セカンドキャリアの見つけ方5選!事例や意識したいポイントも紹介

セカンドキャリアの見つけ方5選!事例や意識したいポイントも紹介

働き方が多様化している現代では、定年まで1つの仕事を続ける以外にも、さまざまな選択肢が増えてきています。そのため、「今の働き方を変えたい」「新しいことに挑戦してみたい」と感じ、セカンドキャリアの見つけ方を調べ始めた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、セカンドキャリアの定義から年代別の考え方、見つけ方まで詳しく解説します。理想のセカンドキャリアを形にするためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

セカンドキャリアとは?定義を解説

セカンドキャリアとは「第二の職業や働き方」を指します。以前は定年退職後の再雇用を指していました。

しかし、現在ではたとえば出産・育児後の再就職や、プロスポーツ選手の引退後の活動など、人生の節目における再設計という意味で広く使われています。そのため「セカンドキャリアは何歳から」のような明確な基準や定義はありません。

セカンドキャリアが重要視される理由

セカンドキャリアが注目されている背景には、社会状況の変化があります。高年齢者雇用安定法の改正によって70歳までの就業機会の確保が努力義務となり、現役時代から次の働き方を設計する重要性が高まりました*1

また、企業や労働者を取り巻く環境が急速に変化しているなかで、社会人の学び直しも推進されている状況です。厚生労働省も、副業や兼業を通じてセカンドキャリアを構築する有効性を示しています*2。このような背景もあり、セカンドキャリアが重要視されているのです。

【年代別】セカンドキャリアの考え方

年齢によってセカンドキャリアに求めるものや取り巻く環境は異なるため、それぞれの年代に合ったアプローチが必要になります。

まずは年代別の考え方を整理してみましょう。

20代の場合

「20代でセカンドキャリアについて考えるのはまだ早い」と思う人が多いかもしれません。しかし、早いうちからセカンドキャリアについて考えておくことで、より計画的にキャリアを設計できます。目標達成までに時間がかかる夢があったとしても、経験を重ねるうちに着実に近づいていけるはずです。

「何歳でセカンドキャリアに挑戦したいのか」「そのためには今どんな行動をしたらいいのか」などを計画し、資格の勉強をしたり人脈を広げたりと積極的に行動しましょう。後悔しないために20代のうちにやっておくべきことを、以下の記事で詳しく解説しています。こちらもぜひ確認してみてください。

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30代の場合

30代になると、仕事でのキャリアをある程度積み、あらたに挑戦したいことが見つかったり、出産や育児などライフスタイルが大きく変化したりすることが多いです。今後の働き方や人生について考え、セカンドキャリアを意識する機会も多くなります。

これまでの経験や身につけたスキルなどを振り返り、「これからどんな分野に挑戦したいのか」「どんな働き方をしたいのか」を具体的にすると、理想のセカンドキャリアが明確になるはずです。以下の記事では30代のうちにやるべきことについて説明しているので、こちらもぜひご覧ください。

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40代の場合

40代になるとこれまでの経験やスキルを生かし、転職や起業、独立などのセカンドキャリアをあらためて考える人が増える傾向にあります*3培ってきたスキルや経験をどう生かしたいのか」「どのような働き方をしたいのか」をじっくりと考えてみることが大切です。

また、40代は子どもの学費が多くかかったり、親の介護を意識したりする年代でもあります。そのため、新しいキャリアを築く際には、一時的に収入が下がる、働く時間が変化するといった可能性もあるでしょう。家族がいる場合は、相談したうえで準備期間をしっかり設けてから、セカンドキャリアに移行するのがおすすめです。

50代の場合

50代は定年を控えていたり、子育てが一段落する人が増えたりと、セカンドキャリアについて意識する年代です。定年後にセカンドキャリアをスタートさせるケースはもちろん、早いうちにセカンドキャリアに挑戦するケースも考えられます。

人生100年時代といわれる今、50代からの学び直しや資格取得など、セカンドキャリアに向けた具体的なアクションを始めている人もいます*4学び直しをする際は、市場の需要や公的な支援制度の有無もチェックすることで、セカンドキャリアの成功につながるはずです。

セカンドキャリアの見つけ方

自分にはどんなセカンドキャリアが合っているのか、わからない人もいるでしょう。困ったときは以下4つの方法を試すのがおすすめです。

それぞれ詳しく解説します。

キャリアやスキルを棚卸しする

セカンドキャリアを考える際は、これまでのキャリアやスキルの棚卸しを行いましょう。今までどんな業務を経験したかに加え、「どのような成果を出したか」「他の業種でも活かせるスキルはあるか」まで深掘りすることが大切です。

一人で棚卸しをするのが難しい場合は、身近な人に聞いてみたり、キャリアカウンセラーに相談したりする方法もありです。第三者の視点を取り入れることで、自分では気づけなかったスキルや可能性を発見できるでしょう。

セカンドキャリア支援セミナーに参加する

「何から始めたらいいかわからない」という方は、ハローワークや民間企業が開催しているセミナーに参加してみるのも1つの方法です。セカンドキャリアについての情報や知識を得られるので、今後すべき行動が明確に見えてきます。

さらに、セミナーに参加することで、同じ悩みや目標を持った仲間と出会うことが可能です。悩みを相談したり情報交換をしたりと、仲間と協力しながら必要な準備を進められるのは心強いもの。異業種の人との新たな人脈ができる可能性もあるため、一度足を運んでみるとよいでしょう。

興味のあるスキルや知識を学ぶ

新しく挑戦したい分野がある場合は、講座の受講や関連する資格の取得などを通じて、スキルや知識を身につけてみましょう。学習したスキルを活かして、副業からスタートするなど、段階的にセカンドキャリアへ移行する人もいます。

これまでの経験に新しいスキルや興味関心を掛け合わせることで、セカンドキャリアの選択肢が広がるはずです。「セカンドキャリア向けの資格を知りたい!」という人は、以下の記事もご参照ください。

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ロールモデルを探す

ロールモデルがいると、セカンドキャリアを見つける際の手段や道筋がより明確になります。自分がお手本にしたいと思える人や、似た状況からキャリアチェンジをした人の経験は、参考になることが多いでしょう。

ちなみにロールモデルは一人である必要はありません。たとえば同年代で異業種へ転身した人や自分と似たキャリアから独立した人など、複数のロールモデルを持つと、キャリア設計における解像度が高まりやすいです。

どこで見つける?セカンドキャリア探しの方法

セカンドキャリアを切り拓くためのルートは、大きく分けて以下の4つがあります。

それぞれの特徴を理解し、自分のライフスタイルや希望する働き方に合った方法を選んでいきましょう。

求人サイトで探す

自分のペースで情報を集めたい方は、求人サイトの活用がおすすめです。あらかじめ検索条件を保存しておき、新しい求人募集が登録されるとメールやアプリの通知ですぐに確認できる状態にしておきましょう。

企業から直接連絡が届く「スカウト機能」を利用する場合は、職務内容やスキル、直近の実績を具体的に記載しておくのがポイントです。これまでの経験を数字やエピソードで補足すると、企業側からの反応率も高まります。

転職エージェントを活用する

転職エージェントは、求人紹介から応募書類の添削、面接対策、日程調整、内定後のフォローまでを一貫してサポートしてくれるサービスです。応募書類や面接の対策では、企業ごとの評価ポイントに沿って、「何をどう伝えるべきか」を整理してもらえます。そのため、自分だけでは気づきにくい改善点を見つけられるでしょう。

エージェントによっては相談だけの利用もできるため、セカンドキャリアを模索している段階で活用することも可能。希望条件や優先順位を明確にし、自分に合う求人を紹介してもらいましょう。

ハローワークに行く

ハローワーク(公共職業安定所)は、公的な支援を受けながらセカンドキャリアを着実に進めたい場合におすすめです。求人紹介にとどまらず、応募書類や面接サポート、求人内容に関する説明など、転職活動全体を幅広くバックアップしてくれます。

現在はオンラインで求職登録ができるようになっています。そのため、まずはインターネットで手続きを行い、必要に応じて窓口での対面相談を組み合わせるとよいでしょう。

プラットフォームを活用する

副業やフリーランスとして仕事を探すなら、プラットフォーム型サービスの活用がおすすめです。業務委託やプロジェクト単位の仕事を通じて、気になる仕事を試すことができます。

クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスでは、過去の実績が仕事の獲得につながります。まずはプロフィールを充実させ、小さな案件からコツコツと積み重ねて実績を積みましょう。

セカンドキャリア支援制度も要チェック!

理想のセカンドキャリアを実現するには、以下の支援制度も活用してみましょう。

それぞれの支援制度について詳しく解説します。

教育訓練給付制度

教育訓練給付制度とは、雇用保険の被保険者が厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練講座を修了した場合に、受講費用の一部が支給される制度です。「専門実践教育訓練給付」「特定一般教育訓練給付」「一般教育訓練給付」の3つがあり、種類によって給付率や上限額が異なります。

「どの講座が自分に合っているかわからない」という方は、まずは「教育訓練給付制度 おすすめ」と検索し、自分の興味のある分野を探してみましょう。

公的職業訓練制度(ハロートレーニング)

公的職業訓練制度(ハロートレーニング)は、希望する仕事に就くために必要な知識や技能を身につけるための制度です。主に雇用保険を受給している方を対象とした「公共職業訓練(離職者訓練)」と、雇用保険を受給できない求職者の方を対象とした「求職者支援訓練」があります。

訓練期間中は受講手当や通所手当、寄宿手当などの給付金をもらうことが可能。カリキュラムは事務系、介護系、IT系などさまざまで、未経験からでも専門的なスキルを身につけられるでしょう。

キャリア形成・リスキリング支援センター

キャリア形成・リスキリング支援センターは、厚生労働省の委託により全国に設置されている公的支援機関です。無料でキャリアコンサルティングを受けられ、就職・転職、あるいはリスキリングの方向性をプロと一緒に整理できるのが魅力。

教育訓練給付制度や職業訓練制度の活用方法についても相談できます。セカンドキャリアを検討し始めたら、ぜひ活用してみてください。

就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業

就職・転職支援のための大学リカレント教育推進事業は、大学と企業、地域機関などが連携し、短期間で実務に直結する教育プログラムを提供する事業です。さまざまな大学が独自の社会人向けプログラムを展開しており、オンラインで受講できる講義や短期集中型プログラムもあります。

アカデミックな知見と実践的なスキルを吸収できるため、専門性を高めてセカンドキャリアを築きたい人におすすめです。

事例から学ぶ!セカンドキャリアの成功例

「自分に何ができるかわからない」「今の年齢からでは遅いのでは?」と不安を感じ、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。ここからは、女性向けキャリアスクール・SHElikes(シーライクス)の受講生で、実際に新しい道を切り拓いた方々の成功例を紹介します。

「挑戦に年齢は関係ない」30代で副業ライターに

人材紹介会社で働くゆいさんは、30代で未経験からライティングを学び、副業ライターとして本業と並行しながら活動を行っています。SHElikes卒業後にnoteで発信をしたところ、それがポートフォリオとなって仕事の依頼につながったといいます。

「30代で未経験の分野に挑戦するのは無謀なんじゃないか」と思っていましたが、SHElikesでの学びを通して、「挑戦に年齢は関係ない」と気づいたそう。そこから「bosyu」などのサービスを使って、自ら案件を取りに行くようになりました。

現在は、業界最先端で活躍中のライター3名のアシスタントをしながらnoteの執筆を続け、ライターとしての経験を積んでいます。

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40代で転身!家族との時間を大切にできるフリーディレクターへ

母としてフルタイムで仕事をするなかで、体力的にも時間的にも余裕がなかったのんさん。「家族との時間を大切にしたい」という思いから、45歳の節目に営業職の会社員からフリーランスへの転身を叶えました。

のんさんはSHElikesでデザイン、マーケティング、ディレクションなど、複数のスキルを並行して学んでいました。その結果、本業でも「指示がわかりやすくなった」と評価してもらえたそうです。また、コーチングに参加したことで、年齢や環境を言い訳にしない前向きなマインドを身につけられたといいます。

現在はフルリモートのフリーランスとして、ディレクションや営業戦略など複数の軸で活動し、家族や暮らしを大切にする理想の生活を手にしています。

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育休中にスキルを身につけ、マルチキャリアワーカーへ

新卒で入社したアパレル企業に勤務しているJURIさんは、育休中にSHElikesに入会。Webデザインコースを始めとして、さまざまなコースを受講し、「ブランディング」という本当に好きな分野を発見しました。また、子育てと両立しながら活躍するロールモデルに出会えたことで、「ママはこうあるべき」という固定観念からも抜け出せたそうです。

復職後はWebデザイナーやキャリアプランナー、コミュニティ運営やブランディングなど、活動の幅を広げながらマルチキャリアワーカーとして活躍し、本業以外で最高10万円以上の月収アップを叶えています。

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居酒屋の女将から自由に働くマルチクリエイターへ転身!

元・居酒屋の女将という経歴を持つはっちさんは、離婚や無職を経験し、「自分にはスキルがない」という焦りから学び直しを決意しました。SHElikesに入会後、Webデザインやブランディングなど、気になるスキルコースをいろいろと受講したそう。また、コミュニティ内での仲間との出会いやイベントの企画を通じて、今の仕事仲間や働き方を得ました。

その結果、働く場所を自由に選べるようになり、自由に使える収入は以前の10倍以上にまで増加!現在はブランドプロデューサーやSNSディレクターなど、多方面で活動するマルチクリエイターとして活躍しています。

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セカンドキャリアを叶えるなら「SHElikes」がおすすめ

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自分に合ったセカンドキャリアを見つけよう

セカンドキャリアは、どの年代からでも挑戦できる新しい人生のステージです。納得のいくセカンドキャリアを選ぶには、自己分析や新しい分野への学び直しなどの準備が不可欠。

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※出典
*1:厚生労働省「高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~」より
*2:厚生労働省「「副業・兼業を通じたキャリア形成及び企業内での活躍に関する調査研究」報告書」p32より
*3:公益財団法人産業雇用安定センター「「ミドルシニア世代のセカンドキャリアに関する意識調査」結果概要」p3より
*4:JILPT(労働政策研究・研修機構)「調査シリーズNo.253」p64より

ABOUT ME
ライター moca
福祉系大学を卒業後、障がいのある方の就労支援業務に従事。2023年からWebライターとして、主に障がい福祉やメンタルヘルス、キャリア系の記事を執筆している。【保有資格】社会福祉士、精神保健福祉士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士
エディター かえで
大学を卒業後、広告運用会社に勤務。その後、フリーランスライターとして独立。現在は6社と業務委託を結び、主にライティング・ディレクション・編集を担当。個人ではYouTube運営や保護猫活動を行っている。

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。