システムエンジニア(SE)を目指すなら、プログラミングスクールでの学習が選択肢の1つです。しかし、以下のように思う方はいるのではないでしょうか。
「おすすめのプログラミングスクールはどれなのか知りたい」
「プログラミングスクールの選び方が分からない」
そこで、本記事ではエンジニアを目指すにあたっておすすめのプログラミングスクールを7つピックアップしました。プログラミングスクールの選び方やスクールを活用するメリットも解説するので、参考にしてみてください。
プログラミングスクールの選び方
おすすめのプログラミングスクールを紹介する前に、プログラミングスクールの選び方を解説します。結論からいうと、以下の3点に着目して選ぶとよいでしょう。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
費用で選ぶ
プログラミングスクールを選ぶときは、費用も大切なポイントの1つ。受講料は安くても50万円、高いと100万円以上することもあるため、予算を決めて選ばないと経済的な負担が大きくなってしまいます。なかには分割払いに対応しているプログラミングスクールもあるので、一括で払うのが難しい場合は事前に確認してみてください。
ただし、受講料だけではなく、カリキュラムやサポート体制なども含めて選ぶようにしましょう。安さに着目しすぎた結果、自分のニーズに合わないプログラミングスクールを選んでしまうと、時間もお金も無駄になってしまう可能性があります。
転職サポートの内容で選ぶ
転職サポートの内容も、プログラミングスクールを選ぶうえでチェックしておきたいポイントです。身につけた知識やスキルを活かしてシステムエンジニアとして働くために、転職の支援を受けられるか否かをチェックしましょう。
転職サポートの例は、以下があげられます。
- 求人の紹介
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 面接対策
- キャリアカウンセラーとの面談
また、プログラミングスクールの転職実績を確認するのもおすすめです。公式サイトに受講生の体験談が掲載されている場合があるので、目を通すことで学習から転職までの流れのイメージを掴めます。
受講形式で選ぶ
プログラミングスクールを選ぶときは、受講形式もチェックしてください。主に通学とオンラインの2種類があるので、自分に合うほうを選びましょう。
通学は、対面での学習を希望する方や自宅で勉強を続けられるか不安な方におすすめです。一方で、仕事や家事、育児などとプログラミング学習を両立したい方は、時間や場所を問わず受講できるオンライン形式が向いているかもしれません。
エンジニアを目指す人におすすめのプログラミングスクール7選!
ここからは、おすすめのプログラミングスクールを見ていきましょう。以下の7スクールを紹介するので、エンジニアを目指したい方はチェックしてみてください。
特徴 | 費用例(税込) | 期間 | 受講形式 | サポート | |
---|---|---|---|---|---|
Tech Academy | 経験豊富な現役エンジニアがマンツーマンでサポート | エンジニア転職保証コース 16週間プラン547,800円 Javaコース 16週間プラン:350,900円 PHP/Laravelコース 16週間プラン:405,900円 フロントエンドコース:350,900円 |
4週間〜 | オンライン | 求人案内、面接対策など |
SAMURAI ENGINEER | 徹底したサポート体制が整っている | Webエンジニア転職保証コース 16週間プラン:693,000円 クラウドエンジニア転職保証コース 16週間プラン:473,000円 |
12週間〜 | オンライン・通学 | 履歴書作成、面接対策、キャリアカウンセリングなど |
RUNTEQ | 実践的なプログラミングスキルの習得を目指せる | Webエンジニア転職保証コース 一括料金:550,000円 24回分割払いの場合:28,600円(初回)、26,400円(2回目以降) |
5か月〜 | オンライン | キャリアアドバイザーによる自己分析サポート、面接練習、書類の添削など |
DMM WEBCAMP | 未経験者に特化した学習カリキュラムがある | 短期集中コース 一括料金:690,800円 就業両立コース 一括料金:889,350円 |
3か月〜 | オンライン | 履歴書添削、転職相談、面接対策など |
TECH CAMP | 未経験に特化した学習環境がある 初心者でもわかりやすいカリキュラム |
オンラインプラン:657,800円 通学プラン:712,800円 |
10週間〜 | オンライン | キャリアアドバイザーによる転職サポート、案件獲得のフォローアップなど |
GEEK JOB | 最短1か月でエンジニアとしての基礎が身につく | スピード転職コース:無料 プレミアム転職コース:437,800円 |
2か月〜 | オンライン | 求人紹介、カウンセリングなど |
tech boost | フリーランスのエンジニアを目指せる | ブーストコース(Ruby・PHP):625,020円 ブーストコース(JavaScript・PHP):916,630円 |
3ヶ月〜 | オンライン | 受講生コミュニティイベント、案件獲得サポートなど |
各スクールの特徴を詳しくみていきましょう。
1.Tech Academy
Tech Academy(テックアカデミー)は、現役のエンジニアからマンツーマンでのサポートを受けられます。Javaというシステム開発に使われる言語を学べるコースや、エンジニア転職保証コースなどがあります。
また、サポート体制が充実しており、求人案内や面接対策などが可能です。システムエンジニアを目指したい方にはもちろん、副業でWeb制作をしたい方にもおすすめです。
特徴 | 経験豊富な現役エンジニアがマンツーマンでサポート |
---|---|
費用例(税込) | エンジニア転職保証コース 16週間プラン547,800円 Javaコース 16週間プラン:350,900円 PHP/Laravelコース 16週間プラン:405,900円 フロントエンドコース:350,900円 |
期間 | 4週間〜 |
受講形式 | オンライン |
サポート | 求人案内、面接対策など |
2.SAMURAI ENGINEER
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)は、専属の現役エンジニアに卒業までサポートしてもらえるプログラミングスクールです。不明点を都度質問できたりモチベーションを維持するためのコーチがついたりなど、途中で挫折しにくい環境が整っています。
Webエンジニアやクラウドエンジニアの転職保証コースがあり、未経験からエンジニアを目指せます。また、履歴書の作成やキャリアカウンセリングなど、転職サポートが充実しています。
特徴 | 徹底したサポート体制が整っている |
---|---|
費用例(税込) | Webエンジニア転職保証コース 16週間プラン:693,000円 クラウドエンジニア転職保証コース 16週間プラン:473,000円 |
期間 | 12週間〜 |
受講形式 | オンライン、通学 |
サポート | 履歴書作成、面接対策、キャリアカウンセリングなど |
3.RUNTEQ
RUNTEQ(ランテック)は、実務レベルのプログラミングの学習ができる超実践型のエンジニア育成スクールです。不明点を講師に質問できたり仲間と一緒に学習を進められるコミュニティに参加できたりなど、モチベーションを維持しやすいといえます。
また、就職サポートが充実しており、自己分析や面接練習、履歴書の添削などを受けられます。
特徴 | 実践的なプログラミングスキルの習得を目指せる |
---|---|
費用例(税込) | Webエンジニア転職保証コース 一括料金:550,000円 24回分割払いの場合:28,600円(初回)、26,400円(2回目以降) |
期間 | 5か月〜 |
受講形式 | オンライン |
サポート | キャリアアドバイザーによる自己分析サポート、面接練習、書類の添削など |
4.DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPには、未経験からでも最短3か月でエンジニア転職を目指せるコースがあります。プログラミングに関する質問に対応してくれるメンターやモチベーション管理を担当するライフコーチがいるため、学習を続けやすいでしょう。
また、キャリアアドバイザーとの転職相談や面接の対策などのサポート体制も整っています。加えて、コミュニケーション力や問題解決力など、ビジネスで必要なスキルの習得も目指せます。
特徴 | 未経験者に特化した学習カリキュラムがある |
---|---|
費用例(税込) | 短期集中コース 一括料金:690,800円 就業両立コース 一括料金:889,350円 |
期間 | 3か月〜 |
受講形式 | オンライン |
サポート | 履歴書添削、転職相談、面接対策など |
5.TECH CAMP
TECH CAMP(テックキャンプ)は、未経験に特化した学習環境が整っています。プログラミング初心者でも理解しやすいカリキュラムが用意されており、実践的なスキルの習得を目指せます。
通学プランとオンラインプランの2種類があり、好みの学習方法やライフスタイルなどに合わせて選べます。専属のキャリアアドバイザーによる転職サポートを受けることも可能です。
特徴 | 未経験に特化した学習環境がある 初心者でもわかりやすいカリキュラム |
---|---|
費用例(税込) | オンラインプラン:657,800円 通学プラン:712,800円 |
期間 | 10週間〜 |
受講形式 | オンライン、通学 |
サポート | キャリアアドバイザーによる転職サポート、案件獲得のフォローアップなど |
6.GEEK JOB
GEEK JOB(ギークジョブ)なら、最短1か月でエンジニアとしての基礎の習得を目指せます。チャットやビデオ通話で講師に不明点を質問できるため、モチベーションを維持しやすいでしょう。
また、求人の紹介やカウンセリングなど、転職活動のサポートを受けられます。「スピード転職コース」という早期就業を目標としたコースがあり、審査に合格すれば無料で受講できます。
特徴 | 最短1か月でエンジニアとしての基礎が身につく |
---|---|
費用例(税込) | スピード転職コース:無料 プレミアム転職コース:437,800円 |
期間 | 2か月〜 |
受講形式 | オンライン |
サポート | 求人紹介、カウンセリングなど |
7.tech boost
tech boost(テックブースト)は、フリーランスのエンジニアを目指したい方におすすめのプログラミングスクールです。転職支援に加えて、独立支援のサービスも提供しています。
現役のエンジニアがメンターとなり、現場目線で本格的なアドバイスをしてくれます。また、受講生に向けた勉強会やコミュニティイベントなどが開催されるため、同じ目標に向かって頑張る仲間と出会えるでしょう。
特徴 | フリーランスのエンジニアを目指せる |
---|---|
費用例 | ブーストコース(Ruby・PHP):625,020円 ブーストコース(JavaScript・PHP):916,630円 |
期間 | 3か月〜 |
受講形式 | オンライン |
サポート | 受講生コミュニティイベント、案件獲得サポートなど |
プログラミングスクールをおすすめする理由
続いて、プログラミングスクールがおすすめな理由を紹介します。結論からいうと、理由は以下の3つです。
それぞれを詳しく説明します。
効率よく学習を進めやすい
プログラミングスクールをおすすめする理由の1つは、効率よく学習を進められるからです。ほとんどのスクールでは現役のエンジニアや経験豊富なプロから教えてもらえるため、独学よりも短期間でプログラミングに関する知識やスキルを習得できます。
開発現場で実績経験を積んだ人に教わることにより、実践的なスキルを身につけられるでしょう。「プログラミングを学んで終わりにしたくない」「仕事につなげたい」という人にとっても、スクールの活用はメリットといえます。
途中で挫折しにくい
プログラミングスクールを活用すれば、独学よりも挫折しにくいです。学習カリキュラムが組まれているうえ、疑問点が出てきたら講師やメンターなどに質問できるため、モチベーションを維持しやすいでしょう。
独学は費用は抑えやすいものの、自分で学習スケジュールを立て、問題点は自力で解決する必要があります。自走力の有無によってスクールの活用を検討するのがおすすめです。
転職活動をサポートしてもらえる
転職活動をスムーズに進めやすいのも、プログラミングスクールをおすすめする理由の1つです。履歴書の添削や面接対策、求人紹介などの転職サポートを受けられるプログラミングスクールを選べば、エンジニアとして活躍できる場を見つけやすいといえます。
特に、未経験からエンジニアを目指す方や転職活動に不安を感じる方にとって、プログラミングスクールは転職活動における心の支えとなるでしょう。独学でプログラミングのスキルを身につけたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
プログラミング以外にもおすすめのWeb・IT系スキル
最後に、プログラミング以外にもおすすめできるWebやIT系のスキルを紹介します。結論としては、以下の3つがおすすめです。
各スキルを詳しく見ていきましょう。
Webデザインスキル
美しいデザインが好きな人、クリエイティブな仕事に興味がある人は、WebサイトやWebバナー広告などを作成するWebデザインスキルの習得がおすすめです。
Webデザインスキルがあると、活躍の幅が広がります。その理由は、インターネットが普及した昨今ではほとんどの企業がWebサイトを運営しており、その制作や管理ができる人材は需要が高いと考えられるからです。
Webデザインについての詳細は以下の記事で詳しく解説しているので、気になる人はチェックしてみてください。
Webライティングスキル
社会人として長く活躍していくためには、Webライティングのスキルも身につけておくとよいでしょう。文章を書く能力があると、記事を書く仕事にはもちろん、メールやチャット、資料作成など、ビジネスにおけるさまざまなシーンに活かせます。
エンジニアと聞くと1人でパソコンに向かうイメージがありますが、ディレクターや取引先などとテキストでやり取りをする場合もあります。文章でコミュニケーションをとれると、仕事を円滑に進めやすくなるでしょう。
Webディレクションスキル
プログラミング以外に、Webディレクションのスキルを身につけるのもおすすめです。Webディレクションスキルがあれば、要件の定義やプロジェクトの進行管理など、Webディレクターの仕事を担えるといえます。
エンジニアを経て将来的にディレクションやプロジェクトマネジメントなどの仕事をしたい方は、Webディレクションスキルの習得を目指すとよいでしょう。
以下の記事ではWebディレクションを学ぶのにおすすめの本を紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。
自分に合うプログラミングスクールを見つけてスキルを身につけよう
システムエンジニアを目指すなら、プログラミングスクールを活用するのがおすすめです。効率よくプログラミングの知識やスキルを身につけられるうえ、転職のサポートも受けられます。本記事で紹介したおすすめのプログラミングスクールを参考にし、自分に合うスクールを見つけてみてください。
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