるでしょう。
マネジメント経験で年収レンジを引き上げる
同じ職種でも、プレイヤーからマネジメント層へステップアップすることで年収が大きく変わることがあります。また、部下の育成やプロジェクト管理の経験は転職市場でも評価されやすいポイントです。専門スキルに加えてマネジメント経験を積むことで、年収600万円を目指せる可能性はさらに高まります。
本業×副業・フリーランスで複線的に稼ぐ
近年は、本業だけでなく副業やフリーランスの仕事を組み合わせて収入を増やす働き方も広がっています。会社員として働きながら、ライターやデザイナー、SNS運用などの仕事を副業で請け負うケースです。
本業の年収が500万円だったとしても、副業収入が年間100万円あれば年収600万円に到達できます。将来的に独立を考えている方にとっても、まずは副業で実績を積むことが有効な選択肢といえるでしょう。
転職で年収レンジの高い業界へ移る
現在の業界や会社では昇給に限界がある場合、転職によって収入アップを目指す方法もあります。特にIT業界やコンサルティング業界、金融業界などは比較的給与水準が高く、同じスキルでも年収が大きく変わることがあります。
たとえば、事務職からIT業界のカスタマーサクセスやWebマーケティング職へキャリアチェンジし、年収アップを実現する方も少なくありません。女性が難易度の高い年収600万円を目指すためには、給与水準が高い環境を選ぶ視点も大切です。

未経験から市場価値を高めるならSHElikes
年収600万円を目指すうえで大切なのは、今よりも市場価値を高めることです。未経験から新しい仕事に挑戦したい方におすすめなのが、女性向けキャリアスクールSHElikesです。
SHElikesの特徴を紹介します。
Web関連スキルのかけ合わせで市場価値をアップ
SHElikesは、Webデザインやライティング、Webマーケティング、動画編集など、全50以上の職種スキルが学べる女性向けキャリアスクールです。ひとつのスキルだけでなく、複数のスキルを組み合わせながら学べるため、自分の強みを広げやすい特徴があります。
たとえば、Webデザインとマーケティングを学んだり、ライティングとSNS運用を組み合わせたりすることで、複数スキルを持った希少性の高い人材を目指すことが可能です。未経験からでも段階的に学習を進められるため、キャリアチェンジを目指したい方や、将来の選択肢を増やしたい方におすすめです。
副業で収入の柱を増やすことも可能
SHElikesではスキル習得だけでなく、実際の案件に挑戦する機会やキャリアサポートも用意されているため、学んだことを仕事につなげやすい環境が整っています。
ライティングやデザイン、SNS運用などは未経験から始めやすく、本業と両立しながら経験を積める仕事です。将来的にフリーランスとして独立したい方にとっても、第一歩を踏み出しやすいでしょう。

SHElikesで年収アップを実現した事例
実際にSHElikesで学びながらキャリアチェンジを実現し、大幅な年収アップを実現した方を紹介します。
- 年収270万円UPを叶えた21歳のキャリア逆転ストーリー〜2ヶ月半でフリーマーケター・動画編集者に〜|莉央奈さん
- 自信が持てなかった「何でも屋」から、強みを生かして年収100万UPでマーケター・Webディレクターへ!夫婦でコーヒー店オープンも実現!|ゆるみさん
年収270万円UPを叶えた21歳のキャリア逆転ストーリー〜2ヶ月半でフリーマーケター・動画編集者に〜|莉央奈さん
エンジニアとして働いていた莉央奈さんは、仕事中心の毎日に「このまま20代を終えるのはもったいない」と感じ、新しい強みを身につけるためSHElikesに入会しました。入会後は、SNSマーケティングや動画編集を中心に学習。実際の案件に挑戦できる制度を活用し、1日40件の案件に応募するという圧倒的な行動量を大切にしていたといいます。
また、受講生が運営するイベントにもほぼすべて参加し、視野を拡げていったそう。その結果、わずか2ヶ月半でフリーランスのSNSマーケター・動画編集者として独立。未経験から案件獲得にも成功し、年収は270万円アップしたそうです。

自信が持てなかった「何でも屋」から、強みを生かして年収100万UPでマーケター・Webディレクターへ!夫婦でコーヒー店オープンも実現!|ゆるみさん
ゆるみさんは、フリーランスとしてさまざまな仕事を請け負う中で、「自分ならではの強みがわからない」「何でもできるけれど専門性がない」と悩んでいました。そこでSHElikesに入会し、マーケティングやWebディレクションを中心に学習。
多彩なコースを受講しながら、自分の得意分野やこれまでの経験を棚卸しし、キャリアの方向性を明確にしていきました。さらに、グループコーチングを通じて目標を整理し、SHElikesの案件紹介サービス「SHE WORKS」も活用しながら実務経験を積んだことで、マーケター・Webディレクターとしての専門性を確立。
結果として年収は100万円アップし、夫婦で長年思い描いていたコーヒー店のオープンも実現したそうです。

女性でも年収600万円は目指せる!自分に合ったキャリア戦略を考えよう
女性で年収600万円を達成している人の割合は、多いとはいえません。しかし、専門性の高いスキルやマネジメントスキルを身につけたり、給与水準の高い業界へ転職したりすることで、十分に実現可能です。
未経験や資格がないからといって諦める必要はありません。成長市場でスキルを身につける、副業で収入源を増やすなど、年収600万円に近づく方法はさまざまです。大切なのは、「今の延長線上だけで考えないこと」。自分の強みや興味を活かしながら市場価値を高めていくことで、理想の働き方や収入に近づきやすくなります。
SHElikesでは、Webデザインやマーケティング、ライティングなど、キャリアアップやキャリアチェンジにつながるスキルを学ぶことができます。年収アップを目指したい方や、場所や時間にとらわれない働き方に興味がある方は、ぜひSHElikesの無料体験レッスンに参加してみてください。
※出典
*1:国税庁|令和5年分 民間給与実態統計調査より
*2:doda | 女性の平均年収ランキング 年齢別・年代別【最新版】(20代、30代、40代、50代以上)より
*3:統計局|家計調査報告 〔 家計収支編 〕 2025年(令和7年)平均結果の概要 | 総務省統計局統計調査部より




