エンジニアは一般的に男性が多い印象があり「女性が未経験からエンジニアになるのは難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。しかし近年、IT業界では女性エンジニアへの注目度が高まっており、女性が未経験からエンジニアになれるチャンスは十分にあるといえます。
そこで本記事では、未経験から女性エンジニアを目指す方に向けて、女性がエンジニアになれる理由について解説します。転職する方法やおすすめの職種も紹介するので、未経験からエンジニアになりたい女性はぜひ最後までお読みください。
女性でも未経験からエンジニアになれる理由
エンジニア職は技術職のため、専門的な知識やスキルが必要不可欠です。「まったくの未経験女性がエンジニアになるのは難しいのでは?」と思われがちですが、一概にそうとは言い切れません。主な理由は次の3つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
初心者にも嬉しい学習環境が整っているから
近年のWeb・ITスキルの需要の高まりから、スクールやオンライン学習サービスが充実しつつあります。未経験からスキルを身につけられるよう、初心者向けに学習環境を提供するスクールも多いです。そのため、プログラミングやソフトウェア開発、Webデザインなど、エンジニア関連のスキルを習得するハードルが以前よりも低くなりました。
そのなかには、女性向けのスクールもいくつかあります。たとえば、女性向けキャリアスクールSHElikes(シーライクス)では、エンジニア分野を含む、全45以上の職種スキルの習得が可能です。初心者からスキル習得が目指せる環境が整っているため、努力次第で未経験からエンジニアに転職することも十分可能でしょう。
エンジニア不足が顕著になっているから
デジタル化が進む現代社会ではエンジニアの需要が高まりつつあります。そのような背景もあり、人材不足が顕著に現れているのが事実です。経済産業省の調査によると、2030年には少なくとも16万人ほどIT人材が不足するという結果となりました*1。
女性エンジニアの数は男性に比べてまだまだ少ないのが現状ですが、IT人材が不足しているという課題から、女性もエンジニアとして活躍できる場があるといえるでしょう。IT業界の市場の拡大に伴い人材不足が顕著になっていることから、エンジニア職は女性が転職しやすい職種のひとつといえるのです。
未経験OKの求人数比較的多いから
エンジニア不足が課題である昨今の現状が相まってか、未経験OKのエンジニア求人が比較的多くなっています。エンジニアは専門的な知識やスキルが必要な職種のため、経験豊富な即戦力となる人材が活躍するイメージを持つ方もいるかもしれません。
しかし、企業によっては未経験者を採用し、社内で実践しながらスキルを身につけることを視野に入れて人材を確保するところもあります。以前よりも未経験者を採用する企業が多い傾向にあることから、女性でもエンジニア職への転職が可能といわれているのです。
女性エンジニアの割合や年収はどのくらい?
これからエンジニア職に転職したい女性にとって、職場の男女比や年収は知っておきたいところでしょう。ここでは、女性エンジニアの割合や年収について解説します。転職前に確認し、環境や条件のギャップを埋めておくと安心です。
エンジニアの男女比
一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)に加入する企業を対象として実施された「2023版情報サービス産業基本統計調査」によると、エンジニアの男女比は男性が77.4%、女性が22.6%であることがわかりました*2。
また、Indeedが実施した「IT技術関連職のジェンダーギャップ」実態調査では、女性エンジニアの半数以上が学生時代に「エンジニアは理系の仕事」「男性の方が活躍しやすい職業である」と思っていたと回答しているようです*3。
女性エンジニアが以前より増えてきたといっても、男女比でみるとまだまだ少なく、「エンジニア=男性の仕事」というイメージも根強く残っているといえます。とはいえ、エンジニアに向いている女性がいるのも事実です。以下の記事では向いている人の特徴などを詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
女性エンジニアの年収
求人サイトを運営するdodaが登録者の年収データを職種別に集計したところ、女性エンジニアを含む技術系(IT/通信)職種の平均年収は398万円という結果となりました*4。そのなかでも、ポジションによって平均年収に大きく差が出るようです。
SE/プログラマの平均年収は388万円、経験やスキルを積んだ先のキャリアであるITコンサルタントやプロジェクトマネジャーの平均年収は526〜592万円となっています*4。女性の平均年収が356万円*5であることから、女性エンジニアは平均年収が比較的高い職種だといえるでしょう。
女性がエンジニアになるメリット5つ
エンジニアとして経験を積めば、専門的なスキルが磨かれます。加えて、さまざまな可能性やチャンスが広がるため、女性にとって魅力的な選択肢のひとつといえるでしょう。女性がエンジニアになることで得られるメリットは多岐にわたりますが、そのなかでも特に注目したいメリットは次の5つです。
それぞれ順番に見ていきましょう。
報酬が高い傾向にある
女性がエンジニアとして働くことで得られるメリットのひとつに、報酬が高い傾向にあることが挙げられます。テクノロジーの進化に伴い、エンジニアの需要が高まっているためです。
エンジニアは専門知識とスキルを要求される職種であり、昨今のIT人材不足も相まって、市場価値は高い傾向にあります。さらに、企業の規模やポジションによっては成果が直接的に報酬に結びつくため、やりがいを感じながら収入を得ることができるでしょう。
在宅でも仕事ができる
エンジニアはネット環境が整っていれば、場所に縛られず働ける職種です。そのため、リモートワークやワーケーションが可能な点も女性に人気な理由のひとつでしょう。自分のペースで仕事が進められるうえ、通勤が不要なため、生産性向上も期待できます。
在宅勤務なら、休憩時間や中抜けを活用して家事や育児ができるなど、プライベートとの両立がしやすいメリットも。ライフステージの変化が伴いやすい女性にとって、自宅や好きな場所で柔軟な働き方ができるエンジニアは魅力的な職種のひとつなのです。
専門的なスキルが身につくため、再就職がしやすい
エンジニアは、キャリアを積むなかで専門的なスキルが身につきやすい職種です。ブランクがあっても、実務経験をもとに再就職しやすいメリットがあります。結婚や出産などのライフイベントで退職を選択した女性も、エンジニア職なら比較的職場復帰しやすいのです。
また、エンジニアはキャリア設計が多岐にわたる職種でもあります。どのようなキャリアが描けるのか知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。スキルを身につけた先のキャリアがイメージしやすくなるでしょう。
男女関わらず平等に評価される
エンジニアが属するIT業界は成果主義が浸透しており、性別に関係なく、実力で評価される風習があります。エンジニアとしての評価は、プロジェクトの成功やスキルの向上など、具体的な成果によって判断されやすいです。そのため、性別による差別を感じることが比較的少ないといえるでしょう。
性別に左右されることなく平等に評価される文化は、女性がキャリアを築くうえで大きなメリットとなります。自分の能力や努力が正当に認められることで、モチベーションを保ちながらキャリアアップを目指すことが可能です。
正社員だけでなく副業案件も多い
エンジニアとして身につけたスキルを生かすと、企業に正社員として就職するほか、副業やフリーランスといった働き方も選択できるようになります。たとえば副業案件を複数こなすなかで収入が安定してきた場合は、フリーランスとして独立することも可能です。
また、エンジニアのスキルを身につけておくと、結婚や子育てなどのライフステージに合わせて柔軟に働き方を検討できます。その時々に応じて雇用形態を変えながら働き続けられる点は、女性にとって嬉しいポイントといえるでしょう。
多くの女性エンジニアが感じている悩みやデメリット
女性でも未経験からエンジニアになることは可能ですが、多くの人が次のような悩みを抱えているのも事実です。
これからエンジニアへの転職を視野に入れる女性は、後悔しないためにもデメリットを把握しておく必要があります。ここでは、それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
ロールモデルが見つかりづらい
女性エンジニアが少ない要因のひとつに、ロールモデルが見つかりづらいことが挙げられます。「エンジニアの男女比」で解説した通り、エンジニアの男女比は男性が多く、女性が少ないのが現状です。会社によっては女性エンジニアがいないことも珍しくありません。
エンジニア職に就く女性は、先輩のキャリアを見本にしたくてもできない可能性があるのです。ロールモデルが見つかりづらいことで、女性がエンジニアとしてのキャリア形成がイメージしにくい点は、デメリットのひとつでしょう。
ステレオタイプによる偏見
女性エンジニアは、ときに性別にもとづいたステレオタイプや偏見に直面することがあります。たとえば「女性は技術的な分野に向いていない」といった偏見が根強く残っている職場では、自分の意見や能力が軽視されることも考えられるでしょう。
「エンジニアは男性の職業」といった偏見が根付く環境では、仕事における自己肯定感を持つことが難しく、キャリアアップの妨げになることも。現在は女性の活躍を後押しする傾向が高まっていますが、エンジニアの男性比率には現れていません。エンジニアとして働く環境は、女性がステレオタイプによる偏見にデメリットを感じる場面が少なくないのです。
女性特有の悩みに理解を得られにくい場合がある
女性がエンジニアに対して感じる悩みやデメリットに、女性特有の悩みに理解を得られにくいことが挙げられます。たとえば、育児と仕事の両立に関する悩みや女性特有の健康問題などは、男性中心の職場ではなかなか本音で話せないものです。
また、打ち明けたとしても周りから理解を得るのに苦労することも十分あり得ます。職場に女性が少なく、同じ悩みを共有できる仲間がいない場合は、孤独を感じることも。このような環境では、働きづらさを感じてしまう恐れがあるのです。
エンジニアに向いている女性の特徴
エンジニアは専門性の高さから、人のよって向き不向きのある職種といえます。そのため、未経験からエンジニアへの転職を目指す前に、エンジニアに適正があるか把握しておくことは重要です。ここでは、エンジニアに向いている女性の特徴を4つ解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
粘り強さや忍耐力がある
エンジニアに向いている女性の特徴として、粘り強さや忍耐力があることが挙げられます。エンジニアの仕事は複雑で難解な課題に取り組むことが多く、解決に時間と努力を要するためです。
プログラミングやシステム開発の仕事の多くは、問題に直面した際に長時間にわたって原因を追求する忍耐力が求められます。バグの修正やアルゴリズムの最適化など反復作業となることもあり、粘り強さも重要な要素です。そのため、粘り強さや忍耐力のある女性に向いているといえます。
好奇心が旺盛
エンジニアの仕事は、技術の進化や新しい課題に常に触れることが求められるため、好奇心が旺盛な女性に向いているでしょう。IT技術は日々進化しており、新しいプログラミング言語やフレームワーク、ツールが次々と登場します。変化が激しい業界のため、常に最新のトレンドや技術に対する興味関心を持っておくことが重要です。
また、エンジニアには問題解決能力も求められます。複雑なシステムやプロジェクトで発生するさまざまな課題を解決するためには、好奇心と探究心が不可欠です。そのような観点からも、好奇心が旺盛な女性はエンジニアに向いているといえます。
論理的思考力がある
エンジニアの仕事であるプログラムやシステムの設計・開発には、論理的思考力が欠かせません。プログラムを書く際には、特定の問題に対して最適な解決策を考え、論理的にコードを組み立てる必要があります。そのため、物事を順序立てて考える力や、原因と結果を明確に理解する能力が重要です。
また、論理的思考力は、プロジェクトメンバーやクライアントとのコミュニケーションを円滑に行う際にも活かせます。論理的思考力をもつ女性は、エンジニアとして仕事をする際にスキルを発揮しやすいといえるでしょう。
細かい作業が得意
エンジニアが業務をする場合は、細部に注意を払わなければなりません。プログラミングやシステム設計では、たった一つの小さなミスが大きな問題につながることがあります。そのため、細かい作業を丁寧に行う能力は必須です。
細部に目を配りながら、正確に作業を進めることができる女性は、エンジニアとして信頼される存在になるでしょう。細かい作業が得意な人は、エンジニアとしての素質があるといえるのです。
女性におすすめ!エンジニア職種3選
「エンジニア」とひと言でいっても、取り扱う分野やポジションにより職種はさまざまです。ここでは、数ある職種のなかから女性におすすめのエンジニア職種を3選紹介します。どのような職種があるのかチェックしてみてください。
職種 | 主な仕事内容 | 女性におすすめなポイント |
---|---|---|
Webエンジニア | WebサイトやWebアプリケーションの開発を担当 | エンジニア職のなかでも、女性比率が 高いため、働きやすい傾向にある |
開発エンジニア | ソフトウェアやアプリケーションの設計・開発を担当 | 女性をターゲットにした業界に関連する システム開発なら、女性ならではの 視点が活かせる |
クラウドエンジニア | クラウドサービスの設計や運用、管理を担当 | 市場が拡大傾向にあり、未経験者でも スキルアップ次第で活躍の場が多くある |
1. Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやWebアプリケーションの開発を担当する職種で、女性に人気があります。フロントエンドやバックエンドなど、担当する業務の選択肢が幅広いため、興味に応じたキャリアパスを選べる点が魅力です。
また、Webエンジニアはほかのエンジニア職のなかでも、女性比率が比較的高い傾向にあります。リモートワークとの相性も良く、柔軟な働き方が可能なため、家庭と両立しやすい点も女性にとって嬉しいポイントといえます。
2. 開発エンジニア
開発エンジニアは、ソフトウェアやアプリケーションの設計・開発を行う職種です。論理的思考力や問題解決能力が求められるほか、エンジニアリングの基礎から高度な技術まで幅広い知識を活かせます。
現代ではIT業界にとどまらず、さまざまな業界でIT化が進んでいるのが現状です。ファッションや美容など、女性をターゲットにした業界でもシステムの導入が求められています。このような分野の開発に携わるエンジニアなら、女性ならではの感性や知見を活かしやすく、やりがいを感じるでしょう。
3. クラウドエンジニア
クラウドエンジニアは、クラウドサービスの設計や運用、管理を担当する職種です。クラウド技術の需要の高まりに伴い、クラウドエンジニアの市場価値も上がってきています。
今後もWeb・IT業界の市場は拡大傾向にあるため、まだまだ活躍の場が多い点もクラウドエンジニアの魅力のひとつです。これから手に職をつけて活躍したい女性におすすめの職種といえます。
女性が未経験からエンジニアに転職する際に確認したいこと
女性が未経験からエンジニアに転職する際に確認しておきたいポイントは、次の3点です。
転職後に後悔しないためにも、これらのポイントを必ずチェックしておきましょう。それぞれ詳しく解説します。
女性が活躍しやすい環境か
未経験からエンジニアに転職する際、まず確認したいのは、女性が活躍しやすい環境が整っているかどうかです。職場の男女比率や女性リーダーの存在などを確認すると、女性が活躍しやすい環境かどうか見えてきます。
また、性別に関係なく成果が評価される文化が根付いているかも重要なポイントです。転職先を選ぶ際には、企業の評判や実際に働く社員の声などをリサーチし、働きやすい環境かどうか見極めましょう。
ライフイベントで休職後、復帰しやすい環境か
女性にとって、結婚や出産といったライフイベントは、キャリアプランに何かしら影響を与えるものです。ライフイベントと仕事がトレードオフにならないためにも、休職後もスムーズに復帰できる環境が整っているか必ずチェックしましょう。
特に休職中のサポート体制や復帰後のキャリア支援が行われているかは、重要なポイントです。職場復帰後に無理なく仕事に戻れる柔軟な制度がある企業は、ライフイベント後も長く働き続けられやすく、キャリア形成しやすい傾向にあります。
柔軟な働き方ができるか
エンジニアの仕事は、リモートワークやフレックスタイムといった柔軟な働き方が叶いやすい職種です。転職先を選ぶ際は、これらの働き方が導入されているかを確認しましょう。家庭の事情や個々のライフスタイルに応じて、在宅ワークや時短勤務が選択できる環境であれば、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなります。
また、柔軟な働き方をサポートする企業文化や上司・同僚の理解があるかも重要です。自分のライフステージに合わせて働ける職場を選ぶことで、長期的にキャリアを積むことができます。
女性が未経験からエンジニアに転職する方法
女性が未経験からエンジニアに転職することは可能ですが、まったく知識がないとなると難しいかもしれません。未経験転職を成功させる鍵は、「転職前のスキル習得」です。転職活動を行う前に、エンジニアとして活かせる知識や実践的なスキルを身につけることをおすすめします。
ここでは、転職につながる勉強方法として独学とスクールのメリット・デメリットを見ていきましょう。メリット・デメリットを確認し、自分に合った方法を選択してください。
独学でスキルを身につける
独学のメリットは、比較的費用を押さえて学習ができ、自分のペースで進めやすいところです。仕事やプライベートに忙しい女性でも、勉強時間の確保がしやすいといえます。しかし、独学だと一緒に学習する仲間を見つけにくく、モチベーションを保ちにくいのがデメリットです。
エンジニアにとって必要不可欠なプログラミングスキルは、その専門性の高さから未経験者がひとりで学ぶには理解に及ばないことも。独学でスキルを身につけるなら、コミュニティのような「人とつながる場所」を活用し、疑問点の解消やアドバイスをもらうよう工夫すると良いでしょう。
メリット | ・費用を抑えられる ・自分のペースで学べる |
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デメリット | ・モチベーションを保ちにくい ・効率的な学習が難しい |
スクールに通う
スクールは効率的に学ぶためのカリキュラムが整えられており、専門知識や技術を体系的に学習可能です。講師からフィードバックが受けられるスクールでは、疑問点を解消でき、正しく理解を深めることができるでしょう。講師や受講生とのつながりがあるスクールも多く、モチベーションが維持しやすいのもメリットです。
デメリットとしては、経済的負担が考えられます。授業料や教材費がかさむため、費用が高さがハードルになりがちです。また、スクールの受講や提出期限のある課題のために時間を捻出する必要があり、タイミングによっては仕事や家庭との両立が難しくなる可能性があります。
メリット | ・専門知識や技術を体系的に効率良く学べる ・講師や受講生など人とのつながりがあり、 モチベーションを保ちやすい |
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デメリット | ・経済的負担が大きい ・課題や受講に必要な時間を 捻出する必要がある |
エンジニアを目指す女性におすすめのプログラミングスクール3選
エンジニアになるには、プログラミングスキルが欠かせません。未経験から効率良くプログラミングスキルを身につけるなら、スクールの活用がおすすめです。ここでは、エンジニアを目指す女性におすすめのプログラミングスクールを3つ厳選しました。
スクール選びの参考にしてみてください。
1. DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)は、未経験者向けのプログラミングスクールで、特にITエンジニアを目指す女性におすすめです。オンラインで受講できる講座が豊富にあり、大手スクールならではの手厚いサポート体制が整っています。
オンラインスクールではめずらしく、チーム開発を経験できる点も魅力です。実務で通用するレベルのスキルを習得することが重視されているため、未経験からエンジニアに転職を目指す方に適しています。
受講形式 | オンライン |
---|---|
学習内容 | 【はじめてのプログラミングコース】 ・HTML/CSS ・Ruby/Ruby on Rails ・プログラムへの理解 ・Webへの理解 ・開発フローへの理解 など 【Webアプリケーションコース】 |
学習サポート | ・週に2回の定期メンタリング ・毎日できる質問 | 課題レビューサポート ・ポートフォリオ制作 など |
料金(税金) | ・4週間プラン:169,000円 ・8週間プラン:224,800円 ・12週間プラン:279,800円 ・16週間プラン:334,800円 ※条件を満たすことでコース受講のために |
無料体験(あり/なし) | 無料相談あり |
公式サイト | https://web-camp.io/ |
2. TechAcademy(テックアカデミー)
TechAcademy(テックアカデミー)は、未経験者向けプログラミングスクールで、経験豊富なメンターによるサポートが充実していることで有名です。プログラムのバグ修正など初心者がつまずきがちなポイントも、チャットサポートで随時フォローしてもらえます。
また、カリキュラムはオンラインで受講可能で、自分のペースで学習できるのも忙しい女性にぴったりです。「エンジニア転職保証コース」といった転職に特化したコースもあり、未経験からエンジニアを目指す方におすすめといえます。
受講形式 | オンライン |
---|---|
学習内容 | 【Webエンジニア転職保証コース】 ・PHP/Laravel ・Git/GitHub ・HTML/CSS3 ・Bootstrap ・SQL ・Heroku ・JavaScript/jQuery ・Vue.js ・Web API ・サーバー など |
学習サポート | ・週2回のマンツーマンメンタリング ・毎日のチャットサポート ・回数無制限の課題レビュー ・転職サポート など |
料金(税金) | 877,800円
※条件を満たすことでコース受講のために |
無料体験(あり/なし) | 無料相談あり |
公式サイト | https://techacademy.jp/ |
3. SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)は、個別カリキュラムと現役エンジニア講師による、完全マンツーマンレッスンが特徴のプログラミングスクールです。担任制を採用した個別カリキュラムのため、本業やプライベートが忙しい方でも自分のペースで学習できるメリットがあります。
キャリアアドバイザーが常駐し、就職・転職やフリーランスなどの働き方に関する相談も可能です。ライフスタイルに合わせて無理なく学習したい方や、未経験からエンジニア転職を目指したい方におすすめのスクールといえます。
受講形式 | オンライン |
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学習内容 | 【転職保証コース(Webエンジニア)】 ・HTML ・CSS ・JavaScript ・MySQL ・ Laravel ・Git ・PHP / Ruby /Python / Java はいずれかを選択 【転職保証コース(クラウドエンジニア)】 |
学習サポート | ・チャットで相談 ・学習コーチによる面談 ・転職サポート など |
料金(税金) | 877,800円
※条件を満たすことでコース受講のために |
無料体験(あり/なし) | 無料相談あり |
公式サイト | https://www.sejuku.net/ |
比較表はこちら▼
スクール名 | 受講形式 | 学習内容 | 学習サポート | 料金(税込) | 無料体験(あり/なし) |
---|---|---|---|---|---|
DMM WEBCAMP | オンライン | 【はじめてのプログラミングコース】 ・HTML/CSS ・Ruby/Ruby on Rails ・プログラムへの理解 ・Webへの理解 ・開発フローへの理解 など 【Webアプリケーションコース】 |
・週に2回の定期メンタリング ・毎日できる質問 | 課題レビューサポート ・ポートフォリオ制作 など |
・4週間プラン:169,000円 ・8週間プラン:224,800円 ・12週間プラン:279,800円 ・16週間プラン:334,800円 ※条件を満たすことでコース受講のために |
無料相談あり |
TechAcademy (テックアカデミー) |
オンライン | 【Webエンジニア転職保証コース】 ・PHP/Laravel ・Git/GitHub ・HTML/CSS3 ・Bootstrap ・SQL ・Heroku ・JavaScript/jQuery ・Vue.js ・Web API ・サーバー など |
・週2回のマンツーマンメンタリング ・毎日のチャットサポート ・回数無制限の課題レビュー ・転職サポート など |
877,800円
※条件を満たすことでコース受講のために |
無料カウンセリングあり |
SAMURAI ENGINEER (侍エンジニア) |
オンライン | 【転職保証コース(Webエンジニア)】 ・HTML ・CSS ・JavaScript ・MySQL ・ Laravel ・Git ・PHP / Ruby /Python / Java はいずれかを選択 【転職保証コース(クラウドエンジニア)】 |
・チャットで相談 ・学習コーチによる面談 ・転職サポート など |
【転職保証コース(Webエンジニア)】 ・16週間プラン:693,000円 ・24週間プラン:880,000円 ・36週間プラン:1,089,000円 ・集中8週間プラン:440,000円 ・集中12週間プラン:594,000円 【転職保証コース(クラウドエンジニア)】 ※条件を満たすことでコース受講のために |
無料カウンセリングあり |
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出典:
*1:経済産業省|「IT人材需給による調査(概要)」より
*2:一般社団法人情報サービス産業協会(JISA)|「2023年版 情報サービス産業基本統計調査」より
*3:Indeed|「『IT技術関連職のジェンダーギャップ』実態調査を実施」より
*4:doda|「年収の高い職業は?平均年収ランキング(職種・職業別)【最新版】」|技術系(IT/通信)の平均年収より
*5:doda|「正社員の年収中央値は?男女別・年齢別・都道府県別にも解説平均年収ランキング【最新版】」|年収分布 女性平均値より