リスキリング補助金はいつから使える?代表的な個人向け制度とスクールを紹介

リスキリング補助金はいつから使える?代表的な個人向け制度とスクールを紹介

デジタル技術の急速な発展に伴い、世界中で「リスキリング」への注目が集まっており、近年では日本政府も積極的に推進しています。こういった動きから、さまざまな補助金制度が整備され、それらを使えば金銭的な負担を抑えてリスキリングに取り組めるようになりました。

しかし、補助金制度によって、さまざまな利用条件があるため「補助金はいつから使えるの?」と疑問に感じている方も多いでしょう。

そこで本記事では、リスキリング向け補助金はいつから使えるのか、代表的な個人向け制度別に詳しく解説します。各補助金制度の対象者や給付条件のほか、個人でのリスキリングにおすすめのスクールも紹介するのでぜひ参考にしてください。

リスキリングが推進されている理由は?

リスキリングとは、技術革新や働き方の多様化といった社会の変化に伴い、新たな業務に適応するために必要なスキルや知識を学び直すことを指します。

近年ではAIやデジタル技術の発展が急速に進んでおり、従来のスキルでは対応できない業務や分析を求められる場面も増えてきました。変化が激しい社会において活躍し続ける人材になるには、新たな技術に対応できる知識やスキルの習得が必要です。時代に合ったスキルを習得すれば市場価値が高まり、柔軟なキャリア形成が可能になるでしょう。

また、企業にとっても絶えず変化するビジネス社会で競争力を維持するためには、新たな技術に対応できる人材の確保が欠かせません。このように、リスキリングは個人や企業の成長を支える重要な取り組みと位置付けられており、今後もさらに需要が高まると考えられます。

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個人のリスキリング向け補助金・給付金制度まとめ いつから使えるのか、対象者を解説

キャリアアップにも有効なリスキリングですが、多額の費用がかかることから取り組みをためらう方もいるのではないでしょうか。リスキリングのコストを抑えたいなら、補助金・給付金制度を利用するのがおすすめです。

経済産業省や厚生労働省では、以下のような個人向けの補助金制度を設けており、条件を満たせば給付を受けながらリスキリングに取り組めます。

それぞれ対象者や給付条件が異なるため、申請前に該当しているか確認することが大切です。ここからは、各補助金制度をいつから使えるのか、詳細情報を交えて解説します。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業

「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」*1は、個人のリスキリング推進を目的として経済産業省が設けている補助金制度です。経済産業省が事前に採択した補助事業者(キャリアスクールなど)を対象に、政府が対象経費を補助します。

個人は本事業の直接的な補助対象ではありませんが、条件を満たせば補助事業者を経由して受講費用の一部を還元してもらえる仕組みです。補助対象となっているキャリアスクールによって、デザイン・マーケティング・語学・医療系専門分野など、学べるスキルは異なりますが、基本的には以下のサービスを受けられるようになっています。

  • キャリア相談:キャリアコンサルタントへのキャリア相談が可能(キャリアの棚卸しやキャリアゴールの設定、スキルの棚卸し、個人に適したリスキリング講座の検討サポート含む)
  • リスキリング:キャリア相談の結果を踏まえて、リスキリング講座を受講
  • 転職支援:転職に向けた伴走支援や職業紹介

転職支援まで一気通貫でサポートしてもらえるので、コストを抑えてキャリアチェンジをしたい方にとっては魅力的な制度でしょう。

助成金・補助金制度名 リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業
助成金・補助金制度の概要 経済産業省が認定した事業者からキャリア相談やリスキリング講座の受講、転職支援のサービスを受け、
条件を満たすことで最大で受講料の70%(上限56万円)の給付を受けられる制度
対象者 ・雇用主の変更を伴う転職を目指している方
・サービスへの登録時とキャリア相談対応における初回面談時に、
雇用主と雇用契約を締結している方
助成額 リスキリング講座の受講を修了した場合、 講座の受講費用(税別)の1/2相当額(上限40万円)。
その後、実際に転職して1年間継続的に転職先に就業していることを確認できる場合、
講座の受講費用(税別)の1/5相当額(上限16万円)
申請の流れ 経済産業省が認定するリスキリング講座やサービスに申し込み

対象者

「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象者は、経済産業省によって事前に採択された補助事業者です。補助事業者から個人が給付金を受けるには、以下の要件を満たす必要があります。

〈対象者の要件〉

  • 補助事業者のサービス現在時、企業と雇用契約を締結しており、雇用主の変更を伴う転職を目指している方
  • サービスへの登録時とキャリア相談対応における初回面談時に、雇用主と雇用契約を締結している方

経営者や個人事業主など企業と雇用契約を結んでいない方は対象外です。また転職を目的とせず、リスキリングのみが目的の場合も支援対象とならないので注意しましょう。

2023年に本格的に始まった「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」ですが、いつから利用できるかはリスキリング講座を受けるスクールによって異なります。多くのスクールで予算が達し次第終了となるので、検討している場合は早めに申し込むのがおすすめです。

給付条件

「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」では、対象者が補助事業者のサービスを使ってリスキリングを行い、以下の条件を満たした場合に受講費の還元を受けられます。

〈給付条件〉

  • リスキリング講座の受講を修了した場合:講座の受講費用(税別)の1/2相当額(上限40万円)
  • 講座を経て実際に転職し、1年間継続的に転職先に就業していることを確認できた場合:講座の受講費用(税別)の1/5相当額(上限16万円)

補助率は一定ですが、受講費用は補助事業者が提供する講座によって異なります。上限が設定されていることで負担軽減の割合・還元される金額に違いが出るため、自分にとって費用対効果が高いと感じる講座を受けると良いでしょう。

教育訓練給付制度

教育訓練給付制度*2は、厚生労働大臣が指定する教育訓練を終了した際に、ハローワークから受講費用の一部が支給される制度です。

働く方の能力開発やキャリア形成支援を目的としており、給付金の対象となる教育訓練は、内容やレベルに応じて以下3つの種類に分かれています。

教育訓練 訓練概要 教育訓練給付の講座指定の対象となる訓練・資格の例 補助額
専門実践教育訓練 労働者の中長期的キャリア形成に資する教育訓練 第四次産業革命スキル 習得講座 、
職業実践専門課程、専門職学位など
受講費用の50%(年間上限40万円)が訓練受講中6か月ごとに支給
特定一般教育訓練 労働者の速やかな再就職及び早期のキャリア形成に資する教育訓練 登録日本語教員、宅地建物取引士資格試験、
電気主任技術者試験など
受講費用の40%(上限20万円)が訓練修了後に支給
一般教育訓練 その他の雇用の安定、就職の促進に資する教育訓練 ITパスポート、簿記検定、TOEICなど 受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後

医療・福祉関係から情報関係まで幅広い資格・試験が対象となっており、大学や専門学校の講座も給付対象となります。より詳しい対象資格・試験を知りたい方は、厚生労働省が公表するリストから確認してみましょう。

なお2024年11月現在、教育訓練給付の対象として厚生労働大臣の指定を受けている講座は約16,000あり、各教育訓練によって給付率が異なります。オンラインや夜間・土日に受講できる講座もあるので、働きながらリスキリングに取り組めるのが魅力です。

助成金・補助金制度名 教育訓練給付制度
助成金・補助金制度の概要 働く方の主体的な能力開発やキャリア形成を支援する補助金制度
対象者 雇用保険に加入している方(加入期間の条件有)
※ パート・アルバイトや派遣労働者の方も対象
助成額 教育訓練によって異なる
申請の流れ 教育訓練によって異なる
※専門実践教育訓練と特定一般教育訓練は、
講座の受講前に訓練前キャリアコンサルティングと受給資格確認が必要
※支給申請はお住まいを管轄するハローワークで実施

対象者

教育訓練支援給付金は、以下の1・2いずれかの対象要件を満たした場合に受け取ることができます。

〈対象者〉

  1. 厚生労働大臣が指定した教育訓練の受講を開始した日において、雇用保険の一般被保険者である方のうち、支給要件期間が3年以上ある方
  2. 受講開始日において一般被保険者でない方のうち、一般被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)以降、受講開始日までが1年(適用対象期間の延長が行われた場合には最大4年)以内であり、かつ支給要件期間が3年以上ある方

教育訓練給付制度は1998年に創設された制度で、雇用保険法の改正によって2024年から給付率が引き上げられました。いつから利用するかは個人の自由ですが、支給申請の期限は以下のように定められているので注意が必要です。

【次のいずれかの日の翌日から1ヵ月以内】

  • 専門実践教育訓練:受講開始日から6か月ごとの期間の末日又は修了日
  • 特定一般・一般教育訓練:修了日 

給付金の支給申請は、住まいを管轄するハローワークで行います。1ヵ月を超えると給付をもらえなくなるので忘れずに申請しましょう。

給付条件

教育訓練給付制度で給付を受けるには「厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了すること」が条件となります。

また、専門実践教育訓練と特定一般教育訓練では、受講前にキャリアコンサルティングを受けなければいけません。その後ハローワークで受給資格確認が行われるので、受講開始までに時間がかかると考えておきましょう。

ちなみに教育訓練支援給付金の期限は、令和9年(2027年)3月31日までです。この期限は「受講開始日の期限」なので、期限内に教育訓練の受講を開始さえしていれば、給付金を受け取れます。

ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)

ハロートレーニング*3は、ハローワークの求職者を対象とした無料の職業訓練制度です。再就職に向けて必要な職業スキルや知識などを習得でき、大きく「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」に分かれています。

訓練名 訓練概要
公共職業訓練 就職に必要な職業スキルや知識を習得するための訓練を無料で実施
求職者支援訓練 就職に必要な職業スキルや知識を習得するための職業訓練を無料で実施
(一定の支給要件を満たす場合は、職業訓練の受講を支援するための
給付金を受け取ることが可能)

どちらの訓練もテキスト代はかかりますが、無料で職業訓練を受けられるのが特徴です。公共職業訓練では在職者や学卒者を対象にした有料訓練も実施しており、より高度な職業スキルや知識を身に付けられます。

ITスキルのほか、介護や自動車整備といったさまざまなスキルを学べる訓練があり、全国の訓練コースはハローワークインターネットサービスから検索可能です。

助成金・補助金制度名 ハロートレーニング
助成金・補助金制度の概要 ハローワークの求職者を対象に、再就職に向けて必要な訓練を実施する
無料の職業訓練制度
対象者 雇用保険を受給している求職者または雇用保険を受給できない求職者
助成額 無料で受講可能(テキスト代は自己負担)
申請の流れ ハローワークにて求職申し込み→受講手続き→面接・筆記試験
→選考結果通知→受講あっせん→ハロートレーニング受講

対象者

ハロートレーニングの対象者は公共職業訓練と求職者支援訓練によって異なり、以下のように定められています。

  • 公共職業訓練:雇用保険を受給している求職者
  • 求職者支援訓練:雇用保険を受給できない求職者

対象者要件を満たしていればハローワークで申請でき、訓練期間はそれぞれ以下が目安です。

  • 公共職業訓練:3ヵ月~2年
  • 求職者支援訓練:2ヵ月~6ヵ月

いつから利用できるかは個人の申請のタイミングによって異なりますが、受講期間中は基本手当や受講手当などが支給(条件有り)されます。

給付条件

ハロートレーニングで訓練を受講するには、まずハローワークで求職申し込みをしなければいけません。その後ハロートレーニングを実施する施設の面接に合格し、受講あっせんを受ける必要があります。

〈給付の流れ〉

  1. 求職申し込み・離職相談(ハローワーク)
  2. 受講手続き(ハローワーク・ハロートレーニング実施施設)
  3. 面接・筆記試験(ハロートレーニング実施施設)
  4. 選考結果通知(ハロートレーニング実施施設)
  5. 受講あっせん(ハローワーク)
  6. ハロートレーニング受講(ハロートレーニング実施施設)

なおハロートレーニングを受講した方の就職率は57.1%(求職者支援訓練)〜86.7%(公共職業訓練)と比較的高い数値になっているので、新たな資格やスキルを身につけて再就職を目指す方におすすめの制度です。

母子(父子)家庭自立支援給付金

母子(父子)家庭自立支援給付金*4は、母子家庭の母または父子家庭の父の経済的な自立を目的とした支援制度です。子ども家庭庁と自治体が協力して就業支援を行っており、大きく以下2種類の給付金があります。

給付金 概要 補助率
自立支援教育訓練給付金 母子家庭の母または父子家庭の父の
主体的な能力開発の取組みを支援
・対象の訓練を受講、修了した場合に経費の60%を支給
・雇用保険の専門実践教育訓練給付の対象となる講座を
受講、修了後1年以内に資格取得し、就職等した場合には
その経費の85%を支給
高等職業訓練促進給付金等事業 ひとり親の方が就職で有利となる資格を取得するにあたり、
養成機関で修業する期間の生活費を支援
・訓練期間中、月額10万円
(訓練機関の最後の1年は14万円)
・訓練修了後、5万円を支給

申請は各地方自治体の児童(ひとり親家庭)福祉主管課で行えますが、都道府県によっては制度を設けていない可能性もあるので注意が必要です。

助成金・補助金制度名 母子(父子)家庭自立支援給付金
助成金・補助金制度の概要 母子家庭の母または父子家庭の父の経済的な自立を目的とした支援制度
対象者 各給付金によって異なる
助成額 各給付金によって異なる
申請の流れ 住まいの市の児童(ひとり親家庭)福祉主管課にて申請

対象者

母子(父子)家庭自立支援給付金の対象者は各給付金によって異なり、以下のように定められています。

〈自立支援教育訓練給付金の対象者〉
母子家庭の母または父子家庭の父であり、現在20歳に満たない者を扶養し、以下の要件を全て満たしている方

  • 自立に向けた計画(母子・父子自立支援プログラム)の策定等を受けている者
  • 就業経験、技能、資格の取得状況や労働市場の状況などから判断して、教育訓練が適職に就くために必要であると認められること

〈高等職業訓練促進給付金等事業の対象者〉
訓練開始日以降、次の要件を満たすひとり親の方

  • 児童扶養手当の支給を受けているまたは同等の所得水準(子どもが1人の場合、1年間の収入が385万円未満)にある方
  • 養成機関において6ヵ月以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得等が見込まれる方
  • 仕事または育児と修業の両立が困難であると認められる方

給付金をいつから利用できるかは申請するタイミングによりますが、事前相談が必須となるので、まずは自治体にある保健福祉課に相談してみてください。お住まいの都道府県によっては追加の対象者要件が設けられているケースもあるので、併せて確認しておきましょう。

給付条件

各給付金の対象となる講座や資格は以下のように決められており、自立支援教育訓練給付金では講座を受講・終了した場合に給付を受け取れます。

  • 自立支援教育訓練給付金事業:雇用保険制度の教育訓練給付の指定教育訓練講座または都道府県等の長が地域の実情に応じて対象とする講座
  • 高等職業訓練促進給付金等事業:就職の際に有利となる資格で、養成機関において6月以上修業するもの

なお高等職業訓練促進給付金等事業の対象となる資格には、教育訓練給付の対象講座受講によって取得する資格などが挙げられます。看護師・作業療法士・介護福祉士といった国家資格のほか、シスコシステムズ認定資格やLPI認定資格などデジタル分野などの民間資格も対象です。

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リスキリングで何を学べばいい?

リスキリングで学べるスキルは多岐にわたるため、具体的にどのような講座を受けるか迷う方も多いのではないでしょうか。何を学ぶか迷ったら、以下のような汎用性の高いスキルの習得を目指すのがおすすめです。

  • マーケティングスキル
  • プログラミングスキル
  • 語学スキル
  • マネジメントスキル
  • 動画編集スキル
  • AIなどの先端ITスキル

たとえばプログラミングやAIといったスキルは、デジタル化が進む現代において需要の高いスキルと言えます。また、幅広いビジネスで役立つプロジェクトマネジメントや英語スキルなどを身につけておけば、好条件での転職も期待できるでしょう。

明確に学びたいジャンルが定まっていない場合は、複数のリスキリング講座を選べるキャリアスクールに通うのもひとつの方法です。未経験からのキャリアチェンジを支援してくれるスクールも多くあるので、講座を受けながら自分の理想のキャリアを探してみてください。

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個人向けのリスキリング補助金が使えるスクール5選

最後に、個人向けのリスキリング補助金を使えるスクールを5つ紹介します。

各スクールによって習得できるスキルが異なるため、興味のある講座があるか確認しておくことが大切です。具体的な補助率や講座内容なども詳しく解説するので、補助金の利用を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

SHElikes

SHElikes(シーライクス)は、全45以上の職種スキルを学べる女性向けキャリアスクールですWebデザインやWebマーケティングをはじめ、動画編集、広告運用、SNS運用、プログラミングなど多彩なコースが用意されており、未経験からでもキャリアチェンジを目指せます。

またSHElikesは、月に1回のグループコーチングで振り返りと学習の目標設定ができたり、受講生同士で交流できるコミュニティがあったりと、コース受講以外のサービスも利用しながら、モチベーション高くリスキリングに取り組めるのが魅力です。

「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の補助対象となる「レギュラープラン」では、キャリアカウンセラーによる1on1キャリアカウンセリングや書類・面接対策などの転職支援サービスを受けることもできます。

スクール・講座名 SHElikesレギュラープラン(SHE株式会社)
リスキリング講座内容
(リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業対象)
・45職種以上のWebスキル学び放題を中心とした
スキルアップのための学習サポート
・キャリアカウンセリングなどの
キャリアチンジに向けたサポート
対象者 下記条件に当てはまる方
・入会時点で企業等と雇用契約を交わしている方
・雇用主の変更を伴う転職を目指している方
(個人名義で入会される方が対象)
補助金額 ・入会時に受講料の50%早期還元
(早期還元はカウンセリングの場でご入会いただいた
初回参加時のみ適用となります。)
・SHElikes入会中かつ2027年4月30日までに
SHE株式会社が紹介した転職先へ転職し、
1年間継続勤務した場合は20%追加還元
公式サイト https://shelikes.jp/landing_pages/reskilling2024

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SHElikes MULTI CREATOR COURSE Designer

SHElikes MULTI CREATOR COURSE Designerは、未経験からデザインを軸にしたクリエイターへのキャリアチェンジを目指せる4ヶ月間の短期集中型コースです。

アウトプットを中心としたコースで、実践課題を通して実務で役立つスキルを学べるのが魅力です。少人数コースで集中して学べるほか、質問や不明点はプロのデザイン講師に直接質問できるため、短期間でも本格的なWebデザインスキルを習得できます。

オンラインで受講できるため、現在の仕事と両立しながら講座を受講できるのもうれしいポイントです。Webデザインのスキルを身につけて転職したいという方は、ぜひ無料体験レッスンに参加してみてください。

スクール・講座名 SHElikes MULTI CREATOR COURSE Designer(SHE株式会社)
リスキリング講座内容
(リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業対象)
Webデザイン(バナー・サイト制作)を中心に、
グラフィックデザインやUIUXなどのデザイン周辺スキルを
高める実践課題を提供(4ヶ月の短期集中コース)
対象者 ・入会時及び初回キャリアコーチング実施時に企業等と雇用契約を
交わしており、転職意志がある方
(個人名義で入会される方が対象)
・SHElikesの会員の方
補助金額 ・SHElikes MULTI CREATOR COURSE Designerの受講修了時、
受講費用の50%(224,000円)が還元
・SHE株式会社が紹介した転職先へ転職し、
1年間継続勤務した場合は20%(89,600円)追加還元
公式サイト https://shelikes.jp/multicreator/

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DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、未経験から最短3ヵ月でエンジニアを目指せるITスクールです。プログラミング以外にフロントエンドや動画制作といった豊富なコースが用意されており、DMM認定の現役エンジニア・クリエイター講師がサポートします。

近年需要が高まっているデジタル技術を学べるのが特徴で、特にAIコースでは自然言語処理・深層学習を実装したAIモデルを開発することが可能です。実際の業務で役立つスキルを体系的に学べるので、即戦力として活躍したい方に向いています。

経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象スクールで、Webデザインからマーケティングまで幅広いコースで最大56万円のキャッシュバックを受けられます。転職相談・職業紹介も無料で行っているので、働きながらIT業界へのキャリアチェンジを目指している方はぜひチェックしてみてください。

DMM WEBCAMP はこちら

スクール・講座名 DMM WEBCAMP(株式会社インフラトップ)
対象者 ・企業と雇用契約を結んでいる方
・カリキュラムをすべて完了させる方
・カリキュラムの課題をすべて提出し合格している方
・キャリアカウンセリング等の提供するサービスを規定の回数受講している方
対象講座 マーケティング、Webデザイン、
フロントエンド、AIコースほか
支給金額 ・コース修了後、提供される規定のサービスをすべて完了した場合に50%還元
・コース修了後に転職し、1年間継続的に転職先に就業していることを
確認できた場合に20%追加還元
公式サイト https://web-camp.io/reskilling/

デジタルハリウッドSTUDIO by LIG

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは、Webクリエイターの育成を中心としたキャリアスクールです。リアルとオンラインのハイブリット型で講座を受講でき、Webデザインや動画編集などクリエイティブスキルを中心としたコースが用意されています。

コースを自由に組み合わせることが可能で、自分が学びたいスキルや希望の学習期間に応じて柔軟にカスタマイズできるのが魅力です。キャリア相談やポートフォリオ作成など就職・転職サポートも充実しており、在学中に実際の企業案件に挑戦することもできます。

LIG社では転職エージェントサービスも運営しているので、未経験からクリエイターとして転職したい方にぴったりのスクールです。「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」にはWebデザイナー専攻やネット動画クリエイター専攻などが対象となっており、条件を満たせば受講料の最大70%(56万円)の補助を受けられます。

デジタルハリウッドSTUDIO by LIGが気になる方はこちら

スクール・講座名 デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
(デジタルハリウッド株式会社と株式会社LIGの共同運営)
リスキリング講座内容
(リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業対象)
Webデザイン専攻やグラフィックデザイン講座などを含む
デザイン・動画編集のコース
対象者 下記の条件に当てはまる方
・転職などキャリアチェンジを目指している方
・企業等と雇用契約を締結している方
補助金額 ・リスキリング講座の受講を修了した場合に
受講費用の1/2相当額(上限40万円)を還元
・リスキリング講座の受講を経て実際に転職し、
その後1年間の就業を確認できた場合は、
追加で受講費用の1/5相当額(上限16万円)を還元
公式サイト https://liginc.co.jp/studioueno

TechAcademy(テックアカデミー)

TechAcademyは、Web制作やアプリ開発などを学べるプログラミングスクールです。Python・データサイエンス・Webデザイン・AI・フロントエンドといった豊富なコースがあり、現役のエンジニアから指導を受けられます。

転職・副業といった学習目的別のコースも用意されており、Webエンジニア転職保証コースではキャリアカウンセラーによるサポートや案件紹介などを受けられるのが特徴です。

なお「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」にはWebデザインやJavaなど複数のコースが対象になっており、最大70%(56万円)のキャッシュバックを受けられます。「PythonとAI」「Pythonとデータサイエンス」のように、関連スキルをお得に学べるセット割引もあるので、複合的なスキルを身につけたい方にもおすすめのスクールです。

テックアカデミーが気になる方はこちら

スクール・講座名 TechAcademy(キラメックス株式会社)
リスキリング講座内容
(リスキリングを通じた
キャリアアップ支援事業対象)
Java・Webデザイン・AI・アプリ開発・フロントエンドなど
幅広いコース(セット割引あり)
対象者 転職意志のある在職者
補助金額 ・対象のコースを受講修了した時点で
受講料の50%を還元
・テックアカデミーの転職支援サービスで転職し、
1年間の継続勤務をすれば20%を追加還元
公式サイト https://techacademy.jp/benefits/reskilling

リスキリング補助金をいつから利用できるか把握し、新たなスキルや知識を習得しよう

本記事では、リスキリング向けの補助金はいつから利用できるのか、詳しい対象や給付条件と合わせて解説しました。個人向けの補助金制度を活用すれば、金銭的な負担を抑えつつ効率的にキャリアアップを図れます。

リスキリング補助金の対象となるスクール・講座は多くあるので、自分が新しく習得したいスキルやサポート体制などを重視して選ぶと良いでしょう。

女性向けキャリアスクールのSHElikesでは、Webデザインやプログラミングなど全45以上の専門スキルを学べるコースが用意されています。自由にコースを組み合わせて受講できるので、どのスキルを学ぶか迷っている方や複合的に役立つスキルを学びたい方におすすめです。

SHElikesは、経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象スクールとなっており、初回体験レッスン参加時に入会すれば50%還元、条件を満たせば、さらに20%の還元が受けられます。定期的に無料体験レッスンを実施しているため、リスキリングによって新たなスキルや知識を学びたい方は、ぜひ以下のボタンからお申し込みください。

※出典
*1:経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」より
*2:厚生労働省「教育訓練給付制度」より
*3:厚生労働省「ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)」より
*4:こども家庭庁「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業について」より

ABOUT ME
ライター 岩崎奈々
関西大学 社会学部卒業。在学中は国際協力を行う学生団体に所属し、広報やメディア発信に従事。新卒で凸版印刷株式会社に入社し、無形商材の営業を担当。フリーランスとして独立し、現在は主にインタビューライティングやSEOライティングをメインに活動中。その他メディア立ち上げやコンテンツ運営も実施。
エディター 古澤 椋子
鹿児島大学大学院水産学研究科修了。水産系社団法人にて、水産に関わる調査研究、行政との折衝などを経験したのち、水産系ベンチャーにて、広報を担当。2023年からフリーライターとして活動を始め、主にエンタメ系の記事を執筆。SHElikesでキャリア、マインド共に変化した経験から、SHEsharesのライターを務める。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。