海外移住に憧れがあるものの、「どの国がいいんだろう」「移住先ですぐに仕事を見つけられるだろうか」など、疑問や不安によって一歩を踏み出せないという方もいるでしょう。
この記事では、海外移住を考えている方に向けて、海外移住のメリット・デメリットや海外移住を実現する方法、おすすめの移住先、必要な準備、海外移住と相性が良いスキルなどを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
知っておきたい海外移住のメリット・デメリット
海外移住を考える際には、メリットとデメリットを理解したうえで検討することが大切です。それぞれ詳しく解説します。
海外移住のメリット
海外移住のメリットは、価値観や視野の拡大、言語スキルの向上や自己成長、キャリアチャンスの拡大など、多岐にわたります。多様な文化や価値観に触れることで視野が拡大し、人生の選択肢を大きく広げることにもつながるでしょう。
また、「温暖な気候の地域でリラックスした暮らしがしたい」「物価の安い地域でゆとりをもって生活したい」など、希望に合う移住先を選べば、理想の暮らしを実現することも可能です。憧れの場所での生活は、人生を豊かにしてくれるでしょう。
さらに、国際的なネットワークを築けたり、グローバルなビジネススキルを身につけたりなど、キャリアアップの機会が広がることも期待できます。
海外移住のデメリット
海外移住には多くの魅力やメリットがある反面、言葉や文化の壁、現地での就職の難しさ、社会保障や医療制度の違いなど、さまざまな問題に直面することがあります。たとえば、現地の言語や文化に慣れるまでは、コミュニケーションがうまくいかず、孤独感やストレスを感じることもあるでしょう。
思わぬ生活習慣の違いで重大なトラブルに発展する可能性もあります。また、日本のような質の高い医療を気軽に受けられない場合や、税金・社会保障の複雑さに悩まされる場合もあります。
さらに、日本に比べて治安の悪い地域も多く、安全のために日常生活の自由度が制限される場合もあるでしょう。メリット・デメリットを認識したうえで「海外移住を実現したい」と考える場合は、移住後に収入を確保する方法を決めておく必要があります。
以下の記事では、住む場所に縛られない自由な働き方を実現する方法を解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

海外移住を実現する主な方法
海外移住を実現する主な方法は、以下の3つです。
それぞれの方法について解説します。
デジタルノマド・フリーランス
デジタルノマドとは、IT技術を活用して好きな場所で自由に働くスタイルで、自営業やリモートワークの会社員など、働き方はさまざまです。働く場所を問わないため、世界中を旅しながら働くこともできます。
特定の企業や組織に属さず個人で活動するフリーランスは、IT・Web系などオンラインで完結する職種であれば、海外移住も可能です。

現地就職・海外駐在
現地就職とは、移住先の現地企業に直接雇用されることを指します。給与は現地水準となります。国や職種を自由に選択できるため、生活拠点にこだわりたい場合に適しているといえるでしょう。
海外駐在とは、日本の企業に雇用された状態で海外の支店や現地法人に派遣され、一定期間現地で勤務することを指します。給与は日本水準で、さらに海外手当が加算されることが一般的です。ただし、駐在期間終了後は原則帰国となり、駐在先も会社都合となるため、長く好きな国に定住したい場合には不向きです。
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーとは、日本と協定を結んだ国・地域が、相手国の若者に対し、休暇を過ごすことを主な目的に長期滞在を許可する制度です。滞在中の生活費を補うための就労や語学学習が認められます。国・地域によって異なるものの、一般的には対象年齢は18〜30歳、滞在期間は原則1年となっています。
海外旅行や留学と違い、働くことと学ぶことが両立でき、現地の文化や生活を体験しながら語学力向上やキャリア形成を叶えられるでしょう。
日本人におすすめの海外移住先例
日本人におすすめの海外移住先は、たとえば以下の5つがあります。
それぞれの移住先について特徴を解説します。
フィリピン
フィリピンは永住ビザの取得が比較的簡単で、日本人からも移住先として注目を集めています。永住ビザの中でも「特別居住退職者ビザ(SRRV)*1」はメリットが多く、40歳以上で取得可能で、現地での就労も可能です。
フィリピンは年間を通して温暖な気候で、リゾート地や美しい島々などでの観光も楽しめます。治安は日本に比べると危険度が高い地域もありますが、人気観光地や留学地は比較的安全であるといわれています。
物価は上昇傾向にあるものの生活費は日本と比べて安く、日本食材店や日本食レストランもあるため、食生活には困らないでしょう。
ベトナム
ベトナムは物価が安く、親日的な国民性が魅力です。経済成長の影響で物価が上昇傾向にあるものの、日本に比べると生活費が安価なため、限られた予算でも快適な生活を送れます。治安も東南アジアの中では比較的安定しているといわれています。
また、ベトナムでは仕事より家族を優先する文化が浸透しているため、ワークライフバランスを重視したい場合にもおすすめです。日本人が3ヶ月以上ベトナムで就労する場合は、「就労ビザ」と「労働許可証」が必要です。初めて就労ビザを取得する際は、商用ビザでベトナムに入国し、労働許可証を取得後に現地で就労ビザに切り替えます。
スペイン
スペインは年間を通して温暖な地中海性気候で、豊かな食文化や歴史ある街並み、世界的にも高水準な医療制度や教育制度などが魅力です。物価もヨーロッパの中では比較的安く、日本と同程度、または安い傾向にあります。
就労ビザは取得が難しい傾向にありますが、非営利活動居住ビザ(就労などの職業活動を伴わない滞在のためのビザ)は比較的取得しやすいとされています。近年は新しく導入された「デジタルノマドビザ」に注目が集まっており、取得すれば最長5年間滞在が可能です。
カナダ
カナダは移民が多く多文化共生社会であるため、多様性が尊重される文化が根付いています。先進国の中でも治安が良い点や、医療制度や教育制度が高水準な点なども魅力です。ただし、物価は日本よりもやや高めの傾向です。
カナダは移民受け入れに積極的で、他国と比べて永住権が取りやすいといわれています。就労ビザは、職種や申請方法によって取得の難易度が異なります。
オーストラリア
オーストラリアは、多民族国家であり、多様な文化が受け入れられやすい風潮があります。また、温暖な気候で自然災害も少なく、治安も比較的良いとされており、過ごしやすい環境も魅力です。物価は日本と比べて高い傾向にありますが、最低賃金や平均年収も高い傾向にあります。
就労ビザは取得の難易度が高い傾向にありますが、就労ビザ保有者の永住権への移行は基準が緩和されています。
海外移住先を選ぶ際のチェックポイント
海外移住先を選ぶ際には、以下の6つのポイントについて確認しておくことが大切です。
それぞれのチェックポイントについて解説します。
ビザの取りやすさ・滞在条件
海外移住には、目的に応じた適切なビザの取得が必須であるため、ビザが取りやすいかどうかが重要なポイントのひとつです。ビザの取得条件や申請方法、申請にかかる期間などは国によって異なるため、事前に確認しておくことが大切です。
また、取得するビザの種類に応じた滞在条件もしっかりと確認しておきましょう。たとえば、就労ビザであれば、現地企業からの内定や、特定の専門的スキル・学歴などが求められる場合が多くなっています。
必要な生活費
海外移住では、移住先での生活費がどの程度必要になるかをしっかりと想定しておくことが大切です。現地での収入に対して、家賃や食費などの生活費がどの程度かかるのか、現地の物価状況を踏まえて具体的にシミュレーションしておきましょう。
また、国によって保険や医療制度も大きく異なるため、一般的にどの程度費用がかかるのかについても調べておくのが大切です。また、同じ国内でも都市部と地方とでは住居費や生活費に差がある場合もあるため気をつけましょう。
治安の良さ
治安のレベルは国・地域によって大きく異なるため、まずは「外務省 海外安全ホームページ」で、最新の危険情報を確認することが大切です。スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が発生しやすい地域から、テロや暴動の可能性のある地域まで、危険度はさまざまです。
移住先を検討する際には、なるべく治安の良い地域で、日本人が多く居住するエリアを選択するとよいでしょう。
医療レベル
医療レベルは国によって大きく異なるため、現地の医療情報を十分に収集しておくことが大切です。施設の充実度や技術レベル、医療費など、移住を検討する国の特徴を十分に調べておきましょう。
たとえば、アメリカは医療技術は最先端であるものの、費用は高額になる傾向にあります。また、カナダは公的医療制度が無料である反面、専門医の受診や検査、手術までに多くの日数を要する傾向にあります。
気候・ライフスタイルの相性
自分にとって住みやすい国であるかどうかは、気候やライフスタイルの相性が重要なポイントです。日本のように四季がある国ばかりではなく、年間を通して温暖な気候の地域もあれば、雨季・乾季がある地域、昼夜で寒暖差の激しい地域など、特徴は大きく異なります。
実際に生活することを想定して、気候の特徴を理解しておきましょう。また、食文化や住環境、生活リズム、挨拶の習慣など、国や地域によってライフスタイルにどのような特徴があるのかを知ることも大切。ライフスタイルが自分に合うのかなども十分に検討しましょう。
通じる言語
国や地域によって、通じる言語が大きく異なります。特に、公用語は何語なのか、複数の言語が使われている場合はどのような種類があるのかなど、実態をしっかりと調べておきましょう。
スムーズに移住を開始するなら、自身が得意な言語が通じる国を選ぶとよいでしょう。
海外移住に向け必要な準備
スムーズに海外移住を始めるためには、以下の5つの準備をしておくことが大切です。
それぞれについて解説します。
移住先の国・都市をリサーチ
まずは、移住先の国・都市について細かくリサーチをしましょう。公用語や気候、食生活、生活習慣、治安など、実際に生活することを具体的にイメージしながら国・都市の特徴を調べることが大切です。
また、現地での生活は公共交通機関が中心なのか、車が必要なのかについても調べておきましょう。
仕事を獲得するためのスキル習得
何もスキルがないままでは、現地で仕事を獲得できないかもしれません。そこで、海外移住の際には、場所を問わずに働けるスキルを身につけておくのがおすすめです。特に、Web系のスキルを身につければ、リモート案件を獲得しやすくなります。
具体的には、WebデザインやWebマーケティング、動画編集、プログラミング、ライティングなど、さまざまな種類があります。日本にいるうちに、興味のあるスキルを身につけておくとよいでしょう。
語学力の習得
仕事で英語が必要な場合は、かなり高い英語力が求められます。英語力が足りないと、細かなニュアンスが伝わらなかったり、誤解を招いてしまったりすることもあるため、移住前からしっかりと準備しておくことが大切です。
また、英語がある程度通じるとしても、現地の言葉でコミュニケーションをとれるかどうかで現地の人々からの印象が異なります。移住前の準備として、日常会話程度はできるように勉強しておきましょう。
ビザ・パスポート・公的手続き
海外移住に向けて、移住の目的に応じたビザの取得が必要です。移住先の国やビザの種類によって必要な手続きは異なりますが、一般的には書類審査や在日大使館での面談などいくつかのステップを踏む必要があります。場合によっては数ヶ月程度かかるケースもあるため、早めに準備を始めることが大切です。
また、パスポートの有効期限を確認し、必要に応じて更新しておきましょう。海外転出届などの公的手続きについても確実に済ませておくことが大切です。
お金・生活インフラの準備
移住の前に、渡航費や引越費用、住居費などの初期費用と、移住後2〜3か月分の生活費を用意しておきましょう。急な出費にも対応できるように、余裕をもって用意しておくと安心です。
また、住居が決まったら、ネット環境や電気・水道などの生活インフラの手続き方法も確認しておきましょう。海外対応のクレジットカードの用意や現地銀行口座の開設など、現地での生活がスムーズに開始できるように準備しておくことが大切です。

海外移住と相性が良いスキル例
海外移住と相性が良いスキルには、たとえば以下の4つがあります。
それぞれのスキルについて解説します。
Webデザイン
Webデザインのスキルを習得すれば、Webデザイナーとして企業のWebサイトやECサイト、アプリなど、さまざまなデジタルコンテンツのデザインに携われるようになります。具体的に必要なスキルは、Webサイトのデザインやコーディング、UI/UX設計、デザインツールを使いこなすスキルなどです。
Webデザイナーは、フリーランスや副業など、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方を選択できるため、フルリモート案件であれば海外で仕事をすることも可能です。
Webマーケティング
Webマーケティングのスキルを習得すれば、自社商品・サービスのWebマーケティングを担当したり、クライアントのWebマーケティングを支援する仕事を担当したりできるようになります。Webマーケターとして働くためには、広告運用やSEO、コンテンツ制作、SNS運用など、専門的な知識や技術が求められます。
Webマーケターの仕事は、テレワークが浸透している企業も多く、柔軟な働き方が可能なケースが多いです。フリーランスや副業として活躍することも可能なので、海外移住とも相性の良いスキルであるといえます。
動画編集
動画編集スキルを習得すれば、YouTubeや動画配信プラットフォーム向けの動画制作、企業のプロモーション動画や商品紹介動画の制作などに携われるようになります。動画編集者として働くためには、カット編集や構成・ストーリー作成、テロップ挿入、BGMや効果音などの音響編集、エフェクト追加など、幅広い知識とスキルが必要です。
海外移住して働くのであれば、フリーランスとして動画編集案件を受注する働き方がおすすめです。
プログラミング
プログラミングスキルを習得すれば、プログラマーやシステムエンジニア、AIエンジニア、データサイエンティストなど、IT業界のさまざまな分野で活躍できます。具体的に必要なスキルは、プログラミングコードを作成するスキルや、プログラムのエラーを発見し原因を特定して修正するスキル、論理的思考力や問題解決能力などです。
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※出典
*1:フィリピン共和国大使館|その他のビザ・カテゴリーとビザの延長についてより




